読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

iTuneで音楽:久しぶりのヒット

2009年12月31日 08時53分19秒 | ■電脳
何かをしながら好みの音楽を聴きたいために色々試したのですが、ふと気付いて良い方法を思いつきました。 現在の私のPC環境は、ゲートウェイのミドルタワーで机の上に三菱のRDT261WHという大きめのディスプレイがあり、その両脇にONKYOのブックシェルフタイプのスピーカーが並んでいます。 今までは、パソコン本体、又はハードディスク内蔵のメディアプレーヤで音楽ファイルを再生して、AVアンプで聞いていたの . . . 本文を読む
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言いまつがい

2009年12月30日 06時40分28秒 | ■読む
ほぼ日刊イトイ新聞、東京糸井重里事務所刊 いやぁー面白かった、という「金の言いまつがい」に引き続き、シリーズ本の最初の「言いまつがい」を読んでしましました。結論から言うと、「???」。その理由は、「金の言いまつがい」の完成度が遙かに高いからです。本書が「金の言いまつがい」のレベルに達するのは、中盤以降です。あるいは、投稿者のスタイルが揺らいでいた時期だったのかもしれません。こうした類の本は、笑うぞ . . . 本文を読む
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墨攻:DVD

2009年12月29日 05時31分52秒 | ■見る
酒見賢一さんの歴史小説を原作としたコミックを映画化した作品です。派手な画面は、お決まりのCGです。主な登場人物は以下の通り。 ●革離(かくり) => アンディ・ラウ:著名な香港の映画スター ●女騎馬兵:逸悦(いつえつ) => ファン・ビンビン:知的で美しい中国の女優 ●梁の王の息子:梁適(りょうてき) => チェ・シウォン:韓国の若手スター ●梁王(りょうおう) => ワン・チーウェン:中国の国民 . . . 本文を読む
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金の言いまつがい

2009年12月28日 05時37分22秒 | ■読む
ほぼ日刊イトイ新聞、東京糸井重里事務所刊 いやぁー面白かった。読み始めはそうでもないのだけれど、次第に暖まってきて、笑いのツボを押されっぱなしになってしまいます。結構、作った感じのものが多いのですが、これはありそう、と感じる投稿の「言いまつがい」があります。仮に作ったとしても、ご立派と感じる”迷作”もあります。 さて、本書は「ほぼ日刊イトイ新聞」に投稿された「言い間違え」 => 「言いまつがい」か . . . 本文を読む
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京湯波を造る 日本的乳(豆乳)文化の生成

2009年12月27日 09時42分55秒 | ■見る
第1集「日本の味のルーツを探る」第4巻 「ゆば」を関東では『湯波』、『湯葉』と表記するそうですが、本作では『京湯波』と表記しています。さて「ゆば」は知っていながら、そう頻繁に食べるものではありません。椀物や刺身で食したりしますが、決して身近な食材では無いと思います。 さて、本作では京都での手作りゆばの過程を詳細に紹介しています。朝早くから、前夜、注文に応じた分量の大豆を水に浸しておいたものを、モー . . . 本文を読む
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似顔絵

2009年12月26日 05時29分09秒 | ■読む
山藤章二著、岩波新書刊 山藤さんの似顔絵などの作品は、週刊朝日の「ブラックアングル」で拝見していました。また、同誌の「似顔絵塾」が深く印象に残っています。下記のURLによると、母子家庭で苦労して成長した。そして、思春期の多感な時期に挫折を味わっている。あるいはそうした経験から、世の事どもを少し異なったアングルから見る視点を持てたのではないかと思います。 ---------------------- . . . 本文を読む
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うま味のふるさと「魚醤」 アジアが共有する魚文化

2009年12月25日 19時04分18秒 | ■見る
第1集「日本の味のルーツを探る」第3巻 もう10年以上前のこと。外国の方々の指導で、その方のお国料理をしたことがありました。私のグループはベトナムの方でした。料理は、当時としては珍しい生春巻きでした。野菜などをライスペーパーに巻いて造るのですが、食べたことがなかったので大変興味深く調理しました。そのできあがった料理を食べるときに魚醤の一種であるナンプラーで食べたのでした。それ以前にも、職場の旅行の . . . 本文を読む
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決断するイギリス ニューリーダーの登場

2009年12月24日 19時13分37秒 | ■読む
決断するイギリス ニューリーダーの登場 黒岩徹著、文藝春秋 日本の行財政改革の手法の多くがイギリスのサッチャー政権当時に始まったドラスティックな取り組みに端を発しています。これが、世界に広まり、日本にも普及しました。例えばPFIなどもその一つです。著者は下記URLの上のごとく毎日新聞に入社後、イギリスに留学し、その後の駐在期間を含めて16年間をイギリスで過ごしたとのことです。凋落したイギリスが、サ . . . 本文を読む
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ターミネーター4:DVD

2009年12月23日 06時26分43秒 | ■見る
楽しみにしていた劇場版は、妻の好みに合わなかったので、DVDでの鑑賞となりました。今時のCGを多用した画面で、結構楽しめました。しかし、かつてスター・ウォーズやエイリアンが登場した当時と比べ、CG技術の進歩で、リアルな画面が当たり前になってしまい、却って訴求力が衰えたように感じます。例えば、スターウォーズのオープニングで巨大宇宙船の下部を大写しにして(実際は大きめの模型を目一杯近くからコンピュータ . . . 本文を読む
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PFIの知識

2009年12月21日 19時37分48秒 | ■読む
PFIの知識 野田由美子著、日本経済新聞社刊 PFIに興味があったので読んだ資料の中で、もっとも分かり易く、しかも具体的な手続きが解説されていました。著者は2年余の期間、横浜市の副市長に就き、最近辞職したとのことです。氏の経歴は下記URLの「A:」に詳しく出ています。また、留学などのスキルアップの体験や信条が「B:」に詳しく記載されています。PFIとは何かについては、「C:」に詳しく出ています。 . . . 本文を読む
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ダウト:DVD

2009年12月20日 08時45分10秒 | ■見る
深いテーマで作られてた脚本を、4人の俳優が見事に演じている作品です。写真「A」は監督で脚本を書いたジョン・パトリック・シャンリィ、写真「B」は新任教師役のエイミー・アダムス、写真「C」は黒人の生徒の母親役のビオラ・デイビス、写真「D」は神父役のフィリップ・シーモア・ホフマン、写真「E」は校長であるシスター役のメリル・ストリープ、写真「F」は神父とシスターが言い争う場面です。そして、最下段は、登場人 . . . 本文を読む
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Loveカメラ

2009年12月19日 16時40分21秒 | ■読む
宝島社刊 ブログや本に掲載することを前提とした写真の取り方、考え方を、ビジュアルに紹介しています。撮影の際、例えば子供を撮るのであれば、その表情をしっかり観察して納得の一枚を狙う。また、同じ目線で撮ると良い、など実例を交えながら解説しています。ほとんどが女性の作品を紹介しており、繊細かつ緩やかで好感が持てました。 写真は、かつてフィルムであった頃は、ある種の「覚悟」をもって撮りましたが、デジカメに . . . 本文を読む
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羅生門:DVD

2009年12月18日 20時42分49秒 | ■見る
野村萬斎作の舞台「藪の中」を、かつてDVDで鑑賞し、このブログでも紹介していますが、本作品の粗筋は、この作品と同じです。黒澤明監督の作品は、画面、音楽に始まり、すべてに行き届いた気配りが感じられます。俳優も、何気ない感じなのですが、演じているのに「何気ない感じ」は、実は非常に不自然なことだと気付きました。歩き方、話し方は元より、目線の使い方など、そのすべてに「自然な感じ」を出すのは至難の業であるに . . . 本文を読む
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図説日本の職人

2009年12月17日 20時19分58秒 | ■読む
神山典士(のりお)文、杉全泰(すぎまたやすし)写真、河出書房新社刊 全国の超一流の職人30人を紹介しています。宮城県の「ビスポーク靴」など、著名な職人さんも掲載されていますが、大体は初めて知った方々でした。特に印象が深かったのは、「尾張 七宝」、「滋賀 再興湖東焼」、「京都 京鹿の子」、「大阪 手打ち鍋」です。登場する職人の方々すべてが素晴らしい人柄で、一芸に秀でることが人間性を高めていることが納 . . . 本文を読む
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堺屋太一が解くチンギス・ハンの世界

2009年12月16日 20時28分31秒 | ■読む
堺屋太一著、講談社学術局出版部刊 私が社会人になる少し前にオイルショックがあり、就職に少し苦労しました。その当時までは、石油は安く大量に消費できるものとして、日本経済の発展に大いに寄与していました。しかし、突然のオイルショックによって日本経済は深刻な危機に陥りました。そんな折、テレビで「油断!」というドラマが放映され、結構真剣に見たものです。その作品の作者が、本書の著者である堺屋さんでした。 以後 . . . 本文を読む
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