見ようと思っていましたが、何となく見過ごしていました。上映スケジュールを見たら、まだ上映していたので見てきました。3D版です。三時間以上の大作で、手抜きの画面が全くないように感じました。ターミネーター4に出演していたサム・ワーシントンが主演です。ハンサムではありませんが、実に魅力的な顔の俳優です。目の表情がマット・デーモンの知的な雰囲気に似ています。
作品の根底にある思想性がアメリカの現状を鋭く告 . . . 本文を読む
コナン・ドイル著、新潮カセットブック
約半世紀前の小学生の頃、学校図書室で本を借りて読むのが楽しみでした。当時は本が貴重品で自宅に本がなかったためでした。時には学校の行き帰りに科学の本を読みながら帰ったこともありました。電気ははどうやって発電するか、とか、原子の話とか、面白くて仕方がありませんでした。いわゆる科学少年でした。しかし、シャーロック・ホームズの児童向けの簡略版を、これまた面白くなって何 . . . 本文を読む
今野敏著、幻冬舎刊
樋口顕シリーズシリーズの第3巻目です。今野さんの作品の特徴は人物造形が深いことです。単に事件を追うのではなく、事件の動機や関係する人達の人生の背景までも織り込んで作品を紡ぎ出しています。例えば、主人公は、周囲の人から評価される協調性を短所として認識しており、劣等感さえ抱いています。しかし、自らの性向を変えることなく、組織の論理と何とか折り合いを付けて、ようよう自分の居場所を確保 . . . 本文を読む
「ダビンチ・コード」の第2弾に当たる本作を見ました。本作は、現代の科学技術では無理な反物質の大量合成と保存を出発点として物語が展開します。下記URLによれば、原作をかなり変更した脚本となっているようです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/天使と悪 . . . 本文を読む
ジャレド・ダイアモンド著、草思社刊
大変に刺激的なタイトルですが、中身は至ってまじめな書籍です。本書の著者は、日本では以下の4冊が出版されているそうです。
(1)『人間はどこまでチンパンジーか?』(新曜社, 1993年)
(2)『セックスはなぜ楽しいか』(草思社, 1999年)
(3)『銃・病原菌・鉄(上・下)』(草思社, 2000年)
(4)『文明崩壊(上・下)』(草思社, 2005年) . . . 本文を読む
高坂正堯(まさたか)著、新潮カセット刊
1996年の11月から翌年に掛けて行われた高坂さんの講演会を収録したカセット3部作を聞きました。その内容は次の通りです。
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歴史としての二十世紀:第1集 戦争の世紀-世界大戦と局地戦争、恐慌-大成の . . . 本文を読む
高校時代の同級生の叔父さんが絵描きだと聞いていましたが、縁あってお会いした方がその方で、小林巣居人のご子息である小林恒岳先生でした。そして、現在開催中の「小林巣居人の世界展」に行ってきました。今日(1/23)に巣居人のお子さん三人の座談会が行われるので、楽しみにしていました。ご長男は、著名な医師で二番目の長女は華道の教授で、その方のご子息が同級生です。そして、三番目が日本画家の小林恒岳先生です。大 . . . 本文を読む
茨城県に縁のある作家の作品を集めた展覧会です。恩師が出品している関係で二年ごとに行われた本美術展に行っていましたが、今回は第6回目とのことです。絵画に限らず、彫刻、書道など多彩な作品群で質も高く楽しみな展覧会になりました。そして、毎回見ていると、好きな作家が出来て、その作風がどの様に変わるのかを見るのも楽しみです。「(財)げんでん」等が主催者に加わり入場料が無料なので、なおお勧めの展覧会です。展示 . . . 本文を読む
麻倉怜示著、技術評論社刊
最近、地デジのテレビが大分安くなってきました。我が家では今年導入する予定ですが、パソコンでも見られるようにしたいので、台数が4台になるので、まぁ少しずつ切り替えて行こうかと思っています。電気店で地デジテレビを見ても、どのメーカーのものが良いのか、液晶とプラズマのどちらがよいのか、ソニーが宣伝している4倍速は何が良いのか、など謎が多くて不安がありました。そこで本書の登場です . . . 本文を読む
早川一光語り、NHKカセット刊
著者は京都府立医科大学を卒業後、京都市西陣で地域医療に取り組み、本著作の時点で40年間を、その活動に捧げてきたとのことです。戦後間もなくであったため、まだ貧しい人達が多く、病院経営は困難を極めたようですが、挫折することなく医療に邁進したようです。その当時は、伝染病など、貧困に起因する衛生環境や栄養状態を反映した病気が多かったそうですが、日本が豊かになるにつれ、成人病 . . . 本文を読む
石黒敬章著、平凡社刊
本書の著者紹介によれば、昭和16年に生まれ、昭和39年に早稲田大学商学部を卒業後、現在のテレビ東京に勤務のした後、石黒コレクション保存会を設立したとありますが、会社員としての経歴は紹介されていません。現在は下記のURLによれば「よろず企画業」とのことです。
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URL => htt . . . 本文を読む
完結編かと思ってみていたら、終わりませんでした。今までの話の集大成であり、いよいよトム・リドル(モルデモート卿)の謎に迫り、ハリーが対決する局面に入って行きます。結局、次の「ハリー・ポッターと死の秘宝」まで待つことになるとのことです。(前編が2010年11月、後編が2011年8月に公開されることが決定している予定だそうです)
ハリー達主人公もすっかり大きくなっており、さっさとシリーズを完結した方が . . . 本文を読む
土橋正著、技術評論社刊
私は文房具が好きです。外出時に立ち寄る店の頻度は、リサイクルショップ、書店、電機屋、古本屋、パソコンショップの順で、書籍は無論のこと、文房具が好きです。最近では、万年筆を3本まとめ買いしました。字が下手なのも少しはマシになるのではないかと期待しています。
さて、本書の著者は文房具が好きな普通のサラリーマンで、文房具に関係した仕事に就いたことを契機として、文房具にのめり込み、 . . . 本文を読む
東京文化会館小ホールで開かれた寺田まりさんのリサイタルに行きました。「ショパンとシューマン生誕200周年記念リサイタル」銘打ち、前半にショパンを6曲、後半にシューマンのクライスレアーナを演奏しました。ピアノの演奏は、言ってみれば曲芸を見ているようで、毎回驚いてしまいますが、今回は特にその感が強くありました。何ともまあ、ここまで修練したものだと。寺田さんは七歳から家族と共に渡米し、その後もヨーロッパ . . . 本文を読む
いやぁー、懐かしい!下記URLによれば、テレビで放送されたのは1969年(昭和44年)なので、私は15歳でした。既にSFにはまっており、スンゴイ! カッコイー! そして、ドラマ性が高くて、すっかりのめり込んで見ていました。何と言っても、カーク船長とスポック副長が印象的でしたが、日本人も含め、黒人も登場しており、人種差別のない素晴らしい未来を感じさせるドラマでした。
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