八仙洞を後に少し行くと、Sさんが「もうすぐ北回帰線を通ります」とアナウンス。しばらくすると、車の左前方に見えてきました。下車して見てみると、「北回帰線」と記したモニュメントや、地図の石版などが。(写真上部の右と左)そして、真っ白な塔が真っ青な空を背景にしてそびえ立っています。写真下段の左には人影も見えるので大体の大きさが分かると思います。地図で見てみると、台湾の南北方向の真ん中より、やや南側に北回 . . . 本文を読む
その後も、山並みと海岸線に挟まれてバスが進み、次の観光ポイントの「八仙洞」に到着しました。道沿いの駐車場から5分程斜路を登ると、いきなり沢山の観音様がお出迎えです。しかし、この観音様は、何となく合成樹脂のような質感で安っぽく、ありがたみが感じられませんでした。駐車場の案内看板(写真左上)や八仙洞霊厳寺沿革を見ましたが、良く分かりません。なんか頭がボーッとしていて、ぼんやりと後について行きますと、山 . . . 本文を読む
どこまでもどこまでも海岸線と山の間を、バスは走ります。さすがに長旅で疲れが出て来ました。おまけに、海も山も同じような風景が続くのでした。特に山は高いまま延々と続きます。この高い山々に阻まれ、何万年も前にポリネシアの島々から流れ着いた人々は西側には、なかなか行けなかったのではないでしょうか。また、西側は、結構平野部が広まっていたので、中国大陸からの入植者達が自国から持ち込んだ農作物を栽培できたのだと . . . 本文を読む
台東市から花蓮までの1/3程の道程に「三仙台」があります。台湾東部を代表する景観で、海上の小さな島への橋がすっすっごい。本当にビックリしました。
バスから降りると、途端に熱風が吹いてきます。降りる前に、Sさんが「橋を渡って島まで行く時間が無いので、眺めるだけにします。もっとも、時間があって歩いていったら、年配の方は死んじゃうかも」と言っていましたが、ナルホド、この暑さでは無理だろうな、と早くも戦意 . . . 本文を読む
昼食後、バスは花蓮を目指して出発しました。Sさんからまた色々な話が。興味深かったのは、珊瑚の受精。3月15日頃の満月の夜、珊瑚が色とりどりの雄卵(精子のことか?)と雌卵を一斉に生み、着床するとのこと。道路沿いのプールのような生け簀ではウナギを養殖しているが、その生け簀はコンクリートで全部を固めてある。そうでないと、ウナギが穴を掘って逃げ出してしまうそうです。また、台湾の東海岸は台風をもろに受けて強 . . . 本文を読む
店のすぐ近くに、何か珍しい植物があるとのことで、食後、早速見に行きました。何の木かは忘れましたが、変わった実がなっており、人の顔ぐらいの大きさです。近くには、カメに水が満たされて、様々な水草も育てられていました。写真の上は、昼食のレストランで、下がその巨大な実です。妻の顔より大きい!
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しばらく海岸線を走っていると、Sさんのガイドが始まりました。(Sさんは余分なことは一切しゃべらない感じです。分からないことがあると、どうも適当にごまかしてしまっているようです。また、騒がしく話を聞かない年配の女性陣も適当にあしらっています。でも、感じが良いのです。お人柄と年の功なのでしょう。)
台湾の温泉の話でした。温泉に入る習慣は日本人が持ち込んだようです。台湾の東海岸南部には、沢山の温泉がある . . . 本文を読む
NHKが制作したビデオです。司馬遼太郎さんの作品を元に作ったもので,朗読に中村吉右衛門さん,語りに若村麻由美さんが出演しています。司馬さんの作品は,20代に「竜馬がゆく」,「世に棲む日日」,「花神」などを読みましたが,特に「世に棲む日日」が好きでした。この作品は,NHKの大河ドラマでも取り上げられましたが,主演である吉田松陰役の篠田三郎さんが,はまり役で印象が深い作品でした。
司馬さんの作品は,山 . . . 本文を読む
泉鏡花昨、(株)東京エーヴィセンター発行。この作品は、泉鏡花が20歳の時に書いた作品で処女作だそうです。大変長い作品ですが、起伏に富んだストーリーで、最近の小説にも引けを取らないテンポの良さがあります。また、実は、という仕掛けも結構多く、なかなか魅力的な作品でした。他の鏡花の作品の中では「義血侠血」が近いと思います。また、随所に登場する血なまぐさい場面は錦絵を見るようです。しかし、処女作品らしい、 . . . 本文を読む
やっと峠を降りると、鮮やかなブルーの海が目に広がりました。また、山並みは西海岸と比べる、海岸線からそそり立っています。写真上の部分はバスの前部ウィンドウ越しに撮った景色ですが、左側の崖がそのまま天まで続くかのように台湾の山脈に連なっているのでした。台湾山脈は大理石で出来ており、太平洋側のプレートに押されて出来ています。その盛り上がり方は日本列島と同じようでが、盛り上がり方はかなりのものです。そのた . . . 本文を読む
片岡義男著、東京書籍刊。私は片岡義男さんの著作を読んだことがありませんでした。どういう経歴の方かも全く知りませんでした。ネットで調べると、小説やエッセイを書くほか、編集者やパーソナリティーとして絶大な人気と実績をお持ちのようです。1940年3月20日生まれということなので、今の年齢は68歳。
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E5%B2%A . . . 本文を読む
中島孝志著、アーク出版刊。タイトルにつられて読んでしまいましたが、著者は沢山の著作のある方でした。調べると1年以上前に「脳インデックス式メモ」という、同じ著者の本を読んでいましたが、他にも何冊か読んだ記憶があります。同じ方の著書なので、内容が重複している所がありますが、手帳やメモ術などを気張らし半分で多く読んでいるせいか、特に参考になる内容はありませんでした。
評価は3です。
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千葉憲昭著、BLUE BACKS刊。私は、パソコンとオーディオ、それに、ゲーム機などを複雑に組み合わせて使っています。
入力系は、●ビデオデッキ、●CD、●MD、●カセット、●DVD、●チューナー、●メディアプレーヤー、●PS2、●コンピュータ、●補助入力
出力は、●19インチ、20インチのパソコン用LCDモニター(19インチはサブコンピュータ用の出力を兼用)、●、ブックシェルフスピーカー、●ヘッ . . . 本文を読む
美味しいマンゴーを食し、再び車中の人となりました。実は、海岸線に近づくにつれ、山並みがひどく近づいてきたのでした。また、山脈との間に線路が見えてきていました。これは、離れていた山々が海岸に近づいてきたので、道路と線路が、海岸ぎりぎりに押し寄せられているためでした。その線路が、突然、土手のようなもので遮られて見えなくなりました。私は、トンネルに入ったのかと思いましたが、そうではなく、山から吹くおろす . . . 本文を読む
DFSを後にして、次の宿泊地「花蓮」に向け出発。ガイドのSさんによれば、その日の移動距離は400km以上にもおよび長大なもの。高雄から一旦南下し、台湾島を南北に貫く山脈が低くなった所にある峠を超えるとのことでした。地図で確かめると、縦長の台湾島を南北に山脈が貫いています。ネットで調べたら、南北約394km、東西の最大幅約144kmで「木の葉のような形をしている」とありました。そのほとんどを山脈が貫 . . . 本文を読む