読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

台湾紀行:その52:おばさんは賞味期限なし、てか?

2008年09月30日 07時19分37秒 | ■旅する
最終日の最初の観光は、お約束とも言える「お茶のセミナー」です。一昨年の台湾旅行では、ツアーコンダクターの計らいで体験しなかったので、初めての経験です。地下にあるお店に入ると、ごく清潔で感じの良いディスプレイの店でした。説明してくれた女性は台湾人ですが、やはり日本語が非常に流暢で、本人の話では、毎年多くの台湾人を連れて日本に来ているそうです。私達のツアーコンダクターのSさんと同じく、日本が好きなので . . . 本文を読む
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ミュージックソー

2008年09月29日 07時19分27秒 | ■聴く
フェルメール展を見終わって建物を出ると、入り口の広場で、奇妙な音が響いています。西洋のこぎりを使った、いわゆる「ミュージックソー」でした。中々に聴かせる演奏でした。許可を頂いて写真を撮りました。演奏者は「ソーヤー谷村」さんです。東京都の「ヘブンアーティストライセンス」を取得されているとのことです。 URL => http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunk . . . 本文を読む
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フェルメール展

2008年09月28日 07時04分50秒 | ■見る
東京都美術館で開催中の展覧会を見てきました。久しぶりの東京です。9時会館ですが、慌てることもないだろう、と9時30分頃に入館しました。11時頃、見終えてエントランスに戻ると、来場者の入場待ちの行説が結構長く出来ていて驚きました。私達が入った時も、やや混雑気味でしたが、ぎりぎりセーフといった感じです。(そういえば、私達が入館する際に、他の見学者達が小走りで駆け込んでいました。恐らく、混雑情報を得てい . . . 本文を読む
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台湾紀行:その51:最後の朝食

2008年09月27日 08時45分43秒 | ■旅する
台北の最後の夜は結構歩き回ったので、大分疲れました。そんな訳で、お約束の朝食は写真の一番下です。中華が一通りと、変わったところでは、豆乳と粥です。豆乳は中央奥の縦長のコップ。右下がおかゆに色々な具をのせたものです。台湾では、今、豆乳が流行だそうです。台湾の都会では、自宅であまり食事をしないそうで、出勤途中で買って、容器に入った豆乳と饅頭を食しながら出勤する若い人が増えているとか。まぁ、飲んだ感じは . . . 本文を読む
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老人力2

2008年09月26日 07時27分09秒 | ■聴く
赤瀬川源平著、横浜カセット文庫発行。以前、「老人力」を、やはりカセットで聞きましたが、理屈っぽいので聞くのを止めました。その続篇なので、あまり期待しないで聞きました。ビミョーな作品です。様々な事柄を無理矢理「老人力」の範疇に納めようとしている所は、ちょっと見苦しい感じです。(本来はそれを楽しむべきなのでしょうが)しかし、所々にユニークな視点や卓見があり、それなりに楽しめました。「老人力」という言葉 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その50:何だ?このビールは!!

2008年09月25日 07時24分46秒 | ■旅する
虚無僧にすっかり度肝を脱がれて、テクテクうろつきながら今夜の酒を調達に・・・。アチコチ歩いた揚げ句、セブン・イレブンで調達です。妻とともにビールを買いました。私は新しもの好きなので、何本か見たことのないビールを手にホテルに戻りました。お約束のシャワーの後に、写真のビールを手にすると、なんかノーガキが書いてあります。変わったビールらしい。カンの中でコロコトと音がするではありませんか。不思議です。グラ . . . 本文を読む
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「モノ」の世界史

2008年09月24日 07時25分41秒 | ■読む
宮崎勝正著、原書房出版。いゃー驚きの名著です。元々世界史を軸とした教育学者とのことですが、古代から現代まで、歴史の影響を与えたモノの起源や来し方について、正しく縦横無尽に解き明かしています。へぇー、へぇーの連続でした。しかも、根底に歴史の視点があるので、単なる雑学に留まらない深みがあります。読み終えるまで時間が掛かりましたが、その絵画ありました。お勧めの著作です。 評価は5です。 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その49:サイチェン・マンゴー、虚無僧

2008年09月23日 07時07分51秒 | ■旅する
台北の宿は、オプション組が「台北円山大飯店」ですが、私達は「一楽園大飯店」です。バスは歌舞伎町みたいな賑わいのある路地に張り込んで行きます。Sさんによれば「今夜の宿は学生街にあり、とても活気があり皆さんはラッキーだ」とのこと。まぁしかし、ついてみれば、ホテル自体はどうと言うこともない部屋でした。 チェックインを済ますと、妻とともに、二年振りに台北の夜の巷に出かけました。サイチェン台北。最後の夜なの . . . 本文を読む
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ウォンテッド

2008年09月22日 07時22分18秒 | ■見る
ちょっと後味の悪い作品でした。しかし、スタッフやアクションシーンがドッキンドッキンする程、作り込まれていました。アンジェリーナ・ジョリーやモーガン・フリーマンなどの俳優陣が、相変わらずの魅力を見せています。冒頭のビルから飛び出すオジさんも、格好良かった。以前何かの映画で見た俳優だと思いますが忘れました。 主演のジェームズ・マカボイが、冒頭、本当にさえないお兄ちゃんをリアルに演じており、見ている方も . . . 本文を読む
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台湾紀行:その48:石鍋と北京ダックの豪華料理

2008年09月21日 07時39分54秒 | ■旅する
台湾での夕食はツアーの最終夕食です。北京ダック付きの石鍋料理です。日本の鍋の中華風、といった趣で、大変美味しく頂きました。北京ダックは、日本でも結構食べる機会が増えてきましたから、感動するまでは行きませんでしたが、これも美味しく頂きました。 高雄では、余分な釣り銭を申し出て、天然記念物でも見るように感心されましたが、ここでは、もらったお金が少ない、とウエイトレスのチーフらしき女性が大きな声を出し始 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その47:スーパーにて

2008年09月20日 07時52分40秒 | ■旅する
忠烈祠を後にし、次は民芸品店です。いってみると、一昨年行った場所で、店内も全然変わっていません。買うものもないので妻と近くをブラチャラすることに。良い塩梅、近くにデパートのような、スーパーのようなビルがあったので、入ってみると、地下に食料品が置いてありました。菓子類は日本製のものが結構置いてありますが、果物などは、写真のように台湾産がごっちゃりとおいてあります。見ている内に、欲しいものが沢山出来て . . . 本文を読む
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台湾紀行:その46:ノー天気な私:忠烈祠(ツォンレイスー)

2008年09月19日 07時53分26秒 | ■旅する
故宮博物館の後は、有名な観光施設「忠烈祠」に向かいました。ここは、一昨年の観光でも訪れた場所でした。選りすぐりの台湾男性が、炎天下でもじっとして動かず、時間が来ると、非常に様式化された交代式を行う、格好良い姿が見られました。前回は、交代式を見るのがせいぜいで、あまり時間がなかったのですが、今回は交代式そのものには関心がなかったので、一人で施設内のあちらこちらを見て回りました。すると、「革命」とか「 . . . 本文を読む
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台湾紀行:その45:懐かしの故宮博物館

2008年09月18日 07時24分34秒 | ■旅する
予定通り、台北駅に12:50に到着しました。今までとは別なバスに乗りました。これで3台目の新しい観光バスです。一昨年の宿は台北駅のすぐ近くだったので、何となく懐かしい感じがしました。バスに乗り込むと、早速、故宮博物館へ向かいました。館内での撮影は無理だったので2階のテラスから写真を撮りました。前回は工事中であった建物が、背景に真新しい姿で収まっています。 前回の故宮博物館観光の際にも、ツアーガイド . . . 本文を読む
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台湾紀行:その44:充実した駅弁

2008年09月17日 07時15分37秒 | ■旅する
発車して少し経ち駅弁が配られました。これがたいした大きさはないのですが、ずっしりと重い。「池上便當」と書いてあります。日本では「弁当」と書きますが、台湾では『便』を使うのか! 変な感じですが、日本語でも「べんとう」を変換すると「便当」と出て来るではありませんか。(昔々、小学校低学年の時、先生が黒板に縦書きで「あしたは弁当をもってくること」と書いたのを、クラスの皆が「ムサ当」と呼んでしまい、騒ぎにな . . . 本文を読む
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蟹工船

2008年09月16日 07時19分57秒 | ■聴く
小林多喜二著、東京エーヴィセエンター発行。今年(2008年)は、著者の没後75年に当たるそうです。そこで新潮文庫のこの著作は、例年より非常に多く印刷され、売れ行きも好調とのことです。 作品は昭和3年に書かれたそうですが、非常に平易な文章で分かり易く、カセット文庫で耳で聞いていても、非常に分かり易く聞けました。この有名な著作に初めて触れましたが、蟹工船の厳しい労働環境のリアリティや、いわば悪役のステ . . . 本文を読む
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