読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

煮え煮えアジアパー伝

2013年01月27日 09時32分02秒 | ■読む
鴨志田穣分、西原理恵子画、講談社文庫刊 アジアパー伝の三作目を読みました。相変わらずの、西原さんの赤裸々というか、露悪的な漫画(?)と鴨志田さんの荒み放り投げたような生き方の回顧の文章が並んでいて、シュールです。 例えば、沢木耕太郎さんのような、どこか冷めた視線ではなく、どんよりと濁りつつ、アジアの人々と同じ目線で怠惰な日々を送る鴨志田さんの悲しみを感じます。何とも不思議な魅力を持つシリーズです。 . . . 本文を読む
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