おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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第六節・第七節

2005年12月09日 01時53分47秒 | 詩集『まわる世界の先駆者たち』
 第六節

一人窓を開け 何気なしに空を眺める

都会の夜空はいつも見慣れていて
別に特別な感慨なんか与えてはくれないけど

いま景色を見ながら頬杖ついてる僕は
何だかとても平和な気持ちだったりする

ついさっきまでここではしゃぎ回っていたのに
楽しい時間(とき)の記憶はいつもハイライトしか残らない

その時間が過ぎた今も残っているのは
ただ穏かに微笑えるこの気持ち

…そして僕と そして そこにいる君。


  振り返ると 祭りのあとだった
  その中に
   君だけじゃなくて
  共に過ごした仲間たちが 今もそこにいた


 第七節

君を失いたくないから
君のことばかり考えて
いつもやさしくしたいのに
そのたびにすれ違って
心は今より近づかない