おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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第十五節・第十六節

2005年12月16日 23時40分43秒 | 詩集『まわる世界の先駆者たち』
 第十五節

さみしくなると
いつも
昔の恋人に甘えている

目をつぶって
今いる景色忘れて



  第十六節


  "Memory of Graduation"

「またいつでも会えるよね」
 笑顔でそう言いながら
 たぶんお互いわかっていた
 もうこれがさよなら

 だけど悲しい表情(かお)できない
 寂しい気持ち伝えることできない
 笑顔のまま
 昨日までと同じ言葉で別れた

 あなたとなら
 きっといつか結ばれると信じてたあの頃
 喧嘩しても
 幸せへのステップだと思っていた
 こんな切ない別れの結末は
 一体いつから決まってしまったの
 Memory of my Graduation


 あの日に貸した本だけど
 このまま あなたが持っていて
 この先離れるだけでも
 忘れること許せないから

 だけどもう戻れない
 わかり過ぎてるだけ胸が痛い
 消えたあなたを感じて
 そこにいた景色が不意に揺らいだ

 二度とめぐり来ることない
 季節と共に あなたも通り過ぎていく
 嫌おうとしても
 嫌えないから 好きなままでいいと決めた
 これで一幕が終わった
 かけがえのない私の学生時代
 Memory of my Graduation


 だけど悲しい表情できない
 寂しい気持ち伝えることできない
 笑顔のまま
 昨日までと同じ言葉で別れた

 あなたとなら
 きっといつか結ばれると信じてたあの頃
 喧嘩しても
 幸せへのステップだと思っていた
 こんな切ない別れの結末は
 一体いつから決まってしまったの

 二度とめぐり来ることない
 季節と共に あなたも通り過ぎていく
 嫌おうとしても
 嫌えないから 好きなままでいいと決めた
 エピローグからプロローグへ
 またこれから始まる私の物語・・・
 Memory of my Graduation