第二十七節
ひとりの人間は
その身体の中にいくつもの音色を持つ
そして成長するほどにそれは増えていく
みんなで楽しむとき
ひとりで何かを学んでいるとき
誰かと二人で語り合うとき
それぞれに用意した独自の音を放つ
そして それぞれがそれぞれの和音を奏でる
そのメロディーは本当に生きていることの証
聞きなれない旋律は
僕らがまた一つ大きくなれたことを教えてくれている
第二十八節
あの時この言葉を伝えていたなら
きっと現在(いま)は違っていた
永遠に行き場を失った言葉たちが
心を責めたてている
ひとりの人間は
その身体の中にいくつもの音色を持つ
そして成長するほどにそれは増えていく
みんなで楽しむとき
ひとりで何かを学んでいるとき
誰かと二人で語り合うとき
それぞれに用意した独自の音を放つ
そして それぞれがそれぞれの和音を奏でる
そのメロディーは本当に生きていることの証
聞きなれない旋律は
僕らがまた一つ大きくなれたことを教えてくれている
第二十八節
あの時この言葉を伝えていたなら
きっと現在(いま)は違っていた
永遠に行き場を失った言葉たちが
心を責めたてている