おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

第六節・第七節

2005年12月09日 01時53分47秒 | 詩集『まわる世界の先駆者たち』
 第六節

一人窓を開け 何気なしに空を眺める

都会の夜空はいつも見慣れていて
別に特別な感慨なんか与えてはくれないけど

いま景色を見ながら頬杖ついてる僕は
何だかとても平和な気持ちだったりする

ついさっきまでここではしゃぎ回っていたのに
楽しい時間(とき)の記憶はいつもハイライトしか残らない

その時間が過ぎた今も残っているのは
ただ穏かに微笑えるこの気持ち

…そして僕と そして そこにいる君。


  振り返ると 祭りのあとだった
  その中に
   君だけじゃなくて
  共に過ごした仲間たちが 今もそこにいた


 第七節

君を失いたくないから
君のことばかり考えて
いつもやさしくしたいのに
そのたびにすれ違って
心は今より近づかない

第四節・第五節

2005年12月07日 01時18分30秒 | 詩集『まわる世界の先駆者たち』
第四節

ふとした言葉の隙間に
 昔の想い こみ上げる

けれど 決して言えない言葉
 今さら伝えたなら 本当に自分勝手な言葉

もう二人きりにはなれない
 今はみんなの中の二人だから

   ただそれだけの ふたりだから


第五節

幼き頃に 目指した思いは
都会(まち)に触れて
その行き場を 見失った

メキシコから帰ってまいりました!

2005年12月05日 22時27分30秒 | 詩集『まわる世界の先駆者たち』
と言っても、帰ってきてからもう1週間以上経ってるんですけどね。
ほんとにメキシコではいろんな事がありました。
路上演劇祭に出場して、おばあちゃんと木の役をやってみたり、
それでメキシコのおばあちゃんに良かったと誉められたり、
ティオティワカンというピラミッドに行ったものの、
18時でもう入れなくて、目前のピラミッドを恨めしい目で見つつ、
後にしたり、
炎のジャグリングをする、ストリートチルドレンにも出会ったし、
演劇祭の司会をしていた、ピエロのお兄さんと、
友達にもなった。
水色・ピンク・黄色で彩られた、カラフルな住宅。
民衆の力で、0の荒地から造られた、公民館。
いろんなことが走馬灯のように流れ過ぎていって、
今はもうそれは、夢であったかのようです。
また行きたいな。でもその時までには、せめて英語もうちょっと覚えようっと。

いきなりですが、

第三節

いくら 何をやっても
時間を詰め込んで ごまかしても
心が 教えている
やっぱり こんなんじゃだめだ
満たされた時が どんなものか
僕は 知っている
だから 心は気づいてしまう
ごまかしは きかない

もう一度
あの頃の僕を 作ろうというんじゃない
そうじゃなくても きっと
まだ知らない気持ちが どこかに

僕は あの頃の自分を抱えたまま
新しい自分を 築いていく
もしかしたら
もう 目の前にあるかもしれない
まだ遠いかもしれない 輝きを
しっかりと
つかみとるために