狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

こりない米兵と発狂新聞、明日判決

2012-11-19 07:13:05 | ★パンドラの箱訴訟

 

沖縄の出版界が出版を拒否した問題の書!

季刊誌「かみつく」

価格 1420円(税・送料込み)
(1260円(税込み)+送料160円=1420円)

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沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:1735円(税・送料込み)

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「パンドラの箱掲載拒否訴訟」

判決日が目前に迫った。

被告・琉球新報が黙殺する可能性があるため、

判決日までカウントダウンを行います。
判決日まで残りです。

(裁判傍聴と報告会のご案内は
文末に掲載

                  ☆

昨日の「天皇陛下奉迎提灯パレード」は7000人も参加者が出て大盛況のようだったが、今朝の沖縄タイムスには予想通り一行の記載もない。

その一方で僅か120人参加者の「天皇出席反対運動」についてはベタ記事ながらしっかり報道し、「天皇制と沖縄の基地問題は切り離せない。歴史と現実をどう結びつけるのか、あらためて問う機会になった」とデモ代表者金城実(73)のコメントを伝えている。

筆者は残念ながら「天皇陛下奉迎提灯パレード」には参加できなかったので、参加したIさんのメールと、読者のtakuさんのコメントを紹介させて頂く。

■Iさんのメール

 

速報!本日那覇市内で実施された「天皇陛下奉迎提灯パレード」、目標5,000名の所、軽く突破、7,000名に達しました。詳細は後程、日本会議の方から発表あると思います。楽しみにしておいて下さい。

 ■taku さんのコメント
狼魔人様
縁あって今回の行幸啓の奉迎に参加させて頂きました。摩文仁と糸満での日の丸配布などしましたが、差し出す日の丸の小旗を拒否するような方は皆無でした。沿道に並ばれた皆様は昨日の雨天や今日の炎天の下で他府県から応援に来た警備の警察官と和やかに交流し、長時間待ってまで両陛下の御車をお迎え、お送りされていました。また、本日夕刻に那覇で行われた奉迎の提灯行列にも参加しましたが、思っていたより遥かに多くの方々が参加されており、主催者の概算で5000人とのこと。国際通りは文字通り日の丸と提灯で凄い事になっていました(当方のFBページに拙い写真と動画ものせております)。
目取真氏らはいったい何処をご覧になっているのでしょう

             ☆

で、今朝の沖縄タイムスはまたしても米兵事件で大発狂!

例の通り米兵事件が発生するたび、儀式のように何度も書いてきた枕詞を使っておく。これを省略すると米兵を庇っているなどととんでもない言いがかりをつける勢力があるからだ。

枕はこれ。

「犯人が米兵だろうが、沖縄人だろうが人種のいかんに問わず、また犯罪の種類、大小にか関わらず、法に基づいて厳正に処罰すべきであることは言うまでもない」。(疲れる!)

犯罪を犯した者は悪いに決まっているわけだから、一々取り上げない。

個別の犯罪に一々怒りを吐露するのは当日記の本旨ではないからだ。

今朝のタイムスから発狂見出しを一々見出しを拾うの疲れるので止めにするが、そろそろいい加減にして欲しい。

「いい加減にして欲しい」というのは米兵事件で狂喜乱舞するような発狂見出しもそうだが、夜間禁止令発令中のこの時期に「他人の家で寝る」米兵にも「いい加減にして欲しい」と、開いた口がふさがらない。

琉球新報によると、米兵は「無施錠だった玄関から室内に侵入。部屋にいた女性と目が合うと、片手を上げてあいさつし、そのまま玄関横の寝室に入って眠り始めたという」(琉球新報)。

報道が正しいとしたら、たとえ酒が入っていたとはいえ、今回の米兵の行動も、なぜか不自然であり、不可解でもある。

ちなみに同じ19日付け沖縄タイムス社会面の発狂記事の下にこんな見出しのベタ記事が。

少女誘拐容疑

巡査長を逮捕

ホテル連れ込む

やれ、やれ、もう勘弁して欲しいね、米兵も新聞も、そして巡査長も・・・。

            ☆

 さて、「パンドラの箱・・訴訟」の判決日が愈々明日に迫った。

古くからの読者でこの問題をリアルタイムで目撃し沖縄事情に詳しい亮太さんのコメントを紹介させて頂く。

■亮太さんのコメント

天皇陛下奉迎提灯パレード」のご盛会おめでとうございます。
前回のご訪問時も沿道を埋め尽くす日の丸の小旗をニュースで見ましたので当然といえば当然です。
沖縄紙により本来の沖縄の姿が伝えられないだけで、沖縄も私達と変わらぬ日本人としての心を持っています。

「パンドラの箱」訴訟いよいよ明日が判決ですか。
琉球新報が言論封殺する時点で、集団自決に軍の命令は無かったと証明しているようなものです。
私はこの問題は2007年からリアルタイムで見てきました。狼魔人日記でしつこく琉球新報に抗議したのも記憶に残っています。明日の吉報を待ちます

報道の自由に関わる裁判の判決を明日に控えても、沖縄タイムスは一行もこれを報じていないし、明日の紙面でも触れないと予測できる。

そこで毎度の事ながら地元紙が報じない重要ニュースを全国紙の世界日報の記事から紹介する。

【連載】「パンドラの箱」連載 掲載拒否訴訟の行方 中

(中) 「隊長の汚名を晴らしたい」 原告の上原氏、地元紙に挑む 
世界日報 12.11.18


「隊長の汚名を晴らしたい」
原告の上原氏、地元紙に挑む

 原告の上原正稔氏は、米国立公文書館等に保存されている沖縄戦の記録フィルムを
市民カンパですべて買い取る「沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」を創始した
市民運動家でもある。「戦争は人間が試される究極の舞台。狂気の沙汰の醜いはずの
状況の中に人間としての最も美しい話が山ほどある」と言う。

 上原氏は、1985年に沖縄タイムス連載の「沖縄戦日誌」でドキュメンタリー作
家としてデビューした。

 中でも、米陸軍司令部の「G2報告書」は、沖縄戦が始まった1945年3月から
10月8日まで毎日、沖縄のどこで何が起きたのか詳しく書かれている。まさに沖縄
戦に関しての第一級資料だ。

 96年には米兵の手記をもとに「沖縄戦ショウダウン」を連載。沖縄戦ドキュメン
タリー作家として確固たる地位を築いた。

 取材する中で上原氏が確信したことは、「集団自決による死者も『軍命』という名
の下で『戦闘協力者』と見なされ、遺族には援護金が支給されている。だから、受給
者は『軍命』がなかったという真実を知っていながら事実を言えない」ということ
だ。沖縄タイムス社編の「鉄の暴風」や大田昌秀元知事らが沖縄戦の嘘を広めた元凶
であると断罪する。

 「(慶良間列島渡嘉敷島の元陸軍海上挺進第三戦隊長の)故赤松嘉次さんと(座間
味島の元特攻隊隊長の)梅澤裕さんを『集団自決を命令した極悪人』と書いた沖縄の
マスコミの罪は重い。私は2人の汚名を晴らすために裁判をすることを決意した」

 これが一人の作家が琉球新報という大きな組織を相手に一見、無謀とも思える訴訟
を起こした動機である。「沖縄のマスコミを相手に裁判するのは多分、ぼくが初めて
だ」と上原氏。代理人の徳永弁護士は上原氏のハングリー精神にほれ込み、半ば手弁
当で応援することを決意した。

 連載は07年6月15日から4カ月の中断後、10月16日に再開。はじめに予告
されていた第2話「慶良間で何が起きたか」ではなく、「軍政府チームは何をしたか
―第6海兵師団と共に」にすりかえられた。文中には、「物語の順序も中身もちょっ
と変更することにしたのでこれもご了解お願いしたい」と書かれていた。

 翌年8月12日、第180回の第13話「最終章そして人生は続く」をもって連載
は幕を閉じた。ところが、上原氏が用意していた最終稿の第181回目は掲載拒否と
なった。

 最終稿では、赤松氏と梅澤氏は自決を命じていないどころか、当時の行政当局が援
護法適用外の非戦闘員である住民が援護金をもらえるようにするために嘘(うそ)の
報告を出し、両氏がスケープゴートになったとの趣旨が掲載される予定だった。

 第180回には上原氏が訴えたいことが汲み取れる文章がある。

 新聞の報道を鵜呑(うの)みにするのではなく、その裏に何があるのか、読者は
気をつける必要がある」。

                ☆

 

パンドラの箱掲載拒否訴訟第十一回口頭弁論のご案内

 

 昨年一月の提訴よりこれまでご支援賜りました本日記の読者の皆様に上原正稔氏に代わり心から感謝申し上げます。(本人は、報告会の度に支援者の皆様に感謝の弁を述べております)

 

いよいよ今月20日をもちまして判決を迎える事となりました。

 

多くの皆様の善意に支えられて裁判を進めて参りましたので良きご

多くの皆様の善意に支えられて裁判を進めて参りましたので良きご報告が出来るものと確信しております。

上原正稔さんの裁判を支援する会
三善会

       

 ◆第十一回口頭弁論 判決日

  日時 :十一月二十日(火) 午後一時十分より

  場所: 那覇地方裁判所 

 ◆記者会見 同日 午後二により県庁記者クラブにて

 ◆報告会

  日時: 同日 午後三時より

  会場 :青年会館(那覇市久米二の十五の二十三)

  お問合せ: 三善会
         〇九〇‐九七八〇‐七二七二(にしこりマデ)

平日ではありますが、多くの皆様が参加頂けるようにお願い申し上げます。

              ★

 

 

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