狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

名護市長選、最強の候補者は島袋氏!

2013-10-15 06:39:28 | 県知事選

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■最強の候補者は島袋吉和・前名護市長である!

来年1月の名護市長選に向け、稲嶺市長が早々と5月下旬に立候補表明したのに対し、保守陣営は10月中旬になってもいまだに候補者の擁立に難航している保守陣営。

自民党県連の「県外」発言などもあり、候補者擁立に混迷する記事を、これ見よがしに垂れ流す沖縄2紙。

 沖縄メディアは、連日、「稲嶺楽勝」の印象操作に懸命だが、本音では心中穏やかではない。
 
今にも島袋吉和・前市長が名乗りではしないかと気が気ではないからだ。
 
投票日まで既に100日を切ったこの時点で、稲嶺氏に勝てる候補者は島袋氏を措いて他にないということを、沖縄2紙は承知しているからだ。
 
そう、筆者も珍しくこの点では沖縄2紙と意見が一致する。
 
島袋氏が「辺野古誘致」を明言し立候補すれば、楽勝間違いなしと考える。
 
これは筆者だけの独断ではない。
 
イデオロギーにとらわれる稲嶺市政に反発する名護市民は多い。
 
反戦平和ではメシは食えないと悟った名護市民がキレイごとだけの稲嶺市政に辟易しているのだ。
 
いや、島袋氏の立候補を期待するのは名護市民だけではない。
 
県外でも沖縄に関心を持つ読者の遊爺さんからもこんなコメントを頂くくらいだ。 島袋氏の知名度や恐るべし、である。
 
 名護市長選での移設容認派では、これまで活動を続けて来られた前市長の島袋氏とばかり思ってきていましたが、容認派の方々の中でなにかあったのでしょうか。

川上副知事に出馬要請、名護市長選で移設容認派 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090415-254943/news/20131008-OYS1T00561.htm

> 辺野古への移設を容認する市議らが7日、同市出身の川上好久・県副知事(59)に立候補を要請した。
 
ちなみに筆者は島袋氏とは挨拶を交わした程度の面識であり、これまで個人的には何のかかわりもない。 あえて言えば普天間基地を送り出す側の宜野湾市民であることと、娘夫婦が名護市民のため名護の実情がよくわかるということくらいだ。
 
名護市長選に関し、これまで島袋氏の名前は何度か紙面に登場したが、いずれも候補者としてではなく、候補者を後押しする推薦人としてしか紹介されていない。
 
昨日の沖縄タイムスの「”容認派”擁立難航」と題する名護市長選特集記事にも島袋氏が登場するが、島袋氏については常に「稲嶺氏に敗北した島袋氏」という記述があり、島袋氏に対しては「負け犬」のレッテル貼りで再出馬阻止に躍起となっている様子がうかがえる。 最強の対抗馬である島袋氏には出馬して欲しくないのが沖縄タイムスの本音なのだ。
 
個人的に島袋氏の人となりをよく知らない部外者の筆者が、確信をもって島袋氏こそ保守系最強の候補者と断言するのには訳がある。
 
名護市議ら数人の関係者に「島袋氏の名前が立候補者の中にでてこないのは何故か」と取材した結果は、概略こうだった。
 
①前回の市長選で稲嶺氏に敗北した。
 
②「辺野古テント村」を撤去させられなかった。
 
③政治手法が「利益誘導型」なので新聞に叩かれる可能性が大きい。
 
④~⑥ 省略。
 
立候補に際しては出来ればマイナス点はないに越したことはないが、神ならぬ身の政治家に完璧を求めても意味がない。
 
確かに上記の各々は候補者としてのマイナス点には違いないが、総合的に見ればいずれもとるに足らない失点である。
 
■抜群の知名度
 
これら全てを合計しても余りあるプラス点を島袋氏は有している。 しかもこのプラス点は川上副知事や末松県議などこれまで立候補が噂されていた人物が束になっても勝てない程の島袋氏固有のプラス面だ。
 
そう、抜群の知名度だ。
 
一度見たら忘れることの出来ない愛嬌ある風貌とトツトツとした素朴な語り口は、一度見た人の印象に深く刻み込まれる。
 
一方、稲嶺市長に投票する確信的有権者は、絶滅危惧種といわれる社民党と共産党の一部の支持者だけすぎない。
 
多くの有権者はノンポリであり、彼らの今一番の関心事は疲弊した名護市の経済回復である。
 
その点、島袋氏の「利益誘導型」という印象は、名護市に地益を誘導するという点で、むしろプラス印象ということも出きる。
 
そもそも地域の首長が稲嶺氏のように国の専管事項である安全保障問題に口出し、国の国防政策に反旗を翻すこと自体がお門違いであり、市長の職務は地域の発展に専念するのが本業のはずである。
 
稲嶺市政の悪影響は「稲嶺不況」と噂される程深刻な事態に至っている。
 

イデオロギーに走って市民の生活を無視した稲嶺市政。

いま名護市は、「稲嶺不況」と呼ばれるほど不況のどん底にある。

特に名護市街地の衰退振りは、「衰退シャッター街コンクール」でもあれば優勝間違いないと噂されるほどの惨状である。
 
 
 ■民意は変わった
 
島袋氏が対抗馬として不適当であるという一番目の理由が稲嶺氏に敗北したという点だが、そもそも稲嶺市長が当選した当時とは現在では民意が変わっていることに新聞は頬かぶりしている。

四年前の稲嶺氏の当選は悪夢のような民主党ブームに乗った「脆い民意」だったことを忘れてはいけない。 

それも僅差の民意だ。

だが、民意は永久不変ではない。 

不変なら選挙の必要はない。

元々名護市民は辺野古移設を容認していた。

三代続いた「辺野古容認派」の名護市長が、民主党ブームで「県外派」の稲嶺市長に変わったことが何よりの証拠だ。

それを「最低でも県外」などと不可能なことを言い出した鳩山政権の登場が現在の混迷の元凶であることは言うまでもない。

直近の民主党に対する民意は既に地に落ちている。

民民主党政府に「太いパイプを持っている」というのが稲嶺市長の売りだったはず。

稲嶺市長は糸の切れた凧の様に民意を失って右往左往していると言うのが現状だ。

一方の島袋氏は前市長時代に培った自民党政権との太いパイプは今でも健在である。

実現不可能な「県外」を叫び続け「稲嶺不況」で名護市民を苦しめている稲嶺市長は、そろそろ交代の時期に来ている。

イデオロギーではメシは食えない。 

これが公務員、沖教組以外の大多数の名護市民の民意である。

島袋氏の知名度は一部の名護市議が考える以上に名護市民に浸透しているが、それを恐れているのは沖縄2紙だと書いた。

沖縄2紙は「辺野古誘致派」が集会を持っても黙殺するのが通常だが、集会で島袋氏が登壇すると知ると必ず取材記者を派遣し、記事にする。 島袋氏の発言が気になるからだ。

これまで稲嶺氏の対抗馬として名前のでた人物はいずれも自民党県連の「県外」を気にして、普天間移設に対しては歯切れが悪い。

これでは参院選で知名度抜群の糸数慶子氏に敗北した安里候補の二の舞である。

現在稲嶺候補に負けない知名度を有し、しかも「辺野古誘致」を明快に発言できる人物は島袋氏を措いて他には見当たらない。

 沖縄タイムスの記事を再度引用する。

≪「名護市の選挙は名護の人が決める話だ。(候補者の)心に火をつけないと選挙なんてできない」。知事は仲泊氏と何度か会い、こうした自身の考えを伝えていた。≫

≪末松議員が重厚な毛筆でしたためた(副知事への)要請書を広げ、島袋吉和前名護市長や野党市議、経済人などが約60人の署名を次々と読上げた。≫

名護市長選挙では、先ず島袋氏が推薦者から候補者に立場を変える必要がある。

そして「(島袋氏の)心」に火をつけないと選挙なんかできない。

自民党県連や公明党の票を期待し、普天間移設を曖昧にする臆病者に立候補の資格はない。

島袋吉和前名護市長こそ、現時点で考えうる最強の候補者である。

それ以外の候補者では稲嶺氏の再選を阻止できないし、名護市の経済回復も絶望である。

 

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                     ☆

 

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