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昨年12月の県知事就任以来約2ヶ月経過。
これまで押さえていた翁長知事の「オール沖縄」の綻(ほころ)びが、ようやく沖縄2紙の紙面を賑わすようになってきた。
「オール沖縄」という野合で知事になった翁長新知事が「前門の虎、後門の狼」のプレッシャーに負けて破綻するのは時間の問題とされていた。
言うまでもないが、前門の虎とは辺野古移設に合意した日米両政府。後門の狼とは、翁長氏を支援してきた沖縄2大紙を筆頭にする「オール沖縄」の面々。
これまで辺野古浜で騒動を起しているジジババ活動家やサヨクブログの中には、翁長知事の煮え切らない言動に痺れを切らす者が続出していた。
沖縄2紙は、野合を承知で野合の象徴のような翁長氏を支援した手前、翁長氏の論理的破綻については「免罪符」を与えてきた。
だが、翁長知事の曖昧な言動に、これまで支持してきた革新勢力の間にも不満のマグマが噴出し、沖縄2紙もこれ以上押さえられない状況になってきた。
で、本日の沖縄タイムスの一面、社会面のトップを飾る大見出しは・・・。
一面トップ
作業停止要求 週明け判断
辺野古新基地 知事、専門家と協議
「問題ない」菅氏強調
国、アンカー一部撤去
県警、抗議の市民1人逮捕
社会面トップ
市民逮捕「不当だ」
住民反発 県警「適切」
名護署前 120人抗議
「強権的だ」名護市長
サンゴ礁破壊告発へ
市民、防衛局長らを
知事は「今回のトンブロックは、普通で言うアンカーから逸脱している。所管の農林水産部には一時停止を含め検討するよう指示しており、辺野古基地は造らせない認識でしっかり対応したい」と述べた。
在沖米海兵隊の現職大尉など米軍幹部から、基地建設に反対する市民への問題発言が相次いでいることには「たいへん残念というか、憤りもある。沖縄にどれだけ日米安保体制の過重な負担が来ているか、現場の状況を分かっているのか。良き隣人には、ほど遠い」と批判した。
☆
やっと眠れる獅子の翁長知事が目を覚ましたかと思いきや、なんとも行動の鈍いのには呆れてしまう。
サンゴ破壊が問題になっているので、即刻作業中止の要請をするかと思ったら、「作業の一時中止を求めることを含めて対応を検討している」とのこと。
しかも検討の結果、判断を下すのは週明けという対応の鈍さだ。
一方、国側は、責任者の菅義偉官房長官が同日午後の会見で、「このコンクリートブロックの設置については、沖縄県知事が定める『沖縄県漁業調整規則』等を踏まえ、同県との調整を得て、適切に工事に入っている」「沖縄県から許可を受けているわけですから。それに従って淡々とやっている。勝手にやっている訳じゃない」と、工事の正当性を主張。移設計画への影響についても「全くない」と自信満々である。
菅官房長官、サンゴ破壊問題で翁長知事に反論「勝手にやっている訳じゃない」J-CASTニュース2月13日(金)18時12分
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参考;サヨクブログ
「翁長知事突き上げ」がやっと公然化し始めたけれど・・・2015-02-12 09:46:24
普天間飛行場の辺野古移設については、昨年11月の県知事選の前から、菅官房長官は「どなたが県知事になっても辺野古移設は粛々と進む」と公言しており、現在も公言通り工事は進行中である。
普天間移設と同じように安全保障、国防事案である陸自の与那国配備は国の専権事項である。
中谷元・防衛相は、13日の記者会見で、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う沖縄県与那国町の住民投票に関連し「わが国周辺の安全保障環境を考えると部隊配置は必要だ。
現時点では予定通り進めたい」と述べ、結果にかかわらず配備を進める考えを示した。
同時に「これまで手順を踏んで事業を実施してきた。予算も計上している」と指摘した。「地元の理解が得られるように努力したい」とも述べた。
ということは、法的拘束力のない住民投票など止めてしまえ!
というのが筆者の持論である。
同じ案件でトップ同士の意見がこうも違うのでは、法廷で決着をつける以外に解決法はない、と思うのだがね。

