狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

共産党が人事介入!沖縄県公安委員人事に

2017-07-06 07:56:12 | マスコミ批判

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 ■文末に【追記】あり

長知事の懐刀として裏仕事を一手に引き受けていたといわれる安慶田前副知事が、教育長人事に介入したとして辞任し現在係争中である。 安慶田氏の人事介入は、県知事選の露骨な論功行賞だと噂されていた。

だが、今度は県警機動隊の対応をめぐり、県公安委員の人事に共産党ら知事の支持母体から人事介入があったという。

今朝の八重山日報・本島版が、沖縄2紙が決して報道しない「公安委員長差し替え」について大きく報じた。

■第二面トップ

公安委員長を異例の差し替え

自民「共産が人事に圧力」

翁長雄志知事は6日、県公安委員の任期を迎える天方徹氏(45)を再任せず、元弁護士会会長の阿波連光氏(52)を任命する人事を県議会に提出した。 同県公安委員は3期9年務めるのが慣例で、本人の意志に反して1期で退任させるのは初めて。 県野党の自民党は「政治的中立であるべき公安委員人事が県政野党の共産党の圧力で覆された」と批判、徹底追及の構えだ。

・・・天方氏は平成27年4月、翁長氏の推薦を受けて公安委員に就き、県側は当初、今月21日の任期満了で再任の方針を伝えていた。

天方氏は28年10月の県議会9月定例会で、米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事の抗議活動を警備する県警機動隊が「不当弾圧」と指摘されていることに「県警活動は違法行為などに対処するもの。『弾圧』や『不当弾圧』は主観的、扇動的で、必ずしも正しい表現ではない」と答弁した。これに反対派が弾圧されていると主張する与党側が強く反発していた。この日の本会議で質問に立った山川典二氏(自民党)は「人事案は6月上旬の与党調整会議で変更された。共産党などの政治介入があった。前代未聞の問題だ」と指摘した。照屋守之氏(同)も「本人の意向を聞かずに公安委員を再任させないことは悪しき前例になる」と非難した。・・・

                ☆

天方氏は28年10月の県議会9月定例会で、米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事の抗議活動を警備する県警機動隊が「不当弾圧」と指摘されていることに「県警活動は違法行為などに対処するもの。『弾圧』や『不当弾圧』は主観的、扇動的で、必ずしも正しい表現ではない」と答弁した。

天方氏は公安委員として、いや、それ以前に弁護士としても当然の答弁をしており、特別奇異な答弁をしたわけではない。

ただ県知事や沖縄2紙にとって不都合な答弁をしただけだ。

それが気に入らないので、再任拒否というなら、前代未聞の公安委員の私物化だ。

昨日のエントリーで紹介した我喜屋氏と同様、まともな発言をしたら攻撃の的(更迭)にされるのが沖縄の現状だ。

>これに反対派が弾圧されていると主張する与党側が強く反発していた。

与党側の主張が正しいとしたら、国連で恥晒しをした山城被告の主張「人権や表現の自由弾圧された」も正しいということになる。

 

>「人事案は6月上旬の与党調整会議で変更された。共産党などの政治介入があった。前代未聞の問題だ」と指摘した。

>照屋守之氏(同)も「本人の意向を聞かずに公安委員を再任させないことは悪しき前例になる」

これまで、違法テントの設置や活動家の違法行為に対応が甘いと批判されてきた県警が、順法行動をとり始めた気がする。

 

6月30日付八重山日報の一面トップにこんな見出しが躍っているが、これ池田県警部長と天方公安委員の答弁が一致していることを示している。

シュワブ抗議活動、一部は違法行為

県警本部長、県議会で明言

記事によると、池田県警本部長は「連日の抗議活動を行う者の中には、工事車両の前への飛び出しや車両の下に潜り込むなど危険で違法な活動をしているものがいる」と明言し「交通渋滞を発生させ、住民生活にも支障をきたしている」の述べた。(略・・・同県警としては、違法行為を行う抗議参加者には、再三の警告後に警察車両で移動さるとした。

そして7月5日付沖縄タイムス社会面最下部にこんなベタ記事が・・。

日よけテント

機動隊が撤去

(機動隊のテント撤去に対し)気温32度を超える炎天下、市民は「熱中症にするつもりか」「嫌がらせ以外の何ものでもない」と猛反発した。

午前10時過ぎ、機動隊が歩道上の工作物は違法だとして市民に警告。約1時間後、警告の後に機動隊30人が一斉にブルーシートをはがし、コンクリートブロックやのぼり、横断幕を撤去した

>気温32度を超える炎天下、市民は「熱中症にするつもりか」「嫌がらせ以外の何ものでもない」と猛反発した。

機動隊のテント撤去に対し「嫌がらせ」と反発した「市民ら」は、「いやがらせ」で対抗した。

それが本日(6日)の沖縄タイムス代に社会面の中段の記事。

辺野古に「救護所」

民医連 全国から看護師派遣

違法なテントの撤去に対し「熱中症」対策の「救護所」だとのこと。

高齢者が本気で熱中症を心配するなら、帰宅して孫の世話でもした方が、炎天下の違法な座り込みより、よっぽど熱中症対策になる。

「救護所」など作って「嫌がらせ」していると、違法工作物として撤去され、次は「霊安室」の設置や霊柩車の準備など、究極の「嫌がらせ」にまで行き着くことになる。

「老人 熱中症」の画像検索結果

南無阿弥陀仏!

 

【追記】

新たに公安委員に就任した阿波連光氏と翁長知事の癒着を証明する琉球新報の記事。

 

知事判断尊重求め決議 沖縄弁護士会

 

 沖縄弁護士会(阿波連光会長)は27日、那覇市松尾の沖縄弁護士会館で臨時総会を開き、普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消しを尊重するよう国に求める総会決議を採択した

 決議は、米軍基地の過重負担や環境保全の重要性から新基地建設に懸念を示した。基地建設には住民の同意が必要とし、県民が基地被害に悩まされた歴史を踏まえ「今度こそは住民の意思を率直に受け止めなければならない」と指摘した。政府が行政不服審査法を用いたことには「地方公共団体の判断を無視するものであり、地方自治が危機にひんしていると言わざるを得ない」とした。

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします