ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

本物のホラー

2008-09-30 00:13:32 | 時事(海外)
先日、とあるところから頂いたDVDを観た。
中身はなんと、北朝鮮のマスゲームが収録された
ものである。

北朝鮮が誇るマスゲームとは、およそ10万人を動員して
約1時間半にわたって行われる、身体デモンストレーション
である。また、観客席に並んだプラカードを持った観客の行う
ディスプレイもこれに含まれ、ひとつの集団的パフォーマンスとも
言えるものである。

このマスゲームの中心的な人々こそ、芸術団に所属する専門の
踊り子だが、その他の多くの人々は一般人だという。
毎年、9月頃に行われるアリラン祭(北朝鮮のお祭り)近くに
なると頻繁に練習に借り出されるのだそうである。

観る人を圧倒させる一方で、マスゲームは一人の失敗が全体の
大きな失敗を引き起こすということを実感させ、チームワークと
全体主義を教え込むための教育の一環だとも言われている。
すなわち、体制維持のため…でもあるのだろう。

さて、見終わった後の感想だが、確かに圧倒させられるし、
圧巻でもある。しかし同時に、嫌悪感と恐怖感にも襲われ、
ちょっとブルーに陥る。安酒をしこたま飲んで、悪酔いした
後の気分の悪さにも似ているし、夜中にホラー映画をひとりで
観て、後悔する後味の悪さにも似ている。

とにかく、気分はよろしくない。

観ない方が賢明である。DVDですらこんな感じなので、
実際、生で観たら吐いてしまいかもしれない。

ある意味、本物のホラーである。




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強盗

2008-09-29 17:44:00 | 時事(海外)
「強盗だ!金を出せ!銃もある!」
「本気ですか?」
「はっ?」
「ですから、本気で言ってるんですか?」
「あ…えーと、…ごめんなさい!」

米国、ニューヨーク州のとある銀行に、相当にいくじのない
銀行強盗がやってきた。というニュースである。

先週末の午後、閉店前の銀行にひとりの20代前半と思われる
女性がやってきて、出納係に突然、「金を出せ、銃を持っている」
という内容を書いたメモを渡したそうである。

「出納係が犯人に本気ですか…?」と質問したところ、
犯人は「ごめんなさい…」と言い、何も取らずに逃げた、
ということである。

察するに、本気でやる決意はできていたと思うのだが、
再確認されたことで、今ならまだ間に合うと、とっさに
我に返ったのではないか、と思われる未遂事件である。

彼女の背景には、一体どんな事情があって銀行強盗などを
しようと考えたのだろう?犯罪者の背景には、時々、興味深い
ものがある。

それにしても「本気ですか?」の一言で強盗を撃退した
出納係の人もなかなかなの度胸である。ひょっとしたら、
想像を絶するほどの不機嫌そうな顔をしたのかもしれない。

各銀行の窓口には、必ずこのような方をひとり、配置して
おくことも必要なのでは…?




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本音と建て前

2008-09-28 16:43:28 | 時事(国内)
「日教組をぶっ壊せ」「教育のガン」

この方は、よほど日教組が嫌いなのだろう。
どうせ辞任するのだから「この際、言ってやろう」
と開き直りかもしれないが、最後まで日教組に対しては
謝罪するつもりはないらしい…。

ではそんな日教組とは、一体は何なのか?
正式には日本教職員組合、日本の教員や学校職員による、
労働組合のことである。かつては、組織的に社会党を
支持しており、現在では主に民主党の支持母体でもある。
かつてほどではないが、主に左よりの皆様が多い。
しかし、一部の地方では自民党支持もいるようで、
その為か近頃は、自民党が日教組に取り込まれることを
警戒する批判も見られるようである。

それにしても、失言で大臣就任5日目で辞任である。
大臣ともなれば、公人、私人としての発言を区別できな
ければならないものである。こうなると持論も持病だと、
言われても仕方ないだろう。

個人的には物をはっきり言う方のほうが、好きだが、
それでも致命的な言葉は回避する必要がある。

首相になった麻生さん自身も失言の前歴は数知れない。
これを反面教師として、選挙までは得意の麻生節を
控えるような気がする。

「本音と建て前」

政治家にとって必須である。


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純ちゃん

2008-09-27 18:07:34 | 時事(国内)

小泉元首相が、間近と言われている総選挙に出馬せず引退する。
後継者は次男の進次郎27歳で、長男の俳優の孝太郎を少し
太らせてくずした感じだそうだ。
近頃、世間から批判を浴びている世襲だが、小泉家では
この次男で4代目となる。

麻生さん曰く、「お父さんと違って普通の人よ。極めて有能だと思う。
お父さんと違って奇人とか変人ではない」とのこと…。
実はこの次男、コロンビア大学を卒業して、そのままアメリカで
働いていたのだが、首相在任当時、日本に呼び戻して秘書をさせていた
そうである。まさに、世襲の黄金パターンだ。

また、当の本人は、「国会議員は辞めるが、政治活動は続ける」
と語っている。これ以上、一体何をするのだろう?

小泉さんの功績で有名なのは、郵政民営化と道路公団民営化だろう。
しかし、それと同時に地方への税源移譲の美名のもとに行われた
三位一体の改革によって、実質的に地方は国から補助を断ち切られて、
大幅な減収でズタボロである。まさに地方は虫の息状態だ。
また、悪評高い後期高齢者医療制度も小泉改革のひとつである。

結局、小泉さんの後釜である、安倍さんと福田さんの両首相は、
小泉改革の負の遺産を背負わなければならなかったのである。
当の本人は良いとこ取りで、パッと首相を辞めてしまい、未だ
大衆に人気は根強い。後を引き継いだ、首相がコケればコケるほど、
彼の株は上がる。おそらく最初から、このような展開も全て想定内
であったような気がしてならない。

ある意味、引き際を知っているとも言えるが、あまりのかっこ
良過ぎる辞め方も、また嫌味に映るものである。

今回の身の引き方は、彼自身の株を下げたような気がするのは、
私だけだろうか?




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物乞い

2008-09-26 17:06:30 | つぶやき
アジアを始め、多くの途上国には物乞いがいる。
タイやミャンマーといった東南アジアにもいるが、
インドやバングラディッシュともなると、出会わない日が
ないほど、数多くの物乞いに出会うことになる。

旅をしていた頃は、お金や物などをあげることは
めったになかった。貧乏旅行とはいえ、懐に数十万円も
入れている僕らは、彼からみれば大変な大金持ちなのに…である。

旅を辞め、数年前から仕事でアジアに出向くようになると、
なんとなく時々、小銭を置くようになった。別に得を積む
だとか、来世の為などという宗教心からではなく、あくまでも
ちょっとした心境の変化からである。
いや、多少は「何か良い事がありますように…」くらいの、
見返りは考えていたような気がするが…

その後、確か昨年だったか、タイに滞在していたある日の朝、
出かける前に、ふと、ある決意をした。
「今日から、物乞いの目の前を通る時には、全ての人々に
置いていこうと」
早々、財布から小銭を取り出し、全ての小銭をすぐに取り出せる
ようにポケットに入れた。準備完了である。

その日は気合を入れて出発である。が、しかし、なぜかその日に
限って、なかなか出会わない。昨日までは、普通に居たのに…。

「おかしい…」

こちらも、そう決めたからにはとにかく、少しでも差し上げたい。
そう思うばかり、つい、目で物乞いを探してしまう。
しまいには、通りの向うに見つけると、わざわざ通りを渡って、
置きに行くなんてこともやってしまった。(1度だけだが…)

つくづく、アホであった。

結局その日は、2~3人にしか渡せなかったと記憶している。
そして何よりもその日は、そんなことばかり考えていたせいか、
仕事もはかどらず、妙に疲れた1日であった。

やはり神様はいるのである。

以前、読んだ本に書いてあったのだが、道端の物乞いなどに、
いくばかのお金を与えるという行為は、神様が、この俗世界に
住む人々に、得を積むという行為を教え、よりよい来世を願う
為の真正なものではなくてはならない行為だと、そしてまた、
そこに乞食や物乞いの人々の存在価値があるのだと…。

あの朝、なかなか物乞いに出会わなかったのは、そのような
真正な気持ちではない者が行おうとした行為を、神様がたしなめる
為に、なかなか出会わせてくれなかったのではないかと、勝手に
そう思っている。

そんな大袈裟なことではないし、ただの偶然だと多くの方は
思うかもしれないが、確かに翌日からはまた、度々、物乞いの
人々に出くわした。もちろん今度は、あげられる時だけ差しあげる、
という感覚で、両手が塞がっている時、または、あげるタイミングを
はずした時などは、置かないことにしたが…。

普段、神様の存在など気にも留めない私が、この時ばかりは、
やはりいるような気がした。と言ってもその時の感覚は、
一昔前に、よく「お天道様が見ているよ」と言うような
言い方があったが、そんな感覚に似ている。

まあ、どうでも良い話である。


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帰国しました。

2008-09-24 13:49:05 | 時事(国内)
本日、帰国致しました。

先日、出張先で取引先の方と、初めて食事に行ったのだが、
話をしていると、彼も7年前まで世界のあちこちを旅していた
バックパッカーであることがわかった。
で、話をしていくうちに、どうやら同じような時期に同じような
ところを旅しているではないか?
さらに話を進めていくと、「…ん、それってKさんのこと…」
なんと共通の知人であった。この知人の彼も、日本に帰らず、
かの地で日本語教師をして暮らしているのである。
なんとまぁ、ほんとうに世界は狭いなーと実感した瞬間であった。
(ただ、日本人旅行者上がりの世界が狭いだけのだろうが…)

また、留守の間に麻生さんが自民党総裁に就任し、ソフトバンクの
王監督が球界引退を表明した。昨夜、たまたま機内にあった雑誌を
読んでいたら、麻生さんの家系図が掲載されていたので、見てみると
まさに政界のサラブレッド中のサラブレッドではないか。

祖父が吉田茂だというくらいは知っていたが、大祖父に大久保利通
がおり、奥さんの父親は元首相の鈴木善幸氏であり、そして自身の妹は
皇族である髭の殿下のところに嫁いでいる。また、実父は炭鉱王と
呼ばれ衆議院議員も勤めている。
現在ブレイク中の竹下元首相のお孫さんなんか、足元にも及ばない
家系なのであった。

本人は小学校から大学まで学習院育ち、麻生セメント社長時代には、
モントリオールオリンピックにクレーン射撃の日本代表として出場
もしている。また、初めて地元福岡から政界に出馬した時、最初の演説
で、「下々の皆様…」とやり、「何様のつもりだ…」とひんしゅくを買い
見事落選したという話も掲載されていた。

このように生まれた時から、いわゆるボンボンであり何不自由なく
育った方に、果たして一般庶民の感覚を理解できるのか、やや疑問である。
2代続けて、2世議員の首相が途中で政権を投げ出している。この
麻生さんで3代続いたことになるが、「2度あることは3度ある」というから
まあ、心配ではある。その前に、総選挙で負けるか、それ以前に失言で、
辞任なんていうシナリオもあるが…

そして、王監督がついに辞任する。テレビで見るたびに痩せこけていく
その姿は誰が見ても健康体ではないはずである。ガンは本当に完治
しているのか?転移はないのか?少しでも早く治療に専念していただくと
ともに、娘である問題児、三女の新しいお相手を見つけて差し上げる
べきであろう。

それにしても868本の本塁打の世界記録は未だ破られてはいない。
大リーグでは、「所詮、日本での記録だ」との言う輩もいるのだろうが、
記録は記録である。そして、野球一筋、50年である。牛丼一筋80年の
吉野家には負けるが、それにしても半世紀である。
辞任の決意には、相当、悩んだに違いない。

近頃の政治家の方々の辞任劇には、あきれるばかりだが、王監督のような
辞任であれば、誰もが拍手で見送るであろう。今年は、清原も引退する。
こちらは盛大なセレモニーになるのだろう。

人間やはり引き際が大事である。

「引き際の美学」、著名人なら誰もが学ぶべきである。



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旅の計画

2008-09-15 19:23:29 | つぶやき
来月、10月に1週間ほどのお休み取ろうと計画している。

ここ何年も年間休日50日程度なので、たまには自分自身への
ご褒美にそのくらいは良いのではと、自己弁護しながらどこかへ
行こうと考えている。

候補は2~3ある。

日程が1週間なのであまり遠くへは行けないが、中東、パプア、
東南アジア、そして東アジア、まあこの辺りになろう。
それにしても、旅は計画の段階からすでに楽しいものである。
世界地図を眺め、どこにいこうかと悩める瞬間が、今の私に
とって1番の幸せな時かもしれない。

まあ、これでまた仕事もやる気が出るというものである。

明日の夜から24日まで出張します。明日と行っても深夜1時発
の便なので、厳密にいうと明後日なのだが…。

ということは、明日の夜は徹夜にちかいな…。

なので、今夜は早めにおやすみします。















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メイド イン タイランド

2008-09-13 19:43:33 | 時事(国内)
世界有数の衣料チェーン、スウェーデンのへネス&モーリッツ
(H&M)が本日、東京・銀座に日本1号店をオープンさせた。
デザイン性に優れ、それでいて低価格ということで、ユニクロの
シェアを奪うのも時間の問題であろう。

「デザインの良しあしに、価格は関係ない。最新ファッションを
多くの人に楽しんでもらいたい」というのが同社のコンセプトだという。
デザイナーらは年に6~10回、世界中へ市場調査に赴き、生地の
見本市はもちろん、アートや映画、音楽などのさまざまな情報を
収集して、商品を企画するそうだ。また、企画する商品はすべて
世界共通で、スウェーデン国内向けや東京向けといった特別仕様は
一切ないとのことである。

また、低価格だが利益率が高いのは、ユニクロなどと同様、
企画から生産、物流、そして販売まで一括管理して効率化を
徹底する製造小売業方式を取り入れていることにある。
唯一ユニクロと異なるのは、自社工場はなく中国や東欧などに
約700の生産委託先を持ち生産に当っている点だそうだ。

ファッション業界では、2~3年後にH&Mは世界トップの
衣料チェーンになるとの見方もある。売れるノウハウをあらゆる
角度から考察し、また熟知しているということだろう。
素晴らしい企業である。

アパレル業界の末席の末席にいる私も、常に新しい何かを
探し求めている。チークの販売と共にやっている衣料品の
小売業では、自然素材のエスニック衣料から始めたが、昨年
くらいから脱エスニックに向けて方向転換をしている。
それはエスニック衣料に対して限界を感じたからである。
とは言っても、自然素材というのはそのままでやりたい。ならば
コットンやシルクの生地を使い、既製品のオシャレなデザインで
作ったら良いのではないかと考え、詳細は企業秘密(そんな
たいそうなものではないが…)だが、今やうちの主力商品は
完全に、これになったのである。これとは、簡単に言うと,
半分オリジナルという感じの製品のことである。

つくづく服はデザインが命である、と思う。

素材や縫製ももちろん大切だが、最終的に売れる売れないを
決定づけるのは、やはりデザインに尽きる。この点、アジアの
現地生産のエスニック衣料業界は、縫製や生地の良し悪しと
いったところでは、日々進歩、進化しているとは思うが、
デザインだけは決定的にいただけない。いつ行っても同じような
デザインの服ばかり作って売っている。

これでは日本では売れない。たまにちょっといいなと思うものは、
おおよそ、日本のどこかのメーカーなどが作って、それが横流し
されたものだったりする。

外国から何か物を持って来て売る。そこにあるものをそのまま、
持ってきて売れる時代では、もうなくなったような気がする。
資源、食料品ならまだしも、製品(物)に関して言えば、木材業界でも
繊維業界でも、それは同じである。

日本で売るなら日本人のニーズにあったもの、こんなのがあったらと
いいなと思う物、既存の物にひと工夫したもの、何か付加価値を付けて
販売出来るものでなければ、商売として成り立たないだろう。

えらそうなことを言うつもりは毛頭ないが、自転車操業的自営業者の
私から見てもそういう時代のような気がしている、ということである。

余談だが、ちなみに私個人のオシャレは、ジーンズこそメーカー物だが、
後は1年中タイで購入する1枚300円ほどのTシャツ、同じくタイで
購入する1枚1000円ほどのセーター、やはりタイで買う3000円
ほどのジャケットを着まわしており、オシャレとは完全に無縁だし疎遠
でもある。

思えば、革ベルトもタイ製だし、靴も革靴、ブーツ、スニーカー、
サンダル共にタイ製である。靴下、下着も一時はタイ製だったが、
さすがに日本でも安いので、最近は国内で購入している。ほんとうに
スーツ以外はほとんどメイドインタイランドである。

さらにうちで使っている石鹸もシャンプーもタイ製である。(奥さんは
結して使わないが…)時々は歯磨き粉もリステリン(お口くちゅくちゅ)
もタイ製を使っている。

きっとタイ人よりタイ製品を愛用しているかもしれない…
従って私個人でいえば、巷を席巻する中国製の依存度は
かなり低いと言えよう…ささやかな抵抗である。

(だからどうした…)




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諸悪の根源

2008-09-12 18:21:59 | 時事(海外)
昨日は、9月11日であった。当事者でない人達にとって、
7年という歳月は、遠い過去になってしまいそうでもある。
もちろん、犠牲者の遺族の方々にとっては、結して忘れることの
出来ない特別な日として、今後もずっと記憶の中にあるのだろう。

米国人のおよそ75%が、あのテロを政府による自作自演だと
思っているというアンケート結果がある。もしそれが、本当なら
デモやら暴動やら、何らかのリアクションがあっても良さそうな
ものだが、あの日以来、そのような動きがあったというニュースは
聞かない。

もうずいぶん前のことだが、とあるテレビ番組で、「検証9.11」
などと題したテレビ番組を見たことがある。その番組の中で、ビルの
倒れ方に限り無くひとつの規則性が見受けられる映像があった。それは、
倒壊するビルの上の階から順々に、爆発物が爆発していくような
映像で、専門家の意見でも飛行機が追突しただけでは、あのような
崩壊の仕方はしないだろうというものであった。

また、あの日の少し前に所有者が変わったこと、ビルの老朽化
も始まっており、莫大な修繕費がかかることなど、その背景にある
いくつかの出来事もかなりグレーを思わせる内容であった。

もちろんテレビ番組だし、ある程度の脚色もあるだろうが、
「火の無いところに煙は立たない」とも言うではないか。
また、咋日のニューヨークタイムズでも大々的に政府に
よるものだということを臭わす記事を載せているそうである。

真実はわからない。

本当にテロだったかもしれないし、実は全くの嘘で、すべては米国
政府がある目的の為に仕組んだ自作自演によるものかもしれない。

わからないけど、ただ一つ言えるのは、両方共にあり得るということである。

ちと古いが、ブッシュの言う「悪の枢軸」にアメリカとロシアと中国が
加われば、完璧な「諸悪の根源国家連合」の出来上がりである。


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怪しい人

2008-09-11 21:04:49 | 時事(海外)
先日、タイの首都バンコクに長期滞在していた日本人男性の
棚橋さん(33)の絞殺体が発見された。事件は現在、
タイ警察が殺人容疑で日本人男性2人の逮捕状を取るなど
日タイ両国で捜査中だそうである。

一体なぜ、棚橋さんはバンコクで暮らし殺害されたのか?

実はそこから、若者の引きこもりやニートといった日本の
社会状況を映した、外こもりという現象が見えてくるのである。

殺害された棚橋さんは今年7月、安田誠のペンネームで
『外こもりのススメ』(幻冬舎コミックス)と言う本を出版した
ばかりだったそうである。

著書によると「外こもり」とは「目的もなく海外の都市にこもって
ブラブラしている人」言葉自体は5年ほど前からあったようだが、
閉鎖空間で過ごす引きこもりと違い友人と騒いだりもする。
著書では「ニートに近く『外ニート』ともいえる」としている。

当人である棚橋さんは郵便局を10年前に退職。
世界各地を放浪後、平成11年ごろからバンコクで
外こもりを始めた。著書では理由を「日本社会は居心地が悪い」と説明。
「几帳面な人が多く、細かい指摘をされる。周囲と違う人は
排除されがち。一度レールを外れると再出発が困難…」
といったことを挙げている。

物価が安いため生活費は月10万円以下。インターネットでの
株式投資やFX(外為証拠金取引)などで捻出していたようだ。

彼の気持ちは、なんだかとても良くわかるような気がする。

殺害された理由は良くわからないが、おそらくなんらかのトラブルに
巻き込まれたのだろう。

海外で警戒しなければならないのは、近寄ってくる現地の人々だげではない。

現地に長期滞在している怪しげな日本人。

コレに尽きるかもしれない…







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