先日、とあるところから頂いたDVDを観た。
中身はなんと、北朝鮮のマスゲームが収録された
ものである。
北朝鮮が誇るマスゲームとは、およそ10万人を動員して
約1時間半にわたって行われる、身体デモンストレーション
である。また、観客席に並んだプラカードを持った観客の行う
ディスプレイもこれに含まれ、ひとつの集団的パフォーマンスとも
言えるものである。
このマスゲームの中心的な人々こそ、芸術団に所属する専門の
踊り子だが、その他の多くの人々は一般人だという。
毎年、9月頃に行われるアリラン祭(北朝鮮のお祭り)近くに
なると頻繁に練習に借り出されるのだそうである。
観る人を圧倒させる一方で、マスゲームは一人の失敗が全体の
大きな失敗を引き起こすということを実感させ、チームワークと
全体主義を教え込むための教育の一環だとも言われている。
すなわち、体制維持のため…でもあるのだろう。
さて、見終わった後の感想だが、確かに圧倒させられるし、
圧巻でもある。しかし同時に、嫌悪感と恐怖感にも襲われ、
ちょっとブルーに陥る。安酒をしこたま飲んで、悪酔いした
後の気分の悪さにも似ているし、夜中にホラー映画をひとりで
観て、後悔する後味の悪さにも似ている。
とにかく、気分はよろしくない。
観ない方が賢明である。DVDですらこんな感じなので、
実際、生で観たら吐いてしまいかもしれない。
ある意味、本物のホラーである。

中身はなんと、北朝鮮のマスゲームが収録された
ものである。
北朝鮮が誇るマスゲームとは、およそ10万人を動員して
約1時間半にわたって行われる、身体デモンストレーション
である。また、観客席に並んだプラカードを持った観客の行う
ディスプレイもこれに含まれ、ひとつの集団的パフォーマンスとも
言えるものである。
このマスゲームの中心的な人々こそ、芸術団に所属する専門の
踊り子だが、その他の多くの人々は一般人だという。
毎年、9月頃に行われるアリラン祭(北朝鮮のお祭り)近くに
なると頻繁に練習に借り出されるのだそうである。
観る人を圧倒させる一方で、マスゲームは一人の失敗が全体の
大きな失敗を引き起こすということを実感させ、チームワークと
全体主義を教え込むための教育の一環だとも言われている。
すなわち、体制維持のため…でもあるのだろう。
さて、見終わった後の感想だが、確かに圧倒させられるし、
圧巻でもある。しかし同時に、嫌悪感と恐怖感にも襲われ、
ちょっとブルーに陥る。安酒をしこたま飲んで、悪酔いした
後の気分の悪さにも似ているし、夜中にホラー映画をひとりで
観て、後悔する後味の悪さにも似ている。
とにかく、気分はよろしくない。
観ない方が賢明である。DVDですらこんな感じなので、
実際、生で観たら吐いてしまいかもしれない。
ある意味、本物のホラーである。
