ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

島、岩論

2016-04-30 21:24:15 | 時事(国内)
沖ノ鳥島は、果たして島か岩か?

普通に見れば、誰がどう言おうと岩だ。あれを島と呼ぶのなら、すべての岩が島になって
しまうと個人的には思う。

台湾の漁船を拿捕したことで、再び、沖ノ鳥島の「島か岩か論」が再燃している。

日本にとっては、海洋権益上、どうであれ「島」でなければ困るのはわかる。
けれど、国益だけを考えての理屈や屁理屈で、「島だ」と言い張るのならどこかの国と
同じになってしまう。

日本側の根拠は国連海洋法条約の「島」の定義の一部を引用して、その根拠としている。
けれど、他の条項には、合致しないものもある。

しかし、近年、国連大陸棚委員会が「日本の大陸棚は沖ノ鳥島が基点」と勧告しており、
これには拘束力があるらしいので、一応、中国や韓国の意義を突っぱねる根拠にもなって
いるとのこと。

まぁ、どうであれ、日本人としては島であってほしいし、この際、屁理屈でもなんでも
島として主張すべきだとは思う。

けれど…。

理論的にはどうであれ、あれはどう見ても、岩だ。
島というには、無理がある。

どこの国であれ、利益を前にすると、暴論も正論に変わる。

そういう意味では、大なり小なりどこの国も同じである。




コメント

大切なもの

2016-04-28 21:22:35 | つぶやき
2年前に介護施設を開業した私と同い年の女性のお客さん。

すぐに軌道に乗り、今年2軒目の施設を開設。さらに託児所と3件目の施設を建設中で、
ちょっと前まで普通の主婦だったのが、すっかり一人前の女性企業家に変身した。
初めての施設の時は銀行融資に時間を要したらしいが、軌道に乗るや2軒目、3軒目は
「どうぞ借りてください…」だったらしい。施設は国産の天然木にこだわった低層階の
旅館のような建物で、一目で入居を決める方も多いらしく、2軒目は開設前にすでに満
床となったらしい。

主婦時代に介護施設でヘルパーとして働いていたことで、現場の問題点を知り尽くして
いるのが強みだと以前、語っていた。

そんな順風満帆な彼女が冴えない顔してやってきた。

で、ひと言…。

「私、離婚することになりました…」

なんでもサラリーマンの旦那が、羽振りの良くなった妻のお金を当てにして、どんどん金
使いが荒くなり、そればかりか自分の給料すら家計に入れなくなったことが直接の原因ら
しい。さらに、夫の収入をあっさり抜いてしまった妻に対する嫉妬も遠因なんだとか…。
で、大学生になる二人の子供も母親に付き、結局、旦那さんだけが出ていく羽目に…。

せっかく事業が軌道に乗ったというのに、家庭が壊れてしまっては本末転倒のはず。

まだまだ借金もあるはずなのに、このところの彼女は見る見るうちに派手になっていった。
服にバッグに車に、そして化粧も随分、濃くなった。

お金で人は変わる。

物欲が仕事のモチベーションになるのは、別段、悪くはないけれど、実際、大きなお金を
手にすると、人はどこか傲慢になってしまうこともあるのかもしれない。


どんな時も、一番、大事なものを忘れずにいたい…。






コメント

枝豆とフライドポテト

2016-04-27 20:58:56 | つぶやき
入居しているテナントの年に一度のオーナ会議があった。

これまではフロアー別のこじんまりしたもので、出たり出なかったりだったが、
今年は全館全店舗合同で、しかも運営会社のお偉いさんが来るとかで、一応、
ジャケットまで用意して出席した。

会は二部制で、一部は事業報告などの統括的な内容で、二部は立食形式の懇親会
だった。

基本的にこういうのは嫌いだ。

懇親会なんて所詮、名刺交換会みたいなもので、上っ面で「どうも、はじめまして
○○です。よろしくお願いします。で、そちらの業種はどうですか?」の繰り返し。

まさに社交辞令の何十連発。

テーブルに並んだスモークサーモンやローストビ―フが気になるのになかなか食べ
れない。いや、その前に取りにすらいけない。

どうでもいい会話をひたすらし続ける。特に商工会議所の人らは名刺交換に一生懸命
で、何かノルマでもあるのかと思うほど。

しかも、話が長い。

サラリーマンを辞めてからというもの、普通の社会人ならなんでもないだろうことが、
ことさら苦痛に感じるようになってしまった。

環境適応能力の退化かもしれない。

やっと一区切りついて、テーブルに向かうとスモークサーモンもローストビーフもす
でになく、枝豆とフライドポテト程度しか残ってなかった。

確か、カレー屋チェーン「COCO一番」の創業者が言っていた。

「人脈作りの交流会や名刺交換に時間を取られるほど無駄なことはない。それなら
客の求めるものを考えていた方が余程、有意義だし経営の為にもなる…」


来年は、お腹が痛くなりそうな気がしている…。







コメント

20,8キロ

2016-04-26 20:36:55 | つぶやき
帰国いたしました。

タイ、暑かった。けれど、もしこれが一週間早かったら、40度超えてたらしいので
まだ良かったのかも。いや、それでも日中38度はいっていた。

それにしても、北タイのチェンマイで40度を超えなんてびっくりだ。

もはや、インド状態。

さらに水不足が深刻化しており、そろそろ降らないと給水制限が始まるらしい。

そんなことで「ソンクラーン」も一昨年とは異なり、猛暑と重なったこともあって
観光客も少なく、頼みの中国人消費も不発だったらしい。すでに爆買も過去のもの
になりつつあるのかもしれない。

確かに常宿にも宿泊客が10人ほどで、オフシーズンにしても少なかった。ここ10年、
こんなに静かなチェンマイの記憶はないほど。

滞在中はいつもの如く、早起きに始まり、早寝に徹する健康生活。

けれど、やらねばならないことを終えるとあっという間の一週間だった。
特にバンコクでは頼まれごともあり、超多忙を極めた。

バンコクの最終日、夜、スマホのヘルスケアのウォーキングの距離が20,8キロを
超えていた。もちろん1日で…。

唯一の楽しみだった完熟パイナップルにも、時期的にまだ早く、結局、ありつけな
かった。

帰国して、体重計に乗ると2キロ痩せていた。

休みまで、あと4日。

がんばろう…。









コメント

いいタイミング

2016-04-18 10:53:32 | つぶやき
(有)ホリカワからのお知らせ。

明日19日(火)から25日(月)まで出張致します。この間のお問い合わせへのご返信は
26日(火)以降になりますので、予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

ということで、明日からタイへ行ってきます。

花粉の季節がようやく終わりを告げる4月のこの時期は、納税通知がどんどんやってくる
自営業者にとっては、ちょっと憂鬱な季節だ。例え、元々、支払わねばならないお金だっ
たとしても、こうも一気にどーんと出て行ってしまうと、急に金欠になった気分になる。

まぁ、現実逃避にはいいタイミングかもしれない…。

ちょうどタイは今日からソンクラーン明けで、今週いっぱいくらいは輪をかけてやる気の
ないタイ人の姿が目に浮かぶ。このタイミングでいいのか…と思うけれど、毎年、5月の
連休明けに行くたびに現地の事情を考えると、「来年こそは、もう少し早めに…」と思う
ことからも、今年はちょっと早めに行くことにした。

頼まれごともてんこ盛りで、本来の仕事を圧迫するようにもなってきた。

これは何とかしないといけないと思う今日この頃…。

まぁ、とりあえず、行ってきます。








コメント

思い込み

2016-04-16 21:59:09 | つぶやき
17日の明日からタイへ行くつもりでいた。

先月末にチケットも取り、ホテルはメールで予約していた。一部はネットで予約し、
カード決済をしていた。留守を頼む従業員さんにも、今日引き継ぎなどをお願いし
て準備は万全だった…?はず。

その後、帰宅し、今さっき荷づくりも終え、ふとEチケットに目を通したその時、
「日付が19日(火)」となっているのに気づいた。そういえば、第一希望だった
17日は席が取れず、仕方ないので19日になったのを今の今まですっかり忘れていた。
なんともアホで間抜けな話だ。

当然、帰国日も違って来るわけで、すぐに従業員さんに連絡し事情を話し、その後、
ホテルへはメールで変更を伝え、カード決済したホテルは3日前まえならキャンセル
が無料だったので事なきを得たところ。

でも、本当によかった。もしこのまま明日、空港へ行き、知らずにチェッツクイン
していたら、今の倍は落ち込んでいたはず。

それにしても、思い込みって恐ろしいものである。

ただ、出発までまだ2日もあるので、今からスーツケースの衣類くらいは取り出そう
と思っている。

未だに、なんとなくそわそわしてしまっている。

ちょっとコーヒーでも入れて落ちつかねば…。







コメント

親父と大風

2016-04-15 12:56:02 | 時事(国内)
夜9時ころから事務仕事をしていて、ちょっとテレビをつけるとすぐに、
「地震速報です…」と、画面が報道局に変わった。

で、その後、そのままずーっと、どの局も熊本地震特番になってしまった。

近頃は事務仕事の時くらいしか、夜、テレビをつけることがなくなっていて、
昨日は久しぶりにテレビを付けながら仕事を…と思っていたのに、そんな時
に限って…である。

しかし、こんな時にそんなことを言っては非国民である。

熊本の人は、本当に大変だったに違いない。特に震源地の町の人は自宅が倒壊した
りして、昨夜から生活が一変してしまった。外で毛布に包まって一夜を明かした人
らは、今日も疲れを引きずってるはずだし、地震以前の生活に戻るには、まだ、相
当な時間が必要だろう。

こういうのを目にすると、、いつか東海地震も…と思わずにはいられない。

「地震、雷、火事、親父」

昔の人は良く言ったものだが、怖いのはやっぱり、地震と火事で、雷と親父なら
まだ、なんとかなる。

そういえば、この中の「親父」は、本当は「大風」(おおやじ)がなまったもの
らしく、それが語呂合わせで「親父」になったらしい。

それにしても、つくづく自然の前に人間は無力だな、と思わざる得ない。








コメント

雪男は向こうからやってきた

2016-04-13 20:29:50 | 
今日は朝から大阪へ。

道中、「雪男は向こうからやってきた」角幡唯介著を読んだ。

雪男を信じない著者による雪男探索記である。私は、探検や冒険モノが大好きだが、
読む前から見つからないのはわかっている。そもそも、見つかっていたら大騒ぎだし、
私も知らないわけがない。

結局、最後まで雪男存在の決定的証拠は見つからない。探索そのものはつまらな
いものだ。カメラを構えて、ずっとターゲットとなる場所を監視し続けるだけだ
からだ。けれど、この本を読むと、「もしかすると雪男って本当にいるのではな
いか…」と思えるから不思議だ。

そしてこの本には、フィリピンで、あの小野田さんを発見した若き日の「鈴木紀夫氏」
が関わっていたのが意外だった。
しかも、彼の奥さんや母親にまで会っている。
鈴木氏はヒマラヤへ雪男を探しに行き、雪崩で亡くなっている。1987年のことである。

それにしても、終始、雪男の存在を信じられない目線での探検記は珍しいかもしれない。

次は「アグル―カの行方」も読んでみたい。





コメント

いつだって損!

2016-04-12 21:51:29 | つぶやき
円高、株安で個人消費が落ち込んでいるとか…。

近年は円高だと株安になり、景気が悪くなるという流れになっている。
なので、政府も必死で円安を維持しようとしている。
アベノミクスの安倍さんは、お金をたくさん刷り続けることで円の価値を下
げようとしている。すると、投資家が円の値下がりを嫌いドルを買うことで
、結果、円安になる。

日本は輸出産業が盛んなので、円安を維持することで輸出産業を協力に後押し
し、これによって好景気を維持しようとしている。

しかし、意に反して、円高になると輸出が低迷する。すると外国人が持ち株
を売ることで株安となり不況になる。

私の理解力では、この辺までが限界だ。

結構、単純そうだが、実際、これが一筋縄ではないかいというのも理解できる。

けれど、忘れてもらって困るのは、原材料を海外の輸入品に頼っている業種、
つまり輸入業者の存在である。
簡単にいえば、円高のほうがありがたいし、その方が儲かるわけである。
これは円高によって、仕入れコストが下がるからだ。

しかし、安倍さんをはじめ、多くの経済政策に関わる人間は、日本は輸出型
経済ということで、輸入業者のことなど全く考えていないように見える。

さらに、円高により輸出産業が不況に陥れば、連動して日本全体が不景気になる
かのように報道され、実質、巡り廻って個人消費などに多大な影響を被るように
なってしまっている。

なんだか輸入業者って、単純に考えても、もの凄く損だ。誰からも支援されず、
「円高ラッキー」と叫べば、世間は不況だと騒ぎ出す。そして、円安になり世間が
景気の良さに浮かれているまさにその時、、私たち輸入業者は、円安で首が絞めつ
けられているのである。

つまり輸入業なんて、円安でも円高でも、いい時なんてないわけである。

来週からタイへ行く予定でいる。

最近はずっと円安状態が続き、多少の変動では一喜一憂することもなくなっていた。

今日は107円?

一週間後、せめて100円、それはないか…。






コメント

マンモスとピラミッド

2016-04-11 10:23:06 | つぶやき
毎年、6月末に一週間ほど休みを取りどこかへ出かけている。

で、今年の休みの予定が、ようやく決まった。

「MATRIX」や「SKYSKYCANNER」をフル活用して予算内でどこまでいけるのかを調べていった。
一度は行ってみたいと思っていたシベリアのヤクーツク。日本から直接購入しようとすると
軽く10万円は超える。されどソウルまでLCCで行き、その後、ソウル発券を組み合わせるとな
んとか5万円台で収まりそう。乗り継ぎも、まぁ、なんとかなる。

「これしかない…」と妻に伝えると、「なに、そこ…?で、何があるの?」

「見どころは、凍ったマンモスと永久凍土くらいかな…」

「無理、無理、マンモス無理…、」とにべもなく却下。

こうして第一希望はあえなく頓挫。ならば仕方ないので、第2希望の「サハリン」を伝えると、
「ロシアならモスクワとかペテルブルグとかはないの…」と露骨に嫌な顔をされる。

4月から燃油サーチャージもなくなり、長距離も随分、安くなった。けれど、子供が長時間の
移動を嫌うので、なかなか難しい。けれど、最近覚えた、「エジプトのピラミッドなら…」と
いう一言で「カイロへ行こう!」とその気になった。

調べると、一人12万もする。3人で飛行機代だけで36万、完全に予算オーバーだ。
休みの日は限られており、出発日を前後にずらしても、そう変わらない。さらに調べること数
時間。名古屋から上海と昆明を経てスリランカのコロンボへ。そこからコロンボ発券を使い、
カタールのドーハ経由でカイロへ。これで一人7万9千円すべて込。まだ高いが、このチケットの
凄いところは、コロンボからカイロまではビジネスクラスでの価格ということ。それなら破格だ。
恐るべしコロンボ発。しかし往復ともにコロンボ泊が必要となり、移動時間の長さは最悪に近い。
ちょっと考えようと数日後、改めてをサイトを見ると、すでにその価格はなくなっており、随分、
値上がっていた。

もう手に入らないとなると、無償に悔やまれるのが世の常。
「やはりあの時、買っておけば…」と、後悔する羽目に…。

それから再び探し直し、マレーシアのKL発券で最安7万円台というのを見つけた。
ただしこちらも乗り継ぎが悪くサウジアラビアのリヤドで長時間待つことに…。しかもサウジは
トランジットビザすらなかなか出さないので、空港内で長時間近く待つのは、ちと辛い。

そうこう決めかねているうちに、少しづつテンションも下がり、やはりアジアにしようかと…。

ベトナムかボルネオかミャンマーか…。

どうも当分、アジアを出れそうにない気がしている。







コメント