ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

行ってきます。

2017-08-27 21:09:17 | つぶやき
もう、8月も終わる。あっという間だった。

けれど、今月は例年以上に休めて良かった。しかし、その反動で9月は…、
考えるのは辞めよう。

あっという間に10月になっているような気もする。

ということで、明日から、タイへ行ってきます。

今、マイラ―の間で話題のアラスカ航空のマイレージ。日本には飛んで来ていないけれど、アラスカ
航空で溜めたマイレ―ジで提携しているJALに乗れる。しかも超お得に。
調べれば詳しく出てくると思うので、さらっと言えば、25000マイルで東南アジア~日本~東南アジア
に乗れる。しかもJALのビジネスクラスだ。

コツは、出発地と帰着地を異なる場所にすることで可能になるというちょっと裏ワザ的なルートで発見
する方法。つまり片道航空券ということにして日本にストップオーバーするというもの。もちろん、こ
れはアラスカ航空ならではのルート設定だ。

ただし、日本発ではダメ。あくまでも東南アジアから出発する。例えばバンコク発にしてホーチミン着
とか、航空券は1年有効だから長々と滞在できる。ちなみにインドのデリー発着でも同条件。ただし、
デリーだと最初に片道で使って飛ぶのに費用負担が大きいことも…。

なので、LCCが飛んでいるバンコクやクアラルンプールがベストかもしれない。その分、余計にかかるが
それでも破格だ。

では、どうやって貯めるのか?

簡単、買えばいいだけ。今なら35%から50%のボーナスが付くから、およそ6万円で25000マイルに
なる。マイレージに申し込んでマイルを購入し、JALの特典航空券を発券するだけ。
時間もかからないし、コツコツ貯めることもない。

面倒だと思う方もいるかもしれないが、やってしまえば、案外、あっさりできるもの。

まぁ、おそらく日本人の目ざといマイラ―が大量に押しかけ、すぐに改悪になるような気もするけれど…。

では、とりあえず、行ってきます。


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タイ、いろいろ

2017-08-25 21:04:12 | 時事(海外)
タイの元首相、国外逃亡した?

あの、なかなかの美貌の持ち主だったインラックさんのことで、お兄さんのタクシンさんも
また元首相で国外逃亡?亡命中?だ。これで兄弟揃って、国に帰れなくなってしまった。

今でも北タイや東北タイの貧しい地域では大変人気のあるタクシン派だが、既得権益を手に
する富裕層が政敵なので、様々な横やりが入る。選挙をすれば圧勝するにも拘らず、それで
も長続きできなかったのは、タイの政治の未熟さゆえ、などと言われている。

数年前、妹のインラックさんが首相になり、これで恩赦でもして兄であるタクシンを帰国さ
せるのかと思った矢先、軍にクーデターを起こされ失脚。以来、タイでは今も軍事政権だ。

ちょうど昨年だったか民政移管に関する国民投票が行われた。結果、タイ人は軍事政権を支持
する方を選んだ。5年後には民政移管することになるが、軍事政権に圧倒的に有利な内容で進ん
でいくことになる。この時点で、すでにタクシン派の芽は摘まれたことになるが、インラックさ
んが拘束されたりすると、再び大規模デモなどが起こったりすることも考えられ、そういうこと
を憂慮した結果、あえて国外に逃がしたのではないかとも言われているそうだ。

まぁ、真相はわからない。

タイは急速に豊かになっている。これまでわずかな数しかいなかった中間層が急激に増えている。
この人たちは、元々、貧しき者を支援するタクシン派だったが、自分らが富を得た途端、豊かさ
に固執し保身に走った。軍事政権に票を入れたのも、混乱すれば再び経済は麻痺し、自分らに降
りかかるから、という意味合いが強いと、昨年、タイの日本語情報誌に書かれていた。

それにしても、このタクシン兄弟。

必ずしも弱者の味方だったわけでもなく、私利私欲にも十分、走っているので、全面的に同情は
できなけれど、二人共、首相にまでなり、これほど出世したのに国に戻れないとなると、これか
らの人生、大変、不憫だろうなと思う。何だかんだ言っても、タイは居心地のいい国のはずで
それが故郷なら、なお更だろうなと…。

残された道は、どこかの国の国籍を買って、整形して名前も変え、完全に別人となって観光で
度々、やってくるとか…。

本気出せば、彼らならできそうだなと、思っている


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1987年

2017-08-24 21:12:58 | 時事(国内)
面白い記事を見つけた。

かつてタイム誌では、日本人観光客を「世界の観光地を荒らすニュー・バーバリアン
(野蛮人)たち」と呼んで特集していたというもの。

1987年頃の話らしい。ちょうどバブルの頃で、特に日本人の多いハワイでは大ひんしゅく
だったとか。まるで今の中国人と同じだ。

私は1988年から海外に出かけるようになった。アジアや途上国が多かったが、当時の日
本人イメージは、首からカメラに農協やその他の団体のおやじご一行様という感じだ。
特にソウルに台北、香港にバンコクの繁華街にはいつ行っても、日本人おやじの団体で
溢れていた。時代はもう少し遡るが、タイでは「玉本ハーレム事件」の影響もあり、当時、
アジアでの日本人男性のイメージは、圧倒的にこの種のものだったように思える。

今でこそ、日本人は控えめで大人しく礼儀正しいというイメージが定着しつつあるけれど、
かつては違った。いや、今でも本当はちょっと違うのではと思う。控えめで大人しく見え
るのは、実は言葉ができないからであり、そうでなければ文句やクレームは、欧米の人々
並に言っているはずだ。もしかすると日本人は神経質な人が多いから、欧米人以上に細か
い指摘をする可能性だってある。

列にきちんと並べたり、礼儀に関しては確かに一理あるが、途上国の人々への上から目線
や横暴な態度は、上の世代であればあるほど根強く残っていると思う。

まぁ、それでも概ね、どこへ行っても日本人には好意的な国々が多かったなという印象は
確かにある。

さらに今でいえば、中国人のイメージが悪ければ悪いほど、同じアジア人である日本人
の株が自動的に上がる作用もあるかもしれない。

マナーが良くて、世界中から好かれている日本人。

思うのは勝手だが、せめて、そういう前提があるという思い込みで相手に国に訪ねていくこと
だけは控えたい。
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名作と駄作

2017-08-21 20:31:02 | 
今日は、朝から大阪へ。

車中で、「東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編」下川裕治著を
読んだ。この方、もうかれこれ30年近く、この貧乏旅行スタイルで旅をして、そ
れを本に綴っている人である。

別に何をするでもない。一応、テーマのようなものはあるが、汽車やバスに乗って
移動し、安宿に泊まり屋台で食事をする。ただそれだけ。それで一冊の本が出来上
がる。今回はタイとミャンマーのすべての鉄道路線を制覇する、という目的がテーマ
になっている。

けれど、内容は時刻表にも載ってない謎の路線を求める苦悩と、乗り続ける苦痛が
書かれているのが主で、期待したミャンマーの辺境の街や村の様子は皆無でちょっと
がっかり。

いつもの下川ワールドではなく、まるで、「宮脇俊三の世界」だ。
一部の乗り鉄でもない限り、楽しめないだろう。

今後は、東南アジア全路線制覇を目指すという。ただ、乗るのが目的になってしまうと、
それはもう苦行でしかなく、単に自己満足の世界であり、乗り終えた達成感を読者と共
有するのは難しいのではないかと思う。

宮脇俊三の国鉄全線完乗を記した「時刻表2万キロ」とは、比べるまでもないが、名作に
対し駄作と言っていいほど、読んでまったく何も残らない一冊だった。

次回に期待したい。



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きっかけ…

2017-08-20 22:14:21 | つぶやき
先月末で、貯めていた5,000マイルが消えているのが今日、判明した。

一部のマイルの使用期限を来年8月と勘違いしていた。5000マイル、1マイル100円として
も50万円分。ショックだった。最近は各種税を含め、あらゆる支払いにカード払が可能にな
ってきた。こういうのは一度やりだすと、どんどん深みにハマるもので、まるでゲーム感覚に
なってしまっている。

いかにしてお得に短期間にマイルを増やすか?

突き詰めていくと、様々な方法があり、調べだすときりがない。さらにキャンペーンとしてお得
なカードが発行されると、つい申し込んでしまう。そしてお得な部分だけを得たら、1年未満で
解約する。これの繰り返し。カード会社もそんなことわかっているだろうけれど、それでも各社
競って、様々な特典で客引きを行っている。

で、つい貯める方ばかりに夢中になり、今度は使う方に気が回らなくなる。私の場合、飛行機に
乗る機会は多いから、特典航空券に変えたり、アップグレードに使おうと試みるのだが、案外、
希望日には取れないことも多く、すると「では次回に…」となりそのままになることもある。

冷静に考えれば、こんな風に振り回されて、時間を浪費して、多少の得をしたとしても、本質的
にはどうなんだろうと思ったりもする。

頑張り過ぎず、普通のレベルでいいのではないのか…?

どこかで辞めるきっかけを探しているのかもしれない。



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気合を…

2017-08-17 20:09:48 | つぶやき
東京では17日連続で雨らしいが、こちら名古屋でも雨こそ少ないけれど、曇りの日が多く、
割と涼しい夏になっている。

そんな中、今日はようやく晴れ。子供を連れてプールへ出かけた。

「ナガシマジャンボ海水プール」

プールなのに海水。海水を売りにするのは良いが、ベトベトするのでデメリットの方が多い
と思うのだが、夏はいつ来ても人、人、人でうんざり。思えば、子供のころからプールは嫌
いだった。泳げない以前に、あの塩素の匂いがたまらなく嫌だった。今でもプールへ行くと
塩素の臭いが鼻に付く。

今年は長雨のせいで、プールを始め、レジャー施設が大打撃なんだとか。確かに涼しければ、
家にいても苦痛ではないし、雨だと出かける気も起きないからなんだと思うけれど、消費が
低迷するとなると、やはり気にはなるもの。

今のところ大きな影響はないけれど、どうせならこの後、残暑で夏が長引けばいいなと思っ
ている。

再来週からタイに行く予定でいる。帰国すると催事が始まり、さらにイベントが一つ。それが
終わると中国へ。お盆休みも終わり、なんだかこのまま夏も終わっていくような気もしなくは
ないが、また、仕事の季節に突入するので、ちょっと気合を入れないといけない。

さらに昨日、突然、冷蔵庫が壊れ使用不能に。

今日、早々、新しいのが届いたのだが、請求書を見てびっくり。「冷蔵庫ってこんなにする
のか…」と。

選んだ妻に聞くと、「色で選んだからかな…?」と。普通は機能、容量、サイズ、価格で、
最後に来るのが色でしょ?と思ったのだけれど…。

さぁ、仕事、仕事。







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お盆中

2017-08-14 21:24:05 | つぶやき
気が付けばお盆も半ば。

今年は仕事の都合で帰省も出来なかった。お盆のこの時期、名古屋にいるのは初めてかも
しれない。ただ今日はちょっと休みということで、三重県の多度侠というところに出かけた。

川の急流を利用した天然のプールが売りの場所。

川の水は冷たく、しかも今日は曇りだったので、かなり寒かった。ここは、ぜひ猛暑の日に
来たい。

テレビを見ていると、度々、川や海での水の事故のニュースを耳にする。「気の毒だな…」
と思いつつも、「なぜ、わざわざあんなところに行んだろう…」と思っていたのだが、今日、
川に行ってみて、ちょっと納得した。海はベトベト感が不快だし暑い。けれど、川は、特に
山の急流にある一部の浅瀬のなどは、水はさらさらでキレイだし、そこにいるだけでも涼し
いので、これなら行きたくなるのも頷ける。

ただ、浅瀬でも流れが急なところもあるので、本当にちょっと気を付けないと危ないんだな
とつくづく…。

お盆も後半。あと1日くらいは、どこかに連れて行かないといけないかな。

帰省のないお盆は、案外、辛いな…。


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バッタ本

2017-08-11 14:36:15 | 
「バッタを倒しにアフリカへ」前野ウルド浩太郎著を読んだ。

タイトルにつられて、つい、手に取ってしまったが、面白かった。筆者は昆虫学者だ。
ファーブルに憧れ、昆虫学者になることを心に誓い、子供の頃から「バッタに食べられたい」
というのが夢になった。その夢を叶えるために、31歳の時、バッタが大発生しているという
西アフリカのモーリタニアへ…。

当然、様々な苦難が待ち受ける。

まさか「バッタがいない」という状況になるとは。最悪だ。大発生すると評判のバッタが不在
になるなんて、一体何しにアフリカにやってきたのか…」

「バッタを失い、自分がいかにバッタに依存して生きてきたのかを痛感していた。自分からバッタ
をとったら何が残るのだろう。私の研究者としての魅力は、もしかしたら何もないのではないか。
バッタがいなければ何もできない。まるで翼の折れたエンジェルくらい役立たずではないか…」

終始、このようなノリだ。

ただ、彼の行動力や夢の実現に向けて一点集中で取り組む覚悟や、様々な苦難を乗り越えていく
姿は、本当に凄いものがある。

こんな日本人もいる。

ちょっと勇気をもらえる本だった。
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3本

2017-08-09 22:03:34 | 映画
シドニーまでの道中、3本の映画を観た。

今回はベトナム航空を使った。昔、ラオスのビエンチャンからベトナムのハノイまで1995年に
乗って以来。当時は、旧ソ連製の窓の丸い飛行機だった。バンコク行きなんかでも、いつも結構、
安く出ていたりするけれど、なんとなくその当時の印象が抜けないのと、名古屋からはハノイ、
ホーチミン行き共に小型機なのでシートビデオもないので、これまでずっと敬遠していた。

今回はシドニーまで、他社を抑えてほぼ最安値だったので、まぁ、仕方なく利用したのだけれど、
これが以外や以外、なかなか良い。いや、タイ航空よりいいかも。ベトナムまでは映画もない
けれど、シドニーまでは最新鋭機。個人モニターも大きく見やすいし、日本語プログラムもなか
なかの充実ぶりだった。

1本目は、邦題「メッセージ」。宇宙人との遭遇に際し、言語学者が会話を試みるというもの。
昨年末くらいの映画だと思う。いわゆる宇宙モノは嫌いでほとんど観ないけれど、これはなかなか
リアリティーがあり、実際に宇宙人が現れた時、人類は一体、どう対応するのか、というところで
参考になると思った。でも、肝心の宇宙人の姿が「タコ」のようなイメージで描かれていたのが、
ちょっと興醒め。やはり、宇宙モノは好きになれないのを再確認した。

2本目は、「素晴らしきかな人生」。ウィルスミス主演。今年の春くらいの映画。
アクションからシリアスまで彼の作品は幅広いが、今回は娘を亡くした会社経営者の喪失感を描い
たもの。相当、重たい内容で気分が滅入った。私の理解不足だと思うが、今一つ、この映画のメッ
セージを理解できなかったのは、残念。

3本目。ようやく面白い作品に出合えた。邦題「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」。この夏
の公開だったはず。マックの創業者が、いかに巨大企業へと導いたのか?
というより、マクドナルド兄弟からどうやって経営権を奪ったのか?見方によっては、彼は悪人にも
見えるし、賢い経営者にも見える。大量消費や搾取に関するあらゆる社会的な問題点はほとんど無視
されてるし、本質的な彼の人物像は描かれていないらしいので、ちょっと誤解して理解してしまいそ
うだが、それを含めても、まぁ、面白かった。

シドニーーホーチミンの所要時間は9時間半だったので、あと1本観れたのだけれど、さすがに疲れた。
というより、連続3本続けて観ると頭痛がしてくるのは、機内のモニターで観てるからだろうか?

ちょっと体に悪いような気がした。





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オーストラリア シドニー編(4)

2017-08-08 16:40:17 | 旅行(海外)
翌朝、シドニーであと1か所、行きたいところがあったので出かけた。

「レッドファーン」

先住民のアボリジニが住む町として知られているところ。昔、2度ほど行ったことがあり、
どう変わったんだろうかと気になる場所だった。

シドニーの中心でもあるセントラル駅からひとつ隣の駅なのに、雰囲気は一気に変わった
記憶がある。昔は危険だとか、金をせびらせるとか言われていたが、行ってみると、そこ
まで危険ではなかった。確かに昼間から酒を飲み泥酔するアボリジニも少なからずいたし、
失業者なのか浮浪者なのか判別不能な者も多かったが、際立って危ない感じではなかった。
ひと昔前の東京の山谷のような感じだろうか?

で、今はどうなったのだろう、と…。

駅を降りると、まず、ホームにアボリジニの姿がない。当時は、座り込んだり、ボーっと
したりしているアボリジニの姿が必ずあったが、今回は誰もいない。朝の9時だから…?
改札を出てもいない。駅前にある雑貨屋のような古い建物は健在だったが、かなり開発
も進んで駅近くにはタワーマンションの建設も進んでいた。リカーシップは相変わらず
多いが、行きかう人も白人やアジア系ばかりで、肝心のアボリジニの姿がない。一見する
と普通の街と変わらない。随分、すっきりした感じがした。

レッドファーン通りを進むと、ようやく数人カフェで新聞を読んだりしているアボリジニ
の姿があった。けれど、脇道を入ってもほとんど誰もいない。週末、飲み過ぎて月曜日の
朝だから皆、のんびりなんだろうかと…。

これならキングスクロスの方がまだ、遭遇率があるような気がした。いや、もしかすると
このところ中国人の金持ち移民が増え、シドニーの地価が4~5年前の3倍にも上がり、その
影響で中心地に隣接するこのレッドファーンからアボリジニの人々が出て行った、または
追い出された、そんな理由があるのかもしれない。

そのままセントラル、タウンホール、ウィンヤード、サーキュラキーと歩いて、動物園か
ら戻ってくる一行を出迎え、シドニーのひとり時間が終わった。

そして、そのままその日の午後、もうひとつのミッションが…。

一緒に行った娘がシドニーでどうしても訪ねたい場所があるという。

「ボンダイビーチ動物病院」

BSの番組で毎週木曜日にやっているイケメン獣医師、クリスブラウンによるドキュメンタリー
番組の舞台、「ボンダイビーチ動物病院」に行ってクリスに手紙を渡すのだという。
実際にクリスはこの病院に勤務する獣医師だ。ただ、今やタレントのような仕事もしており、
おそらく不定期にしか勤務していないだろうと思われた。

住所から検索すると、場所はボンダイジャンクションの駅から歩いて数分のところにある。
病院はすぐに見つかった。毎週、番組で見ている建物が目の前にあった。
診療時間内なのを確認して中に入った。娘はこの日の為に、英文で長い手紙を書いていた。

中に入ると、女性の医師が対応してくれた。やはりクリスは不定期にしか来ていないという。
事情を話すとクリスのデスクに案内してくれて、座らせてくれて写真を撮らせてくれた。その他
にも病院内を案内してくれて、クリスには会えなかったが娘は大満足だった。

手紙は渡してくれる?そうだ。

まぁ、こんな感じで、シドニーの滞在は終わった。

とにかく疲れた。

人を案内するのと、自分で旅をするのとはこんなにも違うものなのか、とあらためて思った。
仕事ならいいかもしれないが、限りある自分の時間を使って、というのはちょっと…。

ここにこなければ、間違いなく、ロシア、シベリアのヤクーツクに行っていたはずだった。

やはり行きたいところに行くのが一番なんだろうと、つくづく思う。
おそらくこれでもう、人生最後のオーストラリアのはず。

それでも、帰国便の中で娘が「今までの旅行の中で、一番、楽しかった…」と言うので、まぁ、
それはそれで良かったかなと思うに至った。

お終い。



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