ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

38,915円

2009-12-29 13:23:04 | つぶやき
有限会社ホリカワは本日より新年3日までは冬季休暇となります。
なを天然素材、婦人衣料の店、モンスーンは年内30日までの営業で、
新年は3日からの営業となっております。

今年度、お世話になった皆様方、本当にありがとうございました。

来年もホリカワとモンスーンを、よろしくお願い申し上げます。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

ということで、昨日は仕事納めであった。

そして本日は午前中から自宅の大掃除である。今年は2時間で完了
であった。日頃からマメに掃除をしているからではない。では手抜
きか?というとそうでもないのだ。

要は松井和代ばりのアイディアと気合である。

年に一度の大掃除も、もはや昭和の頃のようにだらだらと一日かけて
やる時代ではないのである。さささっとやって、きれいになればそれで
良いのだ、と個人的は思っていた。

しかし、終わって一息付き、辺りを見回すと見事に汚れが落ちていない
ではないか?。やはり古き良き日本の伝統でもある、年に一度の大掃除
はやはり昭和式で…と思い直した次第である。

そう言えば、20年前の今日、日本の株価が空前の最高値38,915円を
記録した日なのだそうだ。バブルの只中である1989年の年末のこと
だ。当時20歳の学生だった私には、ほとんど実感も恩恵もなかったが、
それでも、花金や花木などという言葉と共に好景気に浮かれる街の
様子が微かに記憶に残っている。
あれから20年、今年はバブル崩壊後の最安値を記録した年でもあり、
あの時代とはあまりにも対照的であった。

来年こそは…と期待したいところだが、そうもいかないだろう。

それでもあまり生き急がず、穏やかに過ごしたいところである。

あとは、年末ジャンボに期待したい…。

それでは、今年もお世話になりました。

そして来年もまた、よろしくお願い致します。

















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仁丹とバルカンと妄想

2009-12-27 15:33:09 | 時事(国内)
今年も残すところあと4日である。

「思えば、あっという間の1年だった…」というのは毎年の
ことだが、今年は特に何か新しいことにチャレンジしたわけ
でもなく、別段これこれを頑張ったということもなく、ただ
淡々と毎日が過ぎていき、今に至った、という感じである。

まさに自分自身にとっての「失われた1年」だ。

また、今年は30代から40代へとついにおっさん世代の仲間入り
を果たした。子供の頃の感覚で言えば40歳というのは、仁丹と
バルカンの香りが漂う立派なおじさんというイメージであったが、
いざ自身がそこに立ってみると、また随分違うものである。

これが、世代の低年齢化なのかもしれない。

さて、来年もおそらく引き続き不景気が続くに違いない。
財政も来年度予算が、戦後初めて借金が税収を上回ることとなった。
民主党の公約も税収不足を理由にぶれ始め、頂ける手当てや無料化
を目当てに1票を投じた人々は、そろそろ期待が落胆に変わり始めて
来ている。

そろそろ具体的に雇用を増やせるような政策や対策くらいは示して
頂かないと、次期参院選での過半数は厳しいものになるだろう。
中途半端に福祉を手厚くするくらいなら、いっそ消費税や所得税を
倍増して北欧型福祉国家を目指してくれた方が解かりやすくて良い。

将来の不安があるから皆、消費を控え貯蓄に回すのだ。将来はもれ
なく国が面倒を見ます、となれば例え手取り収入は減っても、残りは
消費に回せるはずである。現に北欧諸国はそうやって経済を回している。
実際は問題点も多いようだが、それでもスウェーデンでは一本2万円の
北朝鮮製のジーンズが日に1100本も売れるのだ。

日本の一番良い時代はもう終わったのである。再び右上がりという
時代はもうないだろう。今後、世界第2位の経済大国から徐々に
後退していき、なんとか10位くらいを維持しながら、外国人の若い
移民を受け入れ、高齢化の脱却を目指し、アジア初の北欧型高福祉
国家を目指したら良いのである。

というのは、手前勝手な妄想だが、そろそろ日本も目指す方向性を
考える時期だろうと思うのだ。そうしないと不安はどんどん膨らんで
いってしまうような気がしている。

明日は御用納めである。

たいして良いこともなかった1年だったが、年の瀬になってちょっと
だけうれしい出来事があった。これについては、また来年にでもお伝
え出来ればと思う次第である。




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越前がに

2009-12-25 16:05:04 | 旅行(国内)
一昨日よりお付き合いで北陸へ…。

宿泊は福井県の三国温泉であった。冬の北陸と言えば何はさておき、
「蟹」である。泊まった宿の夕食もまさに蟹づくしで、越前蟹で始
まり越前蟹で終わった。

私はどちらかというと、蟹は食べるのがめんどうなので嫌いである。
手は汚れるし、殻は口に入るしで非常に難儀である。出来るなら
最初から身だけを取り出して出してくれと言いたい。

それになんと言っても特に蟹味噌が嫌いだ。大体みそなのか
くそなのか判別しにくく大変紛らわしいのである。従って、蟹と
言われても素直に喜べないのであった。最もこれまで蟹と言えば、
我が家では蟹カマであり、年に数回蟹缶を購入すれば良い方で、
それさえ「今日は、奮発したな」と思うのが定番であったのだ。

そんな身分で「蟹が嫌いだ…」なんてちょっと高飛車過ぎるが、
まあ、今後、一生蟹を食べれなくても別に悔いはないので、
あえて言わせていただいた。

元々、それほど食に感心がないこともあって、高価なものを
食べた経験は、四十にしては大変少ない方だろう。
しかもさほど多くない、これまで食した高級珍味は全て海外である。
理由は日本で食べることを思えば、大変安価だからだ。

北京ダックは中国だし、フカヒレ、ツバメの巣はタイである。
キャビアはイランとカザフスタンだし、ロブスターはインドネシアだ。
他にも何かあったような気もするが、ほとんど記憶にない。

それにこういうものは、ちゃんとしたレストランでおいしく料理
されて、もの足らないくらいの量を食べて、始めておいしく感じる
ものなのかもしれない。

キャビアなどは、ひと缶全部食べたが無造作にパンに載せ、どー
んと食べたので、ただしょっぱいだけで無感動だったし、ロブスタ
ーも大味で日本のレッドロブスターで食べた小ぶりの方がまだ、
おいしかった。フカヒレもマロニーや春雨と大差ないし、ツバメ
の巣と北京ダックは、そもそも好みではなかった。

高価なものイコールおいしいものではないが、それにしても
食に関して言えば、日本人は本当に贅沢である。素材や味だけで
なく、生産地や生産者にもこだわり始め、その勢いは留まることを
知らないほどである。

我々日本人も、少しはインド人の庶民を見習うべきであろう。

彼らは生まれた時から、亡くなるまでひたすら毎日カレー味なので
ある。これはもう飽きる飽きないの問題ではないのである。

「明日は、トマト味のパスタね」などとは絶対に言わないのだ。

まぁ、偉そうなことを述べたが、その前に好き嫌いを無くすのが
先であろう…と自分を戒めねばと思っている。






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ロンドン発ベーリング海峡経由ニューヨーク行

2009-12-22 16:51:26 | 時事(海外)
以下は、地球を半周以上する鉄道計画の話しである。

昨日、ロシアのプーチン首相の親友でもある、ロシア国鉄の総裁が
アジアとアメリカを隔てるベーリング海峡に、64マイルのトンネル
を掘るという計画について、アメリカの投資家が彼に接触している
という話しを披露したそうである。

もし、この計画が実現すればアラスカとロシアを結ぶ鉄道によって、
旅客も貨物も、ロンドンからニューヨークまで一本のレールの上を
旅することができるようになるのだ。

専門家の話しだと、ロンドン発ベーリング海峡経由ニューヨーク行きの、
およそ9000マイルの鉄道の旅には,3週間ほどの時間を要することに
なるそうだ。現在、世界最長を走るシベリア鉄道のモスクワーウラジオ
ストック間が7日間ということを考えるとちょっと時間がかかり過ぎる
ような気もするが、ベーリング海峡を越える旅行など、関野義晴のグレ
ートジャーニーくらいしか思いつかない今、もし実現すればぜひ、この
間だけでも乗ってみたいものである。

話しによれば、資金の目途さえ立てば着工から10年で完成できる試算
だという。想像すると、冬季の工事が寒さで大変そうだが完成すれば、
日本も対馬海峡をトンネルで韓国と…という話しにも弾みが付きそう
な気もしなくない。

海を隔てた隣国どうしが、トンネルによって陸つなぎになるという
のは、それだけ人の往来が増えるということに繋がるのだ。ロシアと
アメリカという冷戦時代には考えられなかった二つの大国が繋がること
で、人々の往来が増え今以上の相互理解が生まれ、より平和な世界に
なるのなら大歓迎の話しではないだろうか。

ロシアと米国にはぜひ、実現に向けて頑張っていただきたい。








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完売

2009-12-21 15:15:37 | 時事(海外)
今月頭にこのブログでも触れたが、スウェーデンのストック
ホルムのデパートで今月5日に発売が予定されたものの直前に
中止された北朝鮮製のジーンズが、製造業者が開設した同市内の
仮店舗で19日、売り出されたそうである。

1本2万円という価格にも関わらず、1100着という数のジーンズ
が話題性も手伝ってか同日中にほぼ完売したそうだ。

想像通りこの販売業者は、ただでは起きないどころか販売中止
となったことで返ってそれが話題となり、完売にこぎ付けた
のである。

1本およそ2万円という価格に関しても、「取引経験がない為、
高コストになった…」と述べているが、それなら世界の製造工場
であるお隣の中国で作れば良いではないか?それをわざわざ北朝鮮
で作る理由は中国よりコストダウン出来るからに他ならない。

輸送コストも北朝鮮の鉄道は中国を経由せずとも、ロシアのシベリア
鉄道に直結しているのだ。ということはそのままヨーロッパまで繋が
っているということである。当然輸送コストも低い。

全くぼろ儲けである。

しかし、別段、儲けたからといって何が悪いというわけではない。
単にうらやましいのである。いやいや、そういうことではないのだ。

特に素材やデザインにこだわったわけでもない普通のブラック
ジーンズが1本2万円で日に1100本も売れたのである。おそらく原価
など1本500円しないのではないかと踏んでいる。

つまり、スウェーデン人消費者は全く見る目がない、ということ
が言いたいのである。

今後ぜひ、ユニクロには北朝鮮に工場を作っていただき、1本980円の
北朝鮮製ジーンズをストックホルム限定で販売して頂きたいと節に
願うばかりである。



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闇の子供たち

2009-12-19 15:55:24 | 
先日「闇の子供たち」梁石日(ヤン・ソギル)著を読んだ。

現実に照らし合わせたフィクションだが、描かれているのは
全くもって酷い世界である。舞台はタイである。まだ初潮も
迎えていない幼女が貧しい村から売られていき、幼女愛好者
らを相手に売春させられるのだ。いや、売春ではなくこれは
もう幼児虐待の世界の話である。

客からエイズを移された幼児は、ゴミ捨て場に生ゴミと一緒に
捨てられるのだ。運良くゴミ捨て場から逃げ出し、自分の育った
村にたどり着いても、その変わり果てた姿に周囲から隔離され、
ただ死を待つだけとなる。警察もマフィアに買収されており、
幼児売買のルート解明、救出は不可能に近い。

読んでいてあまりにも悲惨なので、徐々にめげてくるほどである。
もちろん小説だが、執筆前に念入りな取材が行われたようで、
それゆえ、非常にリアリティーがあるのだ。東南アジアでは現実に
今もって人身売買が行われているのは確かである。

では、憎むべきは一体だれなのか?このような幼児を購入する
外国人なのか、はたまた、絶対的貧困の村から子供を購入する
マフィアなのか、それとも差し出す親か?

アジアの現実は他人事ではないのだ。豊かな国は多くの貧しい国に
よって成り立っているという側面を考えると、日本の豊かさの一端を
担っているのは、こうした貧しい国の中の圧倒的に貧しい人々だとも
言えるのだ。

では一体、どうすれば…。

そんなことを、考えさせる一冊であった。
















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独裁者の講義

2009-12-18 16:51:48 | 時事(海外)
リビアのカダフィー大佐が、明治大学の学生と国際回線を使用した
「サテライト対話集会」において、約1時間にわたり、日本につい
て語ったそうである。ちょっとしたカダフィーの講義である。

核を放棄し、一応、国際社会の仲間入りを果たしたリビアだが、
それでも独裁の国であることに変わりはない。未だ外国人が自由に
リビア国内を動き回ることは難しく、カダフィー大佐も通常の国の
国家元首とは一味もふた味も異なる存在である。

そんな国のリーダーの話しを生で聞ける機会など、なかなかないので、
明治大学の生徒は非常にラッキーである。最も興味、関心のない者
にとってはどうでも良い話だが…。

以下は、そんなカダフィー大佐の話の一部抜粋である。

アフリカ諸国は苦しみの中に生きている。外国は、「アフリカの石油を
守りたい」と言いながら、同時に軍隊を送っている。中国は、スムーズ
に入って来ているが、アフリカの人々を追い出そうとしている。中国や
インドはアフリカに移民することを考えている。

日本は、アフリカに移民することも、選挙に口を出すことも考えていない。
中国とも米国とも違う。アフリカ大陸にソフトに入ることができる。

また、日本は米国とも中国とも競争できるはず。偉大な国民だと思う。
そして不思議なことに、原爆を落とした米国の影響が続いている。
それなのに、なぜ米国と友人になり得るのか。日本も核兵器を持つべきだ。

国連における日本の態度は、米国と同じである。日本には独自の立場や
意見があるはずなのに、米国に追従している。国連で米国がどこかと対立
する立場をとると、日本もそれに従う。

これから世界は、地域的に統合する。欧州、アフリカ、中東、ロシア、
中国、東南アジア、オセアニア、北米、南米という大きな地域連合になる。
日本は中国にもロシアにも所属しない、孤立している。日本の「場所」が
どこにあるべきかを考えてほしい…などであった。

カダフィー大佐をはじめて見た方々の印象は話す時、ほとんど口を
開けない。腹話術師のような話し方だった。そして非常に低い声。
彼のような低い声を聞いたのは初めてである。そして、ほとんど笑顔を
見せないなどであったそうだ。

また、「核兵器を持つべきだ」という意見などは他の国の国家元首からは
絶対に聞けないだろう。そして米国からの政治、軍事的脱却を強く求めて
いる。

まあ、内容がどうであれ、このような対話を企画してくれたおかげで、
多少なりとも日本に注目したかもしれない。この機会を逃さずに、彼を
早急に日本に招待すべきである。

そして日本とリビアの相互理解のため、日本人の誰もが自由にリビアを
訪れることが出来るよう、ビザ取得のハードルを下げていただけるように
ぜひ、取り計らって頂きたいものである。

このところは、小池百合子議員のさらなるご尽力に期待したい…。






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たばこの話

2009-12-17 18:39:00 | 時事(海外)
最近、日本では禁煙議論と共に、タバコの増税の議論が
活発化している。手っ取り早い増税の手段のひとつなの
だとは思うが、健康面を盾にして、「高いと思うなら吸うな」
というような、欧米並みの価格アップは、喫煙者がちょっと
気の毒である。

以下は、アジアにおける禁煙の優等生であるタイの話である。

タイでは1992年という、案外早い時期から禁煙に関する
厳しい法整備がなされた。製造や販売、喫煙できる施設
などを制限し、多くの商業施設、飲食店、鉄道の車内は
禁煙となった。

違反した場合は、違反した本人や施設に罰金が科せられる。
路上に吸殻を捨てた場合も然りである。

また、税金も高く、何といっても箱のデザインがどぎつい
のだ。喫煙によって黒くなった肺や痛めたのど、子供を抱いて
喫煙することの愚などの写真を箱の50%以上のスペースに
付けることが義務付けられている。

このグロテスクな写真を見て、禁煙に踏み切った人が50%以上
もいるのである。これにより箱のデザインも禁煙の大切な要素
だということが立証されたのである。

かく言う私も、喫煙時代にタイでこの写真を見て根元まで吸うのを
止めたり、出来るだけ軽めのタバコ変えたりと、ささやかだが健康
面を考えるようになったものである。

確かに健康被害を考えると喫煙は経済的にもマイナス要素が
強いのかもしれないが、かといって、皆が皆喫煙してしまえば
タバコ税がなくなるわけで、税収と健康との兼ね合いは案外
難しい側面もあるのだ。

まあ、それでも、喫煙は「百害あって一利なし」だが…












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師走と漢字

2009-12-16 16:23:06 | 時事(国内)
今年も残すところあと2週間足らず。

溜っている帳簿の整理や棚卸の準備、家の大掃除もそうだが、
やらなければならないことがいくつもある、さすがに師走である。

それなのに昨日から首を筋を痛めたかと思いきや、強烈な肩こり
にも襲われ、ただひたすら辛いばかりである。おっさん世代になる、
ということは、げに恐ろしいことである。

本来なら、このような時はのんびりと温泉にでも浸かり、首の痛みと
共に1年分の溜った疲れを取るのが一番なのであるが、そうは問屋が
卸さないのが現実である。

それはそうと様々なところで、年末らしさを感じるようになってきた。

2009年の今年を漢字一文字で表すと「迷」というのが最も言い当て
ていることになるらしい。

ちなみに、以下がこれまでの今年の漢字である。

 95年 「震」-阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など。
 96年 「食」-O157、狂牛病など。
 97年 「倒」-銀行などの破綻、倒産など相次ぐ。
 98年 「毒」-和歌山での毒物カレー事件など。
 99年 「末」-世紀末。
 00年 「金」-シドニー五輪。
 01年 「戦」-米同時多発テロ。
 02年 「帰」-拉致被害者が帰国。
 03年 「虎」-阪神リーグ優勝。
 04年 「災」-新潟県中越地震。
 05年 「愛」-愛・地球博を開催。福原愛の活躍。
 06年 「命」-自殺者が増加。悠仁親王誕生。
 07年 「偽」-産地偽装、食品偽装など。
 08年 「変」-オバマ氏のチェンジ、世界経済の大変動

来年は、ぜひ「福」とか「幸」せめて「癒」くらいだといいのに。






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島、売ります。

2009-12-14 16:07:27 | 時事(国内)
瀬戸内海の島が売りに出されることになり、明日15日から受け付け
が始まるそうである。

これにより、丸ごと島ひとつ購入できるチャンスが…。

売りに出されるのは、広島県にある「三ツ子島」(大小2つの島で
できている)の小さいほうの島だそうで、呉市音戸沖にあり、周囲
は約580メートル、面積は約7600平方メートルだそうだ。

島の周囲は船舶の往来が多く、海域は瀬戸内海国立公園に指定
されている。島全体は雑木に覆われていて、付近はカレイ、メバル、
アジなどが釣れる好漁場だそうで、特に釣り好きの方には最適であろう。

現在は国有地であり、厳しい財政事情の中、未利用地の売却を促進
したいとの試みである。

ただひとつ問題があるそうで、三ツ子島は第二次世界大戦まで、呉
海軍病院の消毒所があり、乗務員の伝染病の消毒などを行っていた。
これにより消毒液による土壌汚染や地下埋蔵物がある可能性がある
とのことである。

周囲の環境とは対象に島内環境は微妙なところである。

売却方法は、一般競争入札とのこと。島の価値は、現在鑑定中らし
いが、確定しても公表はしないということで、入札者は自ら調べる
くらいの根気が必要かもしれない。

それでも、どんなに小さくても島は島である。水と電気さえ自力で
確保できれば、これぞ本当の一国一城の主という感じである。
何なら日本から独立しても良いだろう。

そんなことは無理でも、やはり島丸ごと私有地というのは、何となく
夢があっていい。資金のある方は入札してみてはどうだろう…。




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