ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

再び…

2018-09-30 21:13:21 | つぶやき
台風襲来…。

今朝の名古屋、前回の台風同様、少し晴れ間も出ていた。一瞬、悩んだが、やはり仕事はお休みに…。名古屋への最接近は夜らしいので、二日前にオープンしたばかりの「ららぽーと」が近所に出来たので出かけてみた。まぁ、ショッピングセンターなんて基本はどこも一緒だが、なんでも本屋の蔦谷の規模が凄いらしいので、そこだけはちょっと行って見たかった。

こんな日なのに、結構な人の出があった。

肝心の蔦谷は、今時の本屋とカフェと雑貨屋のコラボの拡大版という感じ。座る席がたくさんあるのはいいかもしれない。お昼を食べて帰ってきた。

そして今、ちょうど午後9時半。

台風の勢いが増している。やっぱりすごい風と雨。勢力の規模は前回と変わらないような…。前回同様、強風で窓ガラスが割れないか心配だ。作りかけのウッドデッキは片づけたのに、すでに強風で倒れてルーフバルコニーの外に飛び出てしまっている。

この辺りを通り過ぎるのに、あと2時間。

何事もありませんように…。

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しめしめ…

2018-09-26 21:49:32 | スポーツ
貴乃花親方引退?退職?

この人、つくづく良くわからない人だ。

「有形無形の圧力」

事実なら法的措置に訴えることもできるのに、闘う姿勢は示さない。折しもスポーツ界は「パワハラ」騒動が続き、頑張れば大きな追い風が吹くはずなのに、どこか弱腰なのはなぜなんだろう?前回の騒動とのギャップにもちょっと違和感が残る。語ったのは弟子育成への情熱ばかり。きれいごと過ぎて、何か真実味にかけるような気もする。

この人、相当、思い込みが激しいのでは、それに何よりも言葉が足りない。何かやりたいなら、周囲の理解を得る為にわかりやすく説明する必要があるのではないのか。誰の賛同も得ず、一人で淡々と黙して語らずでは無理だ。せっかく人気もあるし、将来、理事長にもなれそうだったのにもったいない。いや、この人が理事長になったらなったで大変そうだけど…。

まだ若いのに、これから何をやるのだろう?

とりあえず、白鵬は「しめしめ…」なのかな…。



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タイミングを…

2018-09-24 21:18:50 | 時事(国内)
先日の日経新聞に「2018年1月から6月の東京23区の新築マンション平均価格が7059万円…」という記事にちょっとびっくりした。

港区ではない、確かに23区と書いてあった。なんでも港区の新築マンションなら、すでにマンションではなく、億ションになるのだとか…。しかも 1億ではなく2億~3億の部屋も珍しくないらしいので、港区だけなら7000万どころか平均で億に近いのかもしれない。

やっぱり東京は凄い、とても地方では考えられない。

では当然「ならば中古を…」という人も出て来るはず。そこで築43年、世田谷区の下高井戸から徒歩6分、69平米で5180万円。
築43年で5000万以上!。なんでもこれが特別というわけではなく、東京23区、70平米の中古マンションの相場が5500万円なのだとか。築43年のマンション、20年ローンで買ってもローン終わった時にすでに築63年。そんなものを5000万円で買うなんて、すごい勇気だ。

一昔前の「戸建てには手がでないからマンションを買う」なんて言うのは、東京では、もう、ないのかもしれない。

なんでもマンションの高騰は2013年から始まったらしい。この年に始まった異次元緩和やその後のマイナス金利政策で、銀行は必死に貸出先を探したが、借りてくれる先がなかった。そこで、その資金が不動産融資に向かったらしい…。頭金ゼロでも住宅ローンが楽に組めるようになったのもこのころからなんだとか…。マンション価格は、人口減少とかオリンピックによって決まるわけではなく、主に今の経済政策によるところが大きいと言われている。

そんな中で、安倍さんの再選が決まった。

アベベの主たる目的は憲法改正にある。残りの任期半ばで景況感が崩れたりすれば、目的が果たせない可能性も出て来る。だとすれば、このまま任期満了までは、何としてでも今のままの経済政策を続けようとするはずだ。ということは、マンション価格もアベベの任期満了までは上がり続けるということになる…?

全くの推測で本当のところはわからないけれど、今の不動産バブルは、アベベの任期満了と共に弾ける可能性もあるのではと思っている。

これから東京で住宅を…という人は、ちょっとタイミングを考えたほうがいいかもしれない。


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果報は…

2018-09-21 14:14:24 | つぶやき
引き続き、届かない荷物の話…。

諦めてはいるものの、それでも「今か今か…」と、待ちわびる日々。荷物は17日に大阪に着いたまま、動きがない。今日で5日目。通関後に佐川に引き渡され、そのまま運ばれる予定なのだが、どこで滞っているのか未だ不明のままだ。佐川に電話しても、「税関通過後に佐川に引き渡された時点で追跡番号が発行されるので、それがない以上、うちでは確認できない…」と言われる。

国際貨物の物流はとても複雑だ。様々な配送のパターンがあり料金もまちまち。DHLやUPSなどの発送国の集荷から到着まですべて一貫して担っているところで送った場合は、追跡番号も一つで済むのでトラブル時には大変、心強い。タイから送る荷物はその都度、会社は違えど、だいたいこの形になるのでトラブルも少ない。

ただし中国の場合は多少違う。もちろん、価格を問わず、こちらで業者を指定して送ればこういう形で送れる。けれど、可能な限りコストを下げようとすると、やや複雑になる。まず、集荷から中国を出発するまでの貨物を扱う中国の国内業者が最初に関わる。その次に中国から日本への空輸に関わる会社が関わってくる。ここは通常の航空会社の貨物便を使うことが多い。おそらくその都度、一番安いところを使うと思われる。で、最後に関わるのが、日本に着いて税関手続きを終えた後に最終的に届けてくれる日本の宅配業者だ。

この場合だと、荷物の追跡番号が2つ~3ついる。大抵、日本に着くまでは中国のカーゴ会社の代理店が追跡状況を教えてくれるので、例え2つでも3つでも問題ない。けれど、日本に着いてから日本の宅配業者に引き渡されてからの追跡が出来にくいのが難点ということになる。しかも、ここにエアポケットのような隙間がある。

荷物は税関を通過し、日本の業者に引き渡されて始めて追跡番号が発行されるので、その間は一時的に荷物の状況が見えなくなる。通関中なのか、その後の滞留なのかの判別ができなくなるのだ。仮に通関中で時間が罹っているなら、荷物の中身に問題があるということで、この場合は税関などから連絡があるので、事前に遅れている理由がわかる。けれど、今回のような物流の事情での滞留の場合は、どうにもならない状況が発生してしまう。これは到着を待つ身としては、結構、ストレスだ。

到着予定日から今日で17日が過ぎた。

まぁ、いろいろ言っても仕方ない。悪いのは、水没した関空だし…。

誰が悪いわけではない。

果報は寝て待て…か。

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諦め…

2018-09-19 22:24:46 | つぶやき
長らく香港に滞留されていたうちの荷物が、ようやく日本へ向けて出発したと連絡が来たのが17日の夕方。現在地を知らせる追跡表を見ると17日の夜には成田に到着している。

「これでようやく…」と喜んだのもつかの間。

翌日の動きを見ると成田からさらにエアーで大阪に運ばれている。しかも大阪としか記載がなく、それが関空なのか伊丹なのかもわかならい。せっかく成田に着いたのに、なぜ、そこで通関しないのか、なんで、わざわざ問題のある大阪へ戻すのか、まったく理解できない。もちろん諸事情があるのだろうけれど、結局、荷物はそこで止まったまま、追跡記録は更新されていない。それでも一応、荷物は日本へ到着しており、後は日本の運送事情で運ばれるので、現地の代理店もこれ以上は何もできないということらしい。

関空は徐々に復興しつつある。けれど貨物ターミナルは被害が大きく、通常の1割程度の回復しかできていないという。そこにうちの荷物が運ばれてしまったとしたら、そこで延々と通関待ちなんてことになったら…、いや、もう、そういうことなのかと半分、諦めの境地に至っている。

おかげで、週開けに予定していた催事も断る羽目に…。同時に今週末のイベントも主力商品のないままでやることになるだろう…。

まさに踏んだり蹴ったりの八方塞がり…。


すっかりモチベーションも下がり、このところ眠くて仕方がない。2日連続で10時間も眠ってしまった。
それでも、まだ眠い。

きっとこれは、自然発生的な現実逃避だな…。

では、おやすみなさい。



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すごい店…

2018-09-17 20:56:57 | つぶやき
今日、久しぶりに名古屋の栄に行ってきた。

ちょうど昼時だったので、ちょうど目に留まった一軒の定食屋さんに入った。外見は、戦後建てられた長屋の一角をリフォームもせずに、ちょっとだけ厨房というか台所を作って店にしたような感じだ。こんな感じの店、私がまだ子供の頃、時々、見かけたような記憶がある店だった。

それにしても、栄のほぼ真ん中の一角に、そこだけ再開発されずに残った5軒ほどが連なる長屋、良く残っているなと感心するくらいのボロボロ長屋。カウンターが5席と畳の座敷に丸いちゃぶ台席が5つほど。凄いのは、この畳、昔住んでいた人が残していったそのままを使用しているような感じで酷く痛んでいる。他にも神棚跡も残ったままだし、壁も当時のまま。すべてが黄ばんでいるし、掃除も行き届いていないせいか、どこもかしこも油汚れと埃まみれ。もう、そんなのは一切、放棄してしまったかのような潔い良いくらい何もかも汚い。これほどまでに汚い店は、初めてかもしれない。

経営者は60代くらいの夫婦。愛想の良いおじさんとおばちゃんがやっている。子供と行ったせいか、二人ともとても親切だった。子供はというと、「ここベタベタする…とか、これちょっと汚れてるよ…」とか、子供ながらにちょっと嫌そうな感じだった。定食は500円から1,000円。カウンターの上にはいくつかの作り置きの料理が並んでいて、どれもひとつ100円。とてもリーズナブルな価格設定だ。

頼んだのは、お薦めと書いてあったステーキ定食。そこにポテトサラダに卵焼き、スパゲティーと御味噌汁、そして麻婆豆腐という良くわからない付け合わせが付いてくる。味は、普通というか、完全に家庭の味。不味くはないが、すごくおいしいという訳でもない。麻婆豆腐なんて、完全に昭和の時代の家庭のそれ、という感じで美味しさではなく、懐かしさに感動してしまった。

これは推測だが、普通のサラリーマンが脱サラして飲食店をやってみた。開店資金が乏しかったため、格安物件を探していたらここになった。料理の腕は、現在進行形で少しづつ上達している。それをリピート客は長い目で見守っているという感じだ。

私は味にこだわりはないので、また行っても良いかなと思う。ただ、なぜ、あそこまで掃除をしないのか、どうしてあそこまで油汚れでベトベトなのに、そのままにしているのだろう?そういうところに、とても興味を惹かれる。
味に絶対の自信があるのなら、こういうのもアリかもしれない。けれど、そうではない。しかも店主も奥さんも謙虚だし…。
掃除嫌いの人が飲食をやると、ああいう店になってしまうのか?

うーん、興味は尽きない。ぜひ、話を聞いてみたい。

それにしても、今日は、とても気になる店を見つけられたのは良かった。

時代と逆行する店。

ちょっと元気を貰えた気がした。



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引退…

2018-09-15 21:30:40 | つぶやき
安室ちゃん引退。

別段、転職するわけでもないので、たかが40だか41歳でリタイヤということになるんだろうけれど、ただただ単純に羨ましいに尽きる。今後、死ぬまで仕事という労働に縛られることなく生きていける。もちろん、何かやりたくなれば、やるだろうけれど、それは生活の為の労働とは違う。

中学生から働いてきたことも思えば、もう、人の一生分働いたようなものかもしれないけれど、それにしても40歳で巨万の富を築き、そこから足を洗い、今から自由に暮らそうとしている。子供が成人するまでは見届ける必要はあるだろうけれど、それにしても40歳、まだまだ体力、気力もある。そこに時間もお金も充分ある。もちろん、何もやらない選択肢もある。朝寝坊して、1日中、グダグダしていていてもいい、それを飽きるまでするのも自由だ。

「仕事をしないと人間ダメになる…」などと言う人もいるが、それは人にもよるはず。仕事をしなくとも、健全に人生楽しく生きていける人もいる。彼女の場合、今後もマスコミに追われるだろうから、下手に太ったりすれば何か書かれたりするので、一般人のような気楽さで生きてくのは難しいかもしれない。一層、どこか外国で暮らすものいいかも。案外、仕事というのは辞める最後の日というのが、一番楽しい日だったりする。そういう意味では、ここ数日が彼女にとって人生で一番幸せな時なのかもしれない。

数日前から、関空の機能が少しづつ回復しだした。

けれど、私の荷物に未だ動きはない。相変わらず、香港に滞留されているままだ。二日前からカーゴ会社ともメールのやり取りができるようになり、「なんとか東京経由か他都市経由で届けられないか…」、ということをお願いしてみた。すると、昨日、やっと東京経由で運ぶように手配してみますとの返事を得た。それがいつになるのかは微妙だが、関空の貨物ターミナルの復旧を待っていたら来月にもなりそうなので、とにかくやってもらうしかない。

そろそろ仕事にも影響が出てきている。天災なので、誰を責めるわけにもいかないが、それにしてもため息しか出ない。

そんな心境なので、尚更、リタイヤする安室ちゃんが羨ましいのかも…。

いやいや、知恵と忍耐で乗り切ろう!



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チャーハンと作戦いろいろ

2018-09-12 13:26:03 | つぶやき
中国からの荷物が、未だ届かない。今日で11日が経つ。

先週の台風で関空が閉鎖された影響だ。さらに現地のカーゴ会社が荷物の追跡番号を教えてくれないので、今、荷物がどこにあるのかもわからない。先日、三度電話するもいずれも切られてしまった。それもこれも、私が中国語が出来なのが原因だ。この会社、ちょうど8月末でこれまでお世話になっていた、英語と仕事の出来る若い女性二人が会社を辞めていた。新しく入った年増の女性は、この二人の代わりのはずで英語も話せるはずなのだが、スマホばかりいじっていて、やる気がないのが一目瞭然だった。本来ならこの女性が最初に電話に出るはずなのだが、なにせやる気がないので、梱包担当のおじさんらがとりあえず鳴る電話の受話器を取り、そこからこの女性に取り次いでいた。

どうもそれが災いしているようだった。おじさんらは、受話器を取り「イングリッシュプリーズ」などと言われても、めんどくさいのか、わからないのか、この女性にすら取り次ごうとせず切ってしまうのだ。

今日は、何としてでも取り繋ねばと思い立ち、まずはFAX作戦に出た。紙に中国語翻訳機を使って、事情を書き連ね送ってみた。これならさすがにわかるだろうと…。けれど、何度送っても「相手の受信状況により遅れません…」となってしまう。ならば、次はスマホの通訳機能アプリを使い、自分で発した言葉をその場で中国語変換してしゃべってくれる作戦に出た。これならおじさんが出ても、中国語なので理解してくれて年増の女性に繋いでくれると思ったのだ。が、しかし多少のタイムラグがある。こちらが日本語を話している間に、どうも?になってしまい、中国語で話すタイミングには、すでに「ブチッ」と切られてしまう。2度やってもダメだった。

万策尽きた…、と思ったが、最後の手段を思いついた。

8月末で会社を辞めたこれまでの担当してくれていた女の子にメールをしてみた。彼女はすでに同業他社に転職していて、新しい会社から営業と、前職の退職理由などが綴られたメールが来ていたので、本来、お門違いなのは重々承知でお願いしてみたのだ。するとすぐに返信をくれ、このやる気のない年増女性に連絡を取ってくれた。すると、これまたすぐに返信がきて、ようやく荷物のありかが判明した。

荷物は9月5日の時点から、今の今まで香港の空港に取り置かれている。関空の機能が回復し次第、運ばれることになっているらしいが、今のところ、通関のキャパシティーの問題で名古屋や成田に振り替えられることはないらしく、関空以外に飛ばないとのことだった。関空は一部、限定して離発着を始めたらしいが、カーゴ便の現状回復は一体、いつになるのか全く不明だ。

結局、いつになるのか、わからず仕舞いだった。

ただ、多くの物流が滞っているようで、中国側でも大変そうだった。もっともこの状況は中国だけではないはずで、それこそ毎日、世界中から様々な荷持が日本に運ばれてくる。その2大窓口は、東京と大阪なわけで、その一方が使用不能となれば、相応の数の荷物が現地の倉庫に留め置かれることになる。すぐに名古屋や他の都市に飛ばして、そこから…というようにはオペレーション的に無理なようだった。

こんなことに2時間半も費やしてしまった…。

もう、焦っても仕方ない。なるようになるしかない。

その後、お腹が空いたので、レシピを見ながらチャーハンを作って食べた。

それが妙に美味しくて、良い気分転換になった。


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申し訳ない…

2018-09-10 22:29:18 | つぶやき
近所にボルダリングのジムがある。

あるのは知っていたし、娘が小学1年の頃に会員になり時々、妻と通っていたのは知っていたのだが、妻が負傷中で動けないので、昨日、始めて代わりに連れいかされることに。行く前までは、「こんなの、やる人いるのかよ!」などと、興味がないのをいいことに、半分、小ばかにしていたのだが、いざ行って見ると、多くの大人の方々が真剣に取り組んでいるではないか。しかも、子供はうちの子と、もう一人、男の子だけ。あとは大学生から60代の大人の男女が、自分の課題にひたすらトライし汗をかいている。うちの娘ですら自らの課題に淡々と挑戦している。

皆、一生懸命やっている。そこへいくと、私は一体…。

「皆様、小ばかにして、どうもすみませんでした…」「心を入れ替えて、反省しますので、どうかお許しください…」という
気分になった。

人が何かに真剣に向き合っている姿は、格好良いし素敵だ。何度も何度も挑戦し、やっとちょっとだけ進歩する。さまに人生そのものではないのか?

ジムに来てから4時間が過ぎていた。

娘から「見てると簡単そうに見えるでしょ!、でも、すごく難しいんだよ。私は、今日ここからひとつも進めなかった…」と言われた。「いやいや、難しいのわかるよ、特に子供は体が小さくて手足が短いから、大人より大変だと思う、それを4時間やり続けるのは、偉いことだよ…」と褒めると、「パパ、ずっと寝てたくせに…」と完全に見透かされていた。

気が付けば、2時間半も眠っていた。

ジム内は、エアコンがややキツメに効いていて気持ちがいい。昨日は、さほど気温は高くなかったのだが、湿度が高かったので眠るにはベストな環境だった。こんなに良く眠れるところがあったなんて、なぜ、あの一番暑いあの時期に来なかったのか、ちょっと悔やまれる。

真剣に汗を流している人には、申し訳ないが、そんなことを考えていた。

やっぱり、人はなかなか変われないものだなと…。



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34歳、独身。

2018-09-08 23:13:01 | つぶやき
先週、中国、広州の白雲空港から市内までタクシーに乗った時のこと。

台湾のチャイナエアラインは新しくできたターミナル2に到着した。これまでは乗客の多いターミナル1だったので、市内へ向かうタクシー乗り場はいつも大混雑だった。それがターミナル2はまだ使用している航空会社が少ないのかガラガラ。ものの10秒でタクシーが拾えた。

しかもこのタクシーの運ちゃん。日本語が超上手い。話好きの年齢34歳、独身。大の日本のアニメやフィギア好き。こんなこと滅多にないので、いろいろ聞いてみた。彼は日本でいう短大を出て、転職すること6回。タクシーの運ちゃん歴6年。この仕事が好きなわけではないが、これまでの仕事、事務職や販売職、肉体労働より、まだマシということで続けているとのこと。日本語は、ほぼ独学。日本のアニメが好きだから、というのが覚えた理由。月給は9万円。中国のタクシーは個人事業主のような感じで、2人で1台の車を借りて24時間を半分づつ、つまり12時間を一人が担当することで運用しているとのこと。レンタル料、ガソリンなどの経費を除いた手取りが9万円ほど。良い時でも11万円程度。ただし休みはなし。休みは春節のみと言っていた。それには疑問を感じていないようだった。

彼は広州の郊外に住む、都市戸籍の人。短大は出たが、名もない学校では大企業の就職はほぼ無理なんだとか。一部のエリート大学に行かないと可能性はないそう。しかも、コネもいるらしい。中小企業では給料も安いため、離職率も高い。皆、すぐに転職すると言っていた。

彼の月給は広東省の6割ほどの人並で、後の2割が貧困ライン、1割はリッチだと言っていた。スーパーリッチはこの1割のさらに半分以下とのこと。人口が多いので、それでも結構な数なんだろうと思う。

今、彼が望むことは、結婚したいこと、でも、彼女はいない。そして家を買いたい。これは高すぎて無理と言っていた。近年、広州市内の住宅価格は、彼曰く、ありえないほど高くなってしまったと…。金持ちしか買えない。銀行から借りても、30年でも払いきれないと言っていた。利子もちゃんとあるとのこと。社会主義はどこにいってしまったのか?

日本のこと。彼は日本が、日本文化が大好きなので、これが中国人民の総意だとはとても思えないが、「中国人は日本人を嫌いなの?」との質問に、「いや、嫌いではない。どちらかというと好きだ。日本人は親切で礼儀正しく、嘘をつかないのは、皆、知っている。」ただし、「共産党員はわからない、偉い人は、好きとは絶対言えないはず…」「中国人は、日本に追いついたとは思っていない」これは経済のことを言っていると思われる。「中国はコピーしかない。日本はオリジナルがいっぱいある。」「歴史問題ばかり言うのは、どうして?」という質問には「もう70年も前のこと。政治家がコントロールしているのは、皆、知っている。多くの人は格好悪いことだと思っている。」

最後まで、共産党の悪口は絶対に言わなかったけれど、「中国ではすべて政治家がコントロールしている、それを人民は良く思っていない」というのは度々、言っていた。

彼は日本の秋葉原に行きたいと言っていた。「多くの中国人が日本に来ていて、たくさん買い物しているよ…」と言うと、「行ける人は何度でも行けるけど、行けない人の方が全然多い、私の周りには一人もいない」とのこと。

日本人のイメージでは、沿岸部や都市部の人々は、すっかり裕福になったと思っていると思う。あれは上海だったかも知れないけれど、大卒の初任給が25万だか30万円を超えたとかで、たしかそんなニュースがあった記憶している。けれどそれはちょっと違うのかなと、一部の超エリートの話だったのかもしれないと、彼の話を聞いていて思った。

最後に、「日本人は中国人と中国嫌いでしょ?」と聞かれた。「どうして?」と聞くと、「SNSやニュースで、皆、言っているから」と。

それはちょっと違うかもと言っておいた。それと「多くの日本人は、中国が怖いと思っていると思う、特に最近の中国は、昔の日本みたいになるんじゃないかと思ってる。」と言うと。

「大丈夫、大丈夫、日本とは戦争しない、アメリカと台湾とはわからないけれど…」と笑顔で言っていた。このへんは中国人の本音に近い様な気がした。

雨で渋滞していたので、およそ1時間20分の間、そんなことを話していた。普通の中国人、一人一人は、日本人の私たちと、なんら変らない思考をしているということを再確認したような感じだった。もっともそれは世界中の多くの人も、そう変わらないんだと思うけれど…。ただ、宗教が日常まで根ざした地域などは、やっぱり違うのかな。

そうそう、あと女性と出会いたい時は、皆、ワインバーに行くと言っていたな…。

34歳のリーさん、。

頑張って、見つけてくれ!



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