ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

政府公認ダブルプライスシステム

2013-04-30 01:54:38 | 旅行(海外)
6月にロシアに行くことに決めた。

ちょうど都合の良い日程で安いチケットが見つかったので航空会社の
サイトから予約・発券してしまった。安いチケットなので、当然、リ
ファンドは出来ない。もう、子連れで行くしかない。

さて、ロシア旅行といえば、あのソビエト時代から続く、かつての
社会主義国特有の面倒なシステムが、今も連綿と続いている。
つまり建前上はビザだけ取って、ふらりと自由に旅行することはでき
ない。ビザ取得にはバウチャーと呼ばれる、事前に予約、購入した現
地交通機関やホテルの予約証明書とそれを手配した旅行会社からのイ
ンビテーション(招待状)なるものが必要とされ、面倒極まりない。

そんなふうに聞けば、多くの人は「それなら、仕方ない…」となり、
旅行会社に全てをゆだねてしまいがちだ。結果、パッケージツアーに
乗るかバカ高い費用負担を強いられてしまう。もっとも、業者の中には「
ビザだけでも取ります」、というところもあるが、一人1万円~2万はする。
ただ、領事館や大使館まで遠いなどの事情がある人にはこの手もいいかも
しれない。

しかし、実のところ自分でビザだけ取って自由に旅行できるとのこと。ネット
でロシアの代行業者がこのバウチャーとインビテーションの書類を20ドル~30
ドルで作成してくれ、これを持って自分でロシア大使館または領事館に申請す
れば簡単に観光ビザが取得できるという。しかも2週間後の受け取りならビザ
申請料は無料だ。

別段、安宿に泊まって貧乏旅行しようというわけではないが、ロシア
のホテルや交通機関を日本の旅行会社を通して手配すると、その内容
に関わらず、相当、高い金額になってしまう。ホテルなら倍、交通機
関でも2,5倍以上はするし、空港からホテル送迎だけでも8000円などと
いうから、他国と比べても、まぁ、高い部類に入ると思われる。白タク
に捕まり身ぐるみ剥されるよりはマシ、と考えれば安いのかもしれない
が、こういうネガティブリスクは一度考え出すとキリがないことでもあ
る。また、実際のところバスなどの公共の移動手段を使ったほうが安全
な場合もある。

ともかく、その抜け道があるのに、みすみすこのような政府公認のダブ
ルプライスシステムにはやっぱり乗れない。

まだ、上記のやり方でビザを取ったわけではないが、実際、これからやっ
てみようと思っている。

といっても、航空券だけ先に取ってしまったし、やらないわけにはいか
ないのだが…。

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自己嫌悪

2013-04-27 21:07:01 | つぶやき
世間では、今日から連休である。

休めない者にとっては、「渋滞大歓迎、混雑、それ見たことか!」というのが
本音だが、今年は、中3日平日があり、連続して休めないところも多いようなの
で、なんとなく、心穏やかである。そうは言いつつ、ニュースでは今日、明日が
出国ラッシュなどと報道しているので、やはり休める人も多いということであろう。
うらやましい限りである。昨日は、東京に行っており、夕方の東京発の新幹線はす
でに結構な混雑だった。おそらくは、昨夜、日本脱出をした人も、多かったに違い
ない。

ちなみに私のGWは、6月の後半を予定している。もちろん、日本脱出で束の間の現実
逃避をしようと思案中である。

今日は、知り合いの同業者の方と長々と話をすることに。
こうやって人の話を聞くことで、いろいろと気づかされることがある。今日もつく
づくそう思った。この人は私より、もう少し大きな規模で仕事をしているが、毎日の
仕事量はそう、変わらない。いや、おそらくは、私のほうが要領が悪いので、大変
な思いをしているかもしれない。しかし、この方のほうが見入りはずっと大きい。
しかも、月の4分の一は日本にいないにもかかわらずだ。

一体、この差はなんなのか?

おそらくは、ほんのちょっとしたことなんだろうと思う。いや、もしかすると、根本
的に違うのかも…?時々、こういう方と話をすると、自分の無力さに自己嫌悪に陥る
ことがある。結局、仕事のできる人は、想像力に長けていて、効率の悪い人は、想像
力の欠如が問題なんだろう…。つまりこれが能力の差なんだろうけれど…。

話の中で、ただ、ひとつだけ、私がこの同業者に、優っている点に気がついた。

それは、休みの多さだ。

聞けば、この方は年間を通して、ほとんど休みがないらしい…。

気の毒なことである。もちろん、実入りも大事だが、私はそれと同じかそれ以上に、
休日数の確保も大事なことだと思っている。

ちなみに私の友人の同業者は、1年の半分近くが休日である。

こういうのを、世間ではセミリタイヤというのかもしれないが、本人らはいたって
真面目に仕事をしていると主張している。おそらくは、十年以上このような状況下
で生活しているので、週5日労働とか、1日8時間労働などという概念自体を遠い
彼方に忘れてきたのだと思われる。

まぁ、どちらにしても両極端なので、おそらくは、その中間に位置する私は、「こ
れでいいのか…」と思うことにして、これからもやっていこうと思っている。

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ハラクロ

2013-04-25 22:33:50 | 時事(国内)
そうか、嶋大輔は政治家へ転身するのか?

どうでもいいが、落選後のことは考えているのだろうか?

「飛んでイスタンブール」の庄野真代のように、選挙運動でかつてのヒット曲
を歌うのだけはやめた方がいいと思う。今の選挙は人気投票に近いが、それで
も選挙演説に歌というのは、有権者を馬鹿にしているとしか思えない。体操の
池谷君も演説中にバク転なんかを披露していたが、やっぱり落選している。

かつての栄光にすがって次のステップへ、というのは何かが違うという気がし
ている。

とはいうものの、まだ、出馬も何も決まっていないらしく、なんだか見切り発車
という気がしなくもないが…。

ユニクロの柳井社長が、世界各地にある店舗の賃金のフラット化をするなどと
言っている。で、結果を出せないモノは年収100万も仕方ないのだとか…。
この人は根っからの資本主義者で、資本家は労働者をどう使おうが構わない、
という感じがして、ちょっと嫌悪感を感じる。
「世界の流れ…」と言ってしまえば、そうなのかもしれないが、働く人々に
とっては、「お金がほしければもっと働け!」と、さらに尻を叩かれ、「結果が
出ないのだから、この程度しか貰えないのは当然なんだよ…」と、それが当たり
前のように言われる社会に近づいていくということである。

つまり究極の歩合給社会だ。資本家にとっては、さぞ都合がいいに違いないが、
労働者にとっては、最悪に近い。

そんな世の中になれば、再び、世界で労働者革命が起こるだろう。22世紀のレーニン
や毛沢東、ゲバラにカダフィーが登場し、歴史は繰り返されるのである。
そして22世紀の世界の柳井氏一家は農村に追放され、手作業で田植えをさせられるのだ。

昔から一夜にして弱者が強者になることもある。

近い将来、、「ユニクロ」のロゴにスプレーで「ハラクロ」(腹黒)といたずら書き
される日も来るに違いない。

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焼き肉・男の勲章

2013-04-24 20:39:03 | つぶやき
「嶋大輔が引退」という文字を、ネットで見つけた。

昨日、偶然にも友人と彼の話題を話したので、びっくりしてしまった。

昨夜、突然、友人と夕食を食べることになって、「何、食べる?」という話になり、
「焼き肉はどう…」なんていう話をしていて、「どこかお店知ってるの?」という
問いかけに「時々、事務用品を買いに行くお店の前に焼き肉・男の勲章っていう
名前のお店があるんだけど…」という話をしたら、友人が「あれって嶋大輔プロ
デュースのお店らしいよ…」と教えてくれた。

なんでも、「ヨロシク」「上等だ」など独自の用語を交えて接客を行うのが特徴だ
そうで、店内では、ピンクの特攻服を身にまとった女性ホールスタッフが接客する
のだとか。また、お客さんは、「先輩」としてテーブルに案内され、「今夜の集会
もよろしく!」という掛け声で、始まるそうである。

店名だけでも充分、行きたくなくなる感、大なのに、内容がこれでは死んでも行か
ないと心に刻んだ次第である。

それはそうと、いったい、なぜ、彼は今頃、引退なんてするのだろう…?

焼肉屋が忙しくなったのか?、昨年は、発症した がんを克服したなんていう話も
あるそうで、もしかしたら引退の理由は…。

いやな予感も少々…。

明日は記者会見をするのだとか…。

なぜ、気になっているのか、自分でもちょっと不思議である。

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モンゴル

2013-04-22 21:15:34 | つぶやき
そろそろゴールデンウィークが近づいてきた。

今年は長期休みが取りにくいようだが、それでも私の周囲では、結構な数の人が
海外に出かける。「こんな高い時に…」とは思うが、会社員の方々はこんなとき
しか休めないので、「無理してでも出かけるしかない…」と言う人もいた。

なんでも知人は、連休後にモンゴルに視察に行くとのこと。

モンゴルと言えば、以前、読んだ椎名誠のエッセイに出てきた草原、馬、馬乳酒、
そして厳しい寒さと、貧困の中で生きるマンホールチルドレンがまず浮かぶ。
私も10年以上前に行ったが、あいにく真冬だったため、厳しい寒さには共感でき
たが、草原も馬もましてやマンホールチルドレンなどの印象はまったくない。
第一、あまりの寒さのため、ほとんど通りに人が歩いていなかった。

知人が言うには、今モンゴルでは個人投資家や、地元企業への資金提供ビジネス
が活況で景気がいいとのこと。中にはユニクロのフリースやヒートテックを日本
で買い込み、モンゴルで小売して金持ちになった若手女性もいるのだとか…。

ビジネスでいえば、飽和状態に近い中国ではなく、これからはモンゴルも案外、
穴場かもしれない。

その前に、夏のモンゴル草原で昼寝でもしてみたい、と思いを馳せてみた。

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ずうずうしい…

2013-04-21 21:35:37 | つぶやき
今日、駅のホームで本を読みながら電車を待っていた時のこと。

私が一番前で後ろにふたりが並んでいた。ちょうど電車がホームにすべり
込んでくる間際に、白髪のおばあさんが私の前に割り込んできた。後ろの
ふたりは、会社の同僚らしく、ふたりして「何、この人…」と小声でささ
やいている。本を読んでいたので、あまり状況がわからなかったが、電車
が入ってきて、扉が開く少し前には、さらに体を入れてきた。

中国人もびっくりするほど大胆な割り込みである。

しかも、その時、私の足も踏んづけやがった。もちろん、「すみません」の
一言もない。

さすがに「ぶちっ!」と切れ、扉が開いて、われさきに乗り込もうとした
矢先に、このおばさんの前を大きなカバンで塞ぎひとこと。

「おばさん、皆、並んでるでしょ!」

ほんとなら、「ばばあ、後ろに下がって並べよ!」さらにオプションで、「いい年
して恥ずかしくねえのかよ、棺桶に片足突っ込んでる年だからって、何しても許さ
れると思ったら、大間違いなんだよ!」くらいは言いたかったが、何せ、生まれて
初めて、見知らぬ他人様にいきなり文句を言ったので、これが精一杯であった。

それにしても、まったく、近頃のばばぁは性質が悪いと思う。

これは私の主観だが、大体、日本の女性は55くらいから60にかけて徐々にずうずうしく
なっていく傾向にある。ピークは60から75位までだ。この年代が一番、すさまじい。
何せ、確信犯でずずうしさを連発する。少々言っても、懲りないし、めげない。これ
はもう、救いようがないほどである。

最近は80近くでもまだまだ元気いっぱいの方もいるが、平均すると70後半からぐっと
体力、気力が落ちていく。そしてそれに伴い、ずうずうしさもぐっと半減していく。
で、80を過ぎると、ぎらぎらしたずうずうしさは無くなり、天然なのかボケなのか、
判別しにくくなるので、それほど怒りを覚えることもなくなる。

若者の無礼は、まだ、許せることもあるが、年配者のそれは、どうも鼻について仕方
ない。

まぁ、何はともあれ、人生で初めての他人へのクレームであった。

これまでなら、黙認してたのに…。

年を取ったということかもしれないな。

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争点

2013-04-19 21:56:23 | 時事(国内)
あさっては、名古屋市の市長選の日だ。

現職の河村さんと他に候補が二人いるという。ほとんど関心がないので
全く知らないが、おそらく共産党からと自民か民主の方だろうと思う。

で、争点は減税だと言われている。が、しかし、5%の市民税減税はすでに
やっているし、これ以上は財政的にも無理だろう。そもそも増税や減税は
今の日本のシステムでは国がそのほとんどを決めるわけである。
河村さんは本気で減税をしたいのなら、国政に出てやればいいのである。

それに今の名古屋市民で、5%の減税で生活に影響があったと感じる人はほ
とんどいないだろう。よく「ラーメン1杯くらいの効果はある…」などと
いういい方をするが、逆に言えばその程度のものでしかない。1年で市民に
とってはラーメン1杯が市長選の争点、といわれては、盛り上がらないのも
当然である。

なので、日曜日は腹痛が予想されるため、選挙は遠慮させていただくことに
した。いやいや、本当は仕事だ。

次期市長には、ぜひ、この中途半端な名古屋のイメージを一新するような
大改革と人が集まる街づくりを、そして、公人による名古屋弁の廃止を
ぜひ、やっていただきたい。

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人生いろいろ

2013-04-18 21:05:16 | つぶやき
今日、タイ人の女性と結婚した息子さんを持つ年配夫婦と話をした。

その息子さんは2年前まで全日空のパイロットでバンコクベースで仕事をしていたのだとか。
そこで今のタイ人の奥さんと知り合って結婚し、二人はバンコクで新婚生活を送っていたの
だが、突然、会社から「成田ベースで…」との辞令が下り、すっかりタイが気に入ってしまっ
ていた息子さんは、タイを離れるのが嫌だという理由で、20年近く働いていた全日空のパイ
ロット職をあっさり辞めてしまったのだという。

で、今は、韓国のLCCであるチェジュ航空のパイロットに転職し、バンコクベースで働いて
いるとのこと。なんでもチェジュ航空では唯一の日本人パイロットなのだとか…。

しかしこの息子さんの両親、当時は、タイ人と結婚してしまったことだけでも、相当、シ
ョックだったのに、その後、会社まで辞めることになってしまって、二人して随分、落胆
したそうである。

確かに、自分の息子が全日空のパイロットなんて、さぞ優秀で自慢の息子だったに違いない。
その息子がどこの馬の骨かもわからないタイ人女性に持って行かれ、おまけにせっかく入った
大企業まで辞めることになるとは、おそらく二人にとって相当、タイのイメージは悪かったと
見えた。ただ、相手の女性は、ちゃんとした家庭で育ったしっかりした女性だということで、
その点は安心である。

そして、この両親、一昨日までタイに行っていたそうである。

タイでは16日までタイ正月(ソンクラーン)だった。ソンクラーンは、水かけ祭とも呼ばれ、
カラフルなアロハシャツに身を包んだタイ人が、水鉄砲やひしゃくで通行人を待ち受け、こ
こぞとばかりに、大量の水をかけてくる。外国人は格好の的だ。目立たぬように通りを歩い
ても、ときどき背後から冷たい水をビシャっと浴びせられ、どこかからぬっと伸びてきた手が、
顔に白粉を塗りつけることもある。ちなみに私は、ソンクラーンは大嫌いである。
しかし、うちの妻は大好きで、一度はノリノリで参加し多くのタイ人に標的にされ、大量の
水を掛けられた。翌日、その水(中には汚水もある)の影響で、体内にバクテリアが入り、
結局、入院の憂き目にあった。それでも、「また、やりたい!」と口癖のように言っている。
こういう奴は、再び、入院するに違いない。

そして、どうやらこの両親も、相当、やられたらしい…。

それでも、結構、楽しかったようで、話しをしながら、「息子がタイを気に入ったのが、わか
るような気もする…」なんてことを言っていた。

「頻繁に行くといいですよ、なんならロングステイなんていうのもありますし、息子さん夫婦
がいるのなら、いっそ、老後はあちらで暮らすというのも選択肢としてあってもいいと思いま
すよ…」と言うと、「はっはっはっ、と笑いながらも絶対、無理です」と、目は笑っていなか
った。おそらく、それほど気に入ったわけではないらしい。

何はともあれ、パイロットをやりながらタイに住めるなんて、私にしたらうらやましい限りで
ある。

ほんと、人生いろいろだな…。

CENTER>

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「本棚展」

2013-04-17 20:34:06 | つぶやき
先日、発売された村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
は、すでに発行部数80万部だという。

こうも売れると、「本が売れない時代」というのは、彼には無縁である。さすが、
ノーベル賞まじかと言われるだけのことはある?のかな…。なんでも本の中に登
場する曲まで、相乗効果で売れているそうなので、まさに春樹さまさまだ。

そういえば、先日、お伝えした、私も参加する「50人の本棚展in岐阜」だが、
4月20日(土)と21日(日)にJR岐阜駅近くのシティータワー岐阜43というビル
の1階アナトリウム行われるとのこと。

なんでもこのイベントは、昨年、大阪の3つの書店が企画・開催して大好評だった
とかで、それを岐阜市や西濃印刷の編集室がパクッたと思われる。大阪では街の
著名人や書店員、図書館司書に作家やミュージシャンというジャンルの方々が協力
したそうだが、所詮、岐阜は田舎で大した人はおらず、結局、その辺の人に頼らざ
る得なかった、ということらしい…。そんなところが、いかにも岐阜らしいが…。

また同時に「古書の市」や本に関する様々なイベントも開かれるらしいが、果たして
人は出るのだろうか…。

少々、疑問ではあるが…。




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豊島園

2013-04-15 20:42:31 | つぶやき
東京ディズニーランドが今年で30周年を迎えるそうである。

1983年といえば、私が中学1年の時だ。しかし、当時、私の周囲ではそのような
話題はまったくなかったと記憶している。単に、興味関心がなかったから、かも
しれないが、当時、私の周囲ではディズニーランドより、圧倒的に豊島園のほう
が身近だった。埼玉県で育った私は、最も身近なテーマパーク(当時は遊園地)
と言えば後楽園か豊島園だった。マイナーなところでは、浅草の花やしき、少し
遠いが多摩テックも行動範囲内だったが、やはり豊島園が圧倒していた。

初めて周囲からディズニーランドの噂が耳に入ってくるようになったのは、中学
3年の卒業まじかの頃だったと記憶している。ということは1985年だ。
開業から3年も経っているとは、いかに埼玉県人が田舎者だということを証明して
いるようなものだが、高校に入ってからは、周囲の多くが一度や二度は訪れてい
るということも知った。

しかし、私は未だかつて一度も行ったことがない。

機会は腐るほどあった。でも、すべて遠慮した。なぜなら、あまり遊園地自体が
好きではないのと、とにかく行列に並んで待つのが嫌いだからだ。あの人ごみも
うんざりするし、なにも金を払ってまで、「心臓がスーとする」あの怖い乗り物
に乗ること自体、嫌だ。それに、当時から、あのミッキーマウスのキャラにも何
の愛着も沸かないというか、あんなのただのネズミにしか見えなかった。かわいい
とか、かわいくないとか、それ以前の問題でネズミといえば、まずは「ペスト菌」
などの不浄なイメージが先行してしまうのは、当時も今も一緒だ。極度の現実主義
者なのかもしれない。(違うか!)

とにかく、圧倒的リピート歴を誇り、他のテーマパークが不振に喘ぐ中、常に一人
勝ちのディズニーランドだが、私にとっては、最も、行きたくない場所の一つで
あるのは、これからも変わらないと思われる。

しかし、近い将来、「娘が連れて行け…」という日がくるとに違いない。

それは、娘が持つおもちゃにディズニー系のものが、少しづつ増えていることから
も想像できる。

いつかは、仕方ないか…。

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