ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

大人の事情

2010-11-30 13:25:39 | 時事(国内)
ネットの掲示板に「S売ります」と書いて、塩を送り
「クサ売ります」と書いてお茶っ葉を送リ、1500万円を
儲けた男が捕まったそうである。

「S」は覚醒剤「スピード」の隠語。しかしSaltも訳せば
Sである。また「クサ」は大麻の隠語。しかし、お茶っ葉
も間違いなくクサはクサである。

しかし、この男36歳は既に別件で捕まったのであり、この
事件では逮捕されてはいないのがミソである。
どうやら「被害者」も名乗り出にくいし、仮に名乗り出た
ところで「薬物を入手しようとした…」、などと言われる
だろうから、詐欺としては立件できないらしい。
 
ある意味、新型ウィルス的ビジネスである。

12月にのりぴーが書いた自叙伝が発売されるそうだ。
タイトルは「贖罪」である。

つまり罪を犯したのでごめんなさい、と、そういうこと
らしい。

しかし、どうにも違和感のある言葉遣いである。「贖罪」には
確かに「罪を償う」という意味もあるが、お金をあらわす貝偏
の「贖う」という字を使っているように「金を使って罪滅ぼし」
という意味もあるのだ。

この時期に本を出すことに、いろんな大人の事情を感じる次第
である。


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ベジタリアン

2010-11-28 22:14:46 | 時事(海外)
ヨーロッパのスロベニアで、4人の子持ちの48歳の学者が、
世界の貧困や欧米の過剰消費に抗議するために野菜だけを
食べて、「1日1ユーロ(約110円)」生活を続けているそうだ。

ハーブティーや牛乳は買って飲むが、緑茶は高くて買うこと
ができず、好物のチーズも我慢している。「2か月で4kgやせた
が健康です」と語っている。

しかし、まぁ、この先生の「1ユーロ生活」、本人だけではなく
4人の子供も食わそうと思ったら、一体、どのくらいの土地が
いるだろう?日本でやろうとしたら固定資産税を日割りしたって
1ユーロではきかないはずである。 

大体、この先生の「1ユーロ」には労賃が入っていないではないか。 
自家消費だから労賃はただだ、ということらしいが「1日1ユーロ」
だと宣伝する以上、そういう計算はずるい。

「ご飯が食べられるのはお百姓さんのおかげです。88回噛んで食え」
とスロベニアでは教えないのか?

全く環境主義者というのは、平然とこういう嘘を言うから嫌いである。

しかも彼は4人の子持ちだ。おそらく、48歳の子供であれば食べ盛り
だろう。親は自分の名前が売れて満足かもしれないが子供がかわいそ
うである。

それでも、肉ばかり食うのは土地の無駄だ、というのは事実ではある。

世界中の牧草地をやめて全てに大豆を植えたら、今の耕作地で、今の地球
の人口の倍の人間が養えるのだと何かの本に書いてあった。

もしかすると、世界中の人々がベジタリアンになれば、皆が皆、穏やか
になり、今よりずっと幸せな世界になるかもしれない。

まぁ、どうでも良いことである。







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誕生日

2010-11-27 18:12:17 | つぶやき
昨年の今日、晴れて40歳になり、あれからあっという間に
1年が過ぎ、今日で41歳を迎えた。

41歳、もう立派なおやじである。

しかし、どう考えても自分が40代などと未だ信じられずにいる。

なぜだろう…?と、考えてみた。

それは、きっと自分がこれまでイメージしてきた40代という世代
が、現在の自覚年齢とあまりにもかけ離れているからだという結論
に達した。

精神年齢でいえば、おそらく30歳くらいの感覚である。

まぁ、深く考えないようにしよう…。

帰ってケーキでも食べるか!


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包丁と砲弾

2010-11-25 22:03:37 | 時事(海外)
このところの北朝鮮は全くツイていない…。

「核開発してるぞ、しちゃうぞ…」と、どんなにアピールしても
肝心の米国には無視されるし、目と鼻の先で軍事演習されるわで、
得意の恫喝外交が機能しなくなっている。

これでは、後継ぎの次男、正恩の面目も立たない。

それでは、ここらへんで「一発かましたれ…」という正日パパの
許可を得ての砲弾だったのではないだろうか…?

北朝鮮の目と鼻の先にある延坪島の人々は大変気の毒であった。

かつてソ連製の武器で武装し、奇襲をかけた北朝鮮は陸と空で
はそこそこ強かった。しかし、海では米国にかなうはずもなく
北朝鮮から、ほんの10kmちょっとの延坪島が韓国領だったりする
のはそんな理由からである。

このへんは、台湾の金門島の事情とよく似ている。

ならば、この際、金門島同様、島を滅茶苦茶にされた延坪島の
復興のため、北からの砲弾殻を薄く叩き延ばして包丁を作る、
というのはどうだろう。

それを板門店のみやげや屋で売れば、結構、売れるかもしれない。

また、全く報道されていないが、北側の被害は一体、どうなってい
るのだろう?もしかしたら、金に困っているのは北の方なわけで、
包丁のアイディアはあちらのほうでやっているかもしれない。

斬れ味悪そうだが…。


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これならできるよね

2010-11-23 07:48:37 | 
「これならできるよね。」大野尚という方の著書である。

先日、amazonで他の本を頼んだ時、ついでにといっては大変失礼だが、
それでもやっぱりついでに頼んで読んでみた。この方は、昔、働いて
いた会社の上司にあたる方の本である。

内容は、今の若者に向けた、「誰でもできる、成功の秘訣」を自らの
体験(25歳のプータローが上場企業の取締役になるまで)を通じて伝
えたものである。元来、くだらない本ばかり読んでいる私でも自己啓
発やハウツー本の類は全く読まないのだが、当時、右も左もわからない
青二才の私を、今日、このような立派な人間に育てて頂いたお礼をせ
めて印税という形でお返しができればと思い購入したのである。

というのは冗談で、中古で50円ででていたのでついでに購入したまでで
あった。

また、読み始める前は、「若者に向けて書かれたものを、すでに40のおっさ
んが読んでどうするんだよ…」なんて読み流そうと思いきや、なかなか
良いことが書いてあるではないか。別段、説教臭くもないし、自画自賛も
ない。過去の自分と正直に向き合い、また、成功してからの自分をも客観視
していたり、彼のこれまでの人生を綴った物語としてでも楽しく読めた本
であった。もっともそれは多少なりとも知った顔だからかも知れないが…。

当時は、上司とはいえ、取締役本部長という雲の上の存在だったので、彼が
どのような人なのか考えたこともなかったし、「大きな椅子にふんぞり返って、
部下に命令するだけで、良い給料貰っているんだろうな…」くらいにしか
思っていなかった。しかし、そういうポジションにはそれなりの責任と重圧感
などもあって結構、大変だったようだ。

そのほかにも、仕事に対する部分でも共感できるところがたくさんあって
なかなか面白い人だったんだなとあらためて思った次第である。

現在は、自ら会社を立ち上げ、企業のコンサルティングや講演、ラジオの
パーソナリティー、大学の非常勤講師などもやっているとのこと。

彼も元はバックパッカーで、プータロー時代までは私の人生と結構似ている
ところもあったような気もしたが、その後は180度異なってしまっている。

「これならできるよね。」

15年前に読んでいたら人生変わってたかなー。

変わるわけないか…。


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いい加減さ…

2010-11-22 23:46:43 | つぶやき
土曜、日曜と天気に恵まれ人の出も多く、催事は大盛況に
終わった。

催事を一緒にやっているブラジル人夫婦が来月、大垣駅
近くにカフェをオープンさせるそうだ。
どうやらオーナーになるブラジル人の彼はあえて日本人
好みの店ではなく、食事などを充実させない外国にある
元祖ショットバーのような感じの店にしたいとのことで、
日々、内装に悪戦苦闘を重ねている。

日本人は内装屋さんにある程度自分のイメージを伝え、
図面と見積もりが出来上がり、それで良ければゴーサイ
ンを出し取り掛かってもらう。途中、大きな変更がない
限り、細かいところは内装屋さんにお任せするのが
普通だ。しかし、彼は途中でも、どんどん変更し、細か
いところを支持して回る。まぁ、それだけ一生懸命という
ことで、言い換えればこれも文化の差なのだが、内装屋さん
にしてみたら大変かもしれない。

まぁ、そんなこんなで前途多難な内装工事が現在進行形
で進んでいるようだ。

催事の後、このブラジル人夫婦とそのまた友人のアメリカ
人の彼と4人で飲みに行った。

彼ら外国人から見ると、日本はあらゆる場面で日本人にしか
理解できないような事柄がとても多いのだという。
もっともそれは日本だけでなく、他にもそういう国が多く
あるということは理解した上での話なのだが、そういう国の
中でも日本は移民や外国人に対しての法整備があまりにも
遅れていると語っていた。何かするにも書類との格闘になるし、
外国人をうんざりさせる仕組みは世界でも有数らしい…。

しかし、「そういうのが嫌な外国人は他の国に行けば良いだ
けのこと…」と案外冷静なところもあった。

確かにそうだ。日本人でも日本が嫌なら他の国に行けば良い
だけのことである。そういう点は、私たち日本人より彼ら外
国人のほうが考え方も行動もずっとシンプルである。

時々、外国人と話していると身が軽くなる思いがする。
要は、良い意味でも悪い意味でも日本人よりいい加減な
のかもしれない…。

そして私はこういういい加減さが大好きである。

ある意味、外国を知るということは、多くの価値観に出会え
るわけで、その結果、考え方の選択肢が増え、自分が楽に
生きられるようになる手助けになるのではないだろうか。

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不味い店

2010-11-18 16:42:52 | つぶやき
近頃、めっきり寒くなってきた。

そろそろ鍋やらおでん、ラーメンといった暖かい食べ物が
美味しい季節である。それにしても近頃は、ラーメンと言
っても、昔ながらのラーメン屋が少なくなってしまった。
洒落た店構えのところが多く、値段も平気で800円とかする。
こうなるともう、ちょっとしたランチが食べられる価格である。

しかし、そうは言っても時々、無性に食べたくなるのが
ラーメンである。

究極のラーメン好きが、不味いラーメン屋の特徴を記した
ものがあった。なかなかするどいと思ったので、以下に抜
粋した次第である。


メニューにコーヒーがある。

メニューにカレーがある。

看板が黄色。

おしぼりが丸い。

サイドメニューが充実してる。

やたらとキムチを使いたがる。

テーブルに色々置いてある。
胡椒、にんにく、後入れのタレ、ごま、べにしょうがetc

ノーマルラーメンにほぼ具がなく、1トッピングごとに
100円増し。

このような店には入るべからず、だそうである。

今から6年位前の正月に、福島県の郡山駅近くの古ぼけた
店に入り「味噌ラーメン」を頼んだことがった。

20分ほど待って出て来た「味噌ラーメン」は驚くほど
不味く、絶対、味付けの段階で何かを忘れているので
はないかと確信できるような不味さだった。ラーメンを
ここまで不味く作れる店があるとは、ある意味驚きでさ
えあった。

結局、3分の1も食べられず店を出た。

ラーメンを頼んで残したのは、これが初めてであった。

ほんとに不味い店ってあるのである。






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新鮮な日

2010-11-16 23:20:24 | つぶやき
そういえば、今月は香港に行くつもりだったのだが、今週末に毎年
恒例の催事があるのを忘れており、何となく都合がつかなくなって
しまった。

来月には行けるだろうか…?

まぁ、どうしても行かなければいけないわけではないので、年明け
でも良いのだが、年々、年齢と共にフットワークが悪くなっている
ような気がしている…。

今年でもう5年目になるこの催事。毎年11月のこの時期に大垣市の
歩行者天国で友人らと「世界の雑貨店」なるものをやっているの
だが、学園祭ののりで結構、楽しい2日間を毎年過ごしている。


今日はそのポップ作りや販売するものの選別に追われた1日で
あった。

この年になると、このような仕事でもなく完全なる遊びでもない
1日がとても新鮮で貴重に感じている。

来年は、ほんとうに食べ物やでもやってみようかな…。










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旅友と戦場カメラマン

2010-11-15 16:26:34 | つぶやき
先日、戦場カメラマン、渡部陽一特集のテレビを見た。

以前、初めて彼をテレビで見た時は、お笑いの人かと思ったが、
ちゃんと本業の戦場カメラマンをしているようである。

彼のホームページを見るとイラク、チェチェン、アフガニスタン、
ソマリア、そしてコロンビアなどの大きな紛争地はもちろん、そ
れ以外にも、結構、マニアックなところまで取材しているのがわかる。

北方領土や南太平洋ソロモン諸島での大地震、そしてキューバで
チェ・ゲバラの軌跡を追ったり、インドでガンジス河の修行僧を取材、
はたまたジャマイカではボブマーレーの軌跡まで一応、取材している。
このへんは趣味ではないのか…?

私の旅友にも彼と同じような人がいた。その彼とは10年以上前にエジプト
のカイロで出会ったのだが、当時、彼はサハラ砂漠をアフリカ東部のスー
ダンから西アフリカのモーリタニアまでラクダに乗って横断しようとして
いた。かつて、上温湯隆という青年がこのルートに挑み、途中でラクダと
遭難し喝死してしまったという記録が本になっており、それを読んで、
「ぜひ、俺がリベンジを…」ということで決意したらしかった。
その後、彼は結局、ラクダに乗ることが思いのほか大変だったとのことで、
スーダンの隣国、チャドまで行ったところで諦めたそうである。

その彼は、その後、カメラマンを目指している、ということは人伝えに
聞いていたのだが、ちょうど5年前の5月に、突然、「今日発売の週刊
朝日を見てよ…」と彼から連絡があったのである。

すぐに本屋へ走り、週刊朝日を買ったところ、その日発売の週刊朝日の
見開き5ページ分が、彼の写真と記事であった。
西アフリカのリベリアとシュラレオネの内戦を取材したもので、いくつかの
写真には悲惨な光景が写っており、取材の大変さが伝わってくる内容だった。

彼も戦場カメラマンの渡部陽一氏と同じようにアルバイトで金を貯め、せっ
せと紛争地へ出向いていたようで、やっと「メジャーな雑誌に載せてもらえ
たよ」と、とてもうれしそうだった。

なんだかその日は私までうれしかったのを覚えている。そして、なぜか未だに
その雑誌は捨てずに取ってある。

そんな彼は今、どうしてるのだろう…?渡部陽一特集を見て、ふと、彼を思い
出した次第である。


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カジノと質屋

2010-11-14 17:22:53 | 時事(国内)
「小さい頃からギャンブルをしっかり積み重ね、全国民を
勝負師にするためにもカジノ法案を通して…」

上記は橋本知事のカジノ合法化に向けてのコメントである。

橋本知事は全国民を勝負師にするつもりなのか?といった
ような批判もあるが、私は大賛成である。

カジノ利益の一部を福祉に回したり、縮小する税収に貢献
できるという経済面もさることながら、将来的に観光立国
となる為の目玉も必要だろう。

また、ギャンブルとはどういうものかを体験して、何が大事
かを見極めたり、タイミングを図る訓練をすることに意味が
ないとは思わない。しかし、ギャンブルの良い部分だけを吸
収できる人間の方が世の中には圧倒的に少ないだろう。そこ
が問題である。

また、橋本知事が言う、育てようとしている勝負師は、ほと
んどの人が負けるのである。それは、ギャンブルというものが
圧倒的多数の敗者とごく少数の勝者によって成り立っているか
らである。

従って、カジノ合法化は、まず、外国人専用のカジノから初め
ても良いのではないかと思っている…。

もし、そうなれば周辺で質屋でもやれば儲かるかな…?





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