ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

留学

2009-07-31 18:00:45 | つぶやき
うちの奥さんの両親が、今日からスイスへ旅行に出かけた。
10日間の日程でアルプスの山々を見て歩くツアーだそうだ。
日本はまだ本格的な夏ではないものの、この高温多湿な環境
から抜け出せるのは、なんともうらやましい限りである。

そして午後には、ブラジル人の友人が遊びにやって来た。
この友人は、先月まで日本にあるブラジル人学校でコン
ピューターを教えていたのだが、この度あっさりと辞めて、
今は名古屋にある大学の短期講座でフランス語を学んでいる
とのこと。

そして来月末には、渡仏して本格的にフランス語の学校へ
行くとのことである。フランスではついでにパン作りを
マスターしたいと語っていた。彼はブラジル人なので母国語は
ポルトガル語である。ポルトガル語とフランス語、そしてスペイン語
などのラテンの国々の言葉には互換性があるので、我々日本人が
フランス語を学ぶよりは、おそらく容易いのではないかと想定される。

可笑しいのは、彼の奥さんは日本人なのだがフランス語の翻訳家
なのだ。本来は奥さんから学べば手っ取り早いし費用もかから
ないと思われるのだが、奥さん曰く、「それではダメなのだ」という。
何でもすぐに喧嘩になってしまうのだそうだ。
やはり、教える側と教わる側の関係には、少なくとも何かしらの
上下関係が必要なのかもしれない。

それにしても、夏のヨーロッパか?

うらやましい…。

現在、アジアにしか縁がなくなってしまったが、たまにはアジア
以外にも出かけてみたくなった今日この頃である。

ブラジルにサンバ留学なんてのもいいな…。












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期待度

2009-07-29 17:02:04 | 時事(国内)
自ら率いた集団が中心となって、国を治めるということは
誰がやっても大変なことに違いない。傍からワーワー批判
するだけなら誰にでもできることである。

先日、民主党のマニフェストが公表された。

内容は、財源の出所さえ深く考えなければ、ある程度、評価は
されても良いものだろう。おそらく、自民党の自滅の最中、
精一杯国民の期待に答えようと「こうしますよ」というお約束の
作文を考えては直し、書いては消して出来上がったものに思えて
ならない。

それでも、財源を国債発行という形で借金として計上している現行
与党よりは、その確保の根拠を様々なところからの削減で補う、
としている姿勢はまだましのような気もする。それでも、国債発行を
完全否定している訳ではないので、いざとなればなんとやらであろう…

いずれにしても、政権を取ってしまったもん勝ちである。

何も民主党に変わったからといって、急に全てが良くなるわけでは
ないのだ。おそらく、変わったことを実感できることなんて、ほんの
微々たるものだろう。

それでも、変わらないよりはマシか?

そのくらいの期待度でちょうどよいのかもしれない…。




















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気質

2009-07-27 17:41:56 | 時事(国内)
このところ、雨の降り方がなんだかおかしい。

日本の梅雨と言えば、シトシトと降り続く長雨が
本来の梅雨というものだったと記憶しているが、
最近は、南国のスコールのような降りかたをして
いる。

天気も1日のうちに雨や曇り、そして晴れたりと
バラエティーに飛ぶようになったような気がする。

日本の気候区分は確か温帯だったはずである。
一体、いつから熱帯に変わったのか?

一般的に気候は、その土地に住む人々の気質を作る
要素になっていると、何かの本で読んだことがある。
暖かいところに住む人々は、行動ものんびりしていて
細かいことを気にしない、楽天的な性格に近くなる。
作物などの食料などは、ほっといても育つので基本的に
勤勉ではなくなるそうである。

反対に、寒いところに住む人々は行動は機敏で、何かと
きっちりしている。作物なども多くは育たない為、計画的
に物事を処理しないと食べていくのが困難になりかねない。
従って南国の人々よりもおのずと勤勉にならざる得ない
ようだ。

そして現在の日本人の気質は、確実に後者と言える。

気候が変わるのが致し方ないとすれば、どうせ暖かくなるの
なら、日本人の気質も少しは南国風に変わったら良いと思う
だが、どうだろう?

暑い国なのに勤勉な人々…

想像しただけで、最悪の国である。









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show me、show me…

2009-07-26 16:37:38 | つぶやき
毎年恒例の近所の夏祭りの日がやってきた。
何も祭りと言って、騒ぐほどの歳でもないが、
それでも普段ひっそりとしている近所の寂れた
公園が、この日だけは華やかに飾りつけされ、
多くの人で賑わう姿は、見ているだけでも楽しい
気分させてくれるものである。

「金魚祭り」と題した近所の祭りは、なぜ名称が
金魚なのか、未だ謎である。特に金魚すくいの出店が
多いというわけでもなく、昔、この辺りが金魚の養殖地
だったとも聞いたことがないので、ますます意味不明だ。

しかし、この金魚まつりをあなどっては困るのである。
たかが、名古屋市内のいち地域なのだが、一応芸能人も
呼んでイベントなんぞもやるのである。昨年は「メモリー
グラス」でおなじみの堀江淳、今年は「show me」の
森川由香里であった。出演された理由として、共に一発屋で
ギャラが格安であった為、ということが鋭く想定される。

しかし時々、ホームレスの人々がねぐらにしている、粗末な
野外ステージで司会者もなくひとりで数曲歌わねばならない
境遇に、「売れない芸能人も、案外しんどいだろうなー…」
と思った次第である。

それでも力強く、「show me、show me…」と歌っている
森川由香里。

(私を見て、私を見て…)

そんな今のあなたを見るのは、やはりしんどかったが、
それでもなぜか元気をもらえた気がした。

来年は「cha,cha,cha」の石井明美なんてことはないか?







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モラル

2009-07-25 16:23:44 | 時事(海外)
財政上の非常事態宣言をしている米国、カリフォルニア州で、
税収を増やす策として、大麻を合法化すれば、およそ14億ドル、
日本円にして約1300億円の増収につながるという試算結果を
税務当局がまとめたそうである。

仮に薬物であっても、しっかりと国が管理し販売することで、
立派な税収となる、という話しである。

現在、大麻について米国の連邦法は、医療用などの目的を除いて、
所持することも使用することも原則として禁止している。 しかし、
その一方で、これまで厳格な取り締まりは行われてこなかったのが
実情である。

途上国だけでなく、欧米諸国も含めて大麻愛好者は案外多いもので
ある。合法化には様々な意見があるが、現状のようにただ規制だけ
をしていても、裏取引が活発化するだけで、それを牛耳るマフィア
などに資金が流れるだけだ。

酒やたばこのような管理の仕方だけで、完璧な管理ができるとは
到底思わないが、そこは、オランダを見習ってぜひ法案の成立に
努力していただきたい。

モラルを取るのか、財政を取るのか?

まあ、日本ではどんなに財政破綻をしたとしても、絶対にあり得ない
話しである。






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自分の為…

2009-07-24 18:11:14 | 時事(国内)
来月末には、選挙を控えているが、たまには、自民、民主
以外の党にも目を向けてみたいところである。国会議員とは
これほど儲かるものなのか、そう思わせる記事を紹介したい。

社民党に抱くイメージとはどのようなものだろう。
戦後発足した日本社会党の後を受けて1996年から社会民主党となり、
一貫して平和路線、労働者の権利、福祉の充実などを掲げてきた。
党首はひと言ひと言を淡々と正確にしゃべる、あの福島瑞穂である。
かつて、日本のサッチャー女史と呼ばれた土井たかこの、秘蔵っ子
であった。

そんな彼女の資産は川崎市のマンション、そして、預貯金の額は
なんと1億1400万円、それに加え郵便貯金が92万円だそうだ。
そして昨年の年収は約2500万円だったとのこと。

長年、弁護士として活動したため、そのくらいの貯金はあっても
驚くようなことではないし、政治家としての実務能力、行動力
などは与野党を問わず評価され、知名度も高く国民的な人気もある。
しかし、「弱者の味方」という出来上がったイメージが、この預金額
とは何か不釣り合いさを感じさせるものである。
 
格差という問題を国会で質問してきたのも彼女である。また、昨年末
と今年年初には派遣村へ出向き、労働者を励ますなど行動や発言に
ブレもない。そして、今度の総選挙に向けてのマニフェストのテーマは
「生活再建」だ。

しかし、弱者の味方と声を大にしている本人が、大金持ちでは何の
説得力もないではないか。

所詮は自分のため…、政治家なんてそんなものである。


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おじいちゃん

2009-07-23 17:21:19 | つぶやき
この3日間、お休みを取り軽井沢の友人宅に行って
いたのだが、天気が悪かったこともあり、ほんとうに
寒かった。

あまりの寒さに昼間は裏起毛のトレーナーを借り、
夜は薄い毛布を2枚重ねて寝ることに…。
これが7月半ば過ぎの気候とは、ちょっと信じがたい
ほどであった。標高1000メートルに暮らすということは、
想像以上に下界の暮らしとは違うものなのである。

往路は、志賀高原の麓の町に暮らす母方の祖父に、3年
ぶりに会いに行った。あととりの長男夫婦との折り合いが悪く、
現在84歳になるのだが、元気に一人で暮らしている。

そんな祖父に子供の頃、孫の中で最も可愛がってもらった
こともあり、時折、孫を代表して会いに出かけている。
いつも久しぶりに会うと、ほんとうにうれしそうに話をして
くれる分、帰る時に見せるとても寂しそうな顔を見るのが
ちょっと辛い。

6年前に連れ合いの祖母に先立たれてからは、娘である私の
母親を含めた実の娘や息子らからも距離を置かれてしまった
祖父が不憫でならない。距離を置かれた背景には、晩年寝た
きりだった祖母の介護問題があったようだが、そんなことが
どうであれ私にとっては、子供の頃から何一つ変わらない
優しい祖父であることには変わりなく、たった3時間足らずの
祖父孝行だが、これからも出来る限り続けたいと思っている。

帰路は、軽井沢からちょっと用事があり東京経由で名古屋へ。
関越で2時間ちょっとと東名で4時間という長距離の高速道路は
ほんとうに疲れた。

そうは言っても、久しぶりに楽しい3日間であり、早めの短い
夏休みを満喫した次第であった。










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臨時休業…

2009-07-19 11:13:01 | つぶやき
ミャンマーチーク「ふたば」からのお知らせ。

7月20日(月)21日(火)22日(水)と3日間
臨時休業致します。この間のお問い合わせは、
23日以降とさせていただきますので、ご了承下さいませ。

ということで、明日より3連休をいただいた次第である。
で、どこへ行くのかというと自然豊かな軽井沢の森の中
に住んでいる友人宅へおじゃまする予定だ。

この友人夫婦は、自宅に隣接したお店で商いをし、家庭菜園で
とれた野菜を食し、長く寒い冬の間は店を閉め、南国アジアに
長期滞在をしながら、日本の春を待って帰国するという、一体、
いつ、本気で働いているのか全くわからない、生活を送っている。

本人曰く、「春から秋に掛けてと、アジアの長期滞在も一応、
仕事の一環である…」とのことだが、それが世間でいう仕事とは、
遥かにかけ離れたものであることは、普段の生活から察するに、
一目瞭然である。

おそらく凝縮すれば、年間休日数、250日はあるに違いない。
1日の労働時間も凝縮すると、3時間に満たないと推測している。
後は、草刈りや薪割り、釜でパンを焼いたり、犬の散歩に
読書などである。

そして、このような生活をもう10年以上も送っているのだ。

時々、この友人宅を訪れ、こういう生活を目の当たりにすると、
何だか自分の生き方が、間違っているような気がしてならない…。














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思案中…

2009-07-17 17:13:22 | つぶやき
新たに何かをやろうか…と、思案中である。

この不景気の最中だけに、元来、楽天的である私も
つい慎重になってしまうが、辛うじてまだ30代である。
今から保守的になっては、「早期リタイア左うちわ生活」
など、夢のまた夢であろう。

しかし、何かを始めるときは、時期やタイミングもまた重要
である。当然ことながら綿密な下準備も必要になるだろう。

この点こそ、勢いだけが取柄である私の最も不得意とするところで
あるのだが、所詮、失敗したら辞めれば良いだけのことなのである。
そう考えれば、本来、どんなことでもやってやれないことはないのだ。

人間歳を重ねると、体力だけでなく気力まで失われていくものである。
そもそも若いうちから、気力旺盛でなかった私は、今後、人より数倍
の速さで気力が失われ、老化していくだろうと自分自身を的確に予測
している。それなら、未だ微かにやる気のあるうちに何でもやってみた
ほうが良いのでは…と思うのである。

基本的に何か始めるときには、人に相談したりしないので、
本日は自分自身でちょっと背中を押してみた次第である。














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旅本

2009-07-15 16:25:35 | 
旅に出かけたくなると、必ず旅本を買う。
出掛けられないストレスを本で紛らわすのである。

今回購入したのは、「辺境の旅はゾウにかぎる」高野秀行、
「行かずに死ねるか…自転車で世界一周」だったか、
こちらは、石田ゆうすけ著である。

前者の高野秀行の本は、好んで全て読んでいる。彼は早稲田の
探検部出身でこれまで出した本の多くが、いわゆる辺境をものだが、
「ワセダ三畳青春期」や「異国トーキョー漂流記」といった旅とは
直接関係のない内容のものも、面白くて個人的に好きである。
彼の先輩には、世界の紛争地を題材にした小説を数多く発表している、
直木賞作家の船戸与一がおり、高野氏の本にも度々登場している。

そして、「行かずに死ねるか…」の方であるが、彼は7年半掛けて、
自転車で世界一周をした本格派チャリダーである。そんな彼を
9年前にロンドンで見かけたことがあった。当時私は、ロンドンにある
日系の旅行会社でアルバイトしていたのだが、この旅行会社の別の
部署で「週間ジャーニー」という日本語の情報紙を発行しており、
その紙面に彼の旅行記を掲載していたのである。どうやら資金面でも
スポンサーのひとつだったようでもあった。

そんなある日、突然、自転車を抱えて真っ黒に日焼けした彼が会社の
正面扉から入ってきたのだ。ちょうどアフリカを走り終え、南アから
飛行機で戻ってきたタイミングだったようだ。
最もそれを知ったのは、この本を読んだからであるが…。

当時、私も週間ジャーニーを読んでいたのですぐに彼だとわかったの
だが、話しをするきっかけもなく、ただそれだけだったが、今回彼の
本を読んでみて、ものすごく良い奴に思えたので、やはりちょっとくらい
話しかけても良かったかなと、思った次第である。

文章もかなり上手いし、読み終えて、彼が旅先で感じたようなことを、
素直に同感できたのも良かった。

久々に面白い旅本であった。











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