ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

人間なんて…

2009-08-31 17:16:22 | 時事(海外)
選挙から一夜が明けた。街中を走る選挙カーからの
マイク音も消え、どこの町も落ち着きを取り戻した
ような感じである。

「国会議員、選挙で落ちればただの人…」

選挙は候補者にとって人生の帰路である。勝てば
それなりの地位とあるていどの財力を与えられ、
負ければ選挙資金の負担がのしかかり、場合によっては、
一時期無収入の道へ進むこともありうる。

そう考えると、結構な博打だ。

それでも、やってる本人は勝った時の達成感、先生と呼ばれる
優越感などもあり、まあ、楽しいに違いない。

英国のドキュメンタリー番組に「Human Footprint」
というのがある。この番組では、人間が生まれてから
死ぬまでに繰り返す様々な行動の回数を平均的なところで
算出している。

以下がその一部である。

女性が一日で話す単語の数:6400~8000単語。

男性が一日で話す単語の数:2000~4000単語。

友人の数:1700人。

おふろの回数:7163回。

読んだ本の数:533冊。

海外旅行の回数:59回。

歩いた距離:1万5464キロ。

散髪しなかった場合の髪の長さ:9.42メートル。

剃らなかった場合のヒゲの長さ:9.14メートル。

おなら3万5815リットル。


偉い人も、我々庶民も人間なんておおよそのところ、
みんな同じである…。






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聖子ちゃん…

2009-08-30 23:06:26 | 時事(国内)
「さっき、選挙に行ったら聖子ちゃんと会ったのよ…」

本日の午後、岐阜市にあるお店に来たお客さんの
話しである。聖子ちゃんとは、もちろん松田聖子
ではなく、野田聖子である。

保守王国の岐阜市では、何と言ってもまずは野田聖子
であった。しかし、さすがに今回ばかりは…。

なんだか、想像以上の結果のようだ。

毎度お馴染みの、自民党の大物議員さんらが軒並み
大惨敗である。この際、落選した大物の年寄りは
このまま引退していただいて、若返りを図って出直す
のが一番である。

何かが変わりそうで、何も変わらない明日がやって来る。

夏休みも明日で終わりである。
















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失業者

2009-08-29 15:42:53 | 時事(国内)
未だ冷めやらぬのりピーの薬物事件だが、起訴される
ことが確実となり、それに伴い昨日付けで事務所を
解雇になった。

これでのりピーも晴れて失業者である。

のりピーのような芸能人が、果たして失業保険に加入
しているのかどうかは不明だか、通常なら解雇なので
翌月から貰えるはずである。来月にでも新宿区のハロー
ワークに表れるかもしれない。
まあ、これまでの貯蓄で当分の間は、生活の心配はない
だろうが…。

7月の完全失業率が過去最悪の5.7%となったそうである。
政府の「雇用調整助成金」があって、この数字である。
実質は、9%はあるのではないか、という話しもある。

「働かないと人間はダメになる…」

失業中の中高年の言葉である。

若い頃は、「働きすぎても人間はダメになる」と思って
いたのだが、ここまで景気が悪くなると、こんな事言って
ると袋たたきに合いそうである。とは言うものの、私自身
ももう40である。40の弱小自営業者など失業者の一歩手前
みたいなもので、完全に明日は我が身である。

このところ株価や企業の輸出や生産が回復に向かっているにも
かかわらず、先行きの不透明感から、依然人員抑制に走る
企業が少なくないそうだ。雇用環境の悪化が更なる消費
減退を招き、長期間消費低迷期に陥る可能性もあるという。

商売人には、実に恐ろしい話しである。

次期政権には、一時的なばら撒き政策ではなく、この際、
思い切ってテレビなどを使用し、政府主導のサブリミナル
効果でも行い、消費を煽るくらいしていただきたいものである。

そんな政党に明日は一票を投じたい。
(そんな政党、一体どこに…?)
























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中道

2009-08-27 16:02:51 | 時事(国内)
「沖ノ鳥島は岩」である。

日本の最も南方に位置するのが沖ノ鳥島である。一応、
東京都に属している。以前、この島を訪れた新聞記者の
記事と写真をみたが、満潮時には島の先端部分ほどしか
見えなくなり、確かに岩と言われれば岩にも見えた。

その後、東京都は、周囲をコンクリートで囲んだ。確か、
中国に難癖を付けられた直後だったと思うが、中国嫌いの
石原都知事らしい迅速な対応であった。

兼ねてより日本はこの島を正式な島だと主張し、現在、
国連に対して大陸棚拡張を申請している。もちろん理由は
海洋権益拡大の為である。

しかし、お隣の中国がこれに対し「沖ノ鳥島には人間は
住めず、経済生活は営めない。大陸棚を設定する、いかなる
根拠もない…」と指摘し国連に対し正式に反対を表明したの
である。反対の理由は、日本の海洋権益拡大をけん制し、
少しでも世界の海洋資源を自国にほしいが為にある。

「全く、よその国のことにまで口を出して…」と余計な
お世話な話だ。

まもなく、数日後の総選挙では、政権交代が起きそうな展開
である。次の総理大臣になる方には、間違っても、「沖ノ鳥島が
島なのか岩なのか、話し合って決めましょう」などと言わないで
いただきたい。

保守であろうが革新であろうが、自称「中道」であろうが、
言うべきことははっきりと言っていただきたいものである。







 








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愚痴…

2009-08-26 16:37:01 | つぶやき
先日、車の免許証をどこかで落としたらしい。どうしても
見つからないので、再発行することに…。
そのおかげで、昨日は半日以上も費やすことになってしまった。

また、パスポートの残存期限が半年を切っているのが
先日発覚し、ついでにこちらも更新することに…。
結局、この両方のおかげで、丸1日がつぶれてしまった。

こういう手続きには、申請書や写真、身分証明書などが必要
なのは周知の通りである。しかし、せっかく撮った免許書の
写真は小さ過ぎるとかでパスポートには使えず、再び撮るはめに
なり、またパスポートの申請書では、サインの部分が0,2~3
ミリほどはみ出て書かれているとかで、もう一度始めから書き
直しを命じられたりと、腹の立つことがてんこ盛りの昨日であった。

特にサインの部分などたった0,2~3ミリである。それに私の肉眼
ではどう見てもはみ出ていないので、「これの、どこがはみ出て
いるんですか?」と控えめに訪ねると、首から下げた虫眼鏡で確認
しながら、「ここ部分が一番重要なんですよ。ぎりぎり線に触れて
いるので、やはり書き直しですね。」「あっ、直しはあっちで…」
と事務的に言い放ち、さらにあごで支持したのである。

「ブチッ」

その物言いに、さすがに仏の私も切れた次第である。

こちらは、40分も並んでいるのである。このままズコズコと
引き下がっては、まるで昔、中国の列車の切符売り場の窓口で
蹴散らされたのと、全く同じではないか?

ここは、お客様本位の日本なのだ。

「この0,2ミリが一体、どんだけ大事だって言うんですか?、
そんなに重要なら極太マジックで、このワクには絶対触れないで
下さいとでも、書いておいて下さいよ…」「まさか、その後また
40分並べと、言うわけではないですよね…」と嫌味たっぷりで
言うと、ちょっとびっくりした顔で、「えーと、それでは書き
直したらこちらの窓口にお持ちください。他の書類は預かって
おきますから…」と丁寧な物言いに変わった。

まあ、この人も規則だからやっているのだから、というのは、
わかっているのだが…

単なる昨日の愚痴でした。すみません。

























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ゾウの話し…

2009-08-24 17:49:33 | 時事(海外)
タイ北部チェンマイ郊外の、カレン族が住むある山村では
ゾウを使って田おこしをするそうである。

タイでの昔ながらの農業と言えば、普通は水牛を使うのだが、
近年、耕運機の普及でめっきり出番は減ったそうだ。しかし、
昨年からの原油高で再び復活し始めたとのこと。そしてこの村で
受け継がれてきたゾウ農法も、いったんは廃れたが、最近になって
再び見られるようになったそうだ。

これぞ、エコ農法の本質である。

アジアのゾウはかつて、戦いでは王族たちの足となり、ジャングル
では大きな木材を運んだりと重要な役割を果たしてきた。しかし、
時代の変化につれて、今では観光客を楽しませるくらいしか活躍
の場が減ってきている。いわゆる、ゾウの失業問題である。

そんな職のないゾウたちに、稲作での雇用再開は明るいニュースだ。

しかし、田おこしの技術を覚えさせるには、半年もの訓練が必要なのだ
そうだ。だが、排気ガスのあふれるバンコクの街中を引き回され、エサを
売って日銭を稼ぐよりはよほど幸せだろう、と時々夜のバンコクでゾウを
見かける度に思うのである。

しかし、何かが変だ。

普通、人間に働かされる動物こそかわいそうだと思うのが一般的な思考
だが、アジアのゾウに限っては、なんだか人間の役に立ってこそ、幸せな
ゾウだ、みたいな価値観が根付いてしまっている。

完全に間違いである。

ゾウも動物なのだから、本来、働かなくて良いのである。

いや、もしかしするとゾウが安心して住めるエリアが人間によって
脅かされ、餌の確保が困難になり、人間に媚びなければ生きて
いけなくなっていたとしたら…、ゾウはほんとうに気の毒である。

いっその事、アジアの働きゾウを全てアフリカに移住させてみては
どうなのだろう、と余計なお世話だが思った次第である。








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アイディア

2009-08-23 15:51:56 | 時事(国内)
飲み物を無料で飲めて、おかきを無料で食べられる、
そんな無料カフェで世間を驚かせた菓子メーカーの
播磨屋が運営する「播磨屋ステーション」が大人気
だそうである。

しかも、お菓子の売り上げも上がっているとのこと。
まさに「損して得取れ」商法である。

無料カフェで若い世代に日本の伝統的なお菓子を知って
もらいたと試みた展開が当たった、ということである。

「タダより高いものはない…」ということわざ通り、案外、
警戒され返って客足が遠のくかと思いきや、全くそんな
ことはなく、ご馳走になったので手土産を一つ買って行こう
かと、立ち寄った方の多くが、手頃な買い物をされて帰る
そうである。

しかし中には、一杯限りとなっている飲み物のお代りを強要
したり、一皿までの提供菓子を二皿食べたりと、その上何も
買わないで帰るという厚顔無恥な方もいるそうだが、それでも
収益アップなら許せるということなのだろう…。

今後、パリやニューヨークへの出店も視野にいれてるそうだが、
外国では、また一味違った問題点なども出てくるような気がする。

商売は、まさにアイディアひとつだという事例である。














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壮大な夢

2009-08-22 18:25:30 | 時事(海外)
世の中には実に様々な人がいるものである。職業ひとつとっても、
これまで考えられないような仕事を自ら作りだし、それを職業と
してしまう人もいる。

旅にはまっていた20代の頃、残金尽きて日本に帰る飛行機に
乗り込む瞬間が憂鬱で仕方がなかった。飛行機が成田に着くと、
自宅に着くまでの間に、とにかく、出来るだけ早く旅の資金を
作り、再び出国するまでの「最短、旅資金調達計画」を頭の中
で必死に練っていたものである。早い時には日本に着いた翌日
には、なじみのマネキン会社に電話して、その翌々日には仕事
をしていたこともある。

そんな時に、良く真面目に考えていたのが、このまま旅を続け
ながら収入を得て、暮らしていくことはできないだろうかと、
いうことである。定住しなくても世界の何処にいても、自分の
銀行口座にお金が振り込まれ、日本に帰ることなく旅を続けら
れる方法である。当然、年金受給者の年齢ではない。家賃収入
などあるわけもないし、作家になり印税生活など望むべくもない。
つまり、そんな方法などあり得なかったのである。

しかし、そんなふうに私が20代の頃に思っていたことを、そのまま
実現可能?にしてしまった方がいたのである。

名前はMASAKIさんという27歳の男性である。アメリカに長期
滞在していたらしく、MASAKIという名前でビジネスしている
ところは何となく怪しいが、正式に米国でワールドワイド・ハン
タースという名前のバイヤー会社を立ち上げているようである。

彼自身の肩書きには、世界放浪バイヤー兼社長兼バックパッカー
とある。他にも、一応バイヤー、オークション.ビデオ撮影.カメラ
マン.モデル.商品プロモーター.作家.イベント企画などとあるのだが、
ノリピーの旦那同様、全て自称だと思われるところも、益々怪しさを
漂わせている。しかし、彼が今現在やっていることは、世界中を旅し
ながら商品を買い付け、ネットで販売するという、肩書きほど大した
ことではないと思われる。

しかし、それでも彼の夢は壮大である。今後、世界200カ国規模の
買い付けのビジネスプランを固め法人化し黒字にする、また、30代の
時点で世界中に「ENJOY WORLD」を理念として世界各地に
世界中の人々と楽しいことを共有できる宿.カフェ.クラブ.バー等の
施設を国に合わせて作っていくなど、このまま200ヶ国を目指し、
世界を回り続けながらあらゆる形で仕事をして生活していくと語っている。

物凄く抽象的で、今後の見通しがちと心配ではあるが、それでも
行動に移していること自体、尊敬に値するものがある。

20代は少々無謀でも、勘違いしていても良いのである。思い描いた
ことを行動に移せれば、まずは良いのだ。

彼にはぜひ、成功に向かってがんばっていただきたいと思う。

そして、こういうチャレンジ精神は、いつまでも持っていたいと
思ったこの頃である。

旅が仕事という、そんな彼に興味のある人は、どうぞ…。
http://www.worldwidehunters.biz/


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記録

2009-08-21 18:27:01 | 時事(海外)
ベルリンで行われた、陸上世界選手権でジャマイカの
ウサイン・ボルトが、100メートル9秒58という
驚異的な世界新記録で優勝した。

早い、早すぎる。テレビで見ると、中学生の運動会に
大学生が参加したようなレースになっている。

それにしても、かわいそうなのは、前回大阪大会の王者、
米国のタイソン・ゲイ選手である。彼の記録は世界歴代
2位の9秒71で2位なのである。本来ならこの記録で
充分、優勝できる記録なのだ。

しかし、ウサイン・ボルトがいたばっかりに、この選手は
陽の目を見ることが出来ずにいるのである。今後もしばらくは
難しいだろう。これを打開するには、スポーツマンシップに
のっとらず、どこかでまちぶせして、暗がりでボルトを襲うしか
あるまい…。


また、今大会の結果で言えば、5位までがなんと9秒台という
非常にレベルの高いレースであった。かつて、カールルイスが
初めて9秒台で走った頃とは、隔世の感がある。

人間は一体、どこまで進化するのだろう…。




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ご利用は計画的に…

2009-08-20 16:27:43 | 時事(国内)
あと10日で、衆議院選挙である。
20代で1度、30代になっても2度しか選挙というものに
行ったことがない私がいうのもなんだが、私たちにとって
国の未来が掛かっている、とても大切な選挙である。

やはり、出来る限り行くべきであろう。いや、絶対
行かなければいけないのである。
私も当日朝、お腹さえ痛くなければ行こうと思っている。

思い起こせば、4年前の選挙はまさに小泉マジック一色で
あった。近頃の小泉さんはなんだかすっかり悪者になって
いるが、数年前までは多くの人が熱狂してこの人に政治を
任せよう!と希望を胸にしていたのである。

その後の日本の動向を一元的には語れないが、4年前に
私たちが切望した「改革」は実のところその多くが「改悪」
であったという現実が、今回の民主党への期待に繋がって
いることは否めないような気がする。

しかし、どこの政党も他党の批判や攻撃ばかりで長期的
ヴィジョンと正確な数字、そして今後国民に強いる負担の
具体的数字を示さないのはいかがなものだろう?
良い話のほとんどは、国の借金によって行われているの
である。「ご利用は計画的に…」と消費者金融のCMにも
あるとおり、借金の返済方法も具体的に示すべきである。

将来、日本もかつてのアルゼンチンやアイスランドの
ような事態にならないことを願うばかりである。





















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