ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ウラジオストック紀行(その2)

2013-09-30 01:53:32 | 旅行(海外)
ウラジオストックは、同じ極東の都市ハバロフスクと比べて随分、アジア人率が高かった。
ハバロフスクではほとんど見かけなかったが、ここでは中国人に韓国人、そして日本人も
ツアー客とビジネスマンを結構見かけた。

街中はハバロフスクと比べると随分、垢抜けている。ハバロフスクはソ連時代からの箱型
のキオスクが街中のいたるところに存在したが、ウラジオでは普通のショップが一般的で
カフェやコーヒーシップなどもお洒落な店がたくさんあった。ただ、マックを始めとする
欧米資本のファーストフード店は皆無だった。これだけの大都市にも関わらず、この手の
看板をひとつも見かけないというのは、逆に新鮮ですらあったけれど。

物価はやはり高い。公共のバスなどは一律45円、鉄道もまぁ、安いが、カフェのコーヒー
や紅茶がインスタントで100円。ドリップだと300~400円もする。安食堂で食べて400~500
円。ちょっとしたところだと一人1000円は軽くいってしまう。また、スーパーの量り売りの
惣菜が充実していて、あれもこれもとつい買い込んでしまい、安く上げるつもありが、結局
、外で食べても変わらなかったりした。

まぁ、ここは、アジアだと思ってはいけない。ヨーロッパの比較的安いギリシャやポルトガ
ルのような感じだろうか。

ロシアはちょっと不思議なところだなと思った。建物も人も西洋的だが私が知る欧米の国とは
どこか違う。モノ不足なんてことはないけれどこれで足りているのか疑問に思うところもある。
貧しいようで貧しくない、いや、でもどことなく貧しい。それでもさすが文学の国と思わせる
ほど街に書店と文具店が多い。これはハバロフスクでもそうだった。通りを渡ろうとすれば、
すぐに車は止まってくれ、子連れでバスに乗ればすぐに席を譲ってくれる。想像以上に人は
優しい。もっとも、ロシアは広大でもっと西へ行けば、また印象も随分、違うのだろうけれど…。

華やかさがなく、うら寂れた感じだがどことなく温かい感じがする雰囲気も気に入った。

されど、銀行の両替やホテルのチェックインやチェックアウトに異様に時間がかかるのは
辟易するし、未だ客の立場は弱い。このような効率の悪さはソ連時代の遺物かもしれないが、
未だ社会の隅々に残っている。

きっと日本人はこの国の人々を誤解している。というか、ロシアという国をなんとなく怖い
イメージで捉えしまっているような気がする。長い時間をかけて共産主義=悪というアメリ
カに刷り込まれたイメージがしっかり根を張ってしまったのかもしれない。戦争を知る世代
なら満州での「ロスケ」の悪行の印象もあるだろう。もちろん北方領土問題もマイナス材料
でしかない。

つまり印象が悪すぎるのだ。ビザの問題ももちろんあるが、いま一つ交流が進まない要因
はこういうところにもあると思われる。

数日前、アエロフロートが10月一杯で、成田からウラジオストックとハバロフスク路線を
運休すると発表した。搭乗率の低さが原因らしい。これでS7航空の週2便ウラジオ線と週1便
のハバロフスク線しかなくなった。サハリン行きもすでに無く、成田から2時間弱の隣国に、
益々、行きにくくなっている。

もっとも、これから冬を迎え寒くなるので仕方ないか…。

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ウラジオストック紀行(その1)

2013-09-29 21:14:17 | 旅行(海外)
帰国いたしました。

ロシア、ウラジオストック。街は横須賀とサンフランシスコを足して2で割ったような
なかなか格好のいい街だった。街の中心であるウラジオストック駅のすぐ裏に湾があり
そこにロシアの太平洋艦隊の大きな戦艦がずらりと並んでいて、なんとも格好いい。
横須賀なんかよりもさらに近くで戦艦を見れる。ソ連時代にこの街を外国人に開放しな
かったのは街中に海軍基地があり、どこからでも丸見えになってしまう街の構造自体に
理由があったのだと納得した。

気がかりだった空港から街までも、最終の列車に間に合い、ほっとした。30分でも到着
が遅れれば乗れない時間帯だったのだ。これに乗れなければ、市内までタクシーで5000
円もかかる。列車だと一人650円である。S7航空様々である。記号のような名前を付ける
投げやりなセンスと日本に就航しているにも関わらず、一切、支店や事務所を置かない
頑な顧客無視の姿勢は理解できないが、やけに定時運行に厳しいところは、さすがワン
ワールドの一員である。

ただ、街はコンパクトだが平地が少なく極端に坂が多いので、子連れ旅にはまったく向
かなかった。また、この坂の急なこと。もう、いい加減にしてくれ、というほどの勾配で
ある。子供は時々、気が向いたように歩いてくれるのだが、やはりベビーカーが基本だ。
しかし、ウラジオの道はデコボコが多くベビーカーには向かない。となると抱っことなる。
この坂の連続を15キロの子供を担いで歩くのは、これはもう、スポーツの世界である。
筋肉を鍛えるとか持久力を付けるとか、そういうレベルの運動の連続で、久々に部活後
の疲労感を味わった。

もちろん路線バスもフルに活用したのだが、ハバロフスクほど路線が多くないし、一方通行
も多くなかなか使い勝手が悪かった。

また今回もホテルはネットで予約していった。一泊6000円のホテルだった。これでもロシア
では中の下というレベルのはずだったが、部屋があまりにも酷かった。ベッドルームはまぁ、
許せた。しかし、バスルームは朽ち果てていた。間違いなくインドの安宿並で、裸足でシャワ
ーなど論外だった。一瞬、懐かしさでビーチサンダルでも買ってなんとかしようかと思ったが、
すぐに、思い直した。しかし、ここで子供の体や頭を洗うのは、どう考えても無理だった。早々、
フロントへ行き「もっと良い部屋に替えてくれ!」と頼むが、あいにく満室で、その日はシャワ
ーを諦めて寝た。

で、翌日、ホテルを替えた。あまりにもコストパフォーマンスが悪過ぎるので、だんだんむかっ
腹が立ったのである。現地払いにしていたのが幸いしたのだが、今度は探せど探せどホテルは満
室で、2時間経ってようやく1件のホテルに部屋を見つけた。この2時間ですでに汗だくで、1日の
体力の半分が費やされた気がした。ただ、部屋は前日のホテルよりも安くきれいで快適だった。
しかし、5階建てのこのホテルにはエレベーターがなかった。しかも部屋は5階である…。

完全に膝が笑っていた。

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お知らせ。

2013-09-23 17:37:27 | つぶやき
(有)ホリカワからのお知らせ。

明日9月24日(火)~9月29日(日)まで臨時休業致します。
この間のお問合わせへのご返信は9月30日(月)以降になりますので、
予め、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

ということで、明日より振替夏季休業のため、お休みさせていただきます。

で、しばしロシア、ウラジオストックへ行ってきます。

前回、6月のハバロフスクはシベリアのアブ(蚊)の大群にやられ、子連れ旅行としては
結構、散々な目に合った。とはいえ、日本からたった2時間足らずの距離にもかかわらず、
まったくツーリスティックでなく、しかも異国情緒を満喫できる場所は、極東ロシア以外
にないような気がしている。

今回、本当はサハリンに行きたかったのだが、成田からの直行便が無くなってしまい、仕方
なくウラジオストックになってしまった。ウラジオはハバロフスクよりさらに日本から近く、
ソウルに行くのとさほど変わらない近さもいい。もし、LCCが飛んでくれれば片道5,000円
程度で行ける距離だろう。また、この近さは子連れには最適だ。(もっとも、子供は間違い
なくうれしくないだろうけれど…)

寂れた遊園地と寂れた水族館、これで間が持つだろうか?

まぁ、とりあえず行ってきます。

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均一化

2013-09-20 20:19:30 | つぶやき
来週、ひと月遅い夏休みを取って、ロシアのウラジオストックへ行く予定だ。

そのため、今日は大阪のロシア領事館へビザの受領へ。その後、ついでに仕事
をして夕方帰宅した。

10時過ぎに領事館に着き、ビザセクションの部屋に入って担当者が出てくるのを
待つのだが、10分経っても誰も出てこない。呼び出しブザーらしきモノがあり
押して見るが応答もない。20分近く待って、いい加減「ハロー!」「すみませーん!」
「エクスキューズミー」と大声を出すと、慌てて奥から人が出てきて対応してくれた。

返り際、悪いと思ったのかパスポートと一緒に、「ロシアナウ」という毎日新聞系の
日系紙と「ユーラシアビュー」というロシアとCIS圏専門の雑誌(薄いが定価1000円と
ある)となぜか、アエロフロートの機内誌をくれた。

機内誌以外は初めて見るもので、新聞はロシア国内の記事と日本との関連記事が中心
だが普段、ロシア関するものなど目にする機会などないので、ちょっと新鮮だった。
また、「ユーラシアビュー」なる超マイナー雑誌は、1年前の発行のもので内容は
「カザフスタン特集」というのも渋かった。果たして、この雑誌を1000円で購入する
人がいるのか、そっちのほうが気になった。

このところ機会が無くなったが、日本にある外国の大使館に行くと、その国を宣伝する
日本語で書かれた様々な内容のパンフレットや小端子などを目にすることがある。
こういったものは、普段、なかなか観る機会がないので興味深いものがあった。特に
昔は、観光パンフのようなものでさえ、政治色が醸し出されていたりして面白みが
あったように思う。

特に、冷戦時代の社会主義国の国もモノは力が入っていて真実味はともかく面白かった。
今でも東ドイツとチェコスロバキアの自国の優位性を宣伝するパンフレットは取ってある。
両国とも、いかに自国が素晴らしいかをカラー写真満載でアピールしているのだが、それ
がどう見ても時代遅れで、逆に貧祖さを際立させてしまっていて痛々しいのである。当時
は「アホくさ~」などと思っていたが、今にしてみれば、こんなものも時代を感じさせる
貴重な資料である。

もしかすると、今は政府観光局などが、こういう役割を果たしているのかもしれない。
ただ、政治色などはまったく排除されていて、その国を代表する遺跡や観光地がきれいな写真
とともに掲載されているだけだ。

地域によって温度差はあるけれど、世界は少しづつ均一化している。

それでも異文化に身を置くことは、この上なく楽しいけれど…。

帰国日の決まっていない旅に出たい…。

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40分

2013-09-19 21:00:49 | 時事(国内)
リニアのルートが決まったそうである。

品川-名古屋がおよそ40分だとか。早い!。早すぎる。

今のぞみの1時間40分でも十分なのに、今後、人口も減るし、老人ばかりの国に
リニアなんてなくてもいいような気もするのだけれど…。そもそも老人に対して
リニアの500キロ以上の「G」は、体に優しいのだろうか?

気になる料金は、現在の新幹線とほぼ変わらないそうだが、これはちょっと怪しい
と思っている。平日の午前中、東京-名古屋間ののぞみは、上下線とも、サラリーマ
ンで結構、込んでいる。リニアが開通し料金が変わらないとなれば、皆、リニア
を選ぶだろう。そうなれば混雑緩和のために、新幹線の料金を下げるとか、何か手を
打たなくてはならない。しかし、わざわざ新幹線の料金を下げるなんてするわけがな
い。考えられるのは、リニアの料金を新幹線の30から40パーセント増しにする方がよ
り現実的である。

現在の建設費の見積もり金額はおよそ5兆円だそうである。しかし、こういうのは大体、
大甘な金額になっており、いざ、着工してみると、様々な問題が発生することで2兆円
くらいは増額されることも充分あり得る。

そんでもって、それを料金に反映させざるを得ないとかの理由によって当面は片道2万円
なんて料金になるのではないかと思っている。

とはいっても、あと14年後の話である。

もっとも、トンネル工事の進捗状況でさらに遅れる可能性もあるけれど…。

グリーン車とかファーストクラスとかあるのだろうか?
40分ならいならいか?

いっそ、全部自由席でもいいかも…。



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四千年の技

2013-09-17 20:59:12 | つぶやき
「台風一過」とは良くいったもので、名古屋は抜けるような青空の一日だった。

雲のかけらもなく空の色が薄い、日差しはまだまだ強いが空気が涼しくなっ
て、日陰は本当に気持ちが良い。

夏が終わったな…と思った。

針治療と毎日欠かさず続けたお灸のおかげか、後頭部の神経痛が劇的に回復した。
痛みも無くなり、ほぼ完治したようにも思える。これまで、何かあると副作用の
ことなどまるで考えず、とにかく薬を多用してきた。特に痛みの場合は、すぐに
鎮痛剤、これは鉄則であった。

しかし、今回の針と灸で、私の中の東洋医学の株は急上昇である。針と灸の治療
には痛みもないし副作用もない。もちろんどんな病気にも…と万能ではないけれど
神経痛にはもってこいであった。

また、今回、中国ですごいシップ薬を発見した。当初は筋肉痛か何かだろうと思い、
とにかく何か効くものはないかと一軒の薬局へ入り、白衣を着た店員にに事情を説
明すると三種類の薬を持って来た。ひとつは飲み薬。これは即、遠慮した。もう二つ
はシップであった。ひとつは安いもので、もうひとつはそこそこの金額である。
そして、選んだのは後者のほうで、店員曰く、成分は漢方中心の磁石付き。

早々、宿に帰りお風呂の後、ハノ字張りして寝てみた。二十分後、肩が燃えるように
熱くなり、寝れるどころではない。もちろん、神経痛には効くはずもないので、そち
らの痛みとともに返って目が冴える羽目に。それ以後、私は貼ることはなかったが、
帰国後、肩こりの酷い妻に貼って見ると、それはそれは、凄い効果だった。

付いている磁石の効能で、血行が良くなるせいなのか、ともかく服の上から触っても、
熱いのがわかる。本人曰く、何度もはがしたくなるほどだったそう。
結局、6時間ほど貼っていたのだが、6時間、断続的に熱くなったり引いたりが続いた。
で、効果は、相当、楽になったという。また、一度貼ると、貼った場所からは絶対に
剥がれたりずれたりしない。この粘着力は、どうなのか?ちょっと疑問は残るけれど。

まぁ、日本の軟弱シップとはひと味もふた味も違うし、まず、こんなシップ見たこと
がない。

これも中国四千年の東洋医学の成せる技なのかもしれない。

遠方に住む友人夫婦が、慢性的な肩こり、腰痛持ちらしいので、次回また持ち帰り、
試してもらおうと思っている。


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コネ入社

2013-09-15 23:15:29 | つぶやき
台風が接近している。

東海地方、再接近は深夜か明け方か?23時現在、もうすでに雨と風がすごい!。
明日の交通機関は、どうなんだろう?

名前も知らないが、ヤクルトの外国人選手が王さんのホームラン年間記録55本
を抜いたとか…。それも一気に2本も。今年はマー君の連勝といい大きな記録
が塗り替えられた年となった。

先ほど、テレビでみのもんたの息子事件をやっていた。インタビューを受ける
みのもんたがちょっと気の毒に思えた。コネ入社なのかわからないが、こういう
世界で働いていて事件を起こせば、大々的に報道され、自身だけでなく親父の
仕事にも影響が及ぶことがわからなかったのだろうか?もっとも、本人は否認
しているそうだが…。

しかし、どう考えてもこ奴は「黒」だ。

その言い逃れにしても、突っ込みどころ満載だし、まったく筋が通っていない。
いずれ裁判になった時、さらに心象を悪くし、罪が重くなることだってあるのに…。

日テレもこれに懲りて、コネ入社は控えるべきだ。しかも長男はTBSなんだとか。
てっきり娘はテレ朝かフジかと思ったが、親父の付き人らしい…。

親父が大物だと就職も楽なんだな…。


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イグ・ノーベル賞

2013-09-14 21:53:45 | 時事(海外)
今年も、イグ・ノーベル賞が決まり、日本人2名が受賞した。
日本人の受賞者は、「医学賞」と「科学賞」を受賞し、なんと7年連続だとか…。

このイグ・ノーベル賞、基本的にはノーベル賞のパロディーだが、まず人々を笑わせ
その後、ちょっと考えさせたりというような研究や業績に贈られる、平和賞以外は全
くおふざけというわけでもないような賞である。

毎年、「どうしてこんな研究を…?」とか「その研究にどんな意味が…?」といった
一見、無駄なようで、実は素朴な疑問を解明してくれるような研究もあり、なかなか
ニッチなところを突いていることも多い。

今年のイグ・ノーベル賞の日本人受賞者は、マウスの心臓手術にオペラをきかせると
良い効果がある研究をした大学教授。そして、玉ねぎを切っても涙が出ないようにす
る研究をされた方に贈られた。

一方で完全にコミカルな平和賞の受賞者は、ベラルーシのルカシェンコ大統領だった。
欧州最後の独裁者と呼ばれるルカシェンコ大統領は、近年、反政権デモが続き、市民が
拍手をしながら無言の抗議を行ったため、大統領は拍手禁止法なるものを制定した。
賞は、この法律を皮肉ったものである。
また、今回、片手が不自由なデモ参加者を同法違反容疑で強引に逮捕したベラルーシ警官
も共同受賞している。

そして受賞者にはなんと10兆ドルもの賞金が贈られるのだが、通貨はジンバブエドル
である。

日本円で400円ほどだ。

ちゃんとオチまであるところが凄いな…。


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おかしな記事

2013-09-12 21:17:41 | 時事(国内)
福岡で財布と携帯を奪われた25歳で仙台在住の男性会社員が靴の中に隠していた
2000円で野宿しながら11日かけて 1400km離れた仙台まで歩いて帰ってきたという
おかしな新聞記事が掲載されていた。

掻い摘むと、福岡で開催されるカードゲームの全国大会に参加した仙台の会社員が
強盗にあい財布と携帯を盗まれた。しかし、靴の中に隠してあった2千円で食べ物や
飲み物を買い、11日間かけて歩いて仙台まで帰ったという記事である。

この25歳の会社員は、多分、大バカである。

2000円あるなら家に電話だってできるし、なんなら警察にでも行けばいい。
だいたい会社員が11日間行方不明でいいのか?福岡から仙台までおよそ1400km
もある。単純に11日で割っても1日130kmも歩くわけである。130kmといえば、
東京から甲府くらいの距離にあたる。

健脚なバカかもしれない。

他にも最短の切符を買って仙台まで乗り越すとか、何か方法はあるだろう。

突っ込みどころは他にもある。靴の中に2千円というのは、彼なりのリスクヘッジだと
思われるが、そもそも歩いて帰ったのでは、リスクをヘッジしていないのではないか。

さらにカードゲームの全国大会ってなんなんだろう。

また、46歳でスナックを経営している彼の母親は、突然、真黒に日焼けして帰っ
てきた息子を見て号泣したのだという。ということは、やっぱり、一度も連絡
していないのである。

彼は会社には連絡したのだろうか…?おそらくしていないだろう。

気が利かないバカかもしれない。

せめて、会社をクビになっていなければいいのだけれど…。(無理か!)


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亀売りババア

2013-09-10 21:23:42 | つぶやき
先月、うちの妻に突然、「陸亀を飼いたいんだけど、どう思う…?」と問われた。

亀にもいくつかの種類があるのだろうけれど、陸亀がどういうものかよくわからず、
飼うとなると「臭いそうだな…」とか「うっかり踏みつぶしてしまわないのか…」
など、なんとなくネガティブな方向に思考が働いて、お茶を濁したままになっていた。

で、先週、中国に行った際、定宿にしているホテルの目の前で、偶然にも亀売りに
遭遇した。それも売っているのはたった一匹。しかも50から60センチもある非常に
デカイ亀だった。亀の種類はわからない。しかし、売っているおばちゃんがまた、
凄かった。服装は、なぜか上下迷彩服だ。頭は中国おばちゃん特製くるくるパーマ
で、垢抜けないこと極まりない。しかも、何やらぶつぶつ独り言を言っている、
ちょっと危ない感じのおばちゃんだった。

しかし、妻の「亀を飼いたい!」の一言を思い出し、せめて、持ち帰れなくても
土産話に値段だけでも聞こうと思い、周囲に誰もいないのを見計らって「多少銭?」
と聞くと、「○×△○×…」何やらわからない中国が返ってきた。さらにもう一度、
聞くと明らかに価格ではない返答だった。

もしや、「売っていないのか?」とも思ったが、実はその前にホテルのフロントの
女性に「あの亀売ってるの?」と聞くと、「そうだよ。時々来てる。でも危ない人
だから…」と人差し指を頭に指すジェスチャーをしていたので、売っているのは
間違いないはずなのだ。

まぁ、言葉がわからないので仕方ない。せめて写真だけでもと思い、携帯を向けると、
おばちゃんはいきなり大声を出し、手元に置いてある木の棒をつかんで振りかざしな
がらこちらに向かってくるではないか?

もう、びっくりして、とにかく一目散に走って逃げたのであった。

まったく、恐るべし亀売りババアであった。

実はこのとき、すでに後頭部神経痛だったのだが、この時の一瞬の出来事が、さらに
悪化を招いたと思われる。

いや、もしかすると、あれは「すっぽん」だったのかも?食用?いや、亀も食べるしな。
亀ゼリーなんていうのもあるし…。どうなんだろう?

また、これ以後、ホテルの出入りに際して、亀売りババアの視界に入らないように気を
使ったのは言うまでもない。

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