ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ビア・ラオ

2011-06-28 15:58:14 | つぶやき
連日、猛暑である。

まだ梅雨だというのに…。地球は人類に喧嘩売ってるの
かもしれない。

こうも暑いと、何せ気合が入らなくて困る。
ボーっとするか、本を読むか、飯を食うか以外は
何もしたくない。仕事などもってのほかである。が、
そうも言ってられないのが、弱小自営業の辛いところである。

「カフェ・ビエンチャン大作戦」黒田信一著を読んだ。

全く、ためにならない本だが、面白かった。

50にもなろう男が、突然、思い立ってラオスの首都、ビエン
チャンでカフェを開業するまでの苦労を綴ったものである。

コネもなく、言葉も出来ず、ひとりでかつ潤沢な資金もない、
ただのおっさんが、古い民家を借りてからおよそ1年かかって
内装を整え開店する。

50歳でこのバイタリティーは凄いものがある。

それだけは見習いたいと思った。

また、読んでいて、氷を入れたラオスのビール「ビアラオ」
が無性に飲みたくなった次第である。

明日、あさっては久しぶりの連休なので、温泉にでも行っ
てきます。


コメント

バカ大使

2011-06-26 17:41:06 | 時事(海外)
在中国の日本大使が、中国、新疆ウイグル自治区を訪問し、
一般家庭にも立ち寄り「豊かさ」と「社会の安定ぶり」に
感心している様子が記事になっている。

そして、大使曰く、「訪問したのは、金持ちのお宅で驚い
たが、住民の生の生活を知ることができた…」などと、コメ
ントし、「ウイグルは安定し確実に発展している」と共産党
が喜ぶような感想を残したそうである。

これが、正直な感想ならこの大使は、大バカである。

そもそもこんなのは、やらせだ。

外国の大使が一般家庭の視察など、この国では政府がセット
しなければ認められるはずもないのは周知の通りである。
挙句訪問先の家庭は豪邸で、事業で成功した特殊例である。
どう考えても、これをもって「住民の生活を知ることが
できた」などと臆面もなく言える感覚が理解できないし、
こういうのにまんまと乗っかってしまう、日本政府はホント
にダメ政府としか言いようがない。

どうせ視察をするなら差別と貧困に置かれた少数民族の実態
を見る努力をすべきだし、それが無理ならそもそも「豊かな
事例」だけを見て感想を安易に述べるような共産党の広告塔
になるような真似はすべきではないのだ。

また、この大使、対中政府開発援助(ODA)について「今後
は、人材養成などソフト面で必要な支援を続けていったほうが
良い」と重要性を強調したそうである。

再び、バカ大使である。

対中ODAなど即時全面的に辞めるべきだ。実質はどうであれ、既
に世界第2位の経済力である。またすでにアフリカ諸国などを支
援する立場に転じたこの国に、これ以上日本人の税金を投入する
大義は全く無い。人道的見地から人材育成に協力する部分がある
としても、そんなのは自国のカネですべきことだろう。

まったく、こういうバカな大使は、すぐに更迭するに限る。

そもそも中国のような国に派遣する大使は、多重人格、二枚舌、
腹黒でしたたかで、それでいて表向きは中日友好的笑顔が爽や
かな人が望ましいのである。笑いながら怒れる「竹中直人」み
たいな方でもいいだろう。

とにかく、経済性を通してしか価値判断をすることができない
商人大使では、中国大使は勤まらないと思った次第である。



コメント

どうでもいい…

2011-06-25 17:49:13 | 時事(海外)
現在、東京からロンドンまで飛行機で行く場合の所要時間は、
およそ10~12時間である。


しかし、40年後には、たったの2時間で行けるようになる、
かもしれない…?

先日、パリで開催された航空ショーで、エアバス社が、極音速
(ハイパーソニック)旅客機の開発を発表した。

その名は「ZEHST」である。

この音速機、実現すれば「排気ゼロの極超音速輸送」となるそうだ。
環境に悪い二酸化炭素などは一切、排出しない設計で、世界一環境
にやさしい旅客機を目指しているという。

機体のほとんどは燃料タンクに費やされ、最大定員100人の乗客は、
機体前方に座ることになる。そして今の旅客機の高度より3倍近く
高い、上空約3万2000メートルを巡航し、最高速度はおよそ時速5000
キロにもなるという。

これはスペースシャトルの再突入時に匹敵するマッハ5以上のスピー
ドに相当するそうだ。

10年前に唯一の音速機であった「コンコルド」が引退してから、
もはや速さを追求するのは辞めたような感があった航空機産業
だが、再び、速さにトライするそうである。

コンコルドも開発当時は、世界中から発注があったものの、結局、
環境問題や開発の遅滞、そしてそれに伴う価格の高騰、また大量
輸送と低コスト化の流れを受けて、その多くがキャンセルとなっ
た苦い過去がある。

果たして、今度はどうだろう…。

しかし、今から40年後といえば2051年である。

その頃私は…、

81歳か…。

もう、死んでるな。

まぁ、どうでもいい話である。



コメント

罪は罪

2011-06-23 21:23:13 | 時事(国内)
「モヒカンする時ってないじゃないですか。どうせ、塀の中では丸刈り
にされるのだから1日だけの自由…」

と、意味不明のパフォーマンスで出頭したホリエモンが、先日、拘置所
に旅立って行った。

「朝から見たくない映像だった。盛り上げることによって、心の不安を隠
そうとしたように見えた」などと、結構、手厳しい批判を浴びてはいたが、
ヘヤースタイルのモヒカンには、おそらくこんな意味があったと思うので
ある。

それが、「もう悲観…」である。

彼自身、粉飾決算した罪は認めるが、私より大きな犯罪を犯した企業は
裁かれていないのは口惜しい。「お前らも刑務所に行け!」と彼は、得
意のパフォーマンスで訴えたかったのだろう、と思うのだ。

まぁ、そんなことはどうであれ、彼がほんとうに罪を悔いてまじめに更
生する意図がないのは明らかだ。

それに、未だに彼が「刑務所に行くほどの罪を犯したわけではない…」と、
本気で思っているホリエモンシンパが結構いるのである。

そんな方々は、「権力層に逆らうと国策に嵌められて実刑を受けるという
、典型的なパターン」等々と本気で思っているのだ。

しかし、、彼らは根本のところで間違っている。

それは、日本が法治国家であることである。それも三審制で、慎重な審議
を重ねた上に、さらに確定した判決についても、一定の要件を満たす重大
な理由がある場合は再審理を行なう再審制まで用意しているのである。

しかし、それでも「無実」を晴らせなかったわけである。

また、「実刑は重い」とか「他の企業はどうなるのだ」の言い分だが、こ
れも的外れである。

こんなのは、交通違反で捕まったものが「あの車も違反しているのに」と
いうのに等しい程度の話だ。

何をどう言おうと、罪は罪なのだ。

最も、ホリエモンもそのことをよく承知しているからこそ、「人生急ぎすぎ
た。刑務所では本を読んだりダイエットしたり、1回人生をリセットして帰
ってきたい」と弱気になっていたのであろう。

2年数カ月後、彼は出所する。

きっと、何ひとつ、変わってないような気もする。
いや、もしも彼の中で何かが変わったとしても、彼はそんなことを億尾
にも出さず、涼しい顔で出てくるだろうと思う。

そして「まぁ、結講、楽しかったですよ!、あと半年くらいなら入ってい
ても良かったかな。食事は口に合わなかったけどね!」

そんな言葉を想定した次第である。



コメント

日本人が行けない日本領土

2011-06-22 00:34:54 | 
「日本人が行けない日本領土」山本皓一著書を読んだ。

筆者の本職はカメラマンである。彼はすでに16年以上も日本の
国境の島々を撮り続けている。この本はそんな彼が北方領土に
竹島、尖閣諸島に南鳥島、そして沖の鳥島に上陸した体験記で
ある。

私たち民間人でも北方領土と竹島は実効支配中のロシアからと
韓国からであれば普通に訪れることは可能である。

しかし、尖閣諸島と南鳥島そして沖の鳥島は、気象庁や自衛隊など
国の機関とのコネや支援がなければなかなか行けるところではない。
また、行けるといっても、そもそも尖閣諸島と沖の鳥島自体は無人
島であり行っても基本的には誰もいないのである。

そのような中、最も平和でのどかだったのは、南鳥島だ。

気象庁の方と海上自衛隊の方が30人ほど常駐しているが、定期航路
はなく一般人は基本的に行けない。周囲1000キロ以内に島はなく、
絶海の孤島で、硫黄島まで1240キロ、そしてグアムまでは1000キロ
しかなく、日本より米国の方が近い島なのである。

気候は亜熱帯で、海は大変きれいであり、年中泳げるそうである。
きっとリゾート開発したら、「売れるに違いない」とのことだ。

竹島や尖閣諸島に関しては、歴史的に詳細な経緯も綴られており、
いかにして日本の領土だったのかも良くわかった。別段、右寄り
の方でもないようで、相対的に客観的な主観で書かれているのも
まぁ、よかった。

別段、読んで行きたくなるような場所でもないが、島国である日本
の国境というものが、いかに危うい場所なのかということが、あら
ためてわかる本であった。

コメント

2位じゃダメ!

2011-06-21 21:43:14 | 時事(国内)
スーパーコンピューターが最新のスパコンランキングで世界1位になった。

それについて、コメントを求められた必殺仕分け人の蓮舫がこう
答えた。「きわめて明るいニュースで、関係者のご努力に敬意を
表したい。オンリー1を目指して、どうやって将来の明るい夢に
具体的につなげていくのかという努力を次は期待したい…」

かつて、スパコン開発費の事業仕分けの際に「2位じゃダメなんで
しょうか?」と発言した時とは打って変わって発言のトーンが違った。

そもそも開発者やその道の研究者が目指すところというものは、
1位とか2位などといういわゆる順位ではなくて、これまでの技
術では不可能だったことや解明されていなかった事柄を明らか
にすることを追及することであって、初めから「そこそこやれ
れば、まぁ、いいか」程度では、2位どころか結局、たいした成
果など上がらないわけである。

従ってこのような事案に予算を付ける方は、おおよそ開発者目線
で考えなければ意味がないのではないだろうか。初めから順位あ
りき(それも2位などという中途半端)では、そもそもお話になら
ないのである。

しかし、当の本人は、「メディアが勝手に短い部分を流したのでは
ないか。コメントの前後をみていただければ、全く間違った報道だ」
とメディア批判を展開している。

結構、強気の反論だが、しかし、前後のコメントを見てもやはりこの
方は、予算を削減したいばっかりに強引に、「一時的にトップを取る
意味はどれくらいあるのか」や「一番だから良いわけではない」などと
最初から削減ありきの発言でやりこめている。

そしてその結果、事業が事実上の凍結とされ(後に復活)したことは
間違いないのである。
 
責任転嫁と強弁。

現在の、民主党的体質が良く分かるものである。



コメント

通勤地獄

2011-06-20 20:46:32 | つぶやき
今日は日帰りで東京へ。

取引先が9月いっぱいで業務縮小のため、東京の郊外へ移転するらしい。
都心事務所の家賃負担の削減も兼ねて、とのことである。

近頃、周囲でもあまりいい話を聞かない。

景気の悪さは今に始まったことではないが、こういう時期をひとつ、
ひとつ乗り越えることによって、それが血となり肉となり、また、
「継続は力なり」となる訳で、なんとか踏ん張りたいところである。

話は変わるが、新幹線の中で「ニューズウィーク」を読んでいると、
こんな記事があった。

通勤時間が45分を超えると、離婚率が40%高くなるという。また、90
分を超えると、精神的に不安定になりやすくなり、ストレスも増え、
生活を充分楽しむことができなくなるという。

仮に勤務時間が1日、12時間でも通勤時間が10分以下という人と
1日10時間働いて、通勤時間が1時間という人を比べた場合、前者
の生活習慣の方が、断然、健康的なのだそうだ。

つまり、それほどまでに通勤時間の長さというものが、私たちの健康や
生活に害を与えている、というのである。

恐るべき、通勤時間である。

そうはいっても、大方の職場は都市部にあり、その近くで暮らそうと思
えば、住宅費が相当高くつくことになる。逆に、離れれば離れるほど、
住宅費は安くなるものだ。ちょっと極端だが、職場から10分の狭いアパ
ートで暮らすか、1時間離れたところの、広々とした住宅で暮らすかと
言われれば、多くの人は後者を選ぶはずだ。

特に東京近郊で暮らす人にとっては、リアルな話だろうと思う。

「通勤地獄」

かつて一度くらいは、聞いたことのある言葉だが、実は拡張ではなく、
現実だったのかもしれない…。


コメント

したたかさ

2011-06-18 00:27:37 | 時事(海外)
今月末、中国、北京と上海間に「中国版、新幹線」が開業する。
これまでおよそ10時間以上かかっていたものが、5時間程度に
短縮されるとのことである。

時速は300キロだそうだ。

すでに上海では「リニア」も走っており、中国の高速鉄道化は
あっという間に日本を凌いでしまったような感じすらする。

昨日の「朝日新聞」の朝刊にも掲載されていたが、日本や欧州
の技術移転により開発された中国の高速鉄道だが、誤算だった
のは、わずか数年で中国企業との競合を余儀なくされてしまった
と嘆いている。

中国は「確かに外国技術から学んだ」と認めてはいるのだが、
「外国技術に改良を重ね、一段の高速化を実現したもので、これ
はもはや、中国のオリジナルだ…」と言い張っている。

まぁ、何をどう言おうと勝手だが、困るのは日本や欧州などより、
はるかに安く作れるわけである。これで、諸外国に販売されては、
競争力ではまったく歯が立たないだろう。

鉄道だけの話ではない。これまでも、あらゆる分野で技術移転が
行われているが、今後、多くの分野で中国がライバルとなってし
まうのだ。

当初は、中国と合弁企業を作り、技術移転をし、その後、中国国内
市場に参入し、それだけでも充分、利益が出ると考えられていたの
だが、結局、一時的な利益だけで、長い目で見れば、自分の首を絞
めていたことに気づかされることになったのである。

元々、日本から多額のODAを受けながら、アフリカに援助をし、影響
力を強め見返りに資源を獲得している。したたかで、一筋縄ではいか
ない中国と付き合うには、相手の手の内を先読みするくらいでないと、
良いようにやられてしまうだろう。

こうしているうちにも、西南諸島沖の「ガス田」では日本の領海に
潜在しているエネルギーを「チュウチュウ」吸われてしまっている
のだ。議論や話し合いなどと言ってる間に、全部吸われてしまったら
終わりではないか。

今すぐ、日本も境界ぎりぎりのところに「採掘施設」を作り、一気に
巻き返しを図るくらいしたらいいのである。

結して、よその国の繁栄が悪いということではない。

しかし、自国の利益を守ることも、並行して考えていかなければいけ
ということである。日本は甘すぎるのだ。

石原慎太郎に首相になられては困るが、「言うべきことは言う」威厳の
ある人に、次は立って頂きたいものである。



コメント

193カ国

2011-06-17 21:43:44 | 時事(海外)
この度、日本がクック諸島を正式な国家として国交を結んだ。
193カ国目である。

これまで日本は、クック諸島がニュージーランドと自由連合という、
外交や防衛などの権限を他国に委ねた関係を結んでいることから、
ニュージーランドと国交を結べばとりあえず十分だと考えていた。
しかし、クック諸島が近年、独自に積極的な外交をするようになった
ことから、この度、日本も外交関係を結ぶ選択をしたようである。

されど、果たしてクック諸島は国なのか?

クック諸島には独自の憲法があり、議会があって、首相が率いる政府
がある。国家元首はイギリス国王で、これは英連邦加盟のニュージー
ランドと同じだ。そしてクック諸島の憲法には「クック諸島は自治国
(self-governing)である」と書かれていて、独立国家であることを
否定しているだ。

しかし、1973年のニュージーランドとの共同宣言では「クック諸
島は独自に諸外国と外交関係を持ち、主権国家として国際機関に加盟
する権利」を持っている。

つまり「独立国ではないが、主権国家」である、とかなり矛盾した立場
なのである。

おかしなことはもうひとつある。

クック諸島の住民は、全員がニュージーランドの国籍も持っていて、
海外へ行くときは必ずニュージーランドのパスポートを使う。
このことからも、もし、クック諸島を独立国として考えるのなら、
住民はすべて「外国人」となってしまうのである。

「それでは独立国とは言えないだろ!」と思うのだが、その点ではバチ
カン市国と同じようなものなので、まぁ、世界には様々な形の国がある
ということなのかもしれない…。

今後、クック諸島は将来的に完全にニュージーランドから独立するのか
は、微妙なところだろう。もし、完全独立したらニュージーランドから
の財政援助が減るし、何よりも島民たちがニュージーランドの国籍を失
うことで、ニュージーランドへ自由に出稼ぎに行けなくなってしまうか
らである。

結局のところ、日本が国として正式に承認したとしても、これまでと何
も変わらないような気がしている。


コメント

旅に出たい!

2011-06-16 17:27:44 | つぶやき
このところ、少々忙しかったので、昨日の休みは家族で
中部国際空港へ出かけた。

途中、知多半島の海に寄り、しばしボーっとする。

空港ではターミナルの中をふらふらしながら、デッキに
出て、飛行機の離着陸を眺めながら、しばしぼーっとする。

午後の空港は、発着ピークの時間ではではないようで閑散
としていたが、ホノルル行きの便のチェックインカウンタ
ーには人が溢れていた。

皆、とても楽しそうである。

それを見て、無性にどこかに行きたくなった、それは別に
しても、空港というところはなんとなく、気分が高揚して
時々はいいものだな、と思った。

先日、仕事から帰ってメールをチェックすると、同業でも
ある友人夫婦から一通のメールが届いていた。

「明日から、中国(チベット圏)に行ってきます…」
「帰国は月末の予定です…」

そうでなくても働かないこの2人は、さらに働かなくなって
いた。

今頃は、チベット圏に入った頃だろうか。

そこから見る空は、さぞかし「青い」に違いない。

秋には1週間休んで、旅に出よう!と決意した次第である。

コメント