ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

取り壊し

2017-06-29 20:27:03 | 時事(国内)
大宮、中央デパートついに取り壊しに。

先日、偶然、埼玉県大宮駅にある、「中央デパートがついに取り壊しに…」という
ニュースを目にした。すでにデパートとして機能はしていなかったけれど、建物
と上層階壁面にある大きなロゴだけは往年の面影を残すものとして健在だった。

ここは小さい頃、昭和50年ごろ、母親に連れられ何度も来たことがある思い出の
場所だ。

規模も内容もすぐ近くにある高島屋には到底及ばなかったものの、一応、デパート
ながらも比較的お値打ち感のある商品ラインナップに、庶民の人気はそれなりにあ
ったと記憶している。屋上には観覧車とちょっとした遊園地らしきものもあった。
デパートに行くということが、まだまだちょっとした非日常の出来事だった時代の
話だ。

今も昔も、大宮は埼玉No.1の駅であることは、多くの県民も認めるところ。

すでに埼玉を離れて17年になり、時々、帰省の度に立ち寄る程度だが、今の大宮は
華々しく発展しているのは駅の中だけであり、街中は他の地方都市同様、衰退の一
途をたどっているとしか思えないように感じる。

特に高島屋、中央デパートのある大宮駅東口の衰退は酷い。複合商業施設の元祖
「ハタシネマ」はすでにない。南銀座商店街、訳して南銀も西口がもっと場末感を
漂わせていた頃は、飲み屋のメッカは南銀だったが、今や完全に西口に奪われてし
まった感がある。

そういえば、大宮と言えば高島屋前のスクランブル交差点に騒音掲示板があった。
音を上げようと手をたたいたり、叫んだりして、その度に親に怒られたことも懐か
しい。

街はどんどん変わって行く。

昭和が遠くなるばかりだな…。





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ギャンブラー

2017-06-27 20:26:02 | 時事(国内)
藤井君29連勝!

竜王戦の決勝トーナメントに出ているだけでも奇跡的なのに…。
もしやこのまま連勝続きで優勝へ…、なんてことはないだろうけれど、14歳の
中学生、他の大人たちと違ってさほどプレッシャーもないはずだから、30連勝なんて
いわず行けるところまで行っていただいて、ぜひ羽生三冠と対決して頂きたい。

そうなったら、どんなに盛り上がるだろう。

ちなみに先日の対局料は46万円なんだとか。普通のサラリーマンの月収並を一局で
稼いでしまった。バイトすらしたことのない14歳の今後の金銭感覚がちょっと心配に
なったりもする。

プロ棋士の収入なんてどうなっているのかよくわからないけれど、あの羽生三冠は
これまでにおよそ22億円も稼いでいるとか…。けれど160人いるプロの棋士の中で
もそんなに稼ぐ人はまれで、年収1000万円以上の人は、10%にも満たないのだとか。
少ない人だと300万円ほどだというから、まぁ、ともかく勝たないと話にならないん
だろうな…。

将棋なんて一見、地味だが、勝ち負けの勝負の世界で生きていくわけで、そういう見方
をすれば、ある意味、ギャンブラーだと言える。

そうやって見ると、なんだかあの大人しそうな藤井君が、急にたくましく見えてきた。

まずは、30連勝を期待したい。
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心労

2017-06-25 20:51:42 | つぶやき
うちの二組のお客さん。

一人は、羽振りの良い社長さんでもう一人は、何か良い仕事はないかと常々、
思っているお客さん。この二人がうちをきっかに出会ったのが、ひと月前。

最初、良い仕事があると持ちかけたのは、羽振りの良い社長さんの方からだった。
で、その話にまんまと乗ったのは後者のお客さんだ。

当初は、後者のお客さんもノリノリだった。なんでも「これをきっかけに私も…」と
思ったらしい。単純な人だとは思ったが、羽振りの良い社長さんの方は貫禄もあり
話術にも長けているので、話に乗ってしまったのも頷ける部分もあった。

けれど、話が進んでいくうちに、当初は聞かされていなかった金銭的な話が出てきた
らしい。それも結して小さな金額ではなかった。話は、そのお金を最初に支払う必要
があるということで、それを迫られたことから大激論に発展し、終いには決裂した。

まぁ、思えば最初から想像できうる話の流れだが、結果的に私は双方から愚痴と相手
への罵倒を散々聞かされる羽目になった。それも同じ日にしかも数時間のタイミング
でだ。

私は仲介した覚えもないし、そのつもりもさらさらなかった。それどころか出来るだけ
この手の話には関わらないようにしていたつもりだ。けれど、結果的には二人から「お
たくで出会ったばかっかりに…」と恨み節を聞かされることに…。

「まったく、世の中にそんなに美味しい話なんてあるわけないだろ!」と、言ってやり
たくなったが、まぁ、そこはお客さんでもあるので、穏便に宥めすかしてやり過ごした。

いろんな人が来てくれるのは、本当にありがたいことだけれど、このところ忙しさもあっ
てちょっと疲れ気味。

悶々としていると、前職で同期だった知人が遊びに来てくれた。会うのは7年ぶりだった。
現在はヤクルトの社員として頑張っている。2人の子供のお父さんでもあり、年下にも関
わらずすっかり貫禄も付いていた。

ちょっと気分転換が出来て良かった。

ただ、そろそろイベントの準備もあるのに、結局、何も手が付けられず…。


温泉にでも行きたい…。
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あまりにも…

2017-06-23 21:21:34 | 時事(国内)
小林麻央亡くなる。

少し前に在宅療養に…ということになり、今になってみると、やっぱりそういう事だった
のかと。残された子供たちが大人になり、母親を思い出す時、おそらくベッドで寝ている
姿がほとんどではないかと思うと、なんとも悲しくなる。

子供にとって母親の存在は、父親のそれとは比べものにならないくらい大きいものだと感じ
る時がある。どんなに父親が頑張っても、到底叶わないなにかがそこにはある、と時々思う。
それは役割とかそういう事ではなく、子供の精神的な安定の根本が母親の存在そのものでは
ないのかと、自身を振り返ってもそう思う。

そういう意味では、父親は時々、帰ってくる程度でも、さほど構わないのかと思ったりもす
る。ひと昔前、「亭主元気で留守がいい…」などというCMがあったが、あれは子供にとって
も同じではないかと思う。もちろん、小さいうちは、「パパ大好き」なんていうこともある
けれど、それはあくまでも一時のことで、やっぱり母親の存在感とは次元が異なるはず。

幼い子供を残して逝かざる得ない母親の一番の心配は、おそらくは子供のことだっただろう。
海老蔵氏は、そのうち再婚なんて記事が出そうだが…。

両親健在がベストではあるけれど、幼いうちの母親の死は、子供の自立を否が応にも促す
ことになり、良い悪いはともかく、芯の強い子に育っていくようなところがある。
歌舞伎の名家で一般家庭とは異なるとはいえ、海老蔵家の二人の子供にも、言えることなの
かなと…。海老蔵氏一人で育てるとなると、ちょっと心配だが、まぁ、周囲のサポートもあり
ので、まっすぐに育っていくような気もしなくない。

小林麻央がどんな人だったのかは良く知らない。ただ顔立ちからも品格もあり、性格の
良さなどが滲み出ているような感じがする。海老蔵にはもったいないくらいの人ではなか
ったのかなと思う。

それにしても、34歳はあまりにも若い。

合掌。

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なんとしても…

2017-06-21 22:36:29 | つぶやき
久しぶりに人の旅の手配をしている。

オーストラリアのビザに始まり、日本からの航空券、ホテル、同じ都市でもホテルを
変えたいとの要望もあり、結局3つのホテルに納まった。さらに国内線と現地発のツアー
もある。現地発のツアーは、リクエストベースなので回答が遅いし、一杯なら再び別の
日で予約を入れ直すなどの面倒もあり、なかなか進まない。

中でも、シドニーの動物園内に宿泊する現地ツアーは人気らしく、なかなか希望日に取
れない。動物にまるで興味のない私だけは、なんとかこのツアーの参加を免れ、唯一、
一人で自由に時間を使える日を確保した。つまり予約が取れなければ、この自由な時間も
なくなってしまう。そこで、なんとしても予約を取らせたいと思い、現在、試行錯誤して
いる。

それにしても不可解だっだのは、オーストラリアの電子ビザ「ETAS」だ。

通常、アメリカもそうだが、ESTAの手配は自分でインターネットで入力するのが費用負担
も少なくて済むのが普通だ。けれど、ここは違った。自分で取れば、20ドルおよそ1,700円
かかる。けれど、旅行会社や代行業者に頼むと1000円とか、800円とか、随分、安くなるの
だ。最初は、これに実費の1,700円が加算されるのかと思ったのだが、そうではなかった。
結局、4人以上の割引がある業者に頼んで、一人390円のところにお願いした。

一体、どういうことなのか?

それにしても、今やネットがあれば、かつて旅行会社が行っていたことのほとんどが、でき
るようになっているのに、あらためて気づかされた。細かいパーツまで、なんでも手が届く
ようになっていて、こういう状況では、何か別のところで収益を確保する術を見つけないと、
旅行業界も、なかなか厳しいのだろうと思った。

まぁ、それはそうと、ともかく動物園の宿泊、なんとしても取らなければ…。



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見なかったことに…

2017-06-19 21:58:52 | 時事(国内)
子供の学習教材である「うんこドリル」が爆発的に売れているらしい。

そもそもこのドリルの売りは、例文が全てうんこ絡みの文章でできており、子供が面白がって
ドリルをする、という「うんこ」を餌にしたドリルである。

けれど、私は嫌いだ。

幼い子供は基本、「うんこ」ネタが好きだ。意味不明で「うんこ」と言うだけでゲラゲラ笑ったりする。つまり、単にそこに付け込んで、うんこなら興味を持って勉強するだろう、という安易な発想が気に入らない。

けれど、これがまんまと当たった。

子供が興味ある事を学習に利用しようというやり方自体は否定はしない。けれど、そこには節度くらいあるはずだ。例えば中学生男子に英語を学ばせようと教材にポルノを使ったら中学生男子は、せめて今よりは興味を持つかもしれない。でもそれはあり得ないはず。

基本的に子供にとって勉強はそんなに楽しい事ではない。そもそも、その必要性も理解出来てないし、直接的に日々の生活にプラスになる実感が湧かないからだ。けれど、勉強は、単に勉強そのものを学ばせることではなく、一見無意味であるかのような事も学習する事によって、将来的に様々な形で役立つものに繋がり、さらには根気とか地味なルーティンワークの大切さを実感させることが案外、大事なのではないかと…。

つまり、そこのところでは、子供に寄り添うべきではない、普通に我慢させてやらせればいいのではないかと、思うわけである。

まぁ、どうであれ、選択するのは親である。嫌なら、買え与えなければいいだけの話だ。

「こういう流行りに乗せられて、買ってしまうアホな親もいるんだろうな…」と思いきや、早々、うちの妻が購入してきた。

今のところ、とりあえず、見なかったことにしている。



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偉人への道

2017-06-17 21:42:26 | 時事(国内)
将棋の天才、中学生棋士の藤井くん四段が、無敗のまま続けている連勝記録を「27」
に伸ばした。

あとひとつ勝てば歴代最多の連勝記録に並ぶ。

14歳の中学生にもかかわらず、これは凄い。藤井くんは、5歳の時におばあちゃんから
将棋を教わり、それから将棋に夢中になった。なので、テレビはほとんど観ていないた
め、知っている芸能人はタモリと和田アキ子の2人だけだと言う。

たとえテレビを観ない生活をしていたとしても、普通に生きていれば、いろいろな方面
から必要としない情報も入ってくるはず。それでも知らないとすれば、完全に将棋オンリー
の生活なんだろう。それはそれで逆に凄いことだと思う。

比較にはならないけれど、私も幼いころから父親に将棋を習い、中学生くらいまでは周囲
の友達の間では負けたことがなかった。けれど、父親には、結局、勝てることなく大人に
なり、その後はほとんどやらなくなってしまった。数年前、JALの機内の将棋ゲームで、対
戦相手を三段階の最強モードにして、バンコクまでのおよそ6時間の間に10連勝をして、
自己満足に浸ったのが最後だ。もっとも、仮に真剣にやっていたとしても、開花すること
などなかったはず。

彼の将棋の才能は、生まれ持った天才的な才能と、それを上回るほどの努力があってのこと
だと思う。5歳の時に将棋を始めたということは、将棋と出会ってから、まだ9年しか経って
いない。その間にプロになっただけでも凄いのに、公式戦で無敗の27連勝、しかも現在、
日本一の羽生三冠にも勝ってしまっただなんて、ホントに末恐ろしいほど。

彼を見て、あらためて、「努力に勝る天才はなし」を思った。


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彼は悪くない…

2017-06-15 22:00:15 | 時事(国内)
加計問題で政権側に付いた発言から、多くの人がヤンキー先生に失望しているという。

元不良から立ち直り、熱血教師になり、そして政治家になった。人生逆転ホームラン
である。そんな彼なら、「弱者の味方になり、毅然と正義に立ち向かう…」と皆は
期待していた。それが、あの発言で吹っ飛んでしまった。

けれど、彼は何も間違っていない。ただ、長いものに巻かれただけだ。

元々、彼は反小泉で、どちらかというと左巻の人らとの付き合いが多かった。
「出世、地位、名誉、収入は偶像に過ぎない、一番大切なものではない…」と語っていた。

そして、出馬。

けれど、なぜか自民党からだった。

彼は賢い。もし、彼が共産党から出馬したとしても、話題性もあり、当選する可能性も
あった。けれど、より確実性のある自民を選んだ。そこにはもう、ポリシーなどない。

さらに政治家になり、副大臣というポストを得て、彼は出世や地位、名誉、収入を現実的に
手を入れた。

環境で人は変わるもの。

正義感だけで政治家をやり続けることなどできない。昔は違ったかもしれないが、政治家に
なり理想と現実の隔たりを身をもって知ったに違いない。彼は環境にうまく適応しているだ
けで、結して、間違ってはいない。現に少なくとも、あの発言で党や大臣の信頼を得た部分も
あるはず。

あとは、再び、有権者に向けて、「私は変わっていませんよ…」と,うまくアピールしてバラ
ンスを取れば良いだけ。

政治家としてやっていくなら、そのくらいでないといけないし、もはや彼を正義の味方などと、
見てはいけない。

そこら辺にいる政治家となんら変わりはない。

だからと言って、彼を責めてはいけない。

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疑問符?

2017-06-13 23:23:57 | スポーツ
日本代表イラク戦。

前半早々、1点を決め、好スタートかと思いきや、その後は押されっぱなし。
本田も定位置ではないし、シリア戦で活躍した乾を出さず、なぜに倉田?。

采配に疑問符がいくつも付いてくる。

さらに走れないのは気温のせいなのか?気温37度の湿度20度。さわやかな暑さ
とは言わないが、結して多湿ではないはず。もしかするとテヘランの標高1200
メートルがいけなかったのか…?
長友なんて、Jリーグの普通の選手並みになってしまっているのは、どうして
なんだろう?

なんだか、全く創造性がない昔の代表に戻ってしまってるような感じがする。
このままでは、W杯出ても全く勝てる気がしないような残念な内容だった。

さらに、オーストラリアとサウジは確実に勝ち点を取れる相手を残しているわけ
で、むしろ追い込まれたのは日本であり、首位だが完全に崖っぷちの感もある。

さらなる成長を期待したい。

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転落人生

2017-06-11 21:51:30 | 時事(国内)
偶然、ネットで「東大生の転落人生」なる記事を見つけた。

件の彼は年齢40歳、職業は介護士で年収およそ300万円。転落人生の事の発端は
仕事を辞めて旅に出たことだという。

東大卒業後、大手生保に勤めたが、夢だった世界一周の旅に出るため、後先考えずに
27歳で退社。年収は700万円を超えていたらしい。

それから2年間、世界各地を放浪後、行き着いた先はタイだった。「居心地がよかったから」
との理由でタイの日系企業に契約社員として就職。年収は250万円だったらしい。けれどそ
の後、08年に起きたリーマン・ショックで突然解雇。そのままタイで転職先を探したが、
求人自体が減っている状況で諦めて帰国。このときすでに32歳。

海外放浪による2年間の職歴空白、その後の現地採用も契約社員だったため、どの会社も評
価してくれず、東大卒ながら日本での転職に尽く失敗。結局、正社員での採用を断念。

その後、保険会社代理店の契約社員や市役所の臨時職員を転々とした後、4年前に介護士と
して働き始め現在に至っている。

「こうなるなら、最初の大手生保を辞めるべきじゃなかったんでしょうね…」と、今では
旅に出たことを、大変、後悔しているとのこと。

日本がいかに、再チャレンジし難い社会なのかがわかる話でもある。東大でもこうなのだ
から三流大学なら言わずもがなだ。

ただ彼の場合、タイで留まったことが傷口を広げてしまったような気がする。あのまま日本
へまっすぐ帰っていれば、2年のブランクで済んだわけで、そのくらいなら、何とかなったの
かなと…。さらにタイで働くなら、当初から正社員を探すべきで、そのあたりは東大卒ならな
んとかなったはずで、ちょっともったいなかったかなと思う。

もっとも仕事となると、学力よりも人間的にどうかという部分も重要なのでなんとも言え
ないけれど…。

ただ、残念なのは、世界一周旅行という夢を叶えてしまったのに、それを後悔している
ということだ。もしかすると、彼の場合、まだ旅が足りなかったのかもしれない。結果論でい
えば、どうせこうなるのなら、あと3年くらい旅をしてても良かったのにと思える…。

さらに、今からタイという選択肢もあるような…。

まさに人生いろいろだ…。


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