ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

お知らせ

2009-09-23 18:32:33 | つぶやき
明日9月24日(木)から10月1日(木)までタイへ
出張致します。この間のお問い合わせへのご返答は
10月2日(金)以降になりますので、ご了承下さいませ。

ということで、明日からタイへ行ってきます。本当は
今月初旬に行く予定だったのだが、仕事で行くタイは
疲れるばかりなので、何となく延ばし延ばしにしていた
のだが…ついに年貢の納め時である。

以前は、年に5回行っても全く苦痛ではなかったのに…
歳のせいか、フットワークが落ちてきたのかもしれない。
これが旅行であればどんなに良いだろう。
趣味を実益に…というのも案外難しいものである。

また、この時期のタイは雨期明け前ということで時々、
ヘビースコールに襲われるので嫌いだ。道はすぐに
冠水するし、タクシーは捕まらないし、室内ではエアコン
を入れると寒いし、入れないと暑いしでどうにも居心地が
悪いのである。

最近の円高傾向が唯一の朗報かも…。

それでは皆様、また帰国後にお越しくださいませ。

では行ってきまーす。












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他諺の空似

2009-09-22 17:57:57 | 
本日、急遽、棚ボタ的に休みが取れた。

久しぶりに目覚まし無しでゆっくり寝て、
市内へ買い物に出かけた。連休のせいかどこも
人でいっぱいだ。そんな連休も、あと1日である。

久しぶりに米原万理を読んだ。

「他諺の空似」である。

著者自身は、3年前の5月に亡くなっておりこの本は
亡くなった後、今年の5月に出版されている。
どうやらなくなる前に、世界中の諺を集めていたようで、
ある。それにしても集めた諺は膨大である。良くも
ここまで…というしかない。

読んでいて思ったのは、世界中には良く似た諺が、
非常に多いということである。文化的な繋がりなど
全くなさそうな、遠く離れた異国どうしにも、似た
ような諺がいくつか存在するのだ。

米原万理の背景にあるのは、旧ソ連時代のプラハの
国際学校だったに違いない。当時の東側という、我々
とは異なった環境で育ったことが、彼女の一風変
わった世界観や表現方法の基礎になっているような
気がする。

ある意味、真の国際人というのは、案外こういう人を
言うのかもしれないと思った次第である。

もう少し長生きして、もっと書いていただきたかった、
残念である。












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連休…

2009-09-20 17:59:37 | 時事(国内)
世間の多くは、シルバーウィークとやらで5連休である。

誰が名付けたのか知らないが、ゴールデンウィーク
(黄金)に対して(銀)だからシルバーウィークに
なったのか、敬老の日にちなんでシルバーなのか、
まあ、そんなことはどうでもいいが、休めない人に
とっては、面白くもなんともない週である。

しかし、レジャー産業にとっては、大変ありがたいに
違いない。いっそのこと毎年やれば、消費が活発になり
そうなもになのに…

ちなみに、次回のシルバーウィークは6年後だそうだ。

明日も仕事だ。やるぞー!















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巨泉

2009-09-19 16:03:08 | 
「大橋巨泉」

この人ほど、自分の生き方に信念を持ち、自信を持って
他人に勧める人も珍しいのではないだろうか?

人物的には別段好まないのだが、この人の生き方にはある
意味共感が持てるので、時々この方の著書を古本屋で見つ
けるたび、購入して読んでいる。

私の世代では、彼はテレビ人としておなじみであった。
「11pm」「クイズダービー」「ハウマッチ」「ギミア・
ブレイク」などは特に印象に残っている。そして1990年、
まだまだ働き盛りの56歳の時、彼はレギュラー番組のすべて
を降板し、セミリタイヤ宣言をする。

その後、2001年だったか突如、民主党から参議院選に出馬
し、当選。半年後に辞職…と、ちと血迷ったようだが、
その後は一貫して、1年の3分の1をオーストラリアとニュー
ジーランドで、さらに3分の1をカナダで過ごし、残りは
日本に滞在しながらヨーロッパなどを旅行して暮らして
いるのである。

現在の収入は、海外にある自身のみやげものやの「OKギフト
ショップ」の経営と投資による資産運用、時々出版する本の
印税、日本に居るときのテレビやラジオの出演料などで
それはそれは悠々自適の生活をしているのである。

そんな彼は40代の頃からセミリタイヤを考えており、2度目
の結婚で現在の奥さんとの間には子供は居ない。それも
これもリタイア後に海外をあちこちするにあたり、子供が
いると制約されるから…と言う理由からである。
ちょっと合理的で冷たい感じがするが、先妻との間には2人の
娘さんがおり、一時は普通の家庭を築こうとしたようだ。

年下の奥さんとは、現在でもとても仲が良いらしく、人生の
後半、いわゆる老後を楽しく暮らせないような間柄なら、即刻
離婚し、すぐにでも自分に合う最良のパートナーを見つけた
方が良いと警告している。

最も、誰もがこの人と同じようなリタイヤ生活などできるわけ
がないのは当然である。暮らしていくだけで精一杯という人が
大半な世の中で、セミリタイヤなどと言えば石を投げられそう
だが、しかしそうは言っても、ささやかな夢くらいは持ちたい。

生き方は人によって様々だが、要は「何をしている時が一番
幸せなのか…?」を知っていればおのずと答えは出てくるもの
だという。後は実行するか、どうかだ。

そして大橋巨泉の生き方は、そんな自己実現に向かって生き
ている人々にちょっとだけ、背中を押してくれる効果がある
ような気がしている。





















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官僚

2009-09-18 16:27:46 | 時事(国内)
昨日より新政権の閣僚らが、それぞれ各省庁で就任の
あいさつを行った。最初が肝心とばかりに「これまで
とは違うんだ!」という意気込みが感じられ、官僚らは
戦々恐々としたはずである。ぜひ、マニュフェストと同時
進行で、これまでぬるま湯に浸かりきった公務員らに対し、
リストラも視野に入れた名付けて「熱湯公務員大改革」
でもやっていただきたい。

聞くところによると、日本の公務員の待遇は世界で最も
優遇されている国のひとつだと言われている。これを
一気に後退させ、浮いた財源で弱小自営業者の為に
所得税と市県民税の免除、年2回のお疲れ様ボーナス
支給制度に当てていただければこれ幸いである。

しかし、脱官僚政治もそうそう簡単にはいかないだろう。
何せ、官僚らはヘタに頭が良いだけ、あれこれ遠まわしに
姑息に、そしてさりげなく抵抗するに違いない。そして
そういう輩を更迭は出来ても、役人自体を首に出来ないのが
大臣とて悔しいところであろう。

最も、官僚の皆が皆悪いというわけではないが…

すっかり秋めいて、なんだか朝晩は肌寒いくらいになってきた。
陽も短くなり、あらためて今年は夏らしくなかったなと、夏物
衣料の在庫を見て思った次第である…。

今年の冬は冬らしいのかな…?

















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門出…

2009-09-16 19:53:01 | 時事(国内)
いよいよ本日より、鳩山政権がスタートする。

果たして期待通りの成果が出せるのか?
当分の間は見守るしかあるまい…。

こちらは、現在の統計グラフを使い、日本の平均的傾向を
そのまま延長するとどうなるかというシュミレーションの
結果である。すると今から41年後の2050年に大変深刻な
状況となるそうである。

結局、少子化傾向には歯止めがかからず、人口は現在より
3000万人も減少する。若者の負担増でこの年の年金納付率
はついに0%となり、選挙の投票率も0%となる。そして
経済が貧窮し、大卒の就職率もこの年ついに0%を達成する。
農業も完全崩壊し、専業農家は誰もいなくなる。

消費も極度に低迷し街の商店街は壊滅する。労働組合も
この年で消滅。正社員の雇用は減り続けフリーターと
アルバイターで溢れ、山林は荒れ放題となりインフラの
崩壊が始まる。えさを求め野生動物が街を徘徊するように
なり、日本は先進国の座から事実上転落する。

このように高齢化のピークを迎える2050年に多くの統計
が偶然にも0%となるのだそうだ。

あくまでも統計上であるが、ここまでいくとちょっと
信じがたい気もする。

また、国力が低下したぶん、憲法改正で戦争ができる国
になり、日本は一時核保有国なるそうだが、維持管理費用
が捻出できず、第三国に売却することになる…などの
シュミレーションも存在する。

果たして日本の未来はいかに…



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LCC

2009-09-15 16:35:55 | 時事(国内)
日本航空が大変なことになっている。現在、国の支援を
受け再建を目指しているが、どうもこれだけでは足らない
らしい。米国の航空会社との提携で更なる支援を要望中だ。
それが、アメリカンかデルタか?ということである。

一昔前、その国を代表する航空会社をナショナルフラッグ
キャリアと呼んだ。JALは1987年に国営から民営化された後、
全日空の追随はあったが、それでも今日まで日本のナショナル
フラッグキャリアであり続けた。

しかし、時代と共に空の世界はものすごい速さで変化している。
これからは、いわゆるメガキャリア(規模の大きな航空会社)
の時代ではなく、全世界的にLCC(ローコストキャリア)の
時代が来ると言われている。LCCは、機内サービスを有料化、
簡略化することで、最大限運賃を格安で提供している航空会社
のことである。

すでに欧米ではLCCがメガキャリアを買収するような記事も
見かけるが、近年はアジアでもLCCの活躍は目覚しく、急速に
拡大している。日本は人件費や空港の離発着料金が高額な為
LCCの就航が他のアジア諸国よりかなり遅れているのが現状
である。

それでも、近年オーストラリアのジェットスターやフィリピン
のセブパシフィックなどのLCCが就航し、やっと日本からも
飛べるようになった。

基本的にLCCの航空券はパソコンで購入し、決済はクレジット
カードである。ちなみにどれくらい安いのかセブパシフィック航空
のサイトにアクセスして運賃を確認してみた。出発日によって
異なるようだが、関空ーマニラで片道およそ1万6千円、これに
諸経費、サーチャージなどが加わり2万円程度である。

通常の格安航空券なら往復で3万円程度からと考えると必ずしも
安いとは言えない価格である。これはLCCが基本的に片道ベースで
価格設定をしている為で、この点があらかじめ往復でかつ帰国日を
決めなくては出発できない格安航空券とは異なっている。
つまり、単純往復の旅行には格安航空券のほうが安く、あちこち
寄りながら旅行したいという派にはLCCが適していると言える。
ちなみに、セブパシフィック航空でマニラからバンコクまで
飛ぶとおよそ1万円である。同じくクアラルンプールまでも
1万円であった。一概には言えないが、現在飛んでいる世界の
LCCの平均的は価格は、4時間乗って1万円から1万5千円だそう
である。そう考えると関空―マニラの4時間で2万円は平均値より
若干高い。これは日本側の設備使用料などが原因だと思われる。

今年、このLCCのみを使って世界一周を試みた方がいた。日本
からマニラ/クアラルンプール/シンガポール/バンガロール(インド)
/シャルジャ(UAE)/アレキサンドリア(エジプト)/アテネ/ロンドン
/ダブリン(アイルランド)/ニューヨーク/ロサンゼルス/東京と回って
およそ21万円だったそうだ。通年で販売されている最も安い世界
一周航空券と比べても3分の2ほどの価格だ。
今のところ、米国から日本までの太平洋線にはLCCは飛んでいな
いのでここは通常の航空会社利用だったとのことである。

東南アジアではタイミングさえ合えば国内線で1000円未満、
国際線で3000円などという長距離バス並の料金の区間もある。
もうそんな時代なのである。

話が、全く関係ない方向へ飛んでしまったが、LCCの事情を
知れば知るほど、既存の大手航空会社にとっての未来は決して
明るいものではないと思える。政府が守らなければ生き残れない
JALなどは、思い切った体質改善が必要だろう。黒字化だけを
目指すなら、ありえないだろうが、この際ブランドを捨てLCCで
生まれ変わるのも一考ではないのか。

なんだか、タイへの航空券を探しているうちにどんどん余計な
ことをしてしまった…。

いつか日本でも、3000円で沖縄や北海道へ行ける日が来るかも
しれないなどと、勝手に思っている次第である。




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支離滅裂

2009-09-13 17:05:13 | 時事(海外)
平明で簡潔な英語表現法を推進する、英国のとある団体が
「最も支離滅裂な英語」を話す有名人を決めるオンライン
投票を実施したそうである。

そしてその結果、約4000人の投票から見事1位に選ばれた
のが、お約束通りブッシュ前米大統領だったそうである。

以下がその上位に選ばれた方々とおかしな発言の一部
である。

1位:ブッシュ前米大統領「われわれの敵は革新的で機知に
富んでいるが、われわれだってそうだ。敵は米国と米国民
に危害を加える新たな方法を絶えず考えているが、われわれ
だって同じだ…」

2位:アーノルド・シュワルツェネッガーカリフォルニア州知事
「同性愛者の結婚は男と女の間で行われるべきだ」

3位:ドナルド・ラムズフェルド前米国防長官 「何かが起こら
なかったという報告は、いつも興味深い。なぜなら、知っての
とおり、知られていると知られていることがあり、知っていると
知っていることがあるからだ。また、知らないと知られている
こともある。つまり、知らないこともあるということをわれわれは
知っている。しかし、知らないと知らないこと、つまり、知らない
と知らないこともある」

6位:ゴードン・ブラウン英首相
「歳出総額は、今後も増え続け、2013~14年の増加率は
0%になるだろう」

9位:ブッシュ前米大統領「わたしはわたしが信じていることを
知っている。わたしはわたしが信じていることとわたしが信じて
いることを明確に伝え続ける。わたしは自分が信じていることが
正しいと信じている」

これは翻訳ミスではなく、このような表現で実際に話した、
ということである。

それにしても皆、完璧に支離滅裂である。

それも素面でだ…。

もっと聞いてみたい気もするな…















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外こもり…

2009-09-12 15:52:18 | 時事(国内)
昨日は仕事で東京へ。
道中、新幹線の中で読んだ本がこれ「日本を降りる若者たち」
下川裕二著である。

日本を逃げ出し、タイを中心に海外で長期滞在しながら
外こもりを続ける日本人の姿を追ったノンフィクション
である。

彼らは旅行者でもなく語学留学をしているわけでもなく、
自ら「ニートです」と言い切る。日本での挫折や、やりたい
ことが見つからないなどの理由からタイの安アパート暮らし
を覚え、資金が続く限りタイに滞在し、資金が尽きると日本
へ出稼ぎに行く。そして彼らのタイでの1日は、ほとんど部屋
から出ずに過ごすのだという。買い物などは1週間に1度、まと
めて済まし、人に会うこともなく、その生活ぶりは全く引きこもり
そのものだという。

中にはもう少し活動的な人や現地採用として就職し、タイ社会で
生きていく人もいる。暮らし方は人によって様々だが、彼ら全員に
共通しているのは、「日本では暮らせない」と自認していること
である。中には「日本が怖い」と思っている人も相当数いるようだ。

こういう人たちを単に「甘えている」「弱すぎる」などと言って
しまえばそれまでだが、私自身、このような外こもりの人たちと
同じ因子を持っていて、ひとつ間違えればどこかの国の安アパート
にこもっていたかもしれないと思うと、全く他人ごととは思えな
いのであった。

以前エジプトのカイロにある、日本人宿にYさんという人がいた。
私が93年にこの宿に泊まった時、初めて彼に会った。すでにその
時点で彼は2年そこに住み続けていたが、その5年後の98年に再び
そこを訪れた時、彼は未だそこに居たのだ。ドミトリーのベッドに7年
である。彼はその間1度も日本へ帰っていない。隣国のヨルダン
に数回出国しただけである。日本からは持ってきた所持金はおよそ
500万円ほどだったそうで、7年住んでもまだ300万は残っていると
言っていた。最も、カイロでも様々なアルバイトをしていたようだが…

エジプトはタイよりも物価が安いのだ。滞在日数もお金さえ払えば
観光ビザでいくらでもいられるのである。ここも外こもりには
適した環境にある。

いずれにしても、いつかは外こもり生活にも限界がやって来るのだ。
その限界点は人によって様々だが、その多くがおそらく年齢だろう。

30が平均的なところだろうか、40までいったら開き直れそうな気も
する…。

さて、その後のカイロのYさんであるが、その後2001年までは人伝えに
カイロにいることは確認できでいたのだが、それからは未確認である。

どうしているのだろう。今45歳くらいだろうか?

どなたか知っていたらご一報を…。































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音羽御殿

2009-09-10 17:49:32 | 時事(国内)
「時の人」と言う言葉がある。

ある一時期、世間から注目を浴び、連日メディアに登場
し、否が応でもその人の動向が情報として入ってくる
ようになる。そんな人だ。

少し前には、東国原宮崎県知事がそうであった。あれだけ
テレビに連日取上げられていたのに、今はさっぱりである。

では、今の「時の人」と言えば、おそらく次期首相の鳩山さん
ではないだろうか。ワイドショーでも鳩山家の歴史を曽祖父の
時代から今に到るまでを遡って詳細に報道したり、連日、マス
コミが追いかけ回している。

そんなテレビを見ていてふと思ったのが、この人も党こそ異なれど
「華麗なる一族」出身は麻生さんと全く同じなのである。
音羽御殿だか何だか知らないが、大きな洒落た洋館に住み、おそらく、
幼少から今に到るまで、お金に不自由したことなど一度もないに
違いない。96年に民主党を結成した時、ブリジストン創業者の長女
に当たる母親からおよそ20億円の資金援助を受けたそうである。

20億ジンバブエドルではない。日本のお金で20億円である。

普通、20億円持っている母親なんぞ周囲にいないものである。
こういう家庭で育った人の金銭感覚は一体どうなのだろう。
ブリジストン株を大量に保有し、昨年の同時株安で20~30億円
の含み損が発生したそうだ。このように年金など全く必要としない
人が本当に年金の必要性や重要性がわかるのか、そもそも
庶民目線で政治ができるのかちょっと疑問でもある。

まあ、育ちを羨んでも仕方ないが…

鳩山さんの昨夜の夕食はモスバーガーだったそうだ。
それだけ聞くと一見、庶民だがおそらく帰宅後、お口直しの
デザートに宮崎産マンゴーか夕張メロンを食べたに違いない。

まあ、するどい勝手な想像である…














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