ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

wii

2008-05-31 17:45:03 | つぶやき
昨日、我が家にもついに任天堂のwiiがやってきた。

うちの奥さんが買ってきたもので、本当はwii fit
なるものが欲しかったそうだが、あいにくそちらのほうは
人気で売り切れだったらしく、fitのソフトは後で購入する
ことにして、先にスポーツソフトを購入してきた。

このスポーツソフトの中には、野球、テニス、ゴルフ、
ボウリング、そしてボクシングとバリエーションも豊富で
結構本格的に楽しめるのである。
特に食後の運動にはぴったりで、メタボ対策にも一役買って
くれそうでもある。

昨日は初日ということもあり、やや張り切りすぎたようで、
今日は全身筋肉痛でちとつらいが、「継続は力なり」の言葉通り、
今日も夕食後に一汗流そうと思っている。
これで、ひと月もすれば水泳選手の北島並みの体が約束された
も同然であろう。非常に楽しみである。

先日、アフリカ53カ国中51カ国が参加し、40カ国の首脳が
来日したアフリカ開発会議が終了した。
1カ国15分という会談で、一体何が話せるのか多いに疑問だが、
すでに大筋は事前に話し合われており、形式的に合意文書にサイン
するだけの15分だったのだろう…

福田さんは短い日程の中、50カ国を超えるアフリカの要人と
会談したわけだが、15分程度では、もう一度会っても誰が
どこの国の大統領なのか覚えていないに違いない。
皆同じ黒い顔に見えるはずである。15分なんてそんなものだ。

そして、そんな15分程度のお付き合いでは、お隣中国のアフリカに
対する影響力には、おそらく到底及ばないのであろう?
すでに資源獲得戦では相当の遅れを取っている模様である。
この際一気に巻き返し作戦で行くなら、ひも付きODAのような
正攻法では駄目であろう。

そこで、例えばこんなのはどうか?

アフリカ諸国の多くは、大統領職に巨大な権力が集中しており、
独裁者もどきも多く存在する。そして何よりも、彼らは私利私欲が
大好きである。

そこで、大統領の個人口座にそれ相応の金額を機密費扱いで
御入金して差し上げてはどうだろうか?
相手もこの手の賄賂はもらい慣れているだろうし、当然賄賂の見返り
についてもちゃんとわきまえていると思われる。
国連常任理事国の支持を取り付けるのも、この方が圧倒的に早いだろう。
そして、「もしあなたの国で政変が起きた時には、日本が亡命先として
受け入れますよ」と保険を付けてあげれば完璧であろう。

もちろん賄賂は、国際的にも例外なく、いけないことである。
しかし、これがないと、物事がなかなか進まない国というのも、
また数多く存在するのも事実である。そしてアフリカ諸国などは、
その最たる国々に該当する。
外国との交渉ごとには、官でも民でも、時として相手の国の尺度に
合わせた交渉術というのが必ず必要なはずである。

これからは、食料にしても資源にしてもこれまでのように、
なんでも安易に手に入る時代ではなくなってくるだろう。
少しでも有利な条件で入手するには、それなりに頭を使い
時にはしたたかに交渉をしていく必要がある。

そういう意味では、日本にはもう少し、図太くなって
いただきたいものである。


コメント

魔女の1ダース

2008-05-29 18:07:38 | 

最近また、本棚からこの人の本を引っ張り出して
読んでいる。

米原麻里である。

56歳で亡くなったのは、今からちょうど2年前だったか。

彼女は、父親の仕事の関係で小学校3年生から中学2年
までを、当時のチェコスロバキアのプラハで過ごしている。
そして彼女が転入したのは、外国人子女ばかりが通う「プラハ 
ソビエト学校」であった。授業は全てロシア語である。
転入当時、彼女が知っていたロシア語は人工衛星の「スプートニク」
だけだったとか…(時代を感じる)

また、当時のプラハでの生活も学校生活も、毎日がカルチャーショックの
連続だったということが、いくつかの本に書かれている。
しかし、それからの彼女の考え方を決定づけたのは、この時の
プラハでの生活だったと言えるだろう。そしてその時の経験が後に、
米原麻里特有の歯切れのいい批判精神や、ウイットとユーモアあふれる
文章を生んだような気がする。

生前、さまざまな常識を異なる視点から眺め、その感覚のズレを
書くのが好きと語っていた彼女である。

正義と常識に冷や水を浴びせかけるような文章を、もっと
読みたかったとつくづく思う。



コメント

裸体主義

2008-05-27 19:17:59 | 時事(海外)
ナチュリスト(裸体主義者)という言葉があるのを
知っている人がどれだけいるだろうか?

ドイツの旅行代理店では、今夏に予定していた
全裸で過ごすツアー旅行の中止を決めたと発表した。
ツアー特別便は全裸での生活を愛好するナチュリスト
(裸体主義者)の予約ですでに満席だったそうだ。

ナチュリズム(全裸主義)とは、社会主義体制下の
旧東ドイツでは広く認められており、極めて人気が
あったそうである。そのため旅行代理店では、当時の
慣習を懐かしむ旧東独出身者向けに、バルト海に浮かぶ
景勝地の島で全裸で過ごす特別便の旅を企画していた。

参加者は搭乗時には服を着たままだが、機内から残りの
旅行期間中をずっと生まれたままの姿で過ごす。第1便は
7月5日に東部エアフルトを出発する予定で、50人の予約が
あったそうである。

中止の理由はメディアや同社インターネットポータルサイトへの
訪問者からの「倫理的な反対」に遭い、再考した結果と
説明している。

ある意味マニアックな顧客のニーズを掘り起こして作った
ツアーだと思うのだが、催行されずなんとも残念である。
企画者も、さぞ残念がっていることであろう。

ナチュリズムは、19世紀末に近代化に反する活動として生まれた
自然回帰運動がその発端だといわれており、冷戦時代の東欧や
旧ソ連時代でも、連綿とその文化は継承されていたという。
社会主義国でも、政治的以外のものに関しては比較的寛容だった、
ということだろうか?

旧東ドイツの多くの人々は、西ドイツに統一されることによって
限りない自由を得たが、ナチュリストに限っては自らの志すスタイルを
規制されることになるなんて、ちょっと皮肉な話でもある。

ただひとつだけ気になるのは…

参加者の平均年齢は一体いくつくらいなのか…ということである。




コメント

削除要員

2008-05-26 18:48:05 | 時事(海外)
中国、四川大地震では、災害を伝える中国メディアの変貌
ぶりが話題になった。もちろん(感動的な場面を、要人が
慰問するといった)メディアによる宣伝という要素は
残っているものの、迅速で詳細な報道、そして特に外国
メディアの自由な取材などは、これまででは考えられなかった
ことだそうだ。

近年、情報統制に対する海外からの批判を考慮した部分は
あったにしても、その根底には、インターネットの普及などで
情報を隠しようにも隠せなくなっている事情があるような気がする。

しかし現在の中国では依然としてネットの世界に対しては厳しい
監視体制を敷いている。今回の地震でも、掲示板に政府の対応を
批判する書き込みがあると、すぐに削除されていったそうである。
こうした削除人というか、監視員はどのくらいの規模でどのような
部門で働いている人々なのか、ちょっと疑問が沸いた。
ネット人口が増えるにつれ、仕事量も膨大になり大変であろう。

昨年の映画で、「善き人のためのソナタ」という映画があった。
1984年の東ベルリンが舞台で、国家保安省・秘密警察の大尉が、
反体制派とのつながりを疑われている有名な作家と、その恋人
である女優の私生活を盗聴することから始まる物語である。
職業的使命感からその任務を忠実にこなす大尉は、やがて盗聴の
本当の目的を知り…というような映画である。 

監視体制は別に社会主義国に限ったことでないが、秘密警察を使った
監視体制は社会主義国の権力維持の根源である。この映画はそれを
告発するという内容ではなく、そんな時代における監視する側と
される側の心の触れ合いを通して、人間の本質を描いていくという
物語である。

監視する側とされる側。

果たして監視する側は、される側にどのような気持ちを抱いて
いるのだろうか?例えば、国家や党への忠誠を誓い、任務を忠実
にこなしながら、ネット上で何度削除しても書き込まれるひとつの
言葉に、ある日どこかで心を動かされたとしたら…。

最終的に人の気持ちを動かすのは、やはり真実の言葉である。

中国の削除要員の方々も、いつかは…
そう願いたいものである。



コメント

表と裏

2008-05-25 19:00:07 | 時事(海外)
先日、国連事務総長がミャンマーを訪れ、軍事政権のトップと
会談し、ようやく諸外国からの援助要員の受け入れを承諾させた。
しかし、一体どこまで踏み込んだ援助ができるのか、被災地への
自由な立ち入りは可能なのかなどの、多くの疑問を残している。

しかし、ミャンマーは一体なぜ、援助を拒むのか?
とは言っても、タイなどの東南アジア諸国の援助は初期の時点で、
受け入れると言っているわけだから、何か他にも理由があるのだろう。

これについて、先日の毎日新聞に端的な記述があった。

軍事政権が一番恐れているのは全米民主主義基金(NED)ではないか。
昨年、ミャンマー各地で起きた僧侶のデモは、「サフラン革命」とも呼ばれる。
サフラン色は僧侶の衣の色だ。2003年、グルジアで起きた「バラ革命」
に始まり、ウクライナの「オレンジ革命」、キルギスの「チューリップ革命」
と続く、民主化ドミノが「カラー革命」である。これら全てを、米国の
NEDが背後で支援したといわれている。軍事政権はサフラン革命も
敵対的な民間団体の陰謀がかかわっていたと見ているのである。
また、中国もチベット暴動の背後に陰謀があったと見ている。
国民を犠牲にしても外国から(特に欧米諸国)の救援隊を入れないのは
このためだろう。とのことである。

NEDなんて聞いたことがないが、欧米諸国はこういう適当な団体に
一枚噛ませて、間接的に政治活動を行っている、というのは充分考えられる。

また、サイクロンで甚大な被害を受けたミャンマーで、被災の生々しい
様子を写したビデオCDが最大都市ヤンゴンの露店などに出回っている
そうである。軍事政権は国内メディアを掌握、厳しい情報統制で
被災地の惨状を国民に伝えず、軍政による被災者支援ばかりを強調
しているのである。。しかし、当局の検閲を経ないこの「ヤミ映像」
を目にした市民の間で、圧政への不満が一層高まりそうだという。

ちなみにビデオCDは、外国メディアの映像などを収録している。
1枚500チャット(実勢レートで約40円)で、多くのヤンゴン
市民が買い求めているそうである。AP通信によると、
水に浮かぶ遺体や、村人に助けられる負傷者、道端にしゃがみ込む
被災者などの映像が収められている。購入者の1人で、被災で故郷の
家族を亡くした男性は「とても悲しいが、何が起きたのか知りたかった」
と語った。

一体誰が、何のためにこのような映像を…

それも、これもすべて(NED)全米民主主義基金が政治的に
利用するために…ということである。

欧米諸国は、もともと、ミャンマーの「市場開放」を狙っている。
それに、彼らは「復興事業」が大好きである。
そこには莫大な利権があるからである。

もちろん、だからと言って援助を拒むミャンマー政府を無制限に
正当化するつもりなど毛頭ないが、それでもこの様な事情があれば
拒みたくなる気持ちも、なんとなくだがわかるような気もする。

援助してもらったら速やかに出て行ってもらう。
欧米諸国も災害を政治利用しないと徹底すべきである。

このように援助活動ひとつ取って見ても、物事には必ず表と裏が
存在するということがわかる。




コメント

1匹狼

2008-05-24 15:36:12 | 
先日、古本屋で見つけた1冊の本。
伊勢崎賢治氏の「武装解除、紛争屋が見た世界」
という本である。

筆者はNGOや国連職員などとしてシェラレオネ、
東チモール、そしてアフガニスタンなどで国づくり、
治安維持、武装解除の先頭に立ってきた人である。
度々、テレビなどで見かけることはあったが、彼自身の著書を
手にしたのは初めてだった。

国としての機能が未整備な国々での、紛争解決、
武装解除というボランティアではない大変危険な
仕事でもある。言葉も文化も違う、
ある意味「常識の通じない」さまざまな相手と
対峙しなければならず、一瞬の判断の迷いが、
命取りになることもある。交渉、説得、組織化、
地域開発、雇用対策と必要とされる能力は、
まるで企業経営者並みである。

本書を構成するのは途上国援助、平和維持活動などの
実態と、それに対する著者の考えであるが、同時に非常に
すぐれた組織論、リーダーシップ論の本でもある。

しかし筆者は組織に隷属して生きることは良しとしないようで、
あくまでも、1匹狼的なところが非常に好感が持てる。
また、説教臭いことを垂れることもしない。

一言でいえば、ものすごくかっこいい生き方を
している人である。生い立ちからこの道に入るまでを
書いた出だしの部分からして読ませる。

下手なビジネス書よりずっとお薦めかもしれない。


コメント

ホカベン

2008-05-22 16:57:43 | 時事(国内)
1年後にせまった裁判員制度。
裁判官への信頼が厚い日本では、なぜこのような
制度を取り入れるのか、との疑問も未だ多いと聞く。

それ以前に、もし自分が任命されたら「そうじゃなくても
忙しいのに、そんなのとてもやってられない」と
嘆きたくなる方も多いのではないだろうか?
それに、「素人の自分が、法に照らし合わせて、人を裁く
なんてとても無理」という声もあるだろう。
やりたくない理由は、簡単にいくつもあげられるが、
すでにこれは、市民に課せられた義務なのである。
仕方ない、というしかなかろう。

特に導入初年度に選ばれた人は、余計に大変かもしれないが、
しかし、自らの手で被告人の人生を大きく左右する権限が
与えられるのだから、適当にやるというわけにもいかないだろう。
中でも、素人の我々には事実認定と情状の区別がきちんと
できるのか、というところが最も難しいと言われている。

しかし、現在の日本の裁判にもいくつもの問題があるのも
また事実なのである。最も人間が行っている以上、全てに公平
かつ公正な裁判などないのも事実だが…

私は法学部出身で、当時、講義の中で聞いた話であるが、
日本では、検事が刑事告発をすると、99%以上が有罪になる、
というのが現状だそうだ。そしてこの刑事事件の99%以上の
有罪率の原因の一つは、検事が一度告発した事件が無罪になると、
その検事に対してペナルティがあるからなのである。
従って、検事は血眼になりながら、被告人を有罪へと
誘導することになるのである。

一方、裁判官と検事は同じ公務員であるのに対し、弁護士は
民間の営業と同じであり、公務員同士はお互いに守ろうという
意向が働きやすいと言えるようである。従って裁判の攻防は
身分的にバランスが取れていないので、刑事告発された被告は
必然的に不利な状態になるのだそうだ。

実はこれだけをみても、改革の必要はあるのである。
しかし、裁判員制度になればなったで、また新たな問題点が
どんどん浮上してくるのに違いない。そうなればまた、
改革をし続けていけば良いだけの話なのである。

限りなく理想的な制度を作ろうと思えば、常に進化を
必要とする。それはどんなことにでも言えそうであるが…

そういえば、このところ弁護士が主人公の
ドラマが多いような…

気のせいかな?








コメント

王国

2008-05-20 20:33:33 | 時事(海外)
ネパールがついに王制を廃止するらしい。
先月行われた議会選挙で勝利し、第1党となった
ネパール共産党毛沢東主義派は第1回目の会合で
王制を廃止すると宣言していたことによるもので、
今月28日にも、正式に王制を廃止することが
決定されるそうである。これにより、ネパールの王制は
現在のギャネンドラ国王の代で廃止され、世界唯一の
ヒンズー教の王国は約240年の歴史に幕を下ろすことになる。

これにより国名もネパール王国からネパール共和国へ
変わるのだろうか?

個人的には、良い国王であれば王制は必ずしも悪い制度
ではないと思っている。少なくとも信頼できない民間選出の
政治家ばかりいる国よりも、国民から愛される国王の統治する
国の方がはるかに魅力的である。

しかし、国王に絶対的な権限があれば長い歴史の中では
悪い国王も出てくるのは必然であろう。現在のネパールの国王、
ギャネンドラの場合はそもそも国王就任からして、おそらくは、
自ら計画立案したのだろう前国王射殺事件という、非常に
胡散臭い形で国王に就任している。
このことからも、今回の王制廃止はまさに身から出た錆であろう。

現在のネパールにとって王制廃止は確かに現実的な
選択であったと思うが,しかし第1党となったネパール
共産党毛沢東主義派が政権を握るというのもまた
気になるところではある…。

現在の日本は立憲君主制なのか天皇象徴制ともいうのか、
良くわからないが、いずれにしても将来的に選挙という形で、
皇室廃止を問うことができるのだろうか?

その場合、日本ではどのような結果が出るのだろう?
そんなことがちょっと気になった。



コメント

謝謝

2008-05-19 15:32:13 | 時事(海外)
「私は日本人が嫌いだった。かつて無数の中国人を殺した。
でもそれは前の世代のこと。援助隊は人数こそ少ないが
私はとても感謝したい。中日の永遠の友好関係に発展する
ことを望む。日本の友よ、ありがとう」

中国のニュースサイトへの書き込みである。

犠牲者が5万人にのぼる恐れもある中国四川大地震で、
外国として初めて日本の国際緊急援助隊が被災地入りした
ことで、中国のネットが「ありがとう、日本!」の書き込みで
あふれたそうである。

これが民衆を代表する心からの言葉なら、日本としては、
大変うれしいことである。

チベット問題での国際的孤立から日本重視に移りたい中国政府と
アニメなど日本文化の大量流入で親日の土壌があった民衆。
だが、お互いにそれを表明することは売国奴を意味し、
大きなタブーであったのかもしれない。
それが、今回の震災によって政府主導ではなく、自然発生的に
反日から親日へと風向きが変わった。

ただし、感謝されるのは大変結構なことだが、一体どこまで
鵜呑みにしていいのか、素直に喜べないところに
日中関係の難しさがあるような気がする。

これまでさんざん反日教育をしておいて、こんなことで
すぐに親日へと変わってしまうのなら、相当に効果のない
反日教育だったとも言える。
それとも、多くの中国人は、反日教育の真の目的が何なのか
理解していたということなのだろうか?

今回の震災でチベット問題に始まった聖火リレーなどの
ニュースがやや霞んでしまった感じもするが、いかにして
復興するのかという問題が一つ増えただけであり、多くの問題は
未だ何も解決されていない。

今回の震災に対しては、多大な援助と同情は多いに必要だが、
それ以外の問題に対しては結して及び腰にならず、厳しく
対応すべきであることを忘れてはいけないはずである。


コメント

犬のしっぽ

2008-05-18 14:58:47 | つぶやき
これまでにちゃんとしたペットを飼ったことが無い。
「ちゃんとしたペット…」と言う言い方はおかしいが、
例えば犬や猫などのペットと呼ぶにふさわしい動物の
ことである。

これまで特に飼いたいと思ったことはないのだが、だんだんと
歳を重ねるごとに飼いたくなってくるようで、最近では犬くらい
ならなどと思うこともしばしばである。
また、近頃では人が犬を連れて散歩をしていたり、飼い犬に向かって
何やら話しかけている姿を見かけるとじっと見てしまうことがある。

もしかしたらソフトバンクのCMの影響かもしれないが…。

あのCMには、もしかしたらそんなサブリミナル効果が潜んで
いるのかもしれない…あるわけないか。

しかし、「動物と会話ができたらいいのに…」と、誰もが一度は
思ったことがあるのではないだろうか。会話はできないまでも、
動物たちがどんなことを考えているのかは気になるところではある。

そういえば、先日読んだ本に、犬が尻尾を振っているの見て
「きっと自分が好かれている」とか「喜んでいるのだろう」
と思っているのは、実は人間の誤った認識だとの記述があった。

確かイタリアだったと思うが、脳神経専門医や獣医師などの
学者グループが、犬は「好ましい」人や物に対した時には
「右側に」尻尾を振り、逆に「好ましくない」場合には
「左側に」尻尾を振ることがわかったそうである。

一般的に脳の機能は、左脳はポジティブな感情を、右脳は
ネガティブな感情をつかさどっているからと考えられるそうで、
左脳は右半身、右脳は左半身をコントロールしているので、
ポジティブな感情(喜び、好き)を表現する時は尻尾が右に
振れることになる。
 
また、人の表情についても同じことが言えるそうで、
顔の右半分は幸せな感情を反映しており、左半分は不幸せな
感情を映し出している傾向があるそうだ。

早々、自分の顔を鏡で見て確認してみては…?



コメント