ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

現実逃避依存

2014-11-30 20:58:09 | つぶやき
11月が終わった。

今年も残すところ、あとひと月。今週からぐっと寒くもなるらしい…・

今年は、このままどこにも行かず、正月休みを迎えるつもりが、12月20日
過ぎから1週間ほど、子供も連れてタイへ行くことになった。
11月に使う予定だったお休みの繰越である。

昨年も同じ時期にタイへ行ったのだが、クリスマス前は安いし、案外空いて
いるので、どこかに行くなら、かなりお勧めの時期だと思われる。
帰ってきてから、数日、仕事や大掃除などをして、30日から1月4日までお正
月休みの予定だ。

円高には辟易するけれど、休める月は限られるし、やっぱり現実逃避をしないと
仕事を頑張れない体質になってしまっているのかもしれない。

私は、80年代半ばの驚異的な円高によって、世界を安く旅行できるようになった
アホな日本の若者の典型で、ろくに勉強もせず、自由と現実逃避を履き違えてい
た。それが中年の今になっても、その頃の体質から抜け出せずにいる。

世の中には、薬物やアルコール、たばこにネットといった様々な依存症があるけ
れど、このような現実逃避癖もある種の依存症なのかもしれない。

一体、治すには、どうすればいいものか…?

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45歳の戯言

2014-11-27 20:23:37 | つぶやき
昨日今日と、東京へ行ってきた。

昨日の東京は、寒かった。しかも終日雨で散々濡れた。
ついでに実家へ寄ってきた。この頃、帰郷するたびに、古くからの知り合いや
近所の方の訃報を耳にするようになってきた。今年は特に夏に帰らなかった分、
いつもより多くを耳にし、少々、気が滅入ってしまった。

そのような中、今日で45歳になった。

45歳。

なんだか中途半端な年齢だが、若い頃の45歳のイメージは、おっさん、おやじ、
に中年、加齢臭に中間管理職、働き盛りに、そして七三(髪型)…と、こんな感じ
だった。

これはなんとなく感じたことだが、昨年まではまだまだ若いつもりでいた、という
かいられた。けれど、今年は何かが違う。いや、決定的に違う。確実に体力の衰え
を実感し、老後が視野に入ってきたよう感じる。

もし、今現在、人生残りの35年~40年、資産的に充分、暮らして行ける余裕が
あるのなら、セミリタイヤを決断してもいいタイミングだろうと思う。基本的に仕
事は健康の敵である。働き過ぎは過労死に直結し、ストレスから様々な病気へと発展
する。

いや、「仕事には、やりがいや自己を高めるといった要素もある…」という意見もあ
るだろう。確かに仕事には様々なプラスの部分もあるのはわかる。緊張感や達成感も
そのひとつだろう。評価されれば素直に嬉しい。

しかし、これは何も仕事でなければ…ということではないだろう。例えば趣味などで
も代用がきくのではないかと思っている。だとしたら、健康で元気で余力のあるうち
に、のんびりしたほうがいい。

年配の方からしたら、「45なんてまだまだ若造、これからではないか…」というお
しかりを受けるかもしれない。それに「お前なんてまだ、10年くらいしか、まとも
に働いてねえだろう…」という声も聞こえてきそうな気もする。

しかし、これは年月の問題ではないのだ。

人によって感じ方は様々である。例え10年でも「もう、人の40年分くらい働いた気
がする…」と感じれば、それは40年に値する。

そう考えたほうが素直というものである。

とは言いつつも、資産なんてないし、子供は小さいし、まだまだ健康に悪い仕事を
しないといけないのが、現実である。

また、明日からがんばろう…。

45歳の初日に思った、戯言である。

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圏外旅行

2014-11-25 21:12:39 | 時事(国内)
「圏外旅行」という言葉があるらしい。

初めは大気圏外への旅行かと思ったが、そうではなかった。

何でも「電波の届かない場所に行きたい…」こんな願望をかなえる旅のスタイルが
始まっているのだとか…。溢れる情報と常時「つながる状態」から距離を置きたい
と、旅に圏外の環境を求める人が増えつつあるらしい。

電波の圏外への旅行である。

それにしても圏外へ旅行しないと社会のもろもろの束縛から解消されないなんて、
本当にとんでもない時代だ。普通に考えれば、携帯やスマホの電源を切るとか、
家に置いて出かければ良いだけの話である。圏内に居て、電話に出ないとかメール
を見ないとかが許されないなんて、これは、もう、「SNS病い」以外の何ものでもな
い。

楽しむ為に使っている機器に、逆に支配、束縛されていることに気づかずに使って
いる人も多いと思われる。

居留守もできない時代なんて、窮屈極まりない。
もっと、人間は、自由であって良いはずだ。

ほんの少し前の、アナログ時代が懐かしく感じるこの頃である。

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特別な…

2014-11-23 19:30:37 | つぶやき
久しぶりに日曜日の休日だった。

世間は3連休である。

義父や義母らと昼食を食べに知多半島のまるは食堂へ。そこで
伊勢海老にお刺身、海老フライにエビの塩焼き、そして煮魚など
をご馳走になった。中でも美味しかったのは、頼んだ伊勢海老の
ガラで出汁を取って作ってもらったお味噌汁。絶品だった。

こんな豪華なお昼ごはんは初めてである。

いつも昼はおにぎりや質素なお弁当、時々、グミやこんにゃくゼリー
ひと袋なんてこともあるので、この差に大感激だった。

しかし、この食事をするためにおよそ1時間半も待った。もちろん、
待ったかいはあったが、それにしても来ている人の多くは、年配の
人が圧倒的に多かった。やはり、日本の消費の牽引役は、年配の人
なんだなとここでも実感した。

思えば、今月は、やけに人に食事をご馳走になっている。

そして今日の夕食は、ラ王の塩ラーメンだった。

まぁ、現実は、こんなもんである。


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清廉性

2014-11-20 21:36:07 | 時事(国内)
日テレのアナウンサー内定取り消し騒動。

自分で銀座でのホステスバイトを申告してしまい墓穴を掘って
しまった形ではあるが、なんだか気の毒ではある。

取り消し理由の「清廉性」というのも今ひとつ良くわからない。

これが池袋のキャバクラなら、仕方ないという気もするし、同じ
クラブでも赤羽や鶯谷だと場末感が漂い、イメージダウンも理解
出来る。しかし、場所は銀座だ。場所のステイタスという中では、
一応、ナンバーワンではある。

もっとも、日テレは、そういうことではないらしい。

ホステス自体が問題なのだ。つまり水商売全般がいけないというこ
とである。

言葉でどう言おうと、これは職業差別意識が、日テレの企業体質の
中に刷り込まれているということにほかならないということである。
これはもう、日テレの役員と社員は、全員、銀座で飲めないように、
締め出すしかないだろう。

アナウンサーに清廉性。そういえば、既に退職してしまったが、元日
テレの徳光さんは、家庭を顧みずギャンブルにのめり込んでいたのは、
有名な話である。

でも、男性はいいのか…。

人気職業でタレントのような感覚で狭き門なのはわかるけれど、女子
アナが、そんな高貴な職業だという意識が、そもそも日テレにあると
すれば、それこそ勘違いも甚だしい気がしている。

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無理だ!

2014-11-18 20:54:01 | 時事(国内)
増税の見送りと衆院の解散が決まる。

「増税の見送りの信を問う…」

そんな取ってつけた理由で、何百億円とお金が掛かる選挙なんて
するなと言いたい。まったく意味のない選挙は無駄使いの何もの
でもない。

しかも、この発表のタイミングが「高倉健、亡くなる」という
ニュースと同じ日だなんて、安倍さんには、まだ運があるのかも
しれない。これで大義のない選挙避難が、多少はかき消される気が
している。

「高倉健」

この人も長島茂雄と同じで、人から悪口を言われない数少ない方だと
思われる。
人望があり男気に溢れ、絶対に人を裏切らない。他人の悪口も言わず、
弱者にはとことん優しい。もし、友人が困ってお金を借りに来ても、
黙って、茶封筒に100万とか入れて渡してくれそうな感じもする。
酒に酔っても、上から目線で人に説教を垂れることもないだろうし、
下ネタもセクハラも絶対にしない。万が一、彼が痴漢の冤罪事件に巻き
込まれても、間違いなく「やってない」と断言できる、そんな人だ。

もしかしたら映画の中の高倉健と、普段の彼は限りなく近いのかもしれ
ない。

本当は、何一つ、わからないけれど。

歳を取ると、それまでの生き様が顔に出るなんて言われる。

高倉健のような顔相。

間違っても、無理だな…。

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本当のところは…

2014-11-17 20:46:02 | 時事(国内)
泊まりの催事も終わって、明日は久しぶりのお休み。

昨日は11時間も寝たのに、まだ疲れが取れないのは歳のせい
だろうか…。

錦織選手は惜しくも負け、ついでに沖縄県知事現職の中井真さんも
選挙で負けた。同じ負けでも錦織選手には賞賛しかないが、中井真
さんは微妙だ。

基地問題は本土の人間があれこれ言っても、所詮、「お前らは他人事
だろ!」と、ウチナンチュウに一蹴されてしまう気もするが、しかし、
辺野古への移設反対という意見だけで、「では、どうするんだ」という
展望が一向に見えないのは、一体、どうしてなのか?

普天間の基地の危険性は皆よく分かってる。「移設したい…」というの
は日本政府も米軍も沖縄県民も同じだろうと思う。

でも国の安全保障や米軍の事情、そして沖縄県の経済などの様々な観点
から考えて一朝一夕にはいかない。

だから皆で長いこと議論して、ひとつの落とし所を作った。それが辺野古
への基地移設ではなかったのか。

辺野古に移設すれば、普天間の危険性は格段に下がるはず。まずは普天間
での事故の危険性を下げるのが再優先の課題のはずだ。その最優先の課題
は、辺野古に基地を移設することで、また、変わるはずである。

ところが今度の知事選の結果で、沖縄県民は辺野古への移設を拒んだ。

つまり、普天間の危険性を残してでも優先すべきことがあると判断したと
思われる。

ではその優先すべきこととは、何なのか、今ひとつわからない。

個人的には公約を破り、国に魂を売ったような発言をした中井真さんに、
単に「ノー」を突きつけたかったような気がするのだけれど…。

本当のところは、どうなんだろう…。

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6歳の僕が…

2014-11-14 21:29:37 | 映画
先日、機内で「6歳の僕が大人になるまで」を観た。

内容は題名の通り、6歳の少年が大人になるまでを描いたものだが、
見ていて不思議に思ったのが、主演の少年を始めとする出演者が、
皆、特殊メイクや代役でなく、普通に年を重ねているのである。

始めは、どうやって撮ったのかずっと不思議だったのだが、今日、
同じキャストで12年掛けて撮影したものと判明して、さらにびっ
くりした。

まさに「北の国から」を少しづつ撮りためておいて、吉岡秀隆が一気
に大人になるまでを映画にしたような撮り方である。

映画は、この6歳の少年が大人になるまでの様々な出来事を描いている。
母親の再婚、義父の暴力など、日常のどこにでもありそうなことばかり
で結構、リアリティーがあり、普通に面白かった。

しかし、全てを観終わらずに、飛行機は目的地に着いてしまった。
非常に後味の悪い最悪のパターンである。

この少年がアート写真家を目指す途中で、その後、どんな結末だったのか
ちょっと気になる。

でも、それだけを知りたいが為に、映画館まで行く気にもならないし…。

けれど、結末は知りたいな…。

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辞めた

2014-11-13 21:30:39 | つぶやき
今日からぐっと寒くなった。

何となく、冬の到来を感じさせる。思えば、今年も残すところ、あと
ひと月半ほど。年を重ねると、時間の経過がほんとうに早いと実感す
る。このままでは、あっという間に60…なんて気もする。

このところ11月末は、休みを取りどこかへ出かけていた。今年も
ひとつ前までそのつもりでいた。けれど今年は先週、子供がディズニ
ーランドへ行くにあたって、数日、幼稚園を休むことになった。
同じ月に、また…というのは、どうなのか?
小学校ならまだしも、幼稚園ならいいのでは、という気もする。
けれど、微妙ではある。

では一人で、どこかに…と思い、北朝鮮をはじめ、6日で世界一周なんて
いうのも考えたりもした。しかし、苦肉の策で行っても、きっと満足度は
低いはずだと思い直した。ただ唯一、以前から、近場で行きたいところが
あった。

ロシアのサハリンである。

何より近いし、移動が楽だ。
しかし、気温を見てあっさり辞めた。この時期の日中の平均気温がマイナス
3度~8度。低いとマイナス18度にもなる。日照時間も短く、夕方4時く
らいには暗くなる感じだ。そんなところに一人で…と考えると、気分まで暗
くなりそうな気がした。

結論、無理に行くのは、止そうと思った。

それで、以前から考えていたことに時間を費やそうと決めた。
そんな時があってもいい。

今週末は再び、催事だ。

終わったら温泉くらいは行きたいな…。

近くの銭湯でもいいけれど…。

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表向き

2014-11-11 20:22:00 | 時事(海外)
日中首脳会談の安倍さんと習近平の無表情な映像が繰り返し流れている。

安倍さんがにこやかに手を差しだし、何か語りかけているのに対し、習近
平はひと言も発することなく、目を合わせようともせず、仕方なく握手し
ているといったオーラが一杯だ。

仏頂面の理由として、たとえ「中国国内向けには…」などと、どんな理由が
あろうとも基本的に失礼極まりないのは確かだ。

安倍さんの支持者であるか否かは別として、日本国民として、自国の総理大臣
があのような態度を取られることに対して、「マナーを知らぬ不届きものめ」
といった気持ちも自然と湧いてくる。

そして、あんな態度をとられながらも、にこやかに大人のマナーで接した安倍
さんに対し、民主主義国家の首相として「良くやった」との思いさえ湧いてく
る。けれど、世界が皆、そう評価するかと言えば、そうではないだろう。

あの映像は世界に流れている。

中国の国内事情などまったく知らない、アジアから遠く離れた国々では、見た
ままの様相でなんとなく判断してしまう。

日本がお願いした形での首脳会談。

そんなイメージにも映りかねない。

これは外務省や首相周辺の準備不足というか、想像力の欠如と言われても仕方
がない。少なからず、中国がこういった形での出迎えをしてくることの予想は
付いたはずだ。ならば、日本も「にこやかに無言で握手」または「無表情で挨拶
し、握手」はたまた、「目は笑わず、口元だけ笑顔で握手」などのオプションは
考えておくべきだったと思う。

しかし、中国もある意味、損している。

こういう態度は、主義・主張と関係のないところで、日本において、嫌中感情と
さらなるナショナリズムを芽生えさせてしまうからだ。

願わくば、表向きはどうであれ、せめて両国の関係改善への道が進みつつあると
思いたい。

CENTER>

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