ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

チェブラーシカの国(その2)

2013-06-30 01:34:35 | 旅行(海外)
ハバロフスクといえば、何はともあれアムール川である。

と言うか、見所はこれだけといっていい。と言うよりも、これしかない。
いや、これも見所ではないけれど…。実際には美術館や博物館などもある
が、全く興味がないのでひとつも行かなかった。

この川を挟んで対岸は中国、黒龍江省である。と言っても、ハバロフスク
付近の川幅は3~4キロもあり対岸は見えない。さらに川にはいくつもの中
州や島があり、まったく把握しにくい川であった。

しかし、いつも川は茶色く澱んでいて、近くで見ると結してきれいではない。
まぁ、遠くから眺めている分には、大変、気持ちよかった。もっとも羽虫(ブヨ)
さえいなければだが…。

この街では本当に何もしなかった。毎日ホテルで朝食を済ますと散歩に出かける。
公園を見つけると子供をそこで遊ばせ、その後、お昼を食べ、一度、ホテルに戻
り昼寝をする。その後、再び散歩へ出かけ、時々、バスに乗り駅に行ったり、ス
ーパーへ行ったり、子供が飽きると、街中にある寂れた遊園地へ行って遊ばせた
りと、思えば、日本での普通の休日と何ら変わらないような過し方だった。

それでも、やはりそれなりに疲れるものである。

2歳児を伴っての海外旅行なんて、まぁ、そんなものなのかもしれない…。そもそも
行き先を決めるのもひと苦労だった。フライト時間や乗り継ぎ時間には気を使うし、
治安や食事、気候なども、ある程度安心できる場所でないと、「では、行こうか…」
とはならない。うちの場合は、私が良くても妻がいい顔しない。また、飛行時間は
およそ4時間以内で乗り継ぎが極端に長い場合も却下。夜間フライトも避けるという
暗黙の了解もある。

だからといって、親が行きたくないところに、「子供の為に行く…」などとは、海外
に関しては私にはありえない。この辺が母親的思考とは違うかもしれない。

そのような狭い選択肢の中から、なんとか選んだ場所がハバロフスクだった。本当は
サハリンに行きたかったのだが、あまりの何もなさに妻のテンションが極端に下がっ
たので、もう少し大きい街であるハバロフスクかウラジオストックで妥協し、成田の
乗り継ぎの時間の関係でハバロフスクに落着いた。

ただ確かに何もないし何もしなかったが、極東ロシアはある意味、非常に穴場だと思った。
何より近いし、異国情緒は満喫できるし、また、ツーリスティックではないのがいい。おお
よそ同じ程度の距離にある韓国、台湾、上海、香港そしてグアムやサイパンにあれほどいる
観光客がほとんどいない。そもそも成田からの便では日本人は私たちを含めて5人だけ、あと
はロシア人が25人ほどだった。

反面、ツーリストインフォメーションなどは全くないし、英語も絶望的に通じない。また、
マックやケンタッキーなどのファーストフードも全くない。(まぁ、これはいいけれど…)
多少、不自由もあるが、すごく遠くに来たような新鮮な感じが良かった。
非日常と日本人に出会わない安近短で行ける場所を求める方には大変、お勧めである。

個人的には、また行きたい。今度はサハリンか、カムチャッカもいい。特にカムチャッカな
んてツアーで行けば50万くらいするし、10年位前までは、外国人はともかく普通のロシア人
でさえ入域が出来なかった場所である。

しかし、もう、家族では無理かもしれない。妻のハバロフスクの印象が悪すぎた為である。
それもこれも羽虫(ブヨ)のせいだ。冬なら虫はいないだろうけれど、寒くて却下されそ
うだ。

また、極東ロシアは距離が近いため、国内線に毛の生えた程度の少ないマイルで行けるのも
魅力である。

次回は一人で行ってもいいかな…。

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チェブラーシカの国(その1)

2013-06-29 02:12:30 | 旅行(海外)
一週間ほどロシアのハバロフスクへ行っていた。

成田からおよそ2時間半、沖縄より近いところにある西洋の街である。
中国にも近いので、もう少しアジア的な雰囲気のある街かと思ってい
たのだが、完全にヨーロッパだった。街を歩く人々もスラブ系のロシ
ア人ばかりで、中国人を含めたアジア人は本当に少なかった。いると
ころにはいるのだろうけれど…。

それにしても、街中、虫(羽虫)が凄かった。空港に降り立つと、すぐ
にその虫の大群がやってきた。基本的には刺さないが、とにかく頭から
顔、腕どこでもたかってくる。その数100匹近い。全く鬱陶しいことこの
上ない。これは、帰国するまで続いた。シベリアの夏というのはこうい
うものらしいが、やっかいなのは、中には刺す虫も混じっていてこれが
質が悪い。私と子供はそうでもなかったが、うちの妻などは、相当、刺
され、終いには発狂しそうになっていた。まったく、気の毒である。

また、日没は夜10時半だった。夜の7時や8時など日本の午後3時~4時くら
いの感覚で明るいので体内時計がすっかり狂ってしまう。かといって日の
出は普通に6時とかなので1日が異様に長く感じた。

それにしてもロシアの物価は高い。平均月収はおよそ8万~9万らしいが、
総じて日本と変わらない。雑貨や衣料品、家電製品、贅沢品は日本より
確実に高いと思われる。街のアイスクリームスタンドで食べるアイスも
平気で300円とかする。スーパーの食品や総菜は若干安いが外食は高い。
また、安いレストランは、結構、不味いし、メニューも似たり寄ったり。
なので、惣菜を買いこみホテルの部屋に持ち込んでの部屋食が有効である。
こちらの方が安いしおいしいしこともある。

されど、ロシア人はこれでどうやって生活しているのか不思議だ。さらに
近年は年20%ほどのインフレらしい…。

反面、安いのは公共交通機関のバス。空港から街中まで40分ほど乗って
45円ほど。もっともこれは街中でも一律45円なので、坂の多いハバロフス
クでの移動はこれ無しでは考えられないほど。路線も単純なので、旅行者
でも楽勝に乗れる。以外だったのは酒だ。アル中国家のロシアだけに安いと
思っていたのだが、普通の瓶ビールが150円~200円だった。ウォッカは不明
だが、多くの人はスーパーなどで2ℓ入りのペットボトルビールを買っている。

こうしてみると、ビザだけとって、3000円程度の安宿に泊まりながら1日4000円
程度の予算でシベリア鉄道を乗り降りしながら、ウラジオからモスクワまでひと
月かけてのんびり進んでいくとして、15万程度あれば可能だろうか?冬は無理だ
ろうけれど…。

それにしても、「近くて遠い国」という感じは、未だロシアに対しても言える
ような気がしている。

かつては、新潟からしかなかった極東路線も今や成田からにとって変わっている。
飛行機代もかつては10万もしたが、今やウラジオやハバロフスク、そしてサハリン
なら、時期にもよるが、すべて込みで3万後半で行ける。飛行時間も3時間も満たな
いので、台湾、グアムよりも近い。子連れ旅行にも最適である。(これは冗談です)
やはり、小さな子供を連れていくようなところではないかもしれない。
遊園地もあるが、日本人の感覚からするとあまりにも酷いし、やはり大人でも
モノ好き以外はわざわざ行かないだろうという気もしている。

ただ、チェブラーシカのぬいぐるみが売っていたのが、せめてもの救いだった。

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行ってきます。

2013-06-22 00:19:22 | つぶやき
(有)ホリカワからのお知らせ。

6月23日(日)から6月29日(土)まで社員旅行のためお休みさせていただきます。
なを、この間のお問い合わせへのご返信は、7月1日(月)以降になりますので、
予め、ご了承くださいませ。

ということで、、5月の連休の代休のような形で一週間ほどお休みさせていただき
ます。

ちょうど今、会社が強いる長時間労働などが過労社会として問題視されている。
そもそも日本の会社は、人は心も体も定期的に休ませなければ、仕事のパフォ
ーマンスが低下してしまう、ということを十分理解していないのだ。

おそらくそれは、かつての「終身雇用」から端を発していると思われる。一生会社
に身を捧げる代わりに、生涯、会社が労働者のみならず、その家族の面倒を見る。
有給の取得率が低いのも、辞令一枚で全国転勤OKなのも、すべてはこの「終身雇用
を守るために大目に見ましょう」の精神から発しているのである。

しかし、今や、その終身雇用は完全に崩壊している。

なのに、その精神だけは、未だ残っている。ここが問題なのだ。

やっぱり、人はある程度は休まないと…というか仕事から離れないと、新たな想像力も
生まれない気もしている。

ということで、しばらく極東ロシアに行ってきます。ここ何年もアジアにしか足が向いて
いなかったので、アジアとはちょっと異なる文化圏に触れるのも、また新鮮だろうと思っ
ている。

それでは、行ってきます。

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脱アジア

2013-06-20 21:02:54 | つぶやき
サッカー、対イタリア戦。

イタリアはユーロ準優勝のチームである。しかし、日本も負けてなかった。
何かが少し変わっていれば、勝てたと思う。なんだがもったいない試合だった。

「脱アジア」

そんなレベルにも見えた。

日本はまだまだ伸びる、という期待が持てた試合だった。だけに、勝ちたかった。

しかし、3点取って4点取られては、5点取っても6点取られるということか…。

それでも攻めれば、点が取れることがわかって安心した部分もある。

再び、ヨーロッパ強豪との試合が見たいな…。

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なれない…

2013-06-18 21:30:06 | 時事(国内)
日清食品のエリート社員研修がちょっと変わっているとかで話題となっている。

なんでも瀬戸内海の無人島で3日間を過ごすと言うもの。

対象は、40歳前後の若手エリート管理職となっている。島に着くと私物は全て
没収され、渡されるのはチキンラーメン、米1合、小麦粉1カップ、2メート
ル四方のビニールシート2枚、釣り針と釣り糸1セット、水だけ。

あとは、会社からは特に指示はなく何をして過ごしてもいいらしい。

「若手管理職の心身を鍛え、どんな状況でもやっていける骨太の管理職を養成
したい…」と言うのが目的なんだとか。

ガスや水道、電気もない訳で、全て自分で行わなければならないが、数人の仲
間はいる。協力し合い、火を起こして食事をするらしいが、火と水があれば食
べられるチキンラーメンのありがたさには身にしみるらしい。

しっかり自社製品のアピールは忘れていないところが、さすが大企業である。

ブラック企業だと、ここに体力仕事や大声出しなどを盛り込むのでおかしな
方向へ向ったりするわけである。

まぁ、私ならパンツの中にスニッカーズを何本か隠して…と考えるが、そういう
奴はまず、管理職候補にはなれないんだろうな…。


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疲労

2013-06-17 21:55:45 | つぶやき
今日は早朝から大阪へ。

午前中は、ロシア領事館へビザを受け取りに…。とっくに出来上がって
いたのが、今日になってしまった。その後、仕事をして、夜、帰宅。

車で行ったせいか、疲労感いっぱい。

体が睡眠を欲しているので、寝よ。

では、おやすみなさい。



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偉そうに…

2013-06-16 21:56:59 | つぶやき
サッカー、対ブラジル戦、観れなかった。

さすがに朝4時は無理だ。しかも完敗だったらしい…。
開始3分で早々点を取られ出鼻をくじかれた。
気を取り直して、「さぁ、後半がんばろう!」と思った矢先、
2点目を決められた。まさに点を取られるタイミングが最悪であった。

強い相手には、気持ちとか言葉では埋まらない明確な差がある。
それを思い知ることもステップアップには欠かせないものである。

とは言っても、ブラジルは強豪の中の強豪なのだ。
まだやっとアジアのナンバーワンにばかりではないか。そう簡単にブラジルと
互角に戦えては、選手もサポーターも誤解してしまうというものである。

数段格上のチームとは常勝できなくてもいい。ここぞという一戦で、まぐれや
ラッキーが重なり、うっかり勝ってしまう。これでいいのだ。しかし、ちょっと
格上のチームには負けてはいけない。ここを押さえながら上を目指していけばいい。

最初から高い山を目指すなんて、やる気が失せるものである。

W杯まで、まだ1年ある。

この際、気合、気持ちはどうでもいい。負けにくいコツを掴め!である。

偉そうに、私は、一体、誰なのか?

元少年サッカー、大田バイエルンOB、つまり控え目に日本を応援するただの人です。

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悪い予感?

2013-06-15 19:52:39 | 時事(海外)
日本が東南アジアの国々対してビザ免除や入国の緩和をすると決めたとのこと。

中でもタイとマレーシアにはビザ免除、インドネシアやベトナムやフィリピン
にはビザ取得の緩和などだそう…。

ひと昔前までは、「なんとか日本に来たい!」というアジアの人が大勢いた。
短期滞在の資格でどうにか入国し、そのままオーバーステイで不法就労し、
ある程度お金を貯めたら、入管に出頭し強制送還の身で国に帰って行く。
国に帰ると、日本で貯めたお金で家を建てたり、車を買ったり中には事業を始
めて成功する者もいた。そんな成功物語を見て、次々と日本を目指した。

おそらく今も少なからずそういう方々はいるのだろうけれど、なんとなく
90年代末くらいまでの古い話のように感じる。

ともかく彼らにとっては、日本の落ち目と東南アジアの経済発展がもたらした
吉報と言える。とはいっても、日本はかつてほど魅力のある国では無くなって
いて、近年は純粋に観光に訪れる人も多いらしい…。日本もお金を落としてく
れるアジアの人々に期待しているので、ビザ撤廃の流れは成るようにして成った
ような感じだ。

この流れは、おそらく今後も西のほうに向けてどんどん拡大していくかもしれない。
数年後にはミャンマーに始まり、バングラ、インド、パキスタンにイランと、イン
ドを除けば、かつての3大不法滞在王国まで、10年後にはビザなし交流ができている
かもしれない。それはないか…?

そして、アベノミクスの失敗で窮地に陥った日本人が、これらの国々で不法労働し
てる?なんてこともあるかもしれない。

すると、ユニクロの柳井氏の提唱する世界同一賃金は、ありがたいということに
なるのか…?

まぁ、悪いことは考えるのはよそう…。


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胡散臭い

2013-06-13 23:16:15 | 時事(国内)
プロ野球のボールが変わっていたそうである。

野球はまったく見ないので知らなかったが、「いつの間にか飛びやすいボールに
変更していた…」にもかかわらず一部の関係者が製造元にも口止めして、しかも
責任者であるコミッショナーも知らないところで…、なんていうのは絶対、茶番
だ。

この日本プロ野球界のコミッショナーは、間違いなく知っていただろう。部下が
勝手に…というのは、秘書が勝手に…という悪さをした政治家の常套句と同じで
ある。そもそも、日本プロ野球界のコミッショナーとは名誉職のようなもので、
プロ野球界に何か問題が起きても裁量を発揮したり、権限を発動したり、主導して
物事を動かすことは、ほとんどないそうである。

しかも、基本的には、どこかの球団オーナーに指名されて就任するとのこと。と、
言えば、もちろん野球界の諸悪の根源「ナベツネ」である。と、いうことは、ナベ
ツネとべったり、ということであるなら、奴もこの件は知っていた、と見るほうが
自然だ。

やはり、野球界の何か胡散臭いことには、こ奴が一枚絡んでいるのである。

まったく、プロ野球はダメだなー。

これからは、サッカーを見ようではないか。日本代表戦だけでなく、Jリーグも…。


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眠い…

2013-06-12 16:38:57 | つぶやき
昨夜は、サッカー対イラク戦を観ていた。試合は深夜2時前には終わった。

なかなか点が取れず、あわやドローという後半終了少し前に、岡崎のゴール
で劇的勝利という展開にすっかり目が冴え、3時過ぎまで眠れなくなってしま
った。元々、徹夜は苦手な体質なため、今日は起きていながら脳は睡眠状態
を保ったままという状態が続いている。

四十を過ぎて、ますます無理が利かなくなっている。

しかし、深夜、みんなが寝静まった中で観るサッカーの試合って、結構、楽し
い。次の日の事を考えなければ、病みつきになりそうだ。

それにしても、眠い。

今日は9時には寝よう…。

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