希望…

「家政婦が百万長者に…」

シンガポールでの話しである。

シンガポールで家政婦として働くクリスティンさん47歳は、
亡くなった雇い主のシンガポール人女性医師から現金4億円
と高級マンションを相続したという。

亡くなった同医師の母親の代から、20年以上にわたり家政婦
として献身的に務め続けてきた彼女は、同医師と常に行動を
共にし、互いに隠し事はないほど仲が良かったそうだ。

総人口の１割以上を占めるフィリピン人海外出稼ぎ労働者。

「真面目に働く者は報われる」

この話は、世界に散らばるフィリピン人らに希望をもたらした
はずである。

私も報われたい…。

一箱1,000円

「顔認証自販機」　

未成年にタバコを売ってしまってはまずい、ということで
Taspoカードなるものができた訳だが、あまり普及していない。
そこで出来たのが、Taspoも免許証も要らないこの「顔認証自販機」
なのだそうだ。

しかし、この機械、中学生でも「顔をしかめたら買える」という
ことで、巷では悪ガキ中学生が変な顔をして購入している、とい
うことである。

年齢を顔で判別するこの機械。

こんなんで購入できては、全く意味が無いではないか。
童顔の人はどうするんだろう?「俺、23なのに…」などと言って、
立ちつくす子もいるのだろうか…？

中にはおばちゃんなのに、めーいっぱい若作りをして　
「未成年なのでお求めできません」と言われることを密かな
楽しみにしている方もいるのだとか…。

まぁ、楽しみ方は人それぞれだが、なぜこのようないい加減な
ものを採用したのか理解に苦しむ。

私が初めて自分で吸う為にタバコを購入したのは中学の2年だっ
たか。銘柄はキャビンマイルドである。タバコの味などもろくに
わからないのに、パッケージの格好良さに惹かれて選んだも
のである。

本格的に喫煙するようになったのは高校に入ってからだが、
以来、一昨年に止めるまでメンソール一筋であった。

自らの経験を通して言わせていただければ、未成年の喫煙を防ぐ
のは不可能である。タバコがうまいと感じてしまったら、これはもう、
未成年だろうが、成人だろうが関係なく、止めるのは難しいのだ。

どうしても止めさせたいなら、やはり効果的なのは値上げで、
「一箱1,000円」これに尽きるような気がする。

何曜日生まれ？

タイでの話しだが、ここでは時々、聞かれる質問に「何曜日生まれ？」
というのがある。

タイでは曜日によってラッキーカラーが決まっているのだそうだ。

日曜は赤、月曜は黄色、火曜はピンク、水曜は緑（午後６時以降生まれは黒）、
木曜はオレンジ、金曜は青、土曜は紫というものである。

また、曜日ごとの占いもある。自分の子供をこの曜日生まれにしたい！との
両親や家族の希望で、自然分娩ではなく帝王切開で曜日を選んで赤ちゃんを
誕生させる、そんなこともタイでは珍しくないという。

ちなみに土曜日生まれの私は、「正義感が強く、猪突猛進なキャリア志向で
我慢強いとのこと…」

正義感は全く持ち合わせていないので、全く当たっていないような気もするが、
国が変われば占い事情も異なりその点はちょっと面白い。

世界各国の占い本などがあれば、見てみたい気もする…。

一発屋と不発屋

昨日、今日と近所のお祭りの日である。

世の中の景気とは対照的に、年が変わるごとに祭りの規模が
大きくなっている。祭りの主催者である近所の商店街も
すっかりさびれ、予算など到底なさそうなのに、一体どうなって
いるのだろう。不思議だ。

近年は、一発屋の芸能人まで呼んで、オンステージが繰り広げ
られる。一昨年は堀江淳、昨年は森川由加里、そして今年は
葛城ユキである。

葛城ユキといえば、あの「ボヘミアン」が当った方だ。
まさに80年代の一発屋である。

彼女はあの当時から、大変濃いルックスであった。あれから20年
以上が経つ。もしかしたら、強烈顔面ライトアップでもないと耐
えられないかもしれない…。

しかし、ヒット曲にはなかなか恵まれなかったとはいえ、それでも
長年、歌一筋で頑張っている一発屋の方々は尊敬に値する。
と言うのも、世の中、不発屋の方が圧倒的に多いからである。

私も含め、世に出ようなどと思ったことも無い人も、皆、ある
意味不発屋なのだ。そう考えれば結して、一発屋をバカにでき
るものではないのである。

そう考え直して、これからお祭りに行ってきます。

南国並み…

冷房が苦手である。

長時間冷房の中にいると、関節痛が出てくるからである。
しかし、こうも暑いと寝るときは必須になってきた。

しかし、考えてみれば、寒い時に使うストーブとか囲炉裏とかこたつ
などと比べたら冷房は凄い。なんたって空気を冷してくれるのだ。
暖を取るたき火などは、ギャートルズの時代からあっただろう。
そこにいくと冷房ができたのは最近である。　

「エアコン」という名前で最初に特許を取ったのは、アメリカ人で
クラマーというおじさんであった。1906年のことである。

クラマーおじさんのものとは方式が違うが、日本に導入されたのも
早かった。日本初の設置は1909年竣工の東宮御所（今の赤坂迎賓館）
だそうで、エアコン発明のたった3年後である。

もちろんアメリカ製だ。

「東宮」というのは皇太子のことで、最初に入居したのは後の昭和天皇
であった。しかし、この米国製 、エアコンがとんでもない代物だった。　

温度を自動で調整する機能があるのだが、日本の湿気のためにセンサー
が馬鹿になって全く言うことを訊かず、必要の無い温度の時に寒風
を吹き出し、暑くて仕方がないときに熱風を吹き出したそうだ。

若かりし昭和天皇ご夫妻は、これですっかり健康を壊してしまわれた
そうである。

それにしても、近頃は猛暑という単語がやたらと聞かれるようになった。
本来、気温30度は真夏日と言うし、25度は夏日と言うのだが、25度なんて
最低気温にもなっていない。

日本はもはや亜熱帯となっている。

後は、仕事と生活のペースも南国並みになったら…ちょっとうれしい。




　

　

違和感

北の元工作員「金賢姫」が来日していた。

それも国賓待遇？である。

大韓航空機爆破事件から23年、彼女も北の祖国を離れ、すでに
同じだけの年月が流れている。20数年と言えば、当時の記憶も
おぼつかなくなってくる時間である。それなのに、今さら一体、
どんな新証言が期待出来たというのだろう。それに拉致問題も
含め、知っていることはすでに韓国の諜報機関に全て話している
はずである。

来日に際してのチャーター機の費用、警備の費用、ヘリ観光の費用、
そして、彼女自身への土産と、これらの全てに我々の税金が使われて
いる。どうしても情報をというのなら、拉致被害者の写真を送って
見てもらえば良いし、なんならこちらから韓国まで出向いたほうが、
断然、安上がりだったはずである。

また、このような報道を韓国の事件の被害者遺族はどういう思い
で見ていただろう？

見方を変えれば、金賢姫自身も被害者と言えるが、それでも、
航空機爆破事件の実行犯であることは紛れも無い事実なのだ。

そのような方が、このような待遇で…。

どうしても違和感が残った次第である。

暑い…

溶けるように暑い。

子供だけに夏休みがあるのは卑怯である。大人にも最低2週間の夏休みを
与えるという法案を、どこかの政党が国会に提出してくれないだろうか？
と言っても、自営業者だから関係ないか？

この暑いのに高校球児は高校野球なんてやっている。しかし、こうも暑いと
おそらく水泳部に入っておけば良かったと後悔している奴もいるであろう。

また、この暑いのに相撲取りは相撲なんかやっている。
思えば、名古屋場所の体育館て冷房なんかない。くそ暑い屋内で裸のデブの
取っ組み合いを見るだけでも暑苦しい。

最も、暑いのは日本だけではないらしい…。　

平年の平均気温18度のモスクワで、37度などの猛暑が連日続いている。
ドイツでは列車の冷房が効かなくて大騒ぎだし、上海万博では熱中症で倒れる
人が続出するし、セミはうるさいし、喉は乾くしで全く来世は魚介類に生まれ
たいと思うほどである。

あー、早く、冬が待ち遠しい…。

理論

あの、予言ダコ「パウロ君」が今度はロシアの次期大統領を占った
そうである。

以前もブログに書いたが、ソビエト－ロシアの指導者はハゲとフサ
とが交互に就く、「ハゲフサ理論」というのがあるのだ。

レーニン（ハゲ）→スターリン（ふさ）→フルシチョフ（ハゲ）→
ブレジネフ（ふさ）→アンドロポフ（ハゲ）→チェルネンコ（ふさ）
→ゴルバチョフ（ハゲ）→エリツィン（ふさ）→プーチン（はげ）
→メドジェーエフ（ふさ）

そして次は、誰だ？ということである。

パウル君が今回占ったのは、プーチン首相とメドーベージェフ大統領
の2名。彼がどちらを選んだかは2012年の大統領選挙の時まで、明らか
にされないそうだが、実のところ、この選択肢は卑怯である。

というのは、プーチンならハゲフサ理論上正解だし、メドジェーエフ
であっても彼は2期目だからハゲフサ理論は破られたことにならない
からである。

つまり、ロシアにおいて今しばらくは「ハゲフサ理論」は絶対的なのだ。

日本の次期首相もついでに占ってもらったらどうなるのだろう？

管か？、小沢か？、それとも村田（蓮舫）か？！

心が折れる

「まったく、近頃の若い人はなっていない…」などと良く言うが、
なっていないのは、「近頃のばばあ、おばちゃん」である。

甘やかすとつけ上がり、厳しく言うとすぐキレる、まるで子供と
一緒だが、一方的にしゃべりまくり、人の話を全く聞かないぶん
だけたちが悪い。

今日はそんなおばちゃんに、およそ40分も説教される羽目に…

私に何か非があったわけでは結してないと断言できる。だいたい
ほとんど言葉を発していないのだから…

思い出すだけでも腹立たしいので、このへんにしておく。

世の中のダメにしているのは、結して若者ではない。ばばぁである。
若者にも例外はいるが、総じてずうずうしいのは、ばばぁだ。

「老害」とは良く言ったものである。

とは言っても、良識をわきまえた良い方もたくさんいるのだが…。

資産

閣僚の資産公開があった。

しかし、これを額面通り受け取っていいものなのか…？

株式は勘定に入れないし、不動産の値打ちも課税評価額という一番安いも
のである。

それにしても、山田農相の資産が180万円、永妻厚労相の資産が0円っていう
のはどうみてもおかしい。曲がりなりにも国会議員であり、年収1千万円を
越えるのに…である。2人とも相当の浪費家ということか。

そして管首相の2240万円。これも歴代総理としてはかなり少ないそうである。
しかし、菅さんの「資産リスト」を見ていてひとつおかしなところに気がついた
次第である。

それがこれ、「山林　岡山市北区＝5万4237㎡　78万円」というものである。
5万4千㎡といえば、およそ1万6400坪にあたり、相当な大地主だ。
しかし、地目が「山林」であることもあって評価額はかなり低い。

16400坪が78万円、といううことは、坪単価5円である。

山林というのは、そんなにも安いものなのかこの度、初めて知った次第である。

なんだか、皆揃って貧乏庶民派内閣だと、必死にアピールしているようで
それが返って資産隠しを疑わせるような結果となっているのが皮肉である。

しかし、管さんにとって資産はどうであれ、これで山林地主であることだけは
バレたのである。

まぁ、金持ちが悪いわけではない。ちゃんとやってくれればどんな人でも
良いのだが…。