ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ナゴルノ・カラバフ消滅

2023-09-29 21:17:14 | 時事(海外)
未承認国家、ナゴルノ・カラバフ共和国消滅…。

この国、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの飛び地のような国で、ソ連崩壊時のアゼルバイジャン領内で、どさくさに紛れて無理くり作られたアルメニア人主体の国だ。もちろんアルメニア以外どこからも承認されていないと思われる。もしかするとロシアは承認してるかも?アゼルバイジャンを支援するトルコに対して、アルメニアの後ろ立てはロシアでロシア軍が駐留していた。けれどウクライナとの戦争で、それどころでないところの隙を付いて、この度アゼルバイジャンが攻め込み、あっという間に陥落。ということで30年近く続いたこの国も、来年早々めでたく消滅という結果になった。

もちろん行ったことはないし、行ったことある人に話を聞いたこともなかったと思う。

知る限りだと、行き方はアルメニアからしか行けない。首都のエレバンからバスでおよそ7時間。一見、地図で見るとアゼルバイジャンの中にある飛び地のようにも見えるけれど、細い回廊でアルメニアと結ばれていて、この道でしか行けない。ビザはアルメニアの首都のエレバンのナゴルノ・カラバフ共和国の領事館で発給してもらうか、ナゴルノ・カラバフに着いてから24時間以内に、首都のステパナケルトの内務省内で発給すれば良いんだとか。つまりノービザで入国できるようだ。当然ながらアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフを認めておらず、ナゴルノ・カラバフのビザがパスポートに押されているとアゼルバイジャンには入国させない方針をとっている。つまりイスラエルとアラブ諸国のような感じらしい。多分、別紙に押してもらえばこれを回避できるんだろうけれど、そのままアゼルバイジャンには入国できないので、再びアルメニアに戻らないといけないことになる。

で、消滅後だが、おそらくそのままアゼルバイジャンが併合するんだろうけれど、住んでいたアルメニア人らは本国に帰るのかな、どうなんだろう?皆が皆、帰るというのも現実的には難しいような気もする。残された人らは、今度はアゼルバイジャンから迫害とか受けない保証はあるんだろうか?30年間も別の国として成り立っていた国が、その日を境に別の国に吸収されていくのは、ちょっと興味深いものがある。

近いところで言えば、インドネシアから独立した東チモールがそうかもしれない。訪れたのはちょうどインドネシアから切り離されて完全に独立するまでの国連統治下の間だった。国境ができ、通貨がインドネシアルピア以外にも米ドルとオーストラリアドルが併用して使用されていた。郵便局などはインドネシアから切り離され独自の切手が作られていたけれど、町の雰囲気はインドネシアの地方都市そのものだった。ただし、そこに真新しい東チモールの国旗だけが、至るとことにたくさん掲げられていて、それだけが違いといえば違いだったような記憶がある。それが今ではすっかり違う国の顔をしてるんだろうか?どうなんだろう?

行きたい人など、多分ほとんどいないと思うけれど、消滅まであと3か月ちょっとある。まだ間に合う未承認国家、ナゴルノ・カラバフ共和国。
どうせなら消滅直前に入国して、消滅後に併合されたアゼルバイジャン側から出国するのも面白そうだ。

暇とお金があれば、ぜひ、やってみたいなと思う。


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変化に対応…

2023-09-27 21:00:19 | 時事(海外)
まだはっきりと確証があるわけではないけれど、ロシアが戦争を終結させる用意があるとかないとか…。

で、その条件はウクライナがNATO加盟を断念すること。そうすれば元の領土に戻す、というもの。当のウクライナ人の気持ちとすれば、人の領土で散々殺戮を繰り返しておいて何を勝手なことを、ということかもしれないけれど、第三者的立場からすれば終わりが見えない中、これならウクライナも飲めるんじゃないかという気もする。ただしこれには、先に奪われたクリミア半島は含まれないと思われ、そこにウクライナが妥協できるかどうか、という問題は残るだろう…。
欧米というか、特にアメリカにとっては戦争が長引けば長引くほど宿敵ロシアがどんどん疲弊していく。そのうち再起不能に陥れば願ったり叶ったりで、敵は中国一本に絞れる。だからもうちょっと続けてほしいという本音が、ウクライナを生かさず殺さず状態にしているという声もある。アメリカも相当腹黒いから、もしかするとこの程度では停戦に応じてはいけないとアドバイスする可能性もあるし、ロシアへの制裁解除に関しては揉めるだろうから一筋縄ではいかないような気もする。戦争が終われば、とりあえず石油や穀物の価格が安定し始めるはず。世界にとっては、どうであれ早く止めてもらえるのが一番だ。

ここはウクライナの現実的な判断を期待したい。

今日は朝から大阪へ出張してきた。
9月の終わりだというのに、今日も真夏日だった。夜になっても30度近くあり、熱帯夜ギリギリ。もう異常気象ではなく暦の上でも9月は完全に夏で良い。暦の上での季節感などはこれまでの既成概念を一旦見直し、新しく作成すべきだ。服飾雑貨に関して言えば夏が現実的にひと月伸びてるわけだから、これまでのお盆を境に秋物というは止めて、9月の半ばに変更した方が良んじゃないかと思う。季節に見合っていない商品を並べるのは無意味だし、製造する側は変わりつつある、いやもうすでに変わってしまっていることを踏まえて作らないと市場は冷えこんでしまう。懇意にしている業者さんと、そんな話をして帰ってきた。

明後日から中国では国慶節で連休に入る。
うちの商品の検品が遅れている。今日中に終わらないと明日の発送に間に合わない…。

やっぱり一度、中国へ行こうかな…。
チケットを探してみる。名古屋からの便で言えば、上海、北京、大連便は価格も便もやや戻りつつある。けれど広州便は全く戻っていない。ほとんどが翌日着ばかり。帰りも翌日着とかそんなんばっかり。香港からバスしかないかな。ビザも取得までにひと月くらいはかかりそうで、中国渡航は面倒極まりない。

とは言っても、何事も元に戻ることは期待しないで変化に対応していくしかない。
それには、やっぱり行動が大事だ。

50の老体に鞭を打たないといけない。

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心の旅

2023-09-24 21:09:23 | つぶやき
昨日は近所の夏祭りの日だった。

毎年7月末に行われていたのに、今年は突然この時期になっていた。暑いから涼しい時期へと、あえて変更したのかなと思っている。昨日は夕方からすっかり涼しくなり、夜風がちょっと冷たい感じすらした。例年なら夜遅くまで行列しているかき氷屋さんも誰も並んでいない。ビールの売れ行きもいま一つだったかもしれない。やっぱり夏祭りは、暑い夏に限るのかなと…。

今年の祭りのメインは夜から小さなステージで行われる「吉田栄作ワンマンショー」だった。

これまでも、「メモリーグラス」の人とか「ボヘミアン」の人とか、昭和の一発屋と呼ばれる歌手の人らが多く来ていたが、コロナ禍の3年間は祭りも縮小してゲストも来ていなかった。今年は4年ぶりということで、人選の趣向が変わったのか予算が多くあったからなのか、ちょっと若返りを図ったような感じだ。仕事から帰宅後、会場へ出かけるとちょうど始まるところだった。

そこにはアコーステックギターを抱えて「心の旅」を歌う吉田栄作がいた。

若いころのイメージからは、当たり前だが老けた感じはするが、それでも54歳にしては充分格好良いし、さすが芸能人だけはあるなと。
トレンディー御三家時代の「俺が、俺が…」のイメージもなく、すっかり丸く謙虚になったイケオジになっていた。

今後の活躍に期待したい…。

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逃げるが勝ち…

2023-09-23 21:30:50 | 時事(国内)
先日、日銀のお偉いさんの会見があった。

引き続き金融緩和を続ける、という。

これでしばらくは円高に向かう希望は完全に無くなってしまった。3か月前だったか、専門家の予測では2%の物価上昇率を達成していることや円安によるエネルギー高騰もあり、そろそろ方向転換に向かい年末には対米ドルで128円、来年3月には126円。そして6月には124円程度まで円高が進むと予測されていた。それが昨日の会見ですべて見直され、今後140円台後半が続き、時々150円の大台に乗る。で、また140円台に戻る。そんな感じを繰り返すという予測に変わった。

人は誰しも、その時の自分の立ち位置でモノを考えるから、円安と株高で恩恵を受けている企業や国は、この状況が別に悪いわけではない。悪いと思っているのは、この状況下で不利益を被っていると思う者だけだ。多くの国民は止まらない物価上昇に辟易しているけれど、好景気を享受する会社に勤める社員の人たちはボーナスも増えるから、それほど悲観することもない。円安で輸入品価格が値上がり、海外に行けば円安を否が応でも実感するけれど、それでも自分の会社が儲かっている方が良いと思うだろう。

立場の違いで、思うこともまた違う。

それでもいつの日か、金融緩和が見直される日がやってくる。
そうなれば、今よりは円高に振れるだろうけれど、今度は株価が下がり消費が鈍化し、景気が悪くなるという。

「なんだそれ…」と思う。

うちなんか、いつもどっちに転んでも良いことがないような部類に入っている。

円高で株高、デフレ解消と賃金アップ、それ全部含めたベストな金融政策ってないんだろうかといつも思う。
経済と金融の専門家は何人もいるのに、そういう人の提言をいくら聞いて実行しても経済なんてちっとも良くならないのは、この30年で証明されてしまっている。

50も過ぎたジジイにはそんな気力もないけれど、若い人なら発展する国、稼げる国に移住する。
これしかないんだろうなと思う。

国力のない国に、明るい未来はない。

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突然!

2023-09-21 19:19:31 | つぶやき
この頃、ウォーキングマシーンをやり始めると、なかなか止められない。

体調が良すぎるのだろうか?以前なら5キロ程度で疲れて、「そろそろ…」と切り上げていたのが、最近は気が付くと7キロとか8キロもやり続けてしまう。ウォーキングハイなんだろうか?それでも帰宅すると時間差で疲労がやってきて、すぐに就寝となる。で、翌日はやや疲れが残っているものの、夕方には復活。そしてまた7キロ、8キロ歩いてしまう。昨日は10キロやり続けても、まだいけそうだった。こうやって距離を伸ばしていけば、いつかフルマラソンを走れる日が来るかも、なんて思ったり…。
やりたくないけれど…。

朝、友人から、突然「大麻で捕まったことある…?」とメールが来た。「あるわけないです…」と返信。
すると「友人のフランス人が5日前、名古屋で夜の繁華街を歩いていたら職質を受けて、その時の所持品検査で大麻所持で捕まってしまった…」とのこと。このフランス人、日本に来る前にバンコクへ寄り、そこで大麻を購入。そのまま日本へ持ち込み、持ち歩いていたんだとか。で、捕まった翌日から友人宅に泊ることになっていたようで、もしそうだったら、うちにも警察が来たかもしれないと…。約束の日になっても来ないし、携帯も繋がらないので5日間ほど心配していたところ、フランスの家族から連絡が来て事の顛末を知ったとのこと。フランスの家族には領事館経由で話が伝わったようだった。日本では外国人が捕まると直ぐにその国の大使館などに連絡が行くんだなと…、やっぱりちゃんとしてるんだなと思った。これが中国とかだと、連絡してもらうまでひと月とかかかりそうだし…。

とりあえず「拘留中は弁護士以外、接見できないので何もできないよね…」ということで、早ければ10日、長くて23日後の拘留明けを待つしかないということで話は終わった。

タイは昨年6月から大麻解禁(正確に言えば、単純に解禁ということではないらしいが…)ということで、街中には雨後の筍のように大麻カフェなるものが開店していて賑わっている。5月に行った時は、すでに屋台でも売られるようになっていた。このフランス人もそうやって手に入れたモノを、日本に持ってきたんだろうなと。運良く税関はパスしても、日本で持ち歩いていているなんて、ちょっと脇が甘すぎる。このフランス人、年齢は65歳ということで、すでに立派なジジイだった。欧米人の場合、日本人と比べ大麻への罪の意識が随分希薄なんだろうなと思う。とは言ってもダメなものはダメなんだけれど…。

それにしても、今年は本当に暑いな。
一体、いつまで…。

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モンゴル…

2023-09-18 13:08:03 | つぶやき
昨夜、「VIVANT」の最終回を観た。

3回手前くらいから見始めたので、完全に理解することなく見終わってしまったけれど面白かった。もっと前から見とけば良かった。Tverで見れるんだろうか?モデルになったは架空の国だったけれど、ロケ地はモンゴルということで、それらしい景色と見覚えのある場所も出てきた。ウランバードルのスフバートル広場、多分モンゴルに行った人は皆でも行くところ。四半世紀以上前だから、周囲には当時はなかった高層ビルらしき建物も映っていて、随分近代的な町になったなと。他にも緑の草原や砂漠もきれいだった。ロケは夏の時期だったんだろうけれど、見ていたら本当に気持ち良さそうで、その時期に行ってみたくなった。

モンゴルへ行ったのは12月から1月にかけてだったので、草原も砂漠もモンゴルらしい景色はなにひとつ見ていない。住居のゲルも街中の立て売り販売のゲルしか見ていないし…。12月から1月はもっとも寒い時期で、もはや寒いを通り越して痛い感覚だった。20分歩くと耳の中とか後頭部とかに痛みが出てくる。鼻の中も凍ってくるし、しかも乾燥も酷い。肌や唇などがカサカサどころかボロボロになってくる。リップクリームを探すのに苦労した。気温は連日マイナス15~20℃くらい。時々マイナス25とか30に近い日もあると聞いた。雪はあまり降らず、天気も良い。ただひたすら寒く凍てついてる感じ。外出時は20分歩いて建物の中に入り温かい飲み物を飲む。再び外に出て20分後に建物に入りトイレと温かい飲み物。これを繰り返さないと外を歩けない。頻尿の人の苦労がわかったような気がした。これを繰り返して1日が終わる。冬は来るくべきところではないなと思いながら過ごしていた。10月くらいでオフシーズンに入り旅行者は、ほとんど来なくなるらしい。納得だ。結局、縁あって偶然知り合ったモンゴル人の家に20日間ほどお世話になり、ホテルには1日も泊まらなかった。着ていた服ではとても外出できず、そのモンゴル人にラムレザーの中綿モコモココートを借りて外に出ていた。重かったけれど、これがなかったら外に出れなかったと思う。行くところもやることもなかったので、度々、日本大使館内にあった小さな図書室に通って本を読んでいた。ただ誰も来ないからか、大使館の人が凄く親切だったのが強烈に印象に残っている。

まだまだ先のことだけど、来年の夏はモンゴルでも行ってみようかな。
地方にも行ってみたいし、砂漠と緑の草原も観たい。西のカザフ人が住んでいる土地も、また中央モンゴルと違って面白そうだし…。

当時は、北京ー集宇南ー二連浩特(国境)ーザーミーウデ(国境)ーウランバードルと小刻みに列車とバスで向かった。安く行けるけれど時間がかかった。北京からの国際列車は随分値上がりしているようで結構高かったし、未だに週1~2便しか出ていない。モスクワ行きのシベリヤ鉄道はウランバードルでは降りられないと聞いたことがあるんだけれど、どうなんだろう?面白味はないけれど、現実的にはソウルからLCCが飛んでいて、これを使うのが一番安いようだった。

肝心のドラマは、ちょっと半沢的な要素も入っていてテンポの良さが絶妙なんだと思う。
この脚本家の才能が凄いってことなんだろうな…。

遡って始めから見たい…。
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発見

2023-09-16 09:57:49 | 時事(国内)
9月も半ばに入り、ようやく秋の気配。

熱帯夜でない夜が何日か続き、朝は決まって涼しくなってきた、と思ったら、ここ数日は完全に夏に逆戻り。この2日間は夜でも30度を下らず、再び熱帯夜が戻ってきた。すでに何年も前から9月は完全に夏になっていたが、今年はそれを再認識させられた感じ。涼しくなったら山登りにでも出かけたいなと思ったいるけれど、これでは10月に入らないとダメかなと思っている。

山登りといえば、ちょっと前のニュースで小学6年生の女の子がキリマンジャロ登頂に成功したと記事に出ていた。
6000メートル以上あるのかな。
この子の場合、キリマンジャロ登頂よりも山梨100名山制覇、こっちの方が凄いと思う。山登りは楽しいけれど、単純にキツイ。1000メートルくらいの山でも、山によっては凄くキツイなと思う時がある。疲れてくると、あと一歩の足が出なくなる。まさに自分との闘い。キリマンジャロは、7大陸最高峰の中では最も簡単に登れる山で、お金と体力と時間さえあれば誰にでも登れるという人もいるけれど、技術的な難易度とかそういうことではなくて、普段から山登りを続けていて、その先にまずこの目標があったということ。記録のためだけで登っている感じではないのが好印象だった。何事もやる続ける、これが一番大変だ。

ただし、スポンサーがいるというような話もあり、親も熱心なのかな。当然、山登りもお金がかかるわけで、特に外国の山となると遠征費(渡航費)は大きくなる。今後も著名な山に挑戦となると名も売れないといけないし…。

いろいろなことを言う人はいるだろうけれど、6年生くらいの子供はまだまだ純粋だ。

辛い思いの先に、登り切った人しか見ることのない景色を見られる達成感。この年齢で、ここに幸せを感じることを発見できたことだけでも凄いこと。

なんだかちょっとうらやましい。

50も過ぎて、そう思うのはおかしいかもしれないけど…。
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2度目の…

2023-09-12 21:02:56 | 時事(国内)
先週末にかけて急激に円安に振れていて、週末にかけて政府が介入するんじゃないかとかそんな話もあった。

わずかでも円高に振れるのを期待して仕入れの送金を週明けに延ばしていた。結局、介入はなく偉い人のちょっとした発言だけだったが、それだけでも多少円高に振れてくれた。たしかに先週末よりはいくらかはマシだったが、それでも中国元はがっかりの20円オーバー。元は米ドルに対してはかなり安くなっているけれど、対円レートにはほとんど影響がない。もう15円とか、そういう時代を忘れないといけないと思っている。

名古屋の河村市長が再びやってくれた。

先日のラーケーションからの離脱に続き、今度は決まっていた愛知県民の日(11月27日)の祝日を名古屋市だけは採用しないんだとか。正直なとこ愛知県民の日が11月27日で、しかもそれが自治体や学校の祝日になっているなんて、つい先日まで知らなかった。まぁ、どうでもいいようなものだけれど、今年は月曜日だし私の誕生日でもあるので、出来れば休みでいいじゃんと思っていた。愛知県民の日は県主導で大村知事が作ったようなもの。それが気に食わない河村さんはここでも反旗を翻したことになる。

また県民の日を採用しない理由が酷い。「県が言ったように休んだら、名古屋市というか日本教育史にとんでもない汚点を残す。名古屋市は愛知県の植民地ですか、これ…」

救いようのないアホだと思う。どうしたらこういう解釈になるんだろう。遡って昔の名古屋県が解体され愛知県へと変わっていった成り立ちを、自身のおかしな名古屋愛のフィルターにかけるとそうなるのかもしれないけれど、何をどう言ったって大村さんが気に入らないだけなんだから、ここは素直に「大村のやることには全て反対します…」といった方がまだわかりやすい。

で、名古屋市は、その代わりに24日(金)を休みにする。そして来年以降は休日撤廃も含めて再検討すると息巻いている。

まぁ大人は仕事が休みになるわけでもないし、ましてや自営の私などはなんの影響もないので、どっちでもいい。それに学校に行っててもらったほうが楽だと思う親の方が圧倒的に多いだろうから、ここは大村さんの方が分が悪いかも…。

こういう政治的な喧嘩は、度が過ぎると恥ずかししみっともないもの。

一度、リングでグローブを付けてとことこん殴り合ったら、すっきりするんじゃないかと思う。



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ラーケーション

2023-09-10 16:04:17 | 時事(国内)
という、愛知県がこの2学期から家族の休みに合わせて子供が学校を休んでも、3日間までは休日扱いにしないという制度を始めた。

英語の学習という意味のラーニングのラーとバケーションのケーションを合わせた造語らしい。まぁ、そんなのはどうでも良いが、初めて聞いたときは、素直にありがたいなと思った。なんでも愛知県が全国に先駆けて導入するとかで、「大村さんも、やるときはやるじゃん!」と手放しで賞賛。年間で3日ということは、今年度は来年3月まで。ということでこういうのを旅行で使うと、いろいろな部分で大変助かるというもの。例えばチケットを取る時に冬休みとか春休み開けを1日でもずらせると席は断然取りやすくなるし、費用負担も減る。たった1日で大きく違う時もある。小学生の時は、「まぁ、休んじゃえ!」という時もあったが、中学に上がると、それがなんとなく気が引けるようになる。そんなタイミングでできたこの制度、使えたらどんなによかっただろう…。

というのも、なぜか名古屋市だけは不参加だという。

一体、どうして?

「休める子と休めない子が出て格差が生まれる…」から、というのがその理由だ。

アホか、名古屋市!
バカも休み休み言えというもの。休める子と休めない子がいるから、というのが本当の理由なら、それはちょっとおかしな話だ。これって企業でいう有給休暇のようなもので、まず休むに当たっての理由は表向き旅行や家族の都合というような理由だけには留めないというのが原則である。ならば風邪や体調不良の時にだって使えるし、それ以外の個人的な理由でも使ってもいいはず。であれば格差などあり得ないし、不参加にする理由もない。

名古屋市不参加の本当の理由は、単純なものである。

単に愛知県知事の大村さん発案のこの制度に名古屋市の河村市長が気に入らないだけ。これ以外にない。この二人が仲悪いのは周知の通りで、何をやっても気に入らない。だからお互いに足を引っ張りあっている。これって自民党政権下での政策にとりあえず全否定する共産党と一緒だ。良い悪いは二の次で、とにかく全否定する。完全にバカげている。

名古屋市では選挙にめっぽう強い河村市長。完全にお年寄りの心をつかんでいる。強すぎるゆえ、対立候補が貧弱過ぎて最初から逃げている感が出てしまっている。
最初こそ減税を前面に出しての期待感はあった。自身の報酬も半減したりして、今も続けるその姿勢は評価できるところもあるかもしれない。けれど名古屋城の本物志向の改修工事に巨額の税金をつぎ込んだりする、個人的志向の強い名古屋愛は理解できないし、年寄り向けの政策ばかりで完全に選挙対策なのがまるわかりだ。コロナ支援の時も名古屋市の支援は他の政令指定都市と比べると相当貧弱だったし、刈谷市を筆頭に周辺の市町村の方が、子育て世代の若い人にとっては遥かに魅力的な政策がされているように感じる。

この人、一体いつまで続けるんだろう…。

何も変わらない名古屋が続いていく。

残念過ぎる。


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運の良い人

2023-09-07 21:05:09 | 時事(国内)
普通で考えれば、東もイノッチも、おそらく現役所属のタレントのほぼすべての人らが被害者なんじゃないかと思う。現役タレントはイメージがあるから口が裂けても「私は大丈夫だった…」としか言えないのは当然。ただしここまででいろいろ表に出てきては、そこだけが真実じゃないのは整合性が付かないし、なんとなく不自然さが残ったままだ。

ここは社長となる東本人が、まず自身が被害にあったことを認めればよかったんじゃないかと思えてならない。表に出続けるタレントはイメージもあるから被害がなかったで良いと思うけれど、彼は引退し社長業に付く。社長が真実を口にしたことで、その後の対応や行動に説得力が増し、被害者の理解も得やすくなるはずだ。いずれ被害者と顔を合わせたとき、必ずや「あなたも知ってたでしょ!」と、問われるだろう。その時どうやってやり過ごすつもりなんだろう?

一度付いてしまった嘘は、さらに嘘で固めていかないといけなくなる。で、その嘘に耐えられなくなってくるのが一番辛いことかも。

これで誰もがテレビで「ジャニーさん」とは言えなくなった。スポンサーが付かなければ、近いうちに屋号も変えざる得ない。ジャニーズという名前は、おそらく消えてなくなるだろう。まあ、仕方ないことではある。

もし彼が生きているうちに暴かれていたら、晩年は針の筵だっただろう。
大きな罪に問われて収監。
否が応でも自分の罪と向き合わされて、死んでいくことになったと思う。

ジャニー氏は、アメリカにあった日本の寺の子供だったとか…。
そのおかげで死ぬまで罪に問われることはなかった、としたら親に感謝するしかない。

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