ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

若手

2010-05-31 14:09:46 | スポーツ
昨日のサッカー、イングランド戦は、まぁ、良かった。
あくまでも前回の韓国戦と比べてだが…。

それでも前回の韓国戦とは一味もふた味も違った。惜しくも1-2で
負けたが相手の得点も含めて、闘莉王と中沢が決めたものだから、
自力で点を取れなかったイングランドが不甲斐なかったと言える。

しかし、技術力の差は歴然としていた。後半は終始ボールをキープ
されほとんどチャンスをつくれなかった。

何を言っても今さら、技術力や持久力が飛躍的に伸びるわけではないが、
精神力や粘りはモチベーション次第である。

日本はもっと国際試合を行える環境を整えるべきだろう。強いチームとの
試合は自らのレベルアップにダイレクトに繋がるのものだ。

W杯本番では、本田や森本などの若手に期待したい…。





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破壊者

2010-05-29 17:48:08 | 時事(国内)
今から10年後の、とある製紙会社の会議室の話である。

社長:『…専務、続けてくれ』

専務:『はい、我が社の生産量は2020年度の一年間で2割の減少
となりました。今や紙の生産量の1/3は塗工用紙、つまりカラー
印刷用紙です。1/3が新聞や一般書籍などの用紙、残りが包装紙
や衛生用紙、プリンター用紙です。』

社長:『どれも駄目なのか?』

専務:『はい、携帯やipadなんかの登場で、タウン誌、ファッション
誌の紙媒体はほぼ壊滅しました。『JRの車内吊広告もなくなりました
し、街でも動画広告が増えてポスターも遠からず半減するでしょう、
カラー印刷で生き残っているのは専門雑誌とカレンダーだけです。
しかし、そのカレンダーも便所の中まで貼っているのは高齢者だけ
です。また、新聞も、すでに紙で読んでいるのは高齢者だけでしょう』

社長:『はぁー、これからは、トイレットペーパーとテッシュを柱に
商売するしかないか…』

架空話だが、実際にありそうな話である。

それでもiPadを過大評価してはいけないとは思う。

大きさも重さも中途半端だしゲームができたり楽器が弾けるなんて
いらない。おもちゃのような機能も個人的にはどうでもいい。しかし、
なぜ、NHKまでニュースで流すのだろう?書籍や雑誌も、今のところ
日本でのコンテンツはたいしたことは無いらしい。

しかし、そうはいっても将来その中心にiPadがいるかどうかは別に
しても『書籍の電子化』というのはもう、止められない流れなのだ
ろう…。

出版社は紙媒体からの転向を図っているらしいが、製紙業界だけ
じゃなく印刷、製本、そしてなにより書店という存在はどうなって
いくのだろう?

街から本屋がなくなるのは寂しい。

そして何より本が無くなるのは、寂しいことである。

そしてその第一歩が、iPadの登場だとしたら、アップル社はアナログ
文化の破壊者として後世に記憶されるだろう。

とは言っても、それが近代化であり発展する社会ということなのであれば、
誰も否定出来ないのだが…

iPad ほしいな。



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ヤマトンチュウ

2010-05-28 23:34:10 | 時事(国内)
沖縄の人々も米国も、基地問題に関わる全ての人達が納得する
案など最初からなかったのだ。

そもそも国内で基地を置きたい県などあるはずがないし、海外
移設なら米国が納得しない。どっちに転がっても誰かが妥協を
強いられ、どこかが犠牲になるのだ。それにしても、結局、沖縄
の人々を期待させただけで終わった基地問題はあまりにも無策で
無能さを吐露しただけであった。

これなら最初から手を付けなかったほうが、まだマシだったかも
しれない。いや、いつかはやらなければならなかったのだから、
どうせなら、もっともっと時間を掛けて将来的な日米安保の方向性
なども含めて話し合うべきではなかったのか…?

沖縄県民の怒りを買ってしまった以上、民主党は見返りとして沖縄
県民の所得税、市県民税免除といったタックスヘブン構想でも
立ち上げ、ご機嫌を取るしかないだろう。実際に沖縄県には相当の
負担を強いているわけで、その見返りは相応以上のものがあっても
良いのかもしれない…。

しかし、そるうすると、ぐっと税収が減るわけで、さらに国の借金が
増えるのか…、それもつらいな…。いっそ、沖縄はこれを機会にかつ
ての琉球王国を復活させ、日本から独立するのも一考であろう。

ありえないが、それにしても社民党の福島さん、服装の趣味は相当
悪いが、筋を通したのは良かった。少数政党の存在意義を示した
点では、次回の参院選で大きく票を伸ばす可能性も大有りである。

また、以前から思っていたのだが、この福島さん、この方は確か
弁護士だったはずである。しかし、なぜにこんなにしゃべり方が
とろいのだろうか?あのようなしゃべり方では弁護士としてどう
なのだろう?検察官にやられっぱなしだったのでは…。

まぁ、関係ない話だが、沖縄の人々にとって今日という日が、
再び、ヤマトンチュウにしてやられた日となったのは間違いない。

僭越ながら、ヤマトンチュウを代表して、お詫びを申し上げる次第
である。










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モットー

2010-05-27 16:36:40 | 仕事
今週はなぜか、様々な勧誘にあっている。

チャクラ開きにものみの塔、ffc、パイロゲンなる飲料水。そう言えば、
ネットショップやりませんかの勧誘の電話もあったし、卸売りの業者
からのセールのお知らせ電話もあったな…。

全く、うっとうしいことこの上ないが、はっきり「いりません!」、と
きっぱり断れない、心優しい性格(優柔不断とも言うが…)のせいか、
調子に乗って何度も来る方もいる。日本人なら言葉でなくても表情
と雰囲気から読み取れと言いたい。性格的にあいまいに断りたい
人間もいるのだ。だからといって、粘ればなんとかなる、と、思って
もらっては困る。要らないものは要らないし、入らないものは入らな
いのである。

忙しい時などは、今度来たら、「おととい来やがれ!」と言ってやろうか、
と思ったりもするのだが、あちらも営業であり、仕事であり、はたまた
カルマである、などと真剣に思っているわけで、そう思うと話くらい聞い
てやってもいいかなと、思うのである。

「断られたときから営業は始まる…」

誰が言ったか知らないが、おそらく勧誘も同じだろう。

弊社の場合、「断られたらそれまでである…」という潔さをモットー
にしているが、近々「断られないような商材を作る…」これに変えよ
うかと思っている。



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タイ化

2010-05-26 22:09:05 | つぶやき
時々送られてくる、タイ航空のマイレージアカウント。

どのくらい溜まったのかは、常にホームページ上から確認できるのだが、
つい、ほっとらかしにしてしまう。先日、マイレージカードの更新日だ
ったようで、新しいカードが送られてきたついでに確認してみた。

「44,500マイル!」

思った以上に溜まっているではないか。確認してみると、どのような理由か
は不明だが、自動でボーナスマイルがどーんと加算されている。日本とタイの
無料チケット獲得は45,000マイルだから、あと500マイルだ。近頃は1,000マイ
ルを30米ドルで購入出来るそうだから、およそ3,000円で無料で乗れることに
なる。

先日までのバンコクの騒動が原因でタイへの渡航者が極端に減っているようで、
タイ航空も6月の数日間、日本からバンコクまでのフライトがキャンセルになっ
ている。同時に様々なサービスや特典を打ち出し、顧客獲得に奮闘している
様子がホームページからも見て取れた。

今ならガラガラだろうか…。

なんでもタイ旅行を計画していた多くの観光客が、バリへ変更し大盛況
だとか…。

まぁ、しばらくは行けそうもないが、しばし頭がタイ化した次第である。












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へタレ…

2010-05-25 00:17:35 | スポーツ
今年2度目の日韓戦、見事に惨敗した。

弱い、弱すぎである。点は取れない、簡単にボールは奪われるしチャンスも
作れないときている。また、岡田監督の選手交代の采配もイマイチ理解出来
なかった。そして何よりも負けた後の自身の進退伺い?も、あり得ない話で
ある。

今この時点で、進退を伺ってどうするのか?もしも「辞めろ!」と言われ
たら辞めるのか、あと数日でW杯だというのに、今さら誰が監督をやると
いうのかこのへタレが!監督自身がチームの士気を下げてどうするのだ。
そんなことなら、巨人の原監督に任せた方がまだましである。

おそらく岡田監督は自信が無くなったのだろう?このままでは不甲斐ない
結果に終わる、それが怖くなったのかもしない。

気持ちは十分わかるが、しかし、もうやるしかないのだ。今までやってきた
ことを信じてやり遂げるしかないのである。おそらくW杯の対戦国は今日の
日韓戦を見てさぞ、自信を深めたことだろう。

それこそがチャンスである。相手が慢心したところをつけ込むのだ。
相手が強ければ強いほど、こちらも普段以上の力を出せることもある
のだ。

日本の初戦敗退は想定済みである。

なので、恐れるものはないのだ。とにかく全員で点を取ることに執着して
試合に臨んでいただきたい。

がんばれ岡田ジャパン!






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訳あり…

2010-05-24 16:27:17 | つぶやき
基本的にアナログ人間なので、買い物はほとんどショップである。

ネットで買うのは航空券やホテルのクーポンくらいなものだが、
先日、ひょんなことから、わけあり商品のサイトを知った。
様々な事情から、お値打ち価格になっているというものだが、
普段、ネットで買い物などしない私には以外にも新鮮であった。

旬の果物や魚介類そして高級品の品々、夕張メロンやキャビア
まで、今や何でもネットで購入出来るのだなーとつくづく実感した
次第である。(時代遅れだが…)

私の見たサイトは、掲載されている商品のほとんどが食品の類
だが、おそらく雑貨や服などもあるのだろう。

それにしても、いつでもどこでもパソコンさえあれば何でも
購入できる時代なんだと思ったら、買い物依存症の方々が
こんなのにハマッたら大変だろうな、と思わず想像してしま
った。

そしてこの度私もついに、宮崎産高級マンゴーをネットで購入
してしまった次第である。それもこれもネット上の掲載写真が
あまりにも美味しそうなので仕方なかったのだ。

人間の欲というものは、はげに恐ろしいものである。

こうやってハマッていくのだろうか…?
















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仕送り…

2010-05-23 10:35:14 | つぶやき
先日、日本に出稼ぎに来ている中国人女性と話をする機会があった。

聞けば、衣料品を扱う縫製工場に2年の契約で来ているとのこと。
就業規則は大変厳しく、休みの日も自由に外出できる日は限られて
いるのだという。1日8時間の就労で、さらに残業もあり「毎日、
ただ働くだけ…」とこぼしていた。

日本語は大連の学校で覚えたようで、日本に来る前から通常会話は
ほぼ話せたようである。もっとも日本語が話せなければ日本には
来れなかったと語っていた。

中国、東北部のハルピン近くの田舎町から来た彼女は、家はあまり裕福では
なく彼女は一家の代表として来たのだという。

一昨年、ハルピンに行ったことを話したのが、こちらはただの観光である。
そう伝えた後、なんとなく後味の悪い感じがしてしまい、ちょっと後悔
した。

「稼いだお金は故郷の両親のため…」と、遠くを見つめる目で、放った一言が
とても印象に残った。

昔の日本もそうだった。都会に出て働く子供は、田舎に住む親のためにせっせと
仕送りをしていた。誰に言われたわけでもない、自然に芽生えた想いからそう
していたはずである。

いずれ、中国でもこのようなことがどんどんなくなっていくのだろう。

豊かになることと引き換えに、自分のことばかりで他人を思いやる気持ちが
どんどん失われていくのは、ちょっと寂しいことである。



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ギャンブラー

2010-05-21 18:17:26 | 時事(海外)
北朝鮮はギャンブラーである。

この度、ようやく韓国は、戦艦事故の原因を北の攻撃によるものだと
証拠を示し発表した。最も証拠のひとつとされる魚雷のサインペン
で手書きしたハングル文字だが、あれは、いくらでも捏造出来る程度
の低いものである。あれをもって証拠とするのは、安易すぎるような
気がするが、しかし、北の仕業は間違いない。

北はなぜ、こんなことをするのか?様々な見方があるが、今回の脅し
の相手は韓国でも米国でもない、おそらく中国である。そして、その
効果を高めるために意図的に中国製魚雷を使ったのだ。

先日、将軍様の訪中で、一度は中国から拒否されたものの、後に破格の
支援を勝ち取っている。 その際の脅し文句が、「次もまた中国製魚雷で
今度は日本の艦船を狙いますよ…」くらいは言ったのかもしれない…。
そして、その情報が日本に伝わり岡田外務大臣が記者会見であたふた
した、と思われる。(全く根拠はありません)

基本的に中国は日本を自立させたくない、と思われる。 その一方で、
中国は軍艦を日本近海に出没させて、日本を自立さそうとする行動にも
出る。ただし、それは、日本が左傾化しすぎて米国から離れすぎないよう
にする程度の牽制である。実はここのところのさじ加減が中国にとって
難しいような気がしている。

中国としては、日本が米国に協力しすぎてはほしくないが、でも、
日本が米国から離れて、その日本を受け止めるほどの覚悟や自信が
今の中国にはないのである。

また、日本を自立させたくないのは米国も同じだ。でも、左傾化し
すぎて日本が米国に非協力的で、中国寄りになるのも避けたい。
つまり、日本が米国の属国のまま、でも、ある程度、軍事も整備して、
米国に協力するように仕向けないといけないと思っているのである。

そういう微妙なバランスの上にこの辺の極東アジアのパワーバランスが
成り立っているのだ。そして何よりも中国と米国が望んでいるのは、現状
維持である。それが、一番、この地域に長い間、安定をもたらしたという
実績があるからだ。

そして、その為には北朝鮮という国が必要なのである。崩壊も韓国による
統一も実は望んでいないのである。
しかし、中国や米国の思いに反して、最近の北朝鮮は必要悪から一線を
踏み越えた悪になりつつある。

おそらく、将軍様はそのあたりを熟知していると思われる。それゆえに、
さまざまなギャンブル的外交を故意に繰り広げているのである。
実は世界の中の大国である米国も中国も、最貧国である北朝鮮に翻弄
されているのだ。

勝手なことばかり書いたが、多くが主観で中には根拠がないものも多い
ので読み流していただきたい。私が北朝鮮に興味を持ったのが、1988年
だからすでに20年以上経った。しかし、未だ興味が尽きないでいる。
興味が尽きないから、時間があれば延々とこの国について調べてしまう。

1987年に大韓航空機を撃墜して以来、久しぶりにやらかしてくれたが、
多くの人が亡くなったこの事件は決して許されることではない。北朝鮮
人民軍イコール将軍様なので、責任の所在はすべてこの男ひとりにあると
言っていい。

CIAでもMI6でも、モサドでも彼にお仕置きは無理であろう。

こんな時、ゴルゴ13がいればなぁ…


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棚ぼたキャリア

2010-05-20 18:07:28 | 時事(海外)
島国の日本では考えられないことだが、9歳のときに迷子になったまま
生き別れた息子がミャンマー、タイを放浪したのち10年ぶりに帰って
きて、涙の再会を果たしたという中国は貴州省での話である。

今からちょうど10年前、遊ぶのに夢中だった9歳になる龍くんは、
地元の駅に停車中の雲南省、昆明行きの列車によじ登り遊んでいたのだが、
そのまま列車が出てしまい、その後、昆明からミャンマー、タイへ10年
もの間、漂流生活をするハメになった。

彼の話では、昆明に着いた後、一人の広東省出身の男に出会うことになる。
男は龍くんの手に「緬甸(ミャンマー)」の2つの字を書くと、「そこは楽しい
ところだよ。行ってみないか」と誘ったのだそうだ。その当時の龍くんは
まさかミャンマーが外国だなどとはつゆ知らず、ついて行くことにしたとのこと。

ミャンマーとの国境の街「景洪」に着くと、ミャンマーの農場を経営する夫婦に
紹介され、1年あまりそこで働き、その後、お寺に預けられ学校へ。さらに
1年が過ぎたころ、今度は仲間と一緒にタイに渡りゴルフ場でボールボーイをする。
この間に彼はミャンマー語とタイ語を覚える。3ヶ国語を使える彼は、ゴルフ場
ではたくさんの客から通訳として重宝がられたらしい。

そして、今年2月のある日、中国からタイに出張で来ていた男性が、龍くんが
働くゴルフ場の近くで食事をした折、言葉が通じず困っていたところ、レストラン
の主人が龍くんを連れて来て通訳をさせたのだそうだ。その男性は不審に思い
龍くんに身の上を尋ね、彼は中国に戻るとすぐ龍くんから聞いたことを元に
警察を通じて身元を捜すことになる。すると一ヶ月も経たずに龍くんの両親と
連絡が取れ、タイのゴルフ場で龍くんは母親からの電話を受けることができた
という話である。

何だかあまり苦労もせず、自由にやりたいことをやってきたようで、「この
話は、ほんとうかよ!」と思うところもあるのだが、何はともあれ、人身売買
されずに済んだのは不幸中の幸いだろう。ミャンマーの農場で過酷な労働を強いら
れたわけでもなく、仲間とタイに渡ってお金を稼いだりしてたわけだから、
それなりに放浪生活をエンジョイしていたのかもしれない。また、自力で帰ろうと
思えば帰れたようにも思えるのだが…

しかし、3ヶ国語を話せるのは、これから発展する国境ビジネスでは、重要な
役どころである。10年間家族と離れてはいたとはいえ、彼にとっては、
語学のキャリアまで積めて、結果的に迷子になってよかったのかも…という
展開ですらある。

彼にはぜひ、この語学を生かして大きくステップアップしていただきたい。

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