快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - チリ大地震と中南米火山噴火と日本 その7

2015-10-20 19:17:44 | 地震 津波
 先ほど、小笠原西方沖で有感地震がありました。

2015年10月20日 18時29分ごろ 小笠原諸島西方沖 M5.7 最大震度3

 これで、9月17日のチリでの大地震後、日本でM5.5以上の有感地震が無かったのは終了となりました。
 約33日の空白期だった事になります。
 この間、目だったのは鳥取県中部地震でしたが、今日は静穏化方向です。
 この所の震源は一時多かった場所がまた復活して来た傾向と捉えました。
 
2015年10月20日 18時29分ごろ 小笠原諸島西方沖 M5.7 最大震度3
2015年10月20日 11時41分ごろ 奄美大島近海     M3.5 最大震度1
2015年10月20日 9時53分ごろ 和歌山県北部     M3.2 最大震度2
2015年10月20日 8時38分ごろ 宮城県沖     M3.5 最大震度1
2015年10月20日 7時05分ごろ 九州地方南東沖     M4.1 最大震度1
2015年10月20日 6時44分ごろ 九州地方南東沖     M4.5 最大震度2
2015年10月20日 1時41分ごろ 山梨県中・西部     M2.9 最大震度1

 と言えば思い出すのは当然で、「桜島や口永良部島などで噴火が多かった、そして箱根で火山性地震がおおかった、そして更に小笠原沖や八丈島沖で地震が多かった、5月~8月 に似た状況」です。
 これが今後も続くかどうかと言うのは、まだわかりません。
 

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 南海トラフ地震等の津波災害のシミュレーション

2015-10-20 17:16:32 | 地震 津波
 以前の当ブログ、9月21日の記事、「巨大地震や大津波 - 津波犠牲者のシミュレーション」 で東日本大震災と全く同じ条件、時間で再発した場合の犠牲者について、今回の例を教訓にすれば、同じ条件の場合は、犠牲者は遥かに少ないと見る考えが大半、との見方を書きました。
 これですが、記事にある通り 「無論、夜間や荒天、津波の大きさや発生箇所などの条件がもっと悪い条件では別の状況になり、更に多い全く別の数字にもなるわけですが、」 です。
 深夜の津波発生については、参考になるものがありました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25031_V20C12A8M13300/?df=2
冬の深夜・強風下、南海トラフ地震の死者最大32万人に
東海地方の被害が大きいケース

 時間帯別で被害が大きくなるのは、冬の深夜に地震が起きた場合。在宅率が高い上、多くの人が就寝していて、避難に移るまでの時間が日中に比べて3倍の15分程度かかるためだ。冬場は気温が低いため、津波から逃れても低体温症などで死亡する人も増える。半面、在宅率の低い夏の昼間の被害は小さくなる。
 通常より強い秒速8メートルの風が吹くと、延焼が進み火災の死者が増える。地震のタイプ別では、人口が多い上、津波が短時間で到達する東海地方の被害が大きい地震で被害が拡大する。

 死者が最多の32万3千人になるのは、東海地方の被害が大きい地震が冬の深夜に発生し、強風のケース。内閣府は「津波などで堤防・水門が機能不全になると、さらに2万3千人増える可能性がある」としている。

 死因別では津波が23万人と最多で、全体の71%に達する。次いで建物倒壊が25%の8万2千人、火災は1万人と見込む。

引用終了

 詳しくはサイトをご覧ください。

 これは、深夜睡眠中に津波発生した場合に避難が15分ほど遅れ、しまも荒天で寒いから、と言う事のようですが、これも「緊急地震速報、緊急警報放送や地震で熟睡中に覚醒できた」、と言う前提です。
 人間は熟睡開始から約1~2時間位、ノンレム睡眠になるようです。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A0%E7%9D%A1%E7%9C%A0
レム睡眠に対して、急速眼球運動を伴わない睡眠のことをノンレム睡眠または徐波睡眠(じょはすいみん)という。入眠時にはまずノンレム睡眠が現れ、続いて約1時間から2時間ほどでレム睡眠に移る。以後、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、レム睡眠はほぼ90分おきに20 - 30分続く。一晩の睡眠では4 - 5回のレム睡眠が現れる。

引用終了

 つまりノンレム睡眠中は果たして15分遅れ程度で、避難できるのか? と言う事もあるのですが、そもそもノンレム睡眠中に「緊急地震速報、緊急警報放送や地震で覚醒できるのか?」 と言う問題があるのではないでしょうか?
 気が付かなければ、覚醒はしないか、かなり遅れて覚醒する事になります。
レム睡眠だって人によりけりでどうだかわかりません。
 一度、緊急地震速報、緊急警報放送で試してみたらどうか?とも思えますが、その時に熟睡度などで異なってくると思われます。
 寝酒などして寝てしまうと、酔いの状況でどうなるかわかりません。
 緊急地震速報、緊急警報放送のボリュームを少なくとも寝る時は最大にしておくのは良いですが、その程度で起きられるのでしょうか?
 緊急地震速報、緊急警報放送機能付きラジオには、外部出力端子(無電圧接点出力)のあるものもあります。
 これで震動とかフラッシュとか大音響とかの警報も上乗せする手もあります。
 ただ避難するまでもない程度の地震や津波でもドキッとする事は覚悟せねばなりません。