快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地震や大津波 その91

2015-08-26 12:01:19 | 地震 津波
 今日、先ほどの当ブログ記事で、霧島山と日向灘や鹿児島東方沖の地震の関連有無について書きましたが、その後、このエリアの中規模以上の地震と火山活動の関係について、直近の状況について調べた所、霧島山のえびの高原で7/5に火山性地震急増 気象庁が注意呼びかけた、と言うのがありました。
 その前の日向灘地震や鹿児島東方沖の地震は特に目立ったものは有りませんでした。
 えびの高原までは、かなり距離があるのと、地震の大きさとプレートの潜り込むスピード、地殻同士の歪の発生などはいつも同じ大きさの関係と言うわけではないので、最近の発生に限っては特に関連性が明確化できないようです。
 お互いの変化とそれが熱やマグマになるタイムラグも相当あり、距離も大きい為、多くの要素が関係しているのかと思えます。

巨大地震や大津波 その90

2015-08-25 12:31:21 | 地震 津波
 以前の記事で、霧島山系の火山性活動が殆ど見られない点を、プレートや地殻の動きが妨げられる引っ掛かり、つまりアスペリティが霧島東方にあるのでは?との推定をしましたが、やはり来ました。
 霧島山よりやや北ですが、先ほどの地震です。

2015年8月26日 7時51分ごろ 日向灘 M5.2 最大震度4 
 震源地 日向灘
 震源位置  緯度 北緯32.1度 経度 東経131.9度   深さ 30km

 ところで最近ですが、地震のトリガーとなる要素はどれも少ないので、先日までやや大き目の地震が起きてませんでした。
 ここ数日の要因とは、月齢(半月より後で満月より数日以上前)、台風で雲や雨が多く宇宙からの太陽風等が遮蔽されて刺激になりにくい、海水温はまだ9月までかなり高い、地殻表面の温度も陸地は下がりつつあるがまだ高い、海底の地殻表面はまだ高い、などです。
 なのでいつも多い東北以外はかなり地震が少ない、あるいは小さい、という傾向でした。
 月齢はそろそろ満月に近付く期間となり、台風15号が通過して晴天になった、とかでそれまで大人しく引っ掛かっていた地殻が引力変化等が刺激となって外れ、地震になりやすい、と言う事になります。
 ただこれは通常よりは相対的に地震は起きやすい、大き目になりやすい、と言うだけでそれが大地震になるかどうかはわかりません。
 それと今回の地震で、霧島山系で火山性活動に変化が見られるか?も注目です。
見られなければ、まだアスペリティがありプレートの潜り込みは十分スムーズではない、か、あるいは熱が上昇するまでのタイムラグ、と言う可能性もあります。
 桜島、阿蘇山もやや遠いですが、僅かにでも影響を受けていれば火山性活動は変化があるかも知れません。
 データは全部を網羅できていないので、100%では有りませんが。

巨大地震や大津波 その88

2015-08-24 12:07:57 | 地震 津波
 桜島は現在の所、火山性地震はほぼ平穏のようです。
 ただ台風は中心が鹿児島県西側の近くを通りそうなので、有る程度の降雨が予想され、降雨量によっては「火口の蓋」或いは「火口以外の地殻」を更に冷やしてしまい、蓋と同じ作用のある事が増大してしまう可能性もゼロでは無い事、更にマグマの上昇(?)がいつ活発化するかはわからない事、月齢から行くと、早ければ8/30の満月から、更に9/13の新月からも、月の引力が大きく変化する時期とそのタイムラグの数日が来る事、などから油断は禁物、と言う事でしょうか。
 ところで、マグマについてですが、「マグマの上昇」とかよく表現しますね。
 これ、個人的には「あまり妥当な表現ではない」、と考えています。
 マグマが地殻の割れ目から上昇するケースも全く無くは有りませんが、それはいつも、或いは全部ではないと思います。
 「マグマが下から熱せられて、今あるマグマが更に熱せられ、その上や周囲にあるマグマの冷えたもの(溶岩?)が、再度融けながら、下からのマグマが上の再度融けたマグマを押し出す」と言う表現の方が寧ろ多いので適切だと考えています。
 だから地表が冷えすぎていると、冷えたマグマ(溶岩?)が仮に下や周囲から再度熱せられても、融けきれずに、「蓋」の役割をしてしまう。
 下や周囲から(主に下からですが、場合によっては周囲からも熱が来ることもある)来る熱の速度が、遅ければ、冷えて蓋になっているマグマ(溶岩?)を徐々に融かしながら上昇するので、地表にスムーズに出口ができ、これにより同じマグマの更なる深い所からの押し出し状況でも小噴火で済むのですが、急激に熱が来ても冷えたマグマ(溶岩?)が融けきらず、蓋になってしまうため大爆発となると思われます。
 また本当に下から上昇して来るマグマ自体が多い場合も同様になるでしょう。
 ハワイのキラウエア火山が大爆発をしないのは、溶岩の性質もありますが。常時熱せられていて蓋が無いか或いは小さいから、と言うのも理由だと思います。
 「マグマの上昇」と言うよりは「マグマの押出し」だと思います。

用語についての説明
 「冷えたマグマ(溶岩?)」と言う表現ですが、マグマが冷えたものと、溶岩が同じか、は微妙なところで、マグマが噴出してガスが抜けて固まったのが溶岩です。
マグマがただ地中で冷えただけではガスは抜けていないですね。
 それで「冷えたマグマ(溶岩?)」としました。

巨大地震や大津波 その87

2015-08-22 18:37:44 | 地震 津波
 桜島で小規模噴火があったとの事で、噴火の規模と場所にもよりますが、溜まったマグマが小刻みに発散されて、やや安心か、と言う所のようです。

引用開始(一部抜粋)

http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/37/ca629e73f04d4e4b63b0ea9e2ca36afa.html
桜島 23日未明~朝に小規模噴火4回

(読売新聞)

鹿児島県の桜島では23日未明から朝にかけてごく小規模な噴火が合わせて4回発生しました。気象庁は火山活動に大きな変化はないとしていますが、地下に新たなマグマが入ってきた場合などには火山活動の活発化が避けられないとして、引き続き噴火警戒レベル4の噴火警報を発表して、厳重な警戒を呼びかけています。

引用終了


 桜島の噴火リスクですが、前回の大規模噴火で噴煙が4300メートルに達したのが5月21日。
 これは新月から4日目です。
 そして火山性振動が8/15に多かったのが、新月の翌日と言う点で、(まだ定かではありませんが)どうも桜島は満月よりも、新月やその数日後までが活動期なのではないか?と思えます。
 そうすると今度、やや活発になるのは9/13の新月やその数日後か?となりますが、それはマグマの溜まり具合次第ですから、今日、小規模噴火をした点を考えると現在の所あまり確定的ではりません。
 同じパターンが繰り返されればやや「有意な差」と言う事になるかも知れません。