先日の当ブログ記事で、桜島について触れました。
昨夜は桜島やその周辺でも降雨が多少あったので、地表や水が浸み込んだ地殻が冷えて、更に「火口の蓋」が大きくなったのではないか?とやや心配もしました。
一方、気象庁からは、先日夜、以下の発表がありました。
引用開始(一部抜粋)
http://www.asahi.com/articles/ASH8P6473H8PTIPE01M.html
桜島の大規模噴火、可能性は低下 予知連絡会
今月15日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げられた鹿児島市の桜島について、気象庁の火山噴火予知連絡会は21日、規模の大きな噴火が起きる可能性は15日時点に比べて低下している、との見解を公表した。地下で新たにマグマが上昇したが、火口近くまでは至らない状態だという。ただ、今後も注意深く監視する必要があるとしている。
予知連は21日、同市の鹿児島地方気象台で臨時の拡大幹事会を開いて桜島の状況を検討した。気象庁は噴火警戒レベルの引き下げを検討する方針。小泉岳司・火山対策官は「新たにマグマの動きを示す地殻変動がなければ、1カ月以内にレベルの引き下げを考えたい」とした。
桜島では8月15~16日、急激に山体が膨らみ、火山性地震が増加した。予知連によると、これは南岳山頂直下の海面下1~3キロの領域を中心に約200万立方メートルのマグマが入り込み、圧力が高まったためと考えられる。
引用終了
山体膨張が止まっているならば、確かにそうなのかも知れません。
今後の山体膨張次第なので様子見、と言ったところのようです。
膨張量の推移がグラフ化されているサイトを確認できず、ややリスクをやや多めに考えて見ていた人が今回は多かったのかも知れません。
但し、マグマの上昇位置が従来と異なり、海底で噴出する可能性もゼロではないでしょうから、山体だけでなく、桜島周辺の平地や海底、特に海底については隆起や膨張、海底の温度変化、海水の水質(酸性度が増したかとか、硫黄分が増えたかとか)、或いはガスの噴出による気泡の発生がないか等は、良く観測してしっかり把握しておいた方が良いでしょう。
昨夜は桜島やその周辺でも降雨が多少あったので、地表や水が浸み込んだ地殻が冷えて、更に「火口の蓋」が大きくなったのではないか?とやや心配もしました。
一方、気象庁からは、先日夜、以下の発表がありました。
引用開始(一部抜粋)
http://www.asahi.com/articles/ASH8P6473H8PTIPE01M.html
桜島の大規模噴火、可能性は低下 予知連絡会
今月15日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げられた鹿児島市の桜島について、気象庁の火山噴火予知連絡会は21日、規模の大きな噴火が起きる可能性は15日時点に比べて低下している、との見解を公表した。地下で新たにマグマが上昇したが、火口近くまでは至らない状態だという。ただ、今後も注意深く監視する必要があるとしている。
予知連は21日、同市の鹿児島地方気象台で臨時の拡大幹事会を開いて桜島の状況を検討した。気象庁は噴火警戒レベルの引き下げを検討する方針。小泉岳司・火山対策官は「新たにマグマの動きを示す地殻変動がなければ、1カ月以内にレベルの引き下げを考えたい」とした。
桜島では8月15~16日、急激に山体が膨らみ、火山性地震が増加した。予知連によると、これは南岳山頂直下の海面下1~3キロの領域を中心に約200万立方メートルのマグマが入り込み、圧力が高まったためと考えられる。
引用終了
山体膨張が止まっているならば、確かにそうなのかも知れません。
今後の山体膨張次第なので様子見、と言ったところのようです。
膨張量の推移がグラフ化されているサイトを確認できず、ややリスクをやや多めに考えて見ていた人が今回は多かったのかも知れません。
但し、マグマの上昇位置が従来と異なり、海底で噴出する可能性もゼロではないでしょうから、山体だけでなく、桜島周辺の平地や海底、特に海底については隆起や膨張、海底の温度変化、海水の水質(酸性度が増したかとか、硫黄分が増えたかとか)、或いはガスの噴出による気泡の発生がないか等は、良く観測してしっかり把握しておいた方が良いでしょう。