夏休み、13日間誰にも束縛されることのない自由な時間がやってきます。
4日は山梨に釣りに行き、数時間の孤独を満喫しました。小さな虹鱒が入れ掛り今年初めて飽きるほどの数を釣りました。ブレーキランプが消えなくなり、義弟の自動車修理工場へ寄り応急処置をしてもらい、帰ってからたっくんと日帰り温泉へ行きました。たっくんはフルーツ牛乳に痛く感動しています。
5日には観たい映画が無かったので、午前十時の映画祭「ローマの休日」に出かけました。土曜日、座席数も少ないこともあるのでしょうが、満杯。若い女性も多くて、今更ながらヘプバーンの人気と作品の色褪せない魅力に脱帽です。
6日はいよいよたっくんと郷里への旅。
朝5時前に出発して、関越道上里SAでカレーパンの朝食。たっくんの夏休みの課題「戦国武将を調べる」為に前橋ICから箕輪城跡を目指します。聞いたことない武将が築城したお城だそうです。それらしい城跡をぐるっと周り、ナビ任せに次の目的地に向かうと霧の中に現れた湖は「榛名湖」。学生の頃、大学の研修所を利用して映画撮影合宿をした思い出深い場所です。視界が悪く何にも見えませんが、来ようとして来たわけじゃないので何だか得した気分です。
山を下って、親戚のおじさんに顔を見せ、観光協会で資料をもらい「真田の城 岩櫃城跡」に行ってみました。せっかくなので、岩櫃山にも登ろうじゃないかとたっくんを説き伏せ、高校生の頃バスケ部の親睦登山で行った事もある手頃な山だとナメていたらとんでもない騒ぎでした。登山道があまり整備されておらず、沢通りのルートはガレ場の連続でたっくんは呪詛を唱えながら登る有様でした。下りもけっこう苦戦して、三時間の苦行となったのです。
7日、昨夜の雨で川が増水しているので魚釣りはお休み。
たっくんと温泉三昧の旅。四万温泉には無料で入浴できるお風呂が四つあります。朝9時から浴びては移動しを繰り返し、午前中には全部制覇できました。
お昼は炭火焼で高級肉を鱈腹いただきました。雨の降る前にちょっとだけ竿を振り、小さい山女魚を数尾釣りました。小学校からの旧友が夕方訪ねて来て、小一時間ほどおしゃべり。昨夏は経営するトンカツ屋へ行ったので、今年はわざわざ出向いてくれたのでしょう。嬉しいな。
旧友達と通った学校(今即席美術館に成ろうとしている。有難い使われ方だ)
8日は台風。
昼前はたっくんの夏休みの課題に付き合います。
6日に行った戦国武将のレポートづくりを一緒にやりました。自分が小学生の頃父親に課題を手伝ってもらったことなんてないなぁと、今更ながら思うのもこの歳になったからでしょうか。
午後、台風の雨も上がり、お土産の温泉饅頭も買い、暑苦しい横浜へ帰るのでした。
9日、帰省の疲れが残り、午前中自動車の修理を終え、夕方日帰り温泉に行っただけで一日が何と無く過ぎて行きました。
10日、横浜恐竜展にたっくんを連れ出します。二人で三千円近い出費の割に、子供騙しの薄っぺらい展示会でした。恐竜好きのオジサンとしては、もうちょい学術的と言うか本格的な展示が見たかったのです。たっくんも白けてました。夕方、回転寿司に行くついでにレンタルショップでDVDを借りて、「あの花」を観ました。劇場版の分かり辛い構成がこれで理解できました。
11日、朝風呂に行き、夕方から映画を観に行きました。「メアリと魔女の花」はそこそこ期待していたのですが、ジブリの残像を観せられてばかりでうんざりしました。アリエッティもマーニーもジブリ色(宮崎色)が強かったけど、それでも米林オリジナリティーに溢れていた。ジブリを離れ多分自分が担当したパートの焼きなましなんだろうけど、そうなんだろうけど、今それをやっちゃっても宮崎駿のモノマネにしか見えない。そんな風に感じてしまいました。
12日、少し夏らしい暑さです。お昼から友達とお酒を呑みにいきました。気の置けない友人との会話は何よりのストレス発散なんですね。帰ったら、ハンバーグつくらなきゃ。
13日、午前中は予てからお祝いに行くはずだった姪の赤ちゃんに会いました。コロコロ肥っていて元気な男の子です。いつ迄も見飽きないのは、邪気のないあの笑顔のためでしょうか。ハイハイが出来るようになった頃また会いに行きたいな。
夕方からは、うちの赤ちゃんたっくんと夜の動物園に行きました。薄闇に見る動物達はひと味違った迫力があります。
動物園の宵闇に浮かぶ赤い提灯
14日、朝はまだ雨が降っていなかったので、自転車で一時間ほどサイクリングです。
溜まっていた録画もほぼ観尽くしました。ポテトサラダとペペロンチーノを昼ごはんに作り、夕食は塩鯖の焼魚と豚とピーマンのオイスターソース炒め。冷蔵庫もほぼ空になりつつあります。
15日、雨が降り続いて暗い一日です。家族で映画を観に行きました。オトウは一人、先週に引き続きヘプバーン特集「麗しのサブリナ」。彼女の可愛らしさを堪能するには一番の映画だと思いますが、作品そのものの評価としては今一つじゃないでしょうか。相手役のハンフリー・ボガードは渋すぎるし、ウィリアム・ホールデンも若々しいとは言えません。名匠が撮ったわりにはお粗末な出来です。
16日、いよいよ夏休み最終日です。今日も朝から雨降り。いつもの様に5時に起きて、たっくんと朝風呂に行きました。家に帰っても8時前なので一日が長い。でも、この休みにやりたい事はやり尽くしました。録画した映画を観てカレーを作って、明日からのお弁当の準備をしたら夕方です。
宝くじもハズレだったので、会社に行かなければなりません。人生そんなに簡単には変わりませんね。今度こそはと思ったんだけどな。
13日間、てんこ盛りに計画立てて有意義に過ごせました。単身赴任でお座なりだった、たっくんとの時間も充分とることができました。社会復帰したくないほど楽しい夏休みでした。涼しくて嬉しいのではありますが、毎日雨降りばかりなのはちょっぴり残念な夏です。
4日は山梨に釣りに行き、数時間の孤独を満喫しました。小さな虹鱒が入れ掛り今年初めて飽きるほどの数を釣りました。ブレーキランプが消えなくなり、義弟の自動車修理工場へ寄り応急処置をしてもらい、帰ってからたっくんと日帰り温泉へ行きました。たっくんはフルーツ牛乳に痛く感動しています。
5日には観たい映画が無かったので、午前十時の映画祭「ローマの休日」に出かけました。土曜日、座席数も少ないこともあるのでしょうが、満杯。若い女性も多くて、今更ながらヘプバーンの人気と作品の色褪せない魅力に脱帽です。
6日はいよいよたっくんと郷里への旅。
朝5時前に出発して、関越道上里SAでカレーパンの朝食。たっくんの夏休みの課題「戦国武将を調べる」為に前橋ICから箕輪城跡を目指します。聞いたことない武将が築城したお城だそうです。それらしい城跡をぐるっと周り、ナビ任せに次の目的地に向かうと霧の中に現れた湖は「榛名湖」。学生の頃、大学の研修所を利用して映画撮影合宿をした思い出深い場所です。視界が悪く何にも見えませんが、来ようとして来たわけじゃないので何だか得した気分です。
山を下って、親戚のおじさんに顔を見せ、観光協会で資料をもらい「真田の城 岩櫃城跡」に行ってみました。せっかくなので、岩櫃山にも登ろうじゃないかとたっくんを説き伏せ、高校生の頃バスケ部の親睦登山で行った事もある手頃な山だとナメていたらとんでもない騒ぎでした。登山道があまり整備されておらず、沢通りのルートはガレ場の連続でたっくんは呪詛を唱えながら登る有様でした。下りもけっこう苦戦して、三時間の苦行となったのです。
7日、昨夜の雨で川が増水しているので魚釣りはお休み。
たっくんと温泉三昧の旅。四万温泉には無料で入浴できるお風呂が四つあります。朝9時から浴びては移動しを繰り返し、午前中には全部制覇できました。
お昼は炭火焼で高級肉を鱈腹いただきました。雨の降る前にちょっとだけ竿を振り、小さい山女魚を数尾釣りました。小学校からの旧友が夕方訪ねて来て、小一時間ほどおしゃべり。昨夏は経営するトンカツ屋へ行ったので、今年はわざわざ出向いてくれたのでしょう。嬉しいな。
旧友達と通った学校(今即席美術館に成ろうとしている。有難い使われ方だ)
8日は台風。
昼前はたっくんの夏休みの課題に付き合います。
6日に行った戦国武将のレポートづくりを一緒にやりました。自分が小学生の頃父親に課題を手伝ってもらったことなんてないなぁと、今更ながら思うのもこの歳になったからでしょうか。
午後、台風の雨も上がり、お土産の温泉饅頭も買い、暑苦しい横浜へ帰るのでした。
9日、帰省の疲れが残り、午前中自動車の修理を終え、夕方日帰り温泉に行っただけで一日が何と無く過ぎて行きました。
10日、横浜恐竜展にたっくんを連れ出します。二人で三千円近い出費の割に、子供騙しの薄っぺらい展示会でした。恐竜好きのオジサンとしては、もうちょい学術的と言うか本格的な展示が見たかったのです。たっくんも白けてました。夕方、回転寿司に行くついでにレンタルショップでDVDを借りて、「あの花」を観ました。劇場版の分かり辛い構成がこれで理解できました。
11日、朝風呂に行き、夕方から映画を観に行きました。「メアリと魔女の花」はそこそこ期待していたのですが、ジブリの残像を観せられてばかりでうんざりしました。アリエッティもマーニーもジブリ色(宮崎色)が強かったけど、それでも米林オリジナリティーに溢れていた。ジブリを離れ多分自分が担当したパートの焼きなましなんだろうけど、そうなんだろうけど、今それをやっちゃっても宮崎駿のモノマネにしか見えない。そんな風に感じてしまいました。
12日、少し夏らしい暑さです。お昼から友達とお酒を呑みにいきました。気の置けない友人との会話は何よりのストレス発散なんですね。帰ったら、ハンバーグつくらなきゃ。
13日、午前中は予てからお祝いに行くはずだった姪の赤ちゃんに会いました。コロコロ肥っていて元気な男の子です。いつ迄も見飽きないのは、邪気のないあの笑顔のためでしょうか。ハイハイが出来るようになった頃また会いに行きたいな。
夕方からは、うちの赤ちゃんたっくんと夜の動物園に行きました。薄闇に見る動物達はひと味違った迫力があります。
動物園の宵闇に浮かぶ赤い提灯
14日、朝はまだ雨が降っていなかったので、自転車で一時間ほどサイクリングです。
溜まっていた録画もほぼ観尽くしました。ポテトサラダとペペロンチーノを昼ごはんに作り、夕食は塩鯖の焼魚と豚とピーマンのオイスターソース炒め。冷蔵庫もほぼ空になりつつあります。
15日、雨が降り続いて暗い一日です。家族で映画を観に行きました。オトウは一人、先週に引き続きヘプバーン特集「麗しのサブリナ」。彼女の可愛らしさを堪能するには一番の映画だと思いますが、作品そのものの評価としては今一つじゃないでしょうか。相手役のハンフリー・ボガードは渋すぎるし、ウィリアム・ホールデンも若々しいとは言えません。名匠が撮ったわりにはお粗末な出来です。
16日、いよいよ夏休み最終日です。今日も朝から雨降り。いつもの様に5時に起きて、たっくんと朝風呂に行きました。家に帰っても8時前なので一日が長い。でも、この休みにやりたい事はやり尽くしました。録画した映画を観てカレーを作って、明日からのお弁当の準備をしたら夕方です。
宝くじもハズレだったので、会社に行かなければなりません。人生そんなに簡単には変わりませんね。今度こそはと思ったんだけどな。
13日間、てんこ盛りに計画立てて有意義に過ごせました。単身赴任でお座なりだった、たっくんとの時間も充分とることができました。社会復帰したくないほど楽しい夏休みでした。涼しくて嬉しいのではありますが、毎日雨降りばかりなのはちょっぴり残念な夏です。