大水の名残り

　昨年の9月は立て続けに台風が上陸し、山梨桂川の渓相を一変させました。
都留漁協員であるわたくしと隊長は、調査漁業と称し、川茂堰堤上下流を歩き回りました。
堰堤下流については、落合からの流呈に極端な変化はありませんでした。魚はまるで餌付きませんでした。そもそも、いるのかな？それほどシビアな状況でした。
堰堤上流は、随分好転しておりまして、この数年の不漁を覆してくれるかもしれません。
ただし、釣れたのは八寸超の美山女魚一尾のみで、大型虹鱒のアタリはございませんでした。

　シーズンはこれから本番です。
渓相の変化が、魚の付き場所を変え、新鮮な気持ちで竿が振れるかなと楽しみです。
夕方は、秋山温泉でまったりしてから仮眠をとりました。寒さで11時頃目が覚めたので、そのままお家に帰りました。

今年の解禁日

　二月の雪がまだ道路脇に残っていて、山梨大月の渓は春本番には程遠かったです。
それでも今年も渓流解禁となれば、半年振りの釣行に出かけて参りました。

　鳥沢のあたりでお茶を濁そうと思っていたのですが、何やら茶々けた水の色に困惑しつつ、もう少し明るくなるまでお休みしようと爆睡状態に陥り、気が付けば小雨は降っているものの、朝と言うには申し訳ないほどの明るさになってました。水色も変化無いので、上流探検に行ってみれば、猿橋上流からは通常の透明な水流になってました。

　大月駅の周辺で竿出すと、痩せた山女魚がポツポツ釣れました。
午後は、猿橋観光をして、ほんの少し竿振りの真似事を致しましたが、お腹も減って川虫もあまりいなかったので早々にギブアップいたしました。

　昨年は、三月の震災と九月の度重なる増水のため、丸二ヶ月お魚釣りが出来ませんでした。
今年は、無理をしない程度にたっぷり楽しみたいなと考えております。