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夏から秋に放送されたドラマの中で、今年を代表する作品が生まれた事は忘れないようメモしておこう
海のはじまり
三流作家やプロデューサーなら、安直に夏ドラマだから連想しやすい海の単語を題名に付けて、ひと夏の恋の紆余曲折がダラダラ繰り返される薄っぺらな物語で場を繋ぐんだろうな
やっぱり、生方美久は本物だったことをこのドラマは示してくれた。いつかは前職の医療に携わった経験を活かした物語を紡いでくれると思っていたが、こんなにも早くそして想像を超える厳しい目線で観せてくれるとは・・・
確かに、夏君は一方的な別れ話をしてくる水季をもう少し深く詮索するべきだったし、水季が自分勝手に海を産むことを決めて結果周囲の人々の生き方まで左右させてしまったことは事実で、このドラマを素直に受け入れられない人がいることも理解出来る
それでも、人が生きていくのってそういう事の連続なんじゃないかな
その先に海ちゃんの笑顔があるなら許されると思った
古川琴音、大竹しのぶ、利重剛、有村架純の存在感に改めて唸り、池松壮亮を本当の意味で知った気がする
そして海ちゃんを演じた泉谷星奈ちゃんがいたからこのドラマは成り立っていた
他にも
芸達者な役者が家族を演じた「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」。クドカンの「新宿野戦病院」や朝ドラ「虎に翼」も最後まで楽しめた
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