年に10泊ほどテントを張るけど、キャンプ場に行ったのは今までの人生で2、3回しか無い
だから誰にでもアウトドア大好きだとは言うけど、テント泊の楽しみを語れやしない。この数年前からキャンプブームと言われ始め、輪をかける様にコロナ騒動で今や爆発的人気のレジャーになって久しい。最近仕事がらみでキャンプ場に電話する機会があったけど、お客さんを断るのに精一杯で天気が良ければ平日でも飛込みでは受け付けられないと言うほどの繁盛
テレビアニメで熱狂的なファンを生んだゆるキャン△は、かつての名作アニメ「けいおん!」のアウトドア版といっても良い。適度なユルさと一時期特有の友情がベースにあるので、経験無くとも一種のノスタルジーを感じる事ができる
競作するようにドラマ版も一期二期と作られたところをみれば、かなりコアな支持者だけで無く裾野が広い愛好者を掴んでいるんだろう
ただ今回映画版になったのを観ると、アニメやドラマで描かれていた世界観とは若干違うものになっていた。あのユルさを求めていた人にはちょっと当てが外れたかな
それぞれ大人になって違う道を歩んでいる女の子たちは、ちゃんと社会人として独り立ちしている。なんだか高校生の時からよく知っている子たちが、想像の枠の中で成長し仕事までしているからホッとしたし嬉しかった
久し振りに会っても時間を感じさせない彼女たちの間柄は、濃密に共有した高校生活無くてはあり得ない。自分たちの手でキャンプ場を作ろうとする突飛なチャレンジもあの子たちなら然もありなんと思えてしまう
そんな訳で大人になった彼女たちの活躍を充分楽しんだのだが、唯一個人的な欲を言わせてもらえるなら、哀愁というのとは違うのかもしれないけど、楽しかったキャンプの帰り道に感じる切なさ寂寥感みたいなものが感じられなかったこと
テレビアニメではエンディングテーマも功を奏して、祭りの後の空虚な感じが魅力のひとつだったので
おかえり
ゆっくりおやすみ
少し寂しくて暖かい
旅の終わり
も一つ忘れないように・・・
松ぼっくりが出てくると、コンニチハって言うでしょ
右斜め後ろの席の小さな女の子が、必ずお返しにコンニチハって返事していたんだ
大きくなったらアウトドアキャンプに行って、本物の松ぼっくりに話しかけて欲しいな
可愛い声にほっこりしたよ ありがと
先日、利根川で釣りをしてましたらギックリ腰になりまして、必死のおもいで川を渡り大ごとにならず帰れました
気をつけてはいたんですが・・・