4月から始まる春ドラマについて、大体ラインアップされたのでチェックしてみた。
何はともあれ一番の期待は、NHK朝ドラ「なつぞら」。満を持してヒロインには広瀬すずが抜擢された。前作「まんぷく」では何度も書いたけど、朝ドラのヒロインは若くて可愛くなければいけない!だって、朝一番に観るドラマなんだからテレビに映るだけで元気になれるモノじゃなきゃダメでしょ!!演技力がどうだとかその時代にそぐわないとかは年寄りに言わしておけば良いので(と言っても、朝ドラ観ているの大多数が年寄りだった)、手垢のあまり付いていない女優をヒロインにしてもらいたい。
日本映画界の若手女優NO1であることに疑義を挟む御仁はおりますまい。広瀬すずはそのくらいのポテンシャルを持っている。「海街diary」の四女役を瑞々しく演じた頃から注目していたが、作品にも演出家にも恵まれて真っ直ぐ育っている感じだ。脚本が大森寿美男なので手堅くドラマ作りがされると思うので、ヒロイン広瀬すずが朝ドラらしく元気に頑張る姿が観られることだろう。
2話でリタイアしそうだけど、吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります」は観てみようと思う。TBS10時枠なので、もしかしたら面白くなるかもしれない。メイン脚本は奥寺佐渡子だし演出は金子文紀らしい。ただ、吉高由里子もこのところコンスタントに映画やドラマにも出ているけど、以前のような強い印象がなくなっている。そろそろこのあたりで代表作と呼べるような作品を残しておかないと、主演での出番はなくなりそうだ。もうそんなに若くは無いのだから、狂気を帯びた怖い女とかを演じるべきだろう。演技力はあるし度胸もあるのだから、安直なテレビドラマの中途半端なOLなんかやめたほうが良い。(所属事務所が許してくれないのかな)
ちょっぴり期待しているのは「白衣の戦士!」日本テレビだからコメディ路線のお気楽な作りになるだろうけど、看護師役鉄板な水川あさみを向こうに回して、映画の主演作が続いた中条あやみが化けることが出来るか。決して上手いわけじゃないし、モデル出身のハーフだから親近感みたいなものはあまりない。脚本と演出で化けさせる事が出来れば面白くなりそうだけど、脚本の梅田みかは「花咲舞が黙ってない」くらいしか知らない。あんまり挑戦しそうにないな。
竹内結子の代表作をスタッフキャスト総入れ替えで作られるのがフジテレビ「ストロベリーナイト・サーガ」だと。脚本は刑事ドラマが多い徳永友一がメインになると思う。今度の姫川玲子を二階堂ふみがやるのは楽しみだけど、一番美しかった頃の結子さんの長い髪に対抗できるかな?とりあえず様子見だ。
何はともあれ一番の期待は、NHK朝ドラ「なつぞら」。満を持してヒロインには広瀬すずが抜擢された。前作「まんぷく」では何度も書いたけど、朝ドラのヒロインは若くて可愛くなければいけない!だって、朝一番に観るドラマなんだからテレビに映るだけで元気になれるモノじゃなきゃダメでしょ!!演技力がどうだとかその時代にそぐわないとかは年寄りに言わしておけば良いので(と言っても、朝ドラ観ているの大多数が年寄りだった)、手垢のあまり付いていない女優をヒロインにしてもらいたい。
日本映画界の若手女優NO1であることに疑義を挟む御仁はおりますまい。広瀬すずはそのくらいのポテンシャルを持っている。「海街diary」の四女役を瑞々しく演じた頃から注目していたが、作品にも演出家にも恵まれて真っ直ぐ育っている感じだ。脚本が大森寿美男なので手堅くドラマ作りがされると思うので、ヒロイン広瀬すずが朝ドラらしく元気に頑張る姿が観られることだろう。
2話でリタイアしそうだけど、吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります」は観てみようと思う。TBS10時枠なので、もしかしたら面白くなるかもしれない。メイン脚本は奥寺佐渡子だし演出は金子文紀らしい。ただ、吉高由里子もこのところコンスタントに映画やドラマにも出ているけど、以前のような強い印象がなくなっている。そろそろこのあたりで代表作と呼べるような作品を残しておかないと、主演での出番はなくなりそうだ。もうそんなに若くは無いのだから、狂気を帯びた怖い女とかを演じるべきだろう。演技力はあるし度胸もあるのだから、安直なテレビドラマの中途半端なOLなんかやめたほうが良い。(所属事務所が許してくれないのかな)
ちょっぴり期待しているのは「白衣の戦士!」日本テレビだからコメディ路線のお気楽な作りになるだろうけど、看護師役鉄板な水川あさみを向こうに回して、映画の主演作が続いた中条あやみが化けることが出来るか。決して上手いわけじゃないし、モデル出身のハーフだから親近感みたいなものはあまりない。脚本と演出で化けさせる事が出来れば面白くなりそうだけど、脚本の梅田みかは「花咲舞が黙ってない」くらいしか知らない。あんまり挑戦しそうにないな。
竹内結子の代表作をスタッフキャスト総入れ替えで作られるのがフジテレビ「ストロベリーナイト・サーガ」だと。脚本は刑事ドラマが多い徳永友一がメインになると思う。今度の姫川玲子を二階堂ふみがやるのは楽しみだけど、一番美しかった頃の結子さんの長い髪に対抗できるかな?とりあえず様子見だ。
少年は少女に出逢う
分かったことがあります。
少年が美しい少女に出逢うから大人へ近づくんじゃないんだ。
大人の男に成長しつつあるからこそ、可愛い女の子が気になっちゃうんだね。
この映画を観て還暦間近のオジサンはそんなことに気が付きました。
思春期の入り口で出会う恋心はもうファンタジーですよね。
全くないとは言いませんが、その恋心には名誉や自己顕示欲なんてありませんし、ましてや大人に成りきってしまった者が抱く邪念(あわよくば、あんなこともそんなこともこうなってそうなって・・・)もありません。ただ単純に好きという淡い想いだけ。少女が何処から来て何処へ行ったのか、宇宙でも隣町でも少年にとっては同じことです。だってもう二度と逢うことは叶わないんですもの。それ故にファンタジーでいいじゃないですか。
少年が父親をはじめ大人の男へ嫌悪感を露わにしますが、そうやって嫌な部分を忌避しながらも気が付くと自分も大人になっちゃって、結果父親と同じようなことをしているんでしょうね。
この手のお話しは大好物だけど、全く観るつもりはありませんでした。
監督も知らない女の人だし、草なぎ剛なんかこれっぽっちも興味ありませんし。
じゃなんでこんな地味な映画を海老名に、それも早朝8時25分の回へ足を運んだのか(観客はわたくし含めて四人)。
なんと、我が故郷、群馬県四万(しま)温泉が舞台だったからです。
少年と少女が行き交う狭い階段も温泉街の路地も、共同浴場だって川に続く公園に至るまでわたくしが生まれ育った四万温泉の風景です。今も年に一度は必ず帰省しますので、ただ懐かしいだけの風景ではなく、年老いた両親が住み小学校中学校をともに過ごした旧友が生活している地でもあります。
少年が通う小学校ロケ地はわたくしの母校ではありませんし、印象的な岩山の麓も四万温泉ではありませんが、同じ町内でありますし愛着ある風景です。
ただ、ちょっとだけ違和感を感じたのは、河原でお祭りに使ったお神輿を壊すシーンでした。なんで再生を願うために壊す必要があるのか理解できませんでした。少年と少女達が作り上げたお神輿を明け方までかかって見送るところはこの映画の見せ場であると思うのですが、なぜか父親の不倫相手の女性も一緒なんですね。原作読めば理由が分かるのかもしれませんが、これまた理解できないところでした。
草なぎ剛がでしゃばらない脇役に徹していたのは良かったです。良い人イメージが強いのですが、今回はだらしない父親役をゆったり演じていました。こっちの方がサイボーグっぽくなくて良いと思いますけど。
四万温泉は国民保養温泉第一号に指定されたため、草津や熱海のような享楽的遊技場が制限されました。そのことが今となってはプラスになったようです。映画に描かれたほど鄙びた温泉地でもありませんから、家族でのんびり日本の温泉を満喫するにはうってつけかと思います。皆さん是非お出かけください!
わたくしが子供の頃には現在日帰り温泉と診療所がある場所はテニスコートがあり、青山学院のお姉さんたちがパッコーンと優雅に楽しまれてました。フェンスを越えたボールを拾って届けるとアイスを奢ってくれたり、宿舎まで遊びに行ったりしたのも楽しい思い出です。
日活(この作品の配給も日活でした)がロマンポルノを量産している頃は、温泉若女将○○××みたいなロケを河原縁の露天風呂でやっていたので大人の足元から覗いて怒られたりもしましたね。
春先の今時分には虹鱒釣り大会があったり、友達と連れ立って卵焼きを餌にウグイ釣りにもよく行ったものです。映画に出てくる川きれいだったでしょ。(今は四万ブルーとか言って宣伝してますね)
映画の感想と言うより、四万温泉の作文になってしまいました。
最後にね、覚えて欲しいのは、かの有名な(群馬県人だけか?)上毛カルタに詠われた四万温泉の描写。
世の塵洗う 四万温泉
この小道も
分かったことがあります。
少年が美しい少女に出逢うから大人へ近づくんじゃないんだ。
大人の男に成長しつつあるからこそ、可愛い女の子が気になっちゃうんだね。
この映画を観て還暦間近のオジサンはそんなことに気が付きました。
思春期の入り口で出会う恋心はもうファンタジーですよね。
全くないとは言いませんが、その恋心には名誉や自己顕示欲なんてありませんし、ましてや大人に成りきってしまった者が抱く邪念(あわよくば、あんなこともそんなこともこうなってそうなって・・・)もありません。ただ単純に好きという淡い想いだけ。少女が何処から来て何処へ行ったのか、宇宙でも隣町でも少年にとっては同じことです。だってもう二度と逢うことは叶わないんですもの。それ故にファンタジーでいいじゃないですか。
少年が父親をはじめ大人の男へ嫌悪感を露わにしますが、そうやって嫌な部分を忌避しながらも気が付くと自分も大人になっちゃって、結果父親と同じようなことをしているんでしょうね。
この手のお話しは大好物だけど、全く観るつもりはありませんでした。
監督も知らない女の人だし、草なぎ剛なんかこれっぽっちも興味ありませんし。
じゃなんでこんな地味な映画を海老名に、それも早朝8時25分の回へ足を運んだのか(観客はわたくし含めて四人)。
なんと、我が故郷、群馬県四万(しま)温泉が舞台だったからです。
少年と少女が行き交う狭い階段も温泉街の路地も、共同浴場だって川に続く公園に至るまでわたくしが生まれ育った四万温泉の風景です。今も年に一度は必ず帰省しますので、ただ懐かしいだけの風景ではなく、年老いた両親が住み小学校中学校をともに過ごした旧友が生活している地でもあります。
少年が通う小学校ロケ地はわたくしの母校ではありませんし、印象的な岩山の麓も四万温泉ではありませんが、同じ町内でありますし愛着ある風景です。
ただ、ちょっとだけ違和感を感じたのは、河原でお祭りに使ったお神輿を壊すシーンでした。なんで再生を願うために壊す必要があるのか理解できませんでした。少年と少女達が作り上げたお神輿を明け方までかかって見送るところはこの映画の見せ場であると思うのですが、なぜか父親の不倫相手の女性も一緒なんですね。原作読めば理由が分かるのかもしれませんが、これまた理解できないところでした。
草なぎ剛がでしゃばらない脇役に徹していたのは良かったです。良い人イメージが強いのですが、今回はだらしない父親役をゆったり演じていました。こっちの方がサイボーグっぽくなくて良いと思いますけど。
四万温泉は国民保養温泉第一号に指定されたため、草津や熱海のような享楽的遊技場が制限されました。そのことが今となってはプラスになったようです。映画に描かれたほど鄙びた温泉地でもありませんから、家族でのんびり日本の温泉を満喫するにはうってつけかと思います。皆さん是非お出かけください!
わたくしが子供の頃には現在日帰り温泉と診療所がある場所はテニスコートがあり、青山学院のお姉さんたちがパッコーンと優雅に楽しまれてました。フェンスを越えたボールを拾って届けるとアイスを奢ってくれたり、宿舎まで遊びに行ったりしたのも楽しい思い出です。
日活(この作品の配給も日活でした)がロマンポルノを量産している頃は、温泉若女将○○××みたいなロケを河原縁の露天風呂でやっていたので大人の足元から覗いて怒られたりもしましたね。
春先の今時分には虹鱒釣り大会があったり、友達と連れ立って卵焼きを餌にウグイ釣りにもよく行ったものです。映画に出てくる川きれいだったでしょ。(今は四万ブルーとか言って宣伝してますね)
映画の感想と言うより、四万温泉の作文になってしまいました。
最後にね、覚えて欲しいのは、かの有名な(群馬県人だけか?)上毛カルタに詠われた四万温泉の描写。
世の塵洗う 四万温泉
この小道も