映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

Jリーグ観戦

2021-06-30 02:45:00 | お遊び
頂いたチケットでサッカーの試合を観戦する

前半梅雨の雨でレインウェアが湿るが、後半は苦にならない程度に回復する

J1と言っても下位に低迷しているチームなので、代表戦とかしか観ないので何だか見劣りがする

全体的にスピードも無いしパスの精度も悪い

それでも最後まで結構楽しめた

オリンピックも再抽選になったから応援に行けるかどうか分からないけど

やっぱりライブの空気感は得難いと痛感した



2021春ドラマ 終了

2021-06-23 06:01:00 | 旧作映画、TVドラマ
終了時期にバラツキはあったけど、今年の春ドラマが終わった。
バラツキはドラマの出来不出来にも顕著で、当初6本の視聴ではあったが、あまりに酷い2本はリタイアせざるを得なかった。その代わり2本は今年を代表する様な傑作であったから良いとしましょう。


「大豆田とわ子と三人の元夫」
大本命の名に恥じない傑作ドラマとして記憶に残る作品になった。坂元裕二作品の中でも、名作「カルテット」を上回る出来だと思う。松たか子・松田龍平・岡田将生・角田晃広の四人中心に繰り広げられる、ややこしい男女会話劇を堪能できた。元夫三人だけじゃなくて、とわ子に絡んでくる人々どれもが味わい深く、それでいて結構スリリングな関係性が大人のドラマとして成功した所以だろう。個人的にはとわ子の親友であったかごめの死の経緯に不可解な疑問が残っているが、それもグレーな感情描写の一環だと思えば受け入れられる。
昨今の凡庸なドラマや映画が観客の想像力を塗りつぶす程のわかり易さばかりを押し付けてくるけど、本当に優れたドラマというのは見えない感情を喚起させることのできる作品なんだと実感した。


「コントが始まる」
このドラマも優れた群像劇として、2021年において特筆されるべき作品だろう。お笑い芸人を目指す三人の若者の青春の終わりを抑えた温度で描き、やはり大人が観ても思い入れのできる余韻の残る傑作となった。
往年の傑作「俺たちの旅」同様、男三人が攣りみながら成長したり挫折したりを繰り返す王道の青春群像なのだが、三人の視点だけで語られるのではなく、彼等を応援するファミレスのウェイトレスやその妹、高校時代からの付き合ってる一流会社で働く優秀な彼女たちの想いも染み入る様に伝わってくる。キャラクターの描き分けが上手いこともあるが、若手役者六人が実力通りの演技を観せてくれた。菅田将暉・有村架純・神木隆之介・芳根京子・中野太賀・古川琴音どの役者も上手いが、本来主役を張れる木村文乃・中村倫也を脇に添えたことでドラマに重さを加えてくれた。


「ゆるキャン△2」
先行したアニメで描かれた伊豆キャンプに達しなかったのは、ドラマ三期若しくは映画化スペシャルドラマ化を企んだのか?キャンプの楽しさを存分に観せてくれたけど、終わってしまうことの寂寥感みたいなものが描ききれなかったのは残念だった。昨今のキャンプブームを映し出すガールズコンテンツとしては十分合格点だ。


「ドラゴン桜2」
日曜劇場じゃなかったら本来の面白さを出せただろうにと、これも残念な結果となった。我々が観たかったのは学校乗っ取りの闇部分とかじゃなく、東大に合格するために努力する子供達とサポートする大人達の知恵ある計略を衒いなく真っ直ぐ突き進む姿だ。将来ある若手役者の魅力も出し切れていたか心許ない。これを機に南沙良がメジャーになれるといいなとは思う。それにしても最終話、長澤まさみと新垣結衣のハグとは大盤振舞いなサービスに驚き。


「恋はDeepに」
石原さとみと綾野剛の無駄遣い。中途リタイア。
「ネメシス」
広瀬すずの無駄遣い。中途リタイア。


「おちょやん」
王道の古典的朝ドラ。杉咲花の芸達者を世間に知らしめた作品。
「おかえりモネ」
王道の現代劇朝ドラ。好きな若手女優3人が期待通り素晴らしい。清原果耶・蒔田彩珠・恒松祐里、将来が楽しみ。





それは父の日

2021-06-21 19:33:00 | 歳時記雑感
先日まで集中的に放映されていたウイスキーのテレビCMで、火野正平(父親)と小栗旬(息子)が語らう姿をご覧になられた方は多いと思う。ウイスキーの旨さを印象的に宣伝する素敵な作品だった。

わたくしがホロリとしたのは、父親が息子に「今度、いつ帰る?」と尋ねると「正月くらいかな」と答える息子。遠いなと呟く父親の哀愁に自分を重ねる歳になった。






娘から父の日お祝いのビール詰め合わせが届いた。
嬉しいものだ。



6月上旬なのに真夏日の渓

2021-06-11 08:50:00 | 釣り
桂川も真上から刺す太陽の光で真夏の暑さが続く

二泊三日の釣りだけの時間がゆったりと流れる






一日目
川茂堰堤上流の大場所で虹鱒の大物を狙うが、まるでアタリ無し。いつも何らかの獲物が居る吐き出し口のポイントにも、深い淵が連なる好ポイントでも小さな魚信ひとつない。途中で出会った若い餌釣りのお兄ちゃんと暫く話し込んだけど、昔のように一投毎に魚が餌付いた頃を取り戻す術は見つからない。明らかに釣り人は減っているのだから、川の問題なのかなぁ?大水が出た後にもう一度来てみよう。





午後からは西桂の公園から上流の滑床を探る。先日の日曜日に放流されたばかりだから、釣れ残った魚が弱々しく餌を追う。滑床に出来た小さいヨレには15cmに満たない天魚がかなり放流されているみたい。こちらは激しいアタリで餌を咥えて行くから面白い。夕方までそんな魚達と遊んで、公園の駐車場にテントを張る。寝袋は朝方まで不要なほどの陽気なので気持ちいい。雲のない夜空には満天の星々。


二日目
上流域を目指し湧水滝より上流に竿を出す。居そうなポイントにはだいたい魚が着いていてストレスは無い。桜淵に何のアタリもなかったけど日並みによっては大漁になることを知っているからアッサリ引き上げる。穴口堰堤上流も暫くは沈黙していたけど、瀬にはいつもの様に元気な魚が餌付いた。二股滝の下流の淵でそこそこの大物が釣れたけど肝心の滝の淵では今日もアタリ無い。滝上の細流は久し振り。短い竿でも張り出した木々に糸が絡みいちいち面倒臭い。





寿堰堤で遊んで終わりにしようと思って駐車スペースに行ってみると先行者がいるので、深山橋まで車を進めてみれば工事中の車両がひしめいており車を停められない。日暮れには少し早いけど竿を納め下流に向かう。
長竿を目一杯振りたくて明朝は最下流にターゲットを絞り、アピオの駐車場に寝場所を定める。読みかけの小説をゆっくり読んで夜を待つ。

三日目
8.5m竿をしならせる大きな虹鱒が暴れる淵で楽しむけど、大輪橋下の瀬は魚の気配がない。やっぱり増水しないと面白味がないのは仕方ない。

横浜に帰ろう。




美しき旅の時間に 四万川のほとり

2021-06-11 04:57:00 | 釣り
今年も梅雨入り前のこの季節に、ふるさとへ身を置く

桑の実(ドドメ)も色付き、1日の長い陽を満喫しているかのよう




四万川本流は若干増水気味、美しい渓相で迎えてはくれるけど魚が少ない


子供の頃、この辺りはウグイが群れる様に泳いでいたのに




土曜日から3日間本支流で竿を出したが、小指の様な大きさの魚ばかり



山女魚の放流を継続的に行えばもう少し魚が増えるのかしら




老父母に変わり、傷んだ家の修繕を行い午後から温泉に浸かり

旧友にも会った


持て余すような贅沢な時間の流れを愛しむ