映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

潮干狩り

2012-04-29 18:36:28 | お遊び
 今日、たっくんと一緒に潮干狩りに行って来ました。
小さな浅利しか獲れませんでしたが、それなりに楽しめました。
途中、たっくんが迷子になって(5分くらいですが)かなり冷えましたけど、父子の小さな旅になりました。
 
 明日は浅利のお味噌汁です。



『遠雷』 青き日の想い出に

2012-04-27 16:47:30 | 旧作映画、TVドラマ
 CSで根岸吉太郎監督の傑作『遠雷』を放映してました。
わたくしが大学生の頃、痛く痛く感動して、日本映画にのめり込むきっかけになった映画でもあります。
青白い映画青年であったわけではありませんが、年間百本を越える映画をスクリーンの暗闇で見続けてましたから、それなりに偉そうに映画とは・・・なんて語っていた頃です。

 わたくしも北関東の農家で育ちましたので、一層この映画で描かれる青春群像は身に染みたのかもしれません。
今村昌平が追い続けた日本人の土着性に似た土の匂いを感じることが出来ました。
 あれから30年経って、わたくしの感性がどれほど変わっただろうと心配でありましたが、全て杞憂に終わりました。
あの瑞々しさは全然損なわれていません。わたくしの心も枯れていなかったという事でしょうか?

 ラスト、稲光の中で戯れるように農作業をする若き夫婦二人を、未だにわたくしは愛おしく思うことが出来るのです。


春往く

2012-04-16 11:44:15 | 歳時記雑感
 昨日、散歩していたら、前日の雨に打たれ散り落ちた桜の花びらが、ピンクの絨毯のように小路を埋めておりました。今年も春は駆け足で去って行こうとしています。
 毎日忙しさにかまけて、一向にお便りもせず失礼しております。

 森田監督の遺作「僕達急行」を観ましたが、あまり感心できませんでした。そこ此処に笑いの煌めきは見えますけど、絶好調時のようなリズムはなく、凡庸な作品に終わってました。
 
 お魚釣りも寒い中行って来ました。
いきなり西桂地区で美しい尺アマゴに会うことができましたが、桂川では珍しくもなく、取り立ててお話しできることでもありません。渓相がかなり好転しており、城南橋から上流なども初夏にかけては楽しみです。

 また時間をみつけてお便りいたします。      頓首