2013最後の釣行

　やれやれ。
気がつくと、今はもう秋誰もいない海（でも渓には釣り人が）

単身赴任した今年、渓へは6日しか行けませんでした。
40日も通っていた頃からすると、もう趣味で～す。なんて言えないくらいの状況。
仕方ありません。お仕事しないと、家族もわたくしも路頭に迷子ですからね。

さて、連休に隊長と行って来ました。
先日の台風でかなり淵が埋まっているところもありますが、次の大水が出ればまた回復することでしょう。
お魚は小さな山女魚が多かったのですが、稚魚放流しない桂川にとって、自然産卵の紛れも無い事実としてとても喜ばしいことです。来年の夏までには20ｃｍを超えるような美形に育つでしょうから、その時またお会いしましょう。



たっくんにリクエストされていたので、帰り際に獲った尺山女魚をお持ち帰りしたのですが、厳つい顔からてっきりオスだと思って腹を割くとあふれんばかりの卵が出てきて、ちょっぴり罪悪感を感じてしまいました。おじさんに釣られなければ。今日、最後の一振りに掛からなければ沢山の子山女魚が生まれていただろうに。
せめても、たっくんと美味しく頂きましたことでお許しください。

話しかわりますが、リニア新幹線の試験センター見学に行きました。
今まで誰もいなかったセンターに見学者が溢れていました。
名古屋の人は、7年後東京にオリンピックが来るよりも、14年後にリニア新幹線が名古屋へ来る方が大事のようです。横浜に住むわたくし達は、リニア新幹線の有難味はまるでないので、不思議な感覚です。

　また来年、お魚釣りしましょう。

三連休はお魚釣り

先の台風はわたくしのホームグラウンドの桂川にも雨を降らせたようです。
今季最後のお魚釣りに行こうと思います。
夏休みにも行ったのですが、ひとりぼっちに耐えられず早々に引き上げてしまいましたが、今度は隊長も一緒ですのでまったり心ゆくまで楽しめます。と言っても、ウドンを食べ歩いたりお昼寝したりで、お魚釣り自体はそんなにやらないかも知れません。
出来れば八寸位の山女魚の塩焼きでも頂けないかと考えているのですが、この時期卵を抱えている魚が多いのでそれもどうしたものかと...

五輪がくるよ。

今朝から日本中で祝賀ムードの放送ばかり。
多少ウンザリしていますが、半世紀振りにスポーツの祭典を目のあたりにすることができるのですから、大目にみてあげましょう。
わたくしも三時からずっとテレビの前でドキドキしていましたから、会長が「トウキョウ」と言いながらカードを見せた瞬間、思わずやったぁと呟いてしまいました。面白いなと思ったのは、人間(日本人だけかな)あんまり嬉しくてビックリすると立ち上がってピョンピョン跳ねるんですね。特に若い女性が跳ねる様は幼なさを垣間見せるようで微笑ましい光景でした。

7年後あなたは何処で何をしているのでしょう？
わたくしは定年間近のオッサンになっています。会社が潰れなければ窓ぎわで適当に仕事をこなし、長い休暇をとって毎日オリンピックスタジアムへ通いましょう。
物心つく前に開催された1964年の大会を含めれば、冬の札幌長野、そして2020年東京。幸せなことに全てのオリンピックを体感することが叶います。元気でいなければなりませんね。
2020年 東京でお逢いたしましょう。

風立ちぬ 遺作なの?

宮崎駿が引退するって本当でしょうか。
作家が引退するってそもそもありですか。
篠田監督は確かにスパッとおやめになりましたが、あんな中途半端な作品で辞められては観客が困ってしまいます。だから作家って死ぬまで作り続けなければいけないのだと思うのです。

でも、今回の作品を観ると、そこかしこに終わりを感じさせる映画になっていました。自分の大好きな物を好きなだけ映画にして他人を楽しませることが出来るなんて、幸せな人だと思います。
いろいろ言われていますが、わたくしが一点だけ強烈に感心したのが、初めて大人の女性を描いたことでした。少女時代のヒロインより、結核に侵され余命幾ばくもない大人のヒロインの気高い美しさに感銘いたしました。また、宮崎駿が初めて性を正面に捉えて描いたことにも、驚きと共にこの作品を終わりの始まりにしようとする覚悟を感じもいたしました。

これから淋しくなりますが、この時代を一緒に過ごせたことを喜びといたしましょう。