映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

春ドラマ終了

2019-06-29 14:55:18 | 旧作映画、TVドラマ
今年の春ドラマが終わった。
観続けた3本とも完結したので、ちょっとだけ感想を。

「白衣の戦士」
中条あやみを見るためだけに毎週録画していたが、慣れとは怖ろしいものでこのお気楽なドラマが楽しみになった。後述する「わたし、定時で・・・」や「ストロベリー・・・」のようにしっかり観なくともいい軽さが週の真ん中にはあっているんだろう。病院ドラマといっても人の生き死にやそれに纏わる喜怒哀楽が主要なテーマではなく、ナースたちの恋の顛末なんかが中心の二世代前でさえダサいといわれる作り方がかえって良かったのかも知れない。ドラマ賞なんかとは無縁だけど、ソファにだらしなく寝そべってお菓子のカスで手口汚しながら観るには打って付けかも。最後まであやみちゃんを応援して良かった。

「わたし、定時で帰ります。」
吉高由里子が働いている会社があるビル(遠景と出口の階段とエレベータしか出てこないけど)で実はわたくしも働いている。近所に18時10分までならビールが半額になる中華料理屋があるかどうかは分からない。わたくしの会社の定時は17時30分だから、ほぼ毎日10分後にはJR御茶ノ水駅から帰途についている。そう、会社員人生の味噌っかすになったわたくしも、ほぼ毎日定時に帰っています。
わたくしが社会人になった35年くらい前には考えられないほど労働環境は良くなっている。だからこそこの手のお話しがドラマになるし、還暦間近のオッサンから社会人になったばかりのお嬢さんにもある程度刺さるのだろう。吉高由里子の結婚問題は深掘りしないで、働き方の多様性を考えさせるような結末になったのは良かった。吉高由里子にとっても代表作として自慢できる質の高い作品になったと思う。

「ストロベリーナイト サーガ」
結子さんの映画版も今ひとつだったけど、TV版のインビジブルレインは残念だった。二階堂ふみは上手いし雰囲気をもっているのだけど、やっぱり若さが役に追いつかない。相手役の問題もあるけれど、無理なものは無理だ。中盤までは健闘していたから最後まで頑張ってほしいけど、原作の持っているトーンが重く暗いので若さはかえって邪魔だ。
姫川玲子の過去を掘り進めて行く結末になっていったが、真正面から描き切れたとは言えなかった。ストーカーとか通り魔とかは今日にも続く現代的な暗部であるから、もう少しここの部分を重厚に描ければ前作とは違った良さが出たかもしれない。


「なつぞら」
東京新宿編になってから、確かに北海道帯広編のような朗らかさと大らかさが無くなった。
あの広大な大地と空がドラマの大事な背景だったんだな。登場人物も一新され、草刈正雄のじいちゃんや同い年の姉妹夕見子が見られなくなったのもちょっと寂しい。
なかなかアニメーターになれなかったが、漸く夢かなったところで今度は生き別れになった妹の消息に話は進んでいる。誰が妹役をやるのか楽しみだ。
それにしても広瀬すずのヒロインは図抜けている。100作目にふさわしい最強の朝ドラヒロインだ。残り三ヶ月も楽しみ。






やっぱり桂川で

2019-06-16 07:53:20 | 釣り

今日も梅雨の晴れ間
ホームグラウンドの桂川に降り立つ

富士山は雪を


此の所全く不調だった西桂地区で竿を振る。
瀬続きの渓相なので、いつもより若干の増水がいい感じ。
放流された虹鱒が結構針がかりする。
500mも釣り上がると次の放流ポイントになり、ここからは山女魚ばかりになる。
深淵の底で続けて山女魚が釣れるのも放流物の特徴。

煌めく銀鱗


午後は東桂を探ったが、ここは幼魚の虹鱒がたくさん放流されている。

前日三万歩も歩いたこともあり、腰痛がひどく早々とリタイア。




横浜金沢七福神巡りとシーパラダイス

2019-06-15 15:25:20 | お遊び
梅雨の晴れ間、気持ちの良い太陽が降り注ぐ横浜金沢の海べりを歩く。

弁天様の神社

直木三十五のお墓を発見


小さな名も知らぬ神社仏閣にこじんまりと七福神が佇む。
途中、名刹称名寺にも参拝して、持参したお結びをほうばる。
柴漁港の辺りには昔からの漁師町がある。

飼育は難しいと聞いたけど

長い鼻先が可愛い

海月とは良くぞ字にしたな


毎年違う水族館を訪れる。
どんな水族館にも心癒される魚たちがいて飽きる事はない。
海風を感じながら自分だけの至福の時間に目を閉じ感謝する。

仲良しさん

イルカは水族館のヒーロー


ちょと高いけど半日楽しめる


四万の釣り

2019-06-10 19:46:13 | 釣り




会社の五日間連続有給休暇取得義務を履行すべく、梅雨入りとともに日曜日夜の関越道を下り、故郷の四万温泉で釣りと温泉と僅かばかりの親孝行の三泊。

このところ故郷の川で釣りをしてなかったけど、渓相は殆ど変わっておらず小さい魚ばかりだが魚影も濃かった。少々気になるのは岩魚が一つも釣れなかったことか。子供の頃は山女魚と半々くらい居たし、10年前でも必ず何尾かは針がかりしたのだけれど。放流があまりされていないのか、エサ取りが上手い山女魚に駆逐されてしまっているのか、虹鱒も見かけなかったから放流の問題かな。




昼過ぎからゆったりと温泉に浸かり、お袋の山菜料理に舌鼓を打つ。
我が家のルーツを親父から聞けるのも今のうちと思い、小学生の頃に交通事故で亡くなった祖母の話を聞く。薄っすら覚えていた祖母が語った秩父夜祭の華やかな宵闇が、最初の連れ合いだったご主人との想い出だったことを知る。明治大正昭和初期にもロマンスはあったんだ。