映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

終わりゆく季節

2007-09-24 09:20:21 | 釣り
 彼岸花が土手に毒々しい鮮やかさで咲きだしました。そんな季節ですね。

桂川は相変わらず水量が多く、川茂堰堤から放水される膨大な流れにより下流は釣りになりません。落合の合流地点で竿を出しましたが、思わぬ深みに足を取られ朝からいきなり泳がねばならぬ羽目になり、いつにも増して辛いスタートです。
上流まで見学に行きましたが、結局、川茂堰堤でのお魚釣りになりました。魚がいるかどうかも重要ではありますが、先ずは餌になる黒川虫が捕れるかが問題なのです。桂川において虫捕りはそれほど悩むことではありませんが、今回の台風による増水は川虫の住処を根こそぎ流しさってしまいました。来シーズンに響かねばよろしいのですが。

先週の反省を踏まえて、この三連休は思い切り釣りまくろうと思ったのですが、このところ疲れが溜まっているためか風邪気味でもあり、早々に切り上げてしまいました。
またもや釣りの神様に叱られそうです。  ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ


釣りの神様

2007-09-17 06:36:47 | 釣り
 お元気にしてますか?

この九月は三連休が二週続きますので、行楽にアウトドアをとお考えの方も沢山いらっしゃることでしょう。暑さ寒さもの理に倣へば、まだまだ暑くても仕方ありませんが、お山で見る空の色や雲のたなびきはやはり秋めいておりますし、川面に散る葉の流れ行く様は止めようもありません。
あと半月で渓流釣りのシーズンが終わり、ジングルベルが街に流れ出し、恐ろしいほどの速さで今年の幕が下りるのです。ああ、また年をひとつ重ねてしまうのだな。と、人生の折り返し地点をすでに過ぎたわたくしは、ため息にもならないため息をついてしまうのです。

さて、先週予告したとおり、台風9号の去った桂川に行って参りました。
一言で言うならば、「次週に期待」。と言うことです。場所によっては500mm近い雨が降ったので、近年の台風による降雨量としては最大規模であったようです。隊長(しばらく登場してませんでしたからお忘れの方も)の計画は、普段水量の少ない川茂堰堤下流での作戦指示でした。ところが、堰堤からの放水と支流の増水による流れ込みが思いのほか多くて、少々危険な状態でありましたので、上流の柄杓流川合流から田原滝までを楽しみました。いつもこの位水があれば良いのにと思う程の適量でありましたが、お魚はそれ程適量とはいえませんでした。
午後は川茂で遊ぶ筈でしたが、わたくし、それでなくてもこのところ、根性も根気も減少し輪をかけて体力的な減退が止められず、早々と温泉に浸かってしまいました。

そんな怠惰な釣りをしているわたくしを、釣りの神様がお許しになる筈もございません。
テントで気持ち良く寝ていると、夜半に音を立てて大粒の雨粒が襲い、車に撤収するまでお許しには頂けませんでした。翌日の釣りも散々で、隊長と竿一振り分しか離れていないのに、お魚は隊長の餌にしか喰い付きません。
釣りの神様は、完璧にわたくしに罰をお与えたになられたのです。
悔い改めますので、来週は今までどおりの自愛に満ちたご加護を。


台風去って

2007-09-09 21:44:48 | 歳時記雑感
 今晩は

台風9号は、期待通りに関東を直撃し、被害を受けられた方には不謹慎な言いかになりますが、この大雨で川相の変化を望む釣り人は多いだろうと思われます。その中の一人がわたくしであります。

今日のニュースのなかで、神奈川の中津川でカヌー遊びをしていた方が亡くなられたと聞きました。この増水であったから行ったのかどうか?増水によるスリルとかスピードとかを求めていたのなら、この事故はある程度覚悟の上であったのでしょう。そうでなかったのなら、いつぞや裏丹沢で大雨の中、川の中州でキャンプして大きな事故を起こした人たちと同じ、自然に対して大甘ちゃんであったと言われても仕方ありません。厳しいことを言うようですが、自分ではコントロールできない自然の強さを知るべきです。それができない人は、オートキャンプ場や管理釣り場でのみ遊ぶべきで、ましてや増水した川になど入るべきではありません。

来週水の治まった桂川に行ってみるつもりです。
夏の台風では変わりきれなかった、川茂堰堤上流の状況が楽しみです。
でも、こんなに年中行ってる川でさえも、わたくし達は恐れています。脛にあたる水の強さに震えるのです。だから、怖さを感じたなら決して川に立ちません。それが自分と仲間と家で待つ家族を守る最低限のルールと思いやりであろうと思うのです。
また元気にお便りできるよう、気をつけて行って参ります。


とても久しぶりに

2007-09-02 14:08:29 | 釣り
ご無沙汰もいいところ

少々このブログとやらに飽きてしまい、一年近くもほったらかしにしてました。
たっくんは二歳になろうとしてますし、片言ではありますが会話も成り立とうとしているのに、相変わらず親父はお魚釣りに映画にと変わり映えのしない日々を過ごしております。

今日もホームグランドの桂川で遊んできたところですが、目眩がするくらいこの川も変わりません。感動も喜びも薄れ、最早苦行に近いものがあります。そんなに辛いなら止めてしまえばいいのに、とお考えなさる方は私の周りにもたくさんいますが、修行には苦しみがついてまいるものなのです。って、何が修行なのかというツッコミは堪忍してください。今、疲れておりますので。

映画も今年は収穫の少ない年です。十本程しか見てませんので偉そうな事いえませんが、これは儲けたと思わせてくれたのは、『パッチギ ラブ&ピース』『さくらん』の二本だけです。

また、お便りいたします。