田中雄二の「映画の王様」

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レッツエンジョイ東京「2021年お正月映画特集」

2020-12-03 13:09:54 | レッツエンジョイ東京

レッツエンジョイ東京「2021年お正月映画特集」

 ラインアップは

お正月映画BIG3
『サイレント・トーキョー』
『ワンダーウーマン1984』
『AWAKE』

家族で見られるハリウッド発のファンタジー
『魔女がいっぱい』
『ビルとテッドの時空旅行』

お正月はやっぱりコメディ
『新解釈・三國志』
『また、あなたとブッククラブで』

【PC版】
https://www.enjoytokyo.jp/feature/newyear/movie/
【SP版】
https://www.enjoytokyo.jp/phones/feature/newyear/movie/

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『天国は待ってくれる』

2020-12-03 07:53:44 | ブラウン管の映画館

『天国は待ってくれる』(43)(1992.5.)



 地獄の入り口にやってきた男が、閻魔大王を相手に自らの人生を語るという、ソフィスティケイテッド・コメディ。監督はエルンスト・ルビッチ。

 我が敬愛する映画監督の一人であるビリー・ワイルダーについて書かれたものを読むと、必ず登場してくるのがこのルビッチの名前。中には「ルビッチに比べればワイルダーはいまいち…」と書かれたものも多く、大いに興味が湧いたのだが、なかなか彼の映画を見る機会がなく、言わば“幻の存在”だった。

 そんな中、最近になってやっと公開されたのがこの映画。つまり「ルビッチ、ルビッチ」と騒いでいた御仁の中にも、これまでこの映画を見ていなかった人も少なくないはずなのだが…。

 と意地悪はこれぐらいにして、確かにワイルダーの師匠と言われるだけの作劇のうまさや、洒落っ気や、粋なセリフ、ハートウォームな味があり、最近流行の心温まる幽霊譚のルーツと言っても過言ではない。こんなにしゃれた、しかも色鮮やかなカラー映画を戦時中に作っていたことに驚かされた。そして、確かにワイルダーのコメディ映画は、こうした映画の延長線上にあるわけだから、あながち先の論法も間違ってはいないことになる。

 また、主人公を演じているのが、こちらは『コクーン』(85)で初めて出会ったドン・アメチーの若き日だったのだが、この映画での老け役が、見事に『コクーン』での粋なじいさんの姿と一致していて不思議な気分になった(まあ同一人物なのだから当然なのだが…)。彼が『コクーン』でアカデミー助演賞を受けた際に起きたスタンディングオベーションの奥には、こうした過去からの積み重ねがあったのだろう。それにしても、主人公の若妻を演じたジーン・ティアニーの何と美しいことか。

ドン・アメチー


ジーン・ティアニー

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【インタビュー】ドラマ「少年寅次郎スペシャル」井上真央

2020-12-03 07:32:17 | インタビュー

 最愛の妹さくらに見送られて葛飾・柴又を旅立った寅次郎(井上優吏)が1年ぶりに柴又に帰ってくるが…。昨年放送されたドラマ「少年寅次郎」のスペシャル版である「少年寅次郎スペシャル」が、12月4日と11日の午後10時からNHK総合で放送される。前回に続いて、寅次郎の育ての親・光子を演じた井上真央に今回の見どころや役柄について聞いた。

「このドラマには、相手を思うことの大切さが込められています」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1251924

【インタビュー】「少年寅次郎」脚本・岡田惠和
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/800482fc84b2ed9e7e2dfa318ca53dd8

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