田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『ライトスタッフ』チャック・イェーガー昇天

2020-12-08 23:58:41 | 映画いろいろ

 

 人類初の音速を超えた男・チャック・イェーガーが昇天した。『ライトスタッフ』(83)の主人公は、実は宇宙飛行士たちではなく、サム・シェパードが演じたイェーガーだった。今もビル・コンティ作曲のテーマ曲を聴くと、彼の雄姿を思い出す。

All About おすすめ映画『ライトスタッフ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b4c576ae0a8be62dc62701867de39389

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クレオパトラ』

2020-12-08 06:56:01 | ブラウン管の映画館
『クレオパトラ』(63)(1975.11.26.12.3.水曜ロードショー)
 
  
  
 紀元前48年、ローマ帝国の執政シーザー(レックス・ハリスン)は、エジプトで女王クレオパトラ(エリザベス・テイラー)と出会い、彼女の魅力の虜になってしまう。
 
 ゴージャスな絶世の美女クレオパトラ役は、まさにテイラーにはぴったりだと思われたが、監督がルーベン・マムーリアンからジョセフ・L・マンキーウィッツに、アントニー役がスティーブン・ボイドからリチャード・バートンに、シーザー役がピーター・フィンチからレックス・ハリスンに交代するハプニングに加えて、テイラーの病気や、バートンとの不倫問題も重なって撮影が超過。製作費の高騰で20世紀フォックスを経営危機に陥らせた末、興行的にも失敗し、“呪われた映画”とも言われる。何だかトラブル続きだった黒澤明の『影武者』(80)を思わせるものがある。
 
 この映画の撮影中に肺炎を患ったテイラーは一時は生死の境をさまよい、「リズ死す」の報道も広がったほどだった。ところが、そこに同情や応援の声が高まり、『バターフィールド8』(60)でアカデミー主演賞を受賞したともいわれている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする