『ラストサムライ』(03)(2003.12.17.品川プリンスシネマ)
トム・クルーズ製作・主演で、明治維新直後の日本を舞台にした時代劇大作。監督はエドワード・ズウィック。
近代化を進めるため、武士の根絶を目指す明治政府は、南北戦争の英雄だった元軍人のオールグレン(クルーズ)を西洋式の軍隊の教官として雇う。オールグレンは戦闘中に武士の一団によって捕らわれるが、侍の長・勝元(渡辺謙)たちと触れ合う中で、誇り高い武士道の精神に心を動かされる。そして決戦の時が訪れる。
史実から見ればめちゃくちゃな話だが、ハリウッド映画がこれだけ真面目に日本の侍を描いたことは喜ばしいと感じた。
日本側では、渡辺のほか、真田広之、小雪、池松壮亮、原田眞人、中村七之助、そして寡黙な侍(サイレント・サムライ)役で、斬られ役として知られる福本清三が出演している。
『おちおち死んでられまへん―斬られ役ハリウッドへ行く』
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