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就活の目標は段階を追ってみよう◆坂村真民の「延命の願」から◆

2010-12-13 12:35:21 | 日記
「トリダヨリ」(リラックマ生活3)より
人生に悩むキイロイトリです。


就活の悩みとは、人生選択の悩みでもありますよね。
その悩みと単純な同列比較はできませんが

仏教詩人の坂村真民(さかむら・しんみん1931-2006)
の「延命の願」をベースに考えたいなと思います。


◆延命の願

わたしは延命の願をしました。
まず、はじめは啄木の年を越えることでした。


第二の願をしました。
それは子規の年を越えることでした。


それを超えた時、第三の願をしました。
お父さん あなたの年を越えることでした。

それは私の必死の願でした。

ところがそれも超えることができたのです。

では、第四の願は?


それはお母さん あなたのお年に達することです。
もしも、それも超えることができたら最後の願をしたいのです。


それは世尊と同じ齢まで生きたいことです。
これ以上は決して願をかけませんからお守りください。

《啄木二十七歳。子規三十六歳。父四十二歳。母七十三歳。世尊八十歳》

坂村真民



◆人生の組み立てかた。


最初は
石川啄木の年齢まで生きてみよう。

それができたら次は子規の生涯に追いつこう。

それから・・


真民は
それぞれの年代に目標を定めて
そこまでを一区切りの人生の願いとしてきました。


一気に長生きを願うのではなくて
一つづつ段階を追った願いならば
人は達成がしやすい。


そして神様も庇護してくださる。




そして父親、母親の没年を超えて
せめて世尊(お釈迦様)と同じ年齢まで生きたい

と願った真民は
2006年12月11日
97歳で永眠することができました。


◆真民の人生から


目標、夢、願いは段階を追って
少しづつ小さい目標からこなしていこう。



大きな夢を最初から描くのは良いが
急いで実現しようとすると簡単に挫折するものだ。
目標設定の段階に注意しよう。



今週も少しづつ。
ではまたね