IMMORAL BELOVED
(1994年アメリカ映画。邦題:不滅の恋/ベートーヴェン)
パンフレット表紙から
ゲイリー・オールドマン扮するベートーベンが
難聴の耳をピアノにあてて
一生懸命に音を聴こうとしているシーンです。
本日も、昨日から紹介しているベートーベン関連の
インスパイアです。
就活生への応援となりますように。
◆ジャン・クリストフのモデルの人生
ノーベル文学賞作家ロマン・ロランの代表作
「ジャン・クリストフ」の主人公のモデルは
ベートーベンであると言われています。
※※※
「私は文学の作品を書くのではない。信仰の作品を書くのである」
人は信ずる場合には、結果を懸念せずに行動する。勝利か敗北かは問うところでない。
「なすべきことをなせ!」
※※※
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」あとがきより
(豊島与志雄 訳:岩波文庫)
ベートーベンの人生にインスパイアされたロマン・ロランもまた、
彼の言葉にあるように
勝利か敗北か、ということの結果を恐れずに
ただ「なすべきこと」に突き進む作品を書き上げました。
◆ただ前に進む勇気は、自分と後の人たちに。
ベートーベンの作品を聴いて
勇気を貰う人がいるように
ロマン・ロランの作品を読んで
「ジャン・クリストフ」の生涯から
勇気の人生を組み立てた人もいます。
誰かが勇気の人生を歩めば
そのことで
後に続く誰かが
同じ道を歩もうとします。
◆ベートーベンの日記から
「この世ではなすべきことがたくさんある。それを早くせよ!」
このベートーベンの言葉が
ロマン・ロランの言葉の母体かと思われます。
なすべきこと、とは
具体的にどういうものか?
ベートーベンが自殺を思い悩んでいるときに書いた
「ハイリゲンシュタットの遺書」では
『自分が使命を自覚している「音楽」という芸術を完成させること。』
でした。
ロマン・ロランもまた「文学」という芸術を完成させることを
自分の使命として取組みました。
◆なすべき芸術を完成させよう。
ベートーベンやロマン・ロランのような特定の芸術家が
過去の生涯で悩んだテーマは「いかに生きるか?」でした。
それ以外の人は「いかに生きるか?」を悩むのではなく
日々の生活を「生きていければ良い」と考えていたようです。
今の時代は、だれもがベートーベンやロマン・ロランのように
「いかに生きるか?」
で悩むことが「可能な」時代であるといわれています。
実は今の時代こそ人類の長い歴史で初めて
誰でもがベートーベンやロマン・ロラン並みに
「人に影響を与えられる英雄的・芸術家の存在になれる」
可能性がある、というのが私の見方です。
目の前の時代感覚はもしかして
「就職氷河期」なのではなくて
かっては「特定の英雄」でしか感じられなかった
自己実現の苦難・困難が
あえて就活の時期に
降りかかっているだけなのかもしれません。
ここを乗り越えて、偉大な芸術的人生を切り開いていきましょう!
年末のベートーベン「第九」を聞きながら。
ではまた。
(1994年アメリカ映画。邦題:不滅の恋/ベートーヴェン)
パンフレット表紙から
ゲイリー・オールドマン扮するベートーベンが
難聴の耳をピアノにあてて
一生懸命に音を聴こうとしているシーンです。
本日も、昨日から紹介しているベートーベン関連の
インスパイアです。
就活生への応援となりますように。
◆ジャン・クリストフのモデルの人生
ノーベル文学賞作家ロマン・ロランの代表作
「ジャン・クリストフ」の主人公のモデルは
ベートーベンであると言われています。
※※※
「私は文学の作品を書くのではない。信仰の作品を書くのである」
人は信ずる場合には、結果を懸念せずに行動する。勝利か敗北かは問うところでない。
「なすべきことをなせ!」
※※※
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」あとがきより
(豊島与志雄 訳:岩波文庫)
ベートーベンの人生にインスパイアされたロマン・ロランもまた、
彼の言葉にあるように
勝利か敗北か、ということの結果を恐れずに
ただ「なすべきこと」に突き進む作品を書き上げました。
◆ただ前に進む勇気は、自分と後の人たちに。
ベートーベンの作品を聴いて
勇気を貰う人がいるように
ロマン・ロランの作品を読んで
「ジャン・クリストフ」の生涯から
勇気の人生を組み立てた人もいます。
誰かが勇気の人生を歩めば
そのことで
後に続く誰かが
同じ道を歩もうとします。
◆ベートーベンの日記から
「この世ではなすべきことがたくさんある。それを早くせよ!」
このベートーベンの言葉が
ロマン・ロランの言葉の母体かと思われます。
なすべきこと、とは
具体的にどういうものか?
ベートーベンが自殺を思い悩んでいるときに書いた
「ハイリゲンシュタットの遺書」では
『自分が使命を自覚している「音楽」という芸術を完成させること。』
でした。
ロマン・ロランもまた「文学」という芸術を完成させることを
自分の使命として取組みました。
◆なすべき芸術を完成させよう。
ベートーベンやロマン・ロランのような特定の芸術家が
過去の生涯で悩んだテーマは「いかに生きるか?」でした。
それ以外の人は「いかに生きるか?」を悩むのではなく
日々の生活を「生きていければ良い」と考えていたようです。
今の時代は、だれもがベートーベンやロマン・ロランのように
「いかに生きるか?」
で悩むことが「可能な」時代であるといわれています。
実は今の時代こそ人類の長い歴史で初めて
誰でもがベートーベンやロマン・ロラン並みに
「人に影響を与えられる英雄的・芸術家の存在になれる」
可能性がある、というのが私の見方です。
目の前の時代感覚はもしかして
「就職氷河期」なのではなくて
かっては「特定の英雄」でしか感じられなかった
自己実現の苦難・困難が
あえて就活の時期に
降りかかっているだけなのかもしれません。
ここを乗り越えて、偉大な芸術的人生を切り開いていきましょう!
年末のベートーベン「第九」を聞きながら。
ではまた。